NY旅行記2012~出発編③~ [北米の旅②]
搭乗時刻前に行列を作る外人たちを見ながら
「並ぶのいやだし」とベンチに座って近くのテレビを見ていたら、
モリケンがチーバくんと一緒に千葉の宣伝をしてました。~>゜)~~~
これがチーバくん(変な形に見えますが、これ、千葉県の形)
2年前に千葉で開催された国体のキャラクターとして誕生して、
現在では千葉県のマスコットに認定されたらしいです。
最初の頃は物凄い違和感があったのですが、最近すっかり見慣れました。(笑)
げー。。~>゜)~~~
最近モリケンネタもなかったから油断してたよ。~>゜)~~~
テレビ見るんじゃなかったよ。~>゜)~~~
うげーな気持ちで後悔しながら立ち上がって行列に並び、、少し待ってから搭乗。
最近、搭乗口にCAさんが立って挨拶するようになったのですが、
今回はナゼかCAさん(シンガポールベース)が搭乗券のバーコードを
ピッピッと機械にかざすのまでやってました。 ナゼ?
そんな、搭乗口で挨拶したりバーコードかざしたりしなくていいから、
機内のことをちゃんとやってほしいな、と思うのは私だけっすか?(^_^.)
で、今回はビジネスクラス♪
隣席ブロックをお願いした9列目の3人掛け通路側に着席したら、
隣の席、ちゃんとブロックされていました。有難いことです。。。。
斜め前に座るオッサンは離陸前からCAさんに偉そうに威張りちらしていたり、で
「ああ、日系、しかもJALに乗ってるって気がする(笑)」と実感。
飛行機はトリプルセブン
やっぱり見ちゃうんだな
羽の上を滑らなくてもいいんです。
(参考)羽田-広島間で乗ったB737
何度見ても怖そう。。。
飛行機は定刻にドアが閉まり、離陸待ちも大したことなく無事離陸。。。
が、なかなかシートベルトサインが消えず、消えたのは離陸して20分以上経ってから。
シートベルトがまだ点灯している時、斜め向こうに座るオッサン2人が、
立ち上がって頭上の棚を開けて荷物を出し入れして、そのまま着席。
棚をちゃんとしめずに座ってしまった為、
CAさんがジャンプシートから慌ててかけつけ、棚のふたをしめていました。。。
オッサン(V)o¥o(V)、そういうのはシートベルトサインが消えてからにしなよ。
と思いましたが、もちろん声に出してはいえないので(^_^.)心の中で思っていました。
ぴゅーん
やっとシートベルトサインが消えて、15分くらいでおしぼりと共に、
有難きシュワシュワシャンパン♪ うめー♪
メニュー
再建中の頃は「メニューは乗務員が回収します」みたいなことが書いてあって
そんなに逼迫してるの?と思ったメニューですが、回収して再利用してたのかしらね。
現在ではそんなこともないし、以前に比べてページも増えて
ワインなどの記述も丁寧になったような気がします。
この後、ドリンクサービスなのですが。
7・8列目はCAさんが注文を聞いてからギャレーに行って
一人一人飲み物を運んでいたのですが、私の座る9列目以降になると
ガラガラとワゴンを引いてサービスしていました。
ガラガラワゴン
客室責任者によって微妙にやり方が違うようにも思えますが、
キャセイのように最初から一気にワゴンでガ~っっとサービスするほうが早いと思いますねぇ。
JLの場合、エコノミーだと、早く食事を済ませたいお客様の為に、、
みたいな理由でドリンクサービスを廃止してしまいましたが、
廃止したところで食事の出てくるタイミングは以前と変わらないので、
結局「コストカットじゃん」みたいな印象だけが残ってます。
(今もこのスタイルは変えないんですよね)
ビジネスも座席(というか列)ごとに担当CAをきめてきめ細やかに対応します、
なんて感じで以前ホームページに書いてありましたが、
きめ細やかっていうよりサービスが遅くなっていくだけ、、なんて感じです。
まあ、最近は吉野家とかモスバーガーとかスープストック東京とか堂島ロールとか、
色々なところと提携して狭い機内でも楽しんでね、的なアイデアはいいと思いますが。
で、アミューズブッシュ
以前、北米線のビジネスクラスに乗る時は、カリフォルニアワインを注文していたのですが、
意外とお安く買えてしまうことが判明し(私が購入したときは880円だった)
自宅で買って呑むようになってしまった為、機内で注文しなくなりました。
高いワインだから旨い、ってこともないのでしょうが、
ビジネスクラスで出すワインでも楽天でこの値段なのね、なんて思ってしまい。(ーー;)
(さっき調べたら、JLではもう提供されていないようです。。。)
というわけで、いただいたのはチリワインの白。
多分これ。 味がしっかりしていて美味でございました。
で、アミューズ・ブッシュですが、
鱈のエスカベッシュ
冷たいのと非常に油っこいのとで、一口でギブアップ。
生ハムと野菜
下に入っていたマッシュポテトが美味でした
で、お代わりをいただいて。(^_^)
これもいただきましたが、余り好きぢゃない。(^_^.)
そんな訳で、アーモンドだけ拾い食いしていると、
CAさんが食事の注文をとりにきました。
往路だったら肉かな、と思いつつ、口をついて出たのは
「和食をお願いします」
ご飯を一緒に持ってくるか後にするかの確認を受けてから、
食事がテーブルに届いたのは注文してから30分以上経ってからでした。
な、長い。。。(ーー;)
(つづく)
NY旅行記2012~出発編②~ [北米の旅②]
思わせぶりに引っ張ってすみません。
まだ地上におりますが、今回も地上にいるまま終わります。
搭乗券を受け取って無事出国も出来て、ラウンジに到着したら、
朝ごはんタ~イム(^_^)
鶏と長芋、パプリカの小鉢
ぷちぷち辛子明太子
焼き魚やひじき、切干大根などなど
こういう朝ごはんがいただけるのは本当に有難いことでございます。
日系航空会社で成田空港だからこそこうやっていただけるんですからねぇ。。
(羽田もここまでは充実してないですもん)
で、朝ごはんを食べてソファで少しまったりした後、
予約したフットマッサージでリラックス(たった10分というのが残念)、
更に、マッサージチェアに移動して贅肉をぶるぶる震わせて(^_^.)
全身をホグシテいただいた後は、
二次会(笑)
だって、出発まで1時間半くらいあるし。
豆腐のスープはホワホワ美味
ひじきと帆立のサラダ、ポテト生ハム巻き
メゾンカイザーのパン
で、グビグビ。 あ~、うまい♪
あんまりガブガブ呑むのもお行儀悪いので、3杯だけ。
(3杯も呑めば充分でしょ、って突っ込みは聞こえませーん)
ブログ巡りしたり、うとうとしたり、、した後は、
エスプレッソとペリエ
10時台のアジア向けフライトが一段落するとラウンジもゆったり、、ですが、
私もそろそろ搭乗時刻が近づいてまいりましたのでゲートに向かいますです。
といっても、ラウンジからちょっと歩いたところのゲートなのですぐ到着。
(シカゴやNY便はゲートが近い)
これは隣のゲートのシカゴ便(だったかな)
NY便と同じタイプの機材(B777)です。
エスカレータを降りたら61番ゲート。
さささ、ヒコーキに乗りましょう♪
(つづく)
NY旅行記2012~出発編①~ [北米の旅②]
この時期にNY旅行記をアップすると、
「え、いつの間にNYに行ったの?」と思われる方もいらっしゃると思いますが、
実は今年2月初旬にちょっくら出かけておりました。
◆今年のゴールデンウィークは途中から出張の予定だし
◆某茄子も少なくて資金もあんまりないし
◆でも、NYには行きたいし
◆メガネヒヨコさんがどっぷりはまっている“PRISCILLA”とか
いろいろミュージカルも見たいし
◆会社からもらったリフレッシュ休暇、、そろそろ期限だし。。。。
(長く勤めるともらえる休暇ですが、積立有休を大手振って使えるだけの権利(^_^.))
なーんて、考えていたら、
同僚が「お正月過ぎたら仕事も一段落するんだから行ってくれば?」と言ってくれましたので、
5泊7日の行程で行ってまいりました。(^^♪
多分、長々アップしていると飽きて途中に呑んだり食べたり映画みたり、、
なんて感じで記事を挟むと思いますが、皆さん、気長に読んでくださいませ。
出発は2月初旬の平日。
フライトの出発は昼ごろ、なのですが、
成田エキスプレスにもスカイライナーにも乗れない千葉県民ですから、
中途半端に移動すると通勤ラッシュに巻き込まれるかな、なんて思いつつ
自宅を6時に出発し、ゴロゴロとスーツケースを引きずりながら最寄駅へ。。。
(いつも勤務先に行くよりもずっと早く自宅を出ました(笑))
成田エキスプレスもスカイライナーも乗れないので(しつこい)、
県内移動なのに何度も乗り継ぎし、スカイアクセス特急に乗ったらば。
中学生くらいの孫にジイチャンバアチャンの4人組みが目の前にいたんですが、
ジイチャン一人が飛行機に乗って海外!って感じでテンションアゲアゲ。
車内でおむすび食ってるし(4人とも)ジイチャンうるさいし本当に鬱陶しかったyo。(V)o¥o(V)
そんな車内での鬱陶しさで「幸先イマイチ(-.-)」なんて思いながら
8時ちょい前に空港第二ビルに到着JGCカウンターへ。
出発当日は(まだ)JGCプレミア会員だったので、
ファーストクラスカウンターでもチェックインできたのですが
ファーストクラスに乗るわけでもないのに何だか図々しいかと思ったりして。
木製のクラシックなファーストクラスカウンターに進むのって気後れするし。
今回はアップグレードポイントを使ってビジネスクラスにアップグレード、の旅。
いつもGW(繁忙期)に購入している「アップグレード不可」の運賃より安く
アップグレード可能なエコノミーが手配できたのですが、
こんなに運賃が変動するなんて、繁忙期に旅行するのがアホ臭く思えます。
(とはいえ繁忙期にしか普段は旅行できないサラリーマンですが)
で、折角だから、とビジネスクラス最前の窓側を予約していたのですが、
隣席ブロックできますか?と聞いたら、隣(通路側)はアサイン済みと言われ。。
じゃ、トイレによく行きますので通路側で隣席ブロックできるところはありますか?
とカウンターで聞いたら9列目の3人掛け通路側をアサインしてもらいました。
場合によってはブロックできませんが、と言われましたが、
そうなれば当然仕方ないし(1席分しか運賃払ってないしね)、
とはいえ、取敢えずリクエストを入れてもらえるのが有難いです。
(外資系だとここまでお願いできないと思います。)
正月も過ぎた2月の平日なので保安検査も空いていて出国もサクサク。
搭乗券を手にして5分も経たないうちに、
ラウンジ到着。。。
窓側のオットマン付ソファに座ろうと思ったら満席。。。
(最近のラウンジリニューアルでこのソファがなくなったと聞きましたがホント?)
じゃ、窓から外は見えないけれど、、、、と、
暗めエリアのソファを確保
まだ、8時半ちょい前。 フライトまで3時間弱ございます。
有り難くゆっくり寛がせていただきとうございます。(^_^)
(つづく)
白山「満津美寿司」で青柳♪ [呑んだり食べたり(満津美寿司(2019年閉店))]
本当にしつこくてすみません。
でも、いろいろ誘われたり誘ったりで行ってしまうんで、行った分はアップします。(^_^)
今回は西の方にお勤めの取引先のオジサンのお誘いを受けてのグビグビです。
私のブログを読んでくださる方ですが、このお店も記事で見て行ってみたいと仰ったので
ご案内したところ気に入ってくださったようで、、、今回は二度目です。(^_^)
カウンターに着席し、
つきだし 3つ出ました
竹の子煮
うるい
生蛍烏賊
どれもみんな、「春」。(^^♪ うんまいです。
いかげそ
他のお店で食べたことがないのですが、
他のお店でもメニューに載せたらゼッタイ売れると思います。
で、有り難く早々にスイッチ♪ 元酒
刺し盛り
いつもきれいな赤貝
ぷりぷりこりこりの鯛
そして、ほわほわの穴子
青柳♪ 甘くて美味。
青柳を見ると春だなあと思う千葉県民のワタシ。
近所のスーパーでも、こんなきれいで大きな青柳、、見たことないです。
高菜巻
本当に美味しいのね。 高菜のシャキシャキに、まぐろがトロ~ン。
で、お約束の納豆巻。
さより これまた春春
は~、満腹満腹。 (元酒はその後お代わりしてグビグビでした)
最近は、季節関係なくいつも同じように色々なものが食べられる世の中ですが、
こうやって、うるい、竹の子、蛍烏賊、さよりに青柳、、なんて食べると、
春がきたのね、って実感できて、嬉しく思えたりします。
という訳で、今回も満足満腹、取引先のオジサンとの話も弾んで楽しいひと時だった
満津美寿司さんでありました。
「渋谷に福来るSPECIAL~落語フェスティバル的な~改作魂」で富Q [落語・お笑い]
そろそろ呆れられそうなので、落語のネタはこのあたりで一旦終了します。(笑)
先月はじめ、渋谷まで落語会に行ってきました。
毎日新聞の落語会で(今回初めて知りました)、
3/2-4の3日間開催されたのですが、一番行きたかった3/3の「円丈ゲノム」が売り切れ、、
じゃあ、翌日3/4の「改作魂」のチケットを購入。
どちらも白鳥さんが出るので、ま、いっか(笑)、って感じで渋谷へ。。
渋谷なんてオーチャードホールに来るときくらいしか下車しない駅だし、
しかもオーチャードホールとは反対側に降りた方だし、、なんて感じで、
適当に迷いながらなんとか、渋谷区総合文化センターに到着。
入口で談笑さんを見かけましたが、寿輔師匠と違って特に知り合いでもないので
(私が一方的に談笑さんを知ってるだけだし)声もかけずにホール内に入って着席。
比較的前の方の左端。 舞台、、もうちょっと近いとよかったかな、って距離です。
昼の落語会にしても早い開演で12時過ぎに開演。(まるで寄席の昼席みたい)
隣のオッサンが開演ぎりぎりに走ってきて暑くて汗をかいたらしく、
上着脱いでプログラムでせっせと扇いでいるのが鬱陶しいというか、暑くない私には「寒い」。
やだなあ、こんな人が隣で、、と思ったのですが、隣は選べないので仕方なし。。。(-.-)
開演後、最初に開口一番で前座さんでも出てくるかな、と思ったら、
最初は出演者によるトークショーでした。
が、登場したのは立川談笑さんと立川こしらさんの2人。
この人が、こしらさん。
こちらが談笑さん。
こしらさん、なんだか黒いんだけど光沢のある羽織だなあ、と思っていたら、
「合皮です」「自分でミシンで縫いました」「直線縫いなので簡単ですよ」とサラリ。
同じ立川流なのですが、談笑さんとこしらさん、全然違うタイプというか、
談笑さんが、こしらさんに絡みづらそうな雰囲気。
最初に3人出てこなかったのは、白鳥さんまで一緒に出てきたら談笑さんがさばけないから?
そんなことまで考えてしまいましたが、こしらさん、至ってマイペースな感じで、
談笑さんのことを「金のニオイがする」などと表現して、場内大爆笑。
ここに、サンダル履き(靴だったかも)の白鳥さんが登場し、
改作落語の会でこんな大きなホール、いいんんだろうか、といいながら、
地元の高田に住む友人の岸田君(この人の名前はしょっちゅう出てくる)が
談笑さんの「ジーンズ屋ゆうこりん」は元の噺「紺屋高尾」を超えたと言ってたくらいだし、
「壺算」って聞いてもよく話が分からなかったんだけど、談笑さんの改作「薄型テレビ算」で
やっとどんな話か分かった、とガンガン喋りまくる白鳥さんに談笑さん苦笑。。。
こんなに絡みづらくてやりづらそうな談笑さんを観たの初めてだけど、なんだか面白い。(笑)
と、3人がイマイチ絡まないもののなんだか面白かったトークが終わり、
一旦舞台右手に3人が下がっていき。。。
その後、出囃子とともに、こしらさんが舞台左手から慌てて登場。
右手に下がったので急いで走って反対側から登場したようです。(笑)
志らくさんの御弟子さん
改作のつもりはないんですが落語のつもりもない(笑)といいながら始めたネタは「火炎太鼓」。
(普通のあらすじはこちら)→ http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%81%AB%E7%82%8E%E5%A4%AA%E9%BC%93
私の中では、火炎太鼓というと、
柳家権太楼4「幾代餅」「火焔太鼓」-「朝日名人会」ライヴシリーズ40
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「狸のキンは八畳」のフレーズですっかりはまってしまった権太楼師匠なのですが、
今回のこしらさん、話の流れは普通に火炎太鼓でありながら、どこが改作かといえば
女房の妄想シーンがふんだんに盛り込まれているところ、などでした。
美形の隠密が登場して(東雲、とか朱雀とかいう名前)「時雨」という名前の隠密が、
自分のことを好きになってしまい、ああ、そんな、、、的な妄想が繰り広げられたり、
「10万ペソ」とか「ドル換算したら」などの海外通貨が登場したり、
「300金」と言われた店の主人が「え、300禁って、300才以上限定?」と勘違いしたり
「300両」と言われて「山手線に足りるかな」と電車の車両と勘違いしたり、かと思ったら、
高速落語 R-30 vol.1 3分×30席!~これで古典落語がざっくりわかる~
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最近発売した自分の落語CDの宣伝をちゃっかり途中で入れてみたり。
(30席の噺が入っているのですが、1席あたり2分くらいという高速落語です)
おまけに、コンパクトサイズのツボ押し器みたいなものまで宣伝してました。(^_^.)
途中で火炎太鼓の由来をわざとなのか本当なのか忘れたみたいで
どうなるかと思っていたら、ちゃんと普通にサゲまでつながっていきました。。
改作っていうか、自由奔放な話しぶりに圧倒された感じです。。。。
で、続いて登場したのが、
談笑さん
こしらさんとのトークから、こしらさんの落語、と続いてすっかりペースが乱れているご様子。
マクラは、寄席と立川流のような落語会の比較の話。
寄席は銭湯のようなもので、落語会は特殊浴場みたいなもの、と(笑)をとっていたのですが、
分かりやすい噺、と思ったのか「イラサリマケー」で、わーい、と思ったらあっという間に終了。
CDになってないネタをやってくださいと主催者に言われていたのを思い出したらしく、
もう1席「無精歯科」。 「無精床」の改作。
聞いてていて笑いづらいっていうか、いやだ、こんな歯医者が本当にいたら、と思うばかりで
イマイチ私は面白く思えないネタでした。。。
っていうか、談笑さん、完全にペースを崩されてしまったんでしょうね。(^_^.)
で、ここで仲入り。
隣のオッサンは見ている途中でもメガネケースを出したりしまったり
汗が引いて寒くなったのか一旦脱いだセーターを着たり忙しなくてイラットします。(V)o¥o(V)
仲入りで外に出てくれたからホッとしたけれど、戻ってきてまたやるんだろうか、と不安に。
で、仲入り後は、
高田が生んだスター 白鳥さん
自分とシンクロする話、、と話し始めたのが、池袋のビックリガード、、、だったので、
「あれ、黄金餅?」と昨年の新春談笑ショーで聞いた噺を思い出したら、
(昨年聞いた黄金餅)→ http://utsubohan.blog.so-net.ne.jp/2011-01-20
Q蔵(きゅうぞう)が新作落語ばかり高座にかけるのであちこちで出入り止めをくらい
唯一高座に上がらせてくれていた池袋演芸場の席亭に酒席で暴言吐いてしまった為に
ついに出入り止めを食らい、生活の為にみずほ銀行で宝くじを売るバイトをして、、と
話が違う方向に進んで行ったので、なんだろうと聞いていたら、「富久」の改作でした。
(富久)→ http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AF%8C%E4%B9%85
銀行の課長に宝くじを買ってくれ、と余った一枚を買わされたQ蔵の手にした宝くじは
「49組(死(4)ぬまで苦(9)労する)の3725(皆(37)不幸(25)」という番号。
黒紋付の羽織をかけた衣文かけにひっかけた提灯に宝くじを入れたQ蔵、
もう落語はやめようかな、と思いながら、ケロリンの洗面器で酒をあおっていると
(涙でケロリンの文字が揺れるぜ、、みたいなことを言って場内大爆笑でした)
池袋演芸場が燃えているの知り助けに行き、大事なものを運び出すのですが、
「一番儲かるものを運ぶ」と言ってQ蔵が運ぼうとしたのが自販機。(笑)
火も手前でおさまり、席亭にも礼を言われてアパートに戻ろうとしたら、アパート燃えてるし!!
ぼろな木造で全焼してしまったアパート。茫然とするQ蔵。
すると池袋演芸場の席亭が、寄席の観客席の一番後ろで生活しなさいと言ってくれて
暫くの間、寄席で寝泊まりさせてもらうが(寄席は空いているので全然問題ない、という設定)
その後、宝くじの当選発表を観ると、自分の買った宝くじがまさかの大当たり!
あ、でも、宝くじも燃えちゃったんだ、、、落胆するQ蔵の前に現れたのが、
アパートの隣の部屋に住んでいた北朝鮮出身のバアサン。
よく見ると、バアサンが着ているのはQ蔵の黒紋付きを短く切ったもの。
焼けてしまう前にバアサンが運び出していたことを知り、
宝くじを入れた提灯は???とバアサンに尋ねると。。。 という噺。
白鳥さんの売れないころとオーバーラップするような噺なのでしょう、
もう聞いていて面白くて面白くて。。(笑)
トークがあったとはいえ、3人でもたっぷり2時間の落語会、
談笑さんは調子がくるってイマイチな感じもしましたが、
自由奔放なこしらさん、と、相変わらずツボにはまりまくりの白鳥さん、
ばりばり基本に忠実な古典も悪くはありませんが、こういう改作も楽しい!と思った
「渋谷に福来るSPECIAL~落語フェスティバル的な~改作魂」でありました。
終演後に張り出される当日の演目。
(たまに写真に撮る程度ですが、今回は撮影したので掲載(^_^))
沢山笑いました!
(ちなみに、前半うるさかった隣のオッサン、、後半は気になりませんでした。
多分、白鳥さんが面白過ぎたから気づかなかったのかと。。)
品川「MANGIA MANGIA」でピザ [呑んだり食べたり(欧州料理)]
滅多に行かない品川にちょっとした用事で行ったのですが、
用事が終わった後、友人と「家に帰って夕飯もねぇ。。」と港南口のアトレに入りました。
マンジャマンジャ というお店(4F)
実は、昼に同じビルの「つばめグリル」に入って食事をしていたので、
さすがに昼も夜も「つばめグリル」ってのもね、、、と思って、
メンドクサイから(笑)その隣のイタリアンに入った次第です。。。
ちなみに、ここのアトレ、NYをイメージしているので、
グランドセントラル駅のオイスターバーとかも入ってます。
他にはトライベッカとか、NYっぽい地名がついていたりするのですが、
個人的には品川にNYとか持ってこなくても、って感じ。
だって、NYって別にオサレぢゃないし。(笑)
入ったのは夜7時近かったのですが、「お食事でよろしいですか?」と確認されました。
ということは、お茶だけでも入れるのかしら。
奥の方の席に案内されると、スタッフのオネエサンがやってきて、
「本日、お客さまのテーブルを担当させていただくユウコです」と言いながら
クレヨンで書いていきました。
逆向きに自分の名前をアルファベットで書く、、長い名前なら大変だよね、
ここで採用されると、まずこの練習からするのかもね、なんて友人と話しながら。(笑)
ハーフ&ハーフ(700円)でカンパイ♪
一番搾りもスタウトもハーフ&ハーフも同じ値段だったので、
ハーフ&ハーフを注文しましたが、グラスがさほど大きくないのがショックー。
ま、NYをイメージしたオサレな店、ってことらしいので、
取っ手のついたジョッキで出てくるわけないか。(^_^.)
MANGIA MANGIAサラダ
フライドオニオンがカリカリ
生のスライスオニオンものっていたり、
ブルーチーズがごろごろ入っていて美味。
(ブルーチーズが苦手な人には辛い一品かと思いますねぇ。。。)
焼きたてフォカッチャです
と、オネエサンがテーブルに置いていったパンですが、焼きたて、ってほどでもなく、
これ、フォカッチャ?って感じのパンでした。フツウに美味しかったけど。
トマトとバジルのピザ(1200円くらい)
このお店のピザは四角いのが特徴らしいのですが、ちょと冷めてたyo(ーー;)
冷めたピザ。。 というと、違うものを思い出してしまいますね。(笑)
(こちらね)→ http://www.asahi-net.or.jp/~QM4H-IIM/k980723.htm
アッツアツでパリッパリでチーズトロリーンのイメージで注文したので、
テーブルにきた段階で冷めていたのがガッカリでございました。。
熱々に焼けて出来上がっていたものの、
テーブル担当のオネエサンが持ってくるタイミングが遅くなってしまったってことかな。
テーブル担当といっても、ここは日本でチップはないわけで、
アメリカみたいなチップ制で一人のスタッフが張り付く、って感じじゃないんですよね。
注文などは他のスタッフでも受けてくれそうだったし、
料理を運んで、皿を提げる、、のが担当のお仕事、、、だったようですが、
出来立ての料理をタイミングよくもってくる、、このあたりはアメリカのスタッフの方が
チップの金額が上がるのを期待して一生懸命対応する、という印象なので、
テーブル担当などは作らないほうがいいような、、、気がします。
(アメリカだと15~20%くらいはチップ払うから馬鹿にならないんだけどね(ーー;))
で、ビールも呑み終わったので、
グラスワイン ピノグリージョで750円
グラスワインをお願いします、とテーブル担当のオネエサンに言ったところ
メニューを持ってきてくれました。
メニューには4~5種類くらい載っていて値段は700円くらいから1000円未満まで、
まあ、リーズナブルですね。
プロシュートと季節野菜のぺペロンチーノ
パスタは盛り少なめで1400円くらいと結構いいお値段。
食べて驚いたのは物凄い塩気があったこと。
友人が顔をしかめて(ーー;)食べていたので、彼女を笑わせようと、
「きっと、厨房で板さんがイライラしていて塩を多めにつかんで
フライパンにバサッと投入してしまったんだよ。」
と言ってみたんですが、友人苦笑。。。
「もういいや、ショッパイし」と友人早々にリタイアしてました。。。。
私は勢いでかなり食べてしまいましたが、ショッパカッタ。。。。
おまけに、芽キャベツ超硬!!!
プロシュートに塩気もあるんだから塩は控えめに振ってほしいし、
芽キャベツはもちょっと茹でてほしかったわねぇ。。。
と、不完全燃焼のままお会計。
クレヨンで名前書いてくれた&謎のフォカッチャ代、
後は、店の隅で時折生演奏があったりするチャージかしらね、
(行った時は男性ギタリストがカーペンターズやらイパネマの娘などを演奏してた)
奉仕料10%、ちゃんと取られてました。 お会計はこれで7000円ちょい。
品川の駅ビルだし、小じゃれた店だからこんなもんかな、と思いましたが、
ビルの4階で外に見える夜景といえば、「居酒屋天狗」「ブルーベリーアイ わかさ屋」
「ハッピーメール(出会い系?)」「gabaマンツーマン英会話」などなどの看板ばかり。。
おデートで行くなら、彼女は窓を背に座らせた方がいいですね。(笑)
というわけで、場所は良いと思いますが、
用途によっては(今回は中年女性2人の単なる夕食)イマイチだな、と思ってしまった
MANGIA MANGIAでありました。
(ちなみに、ランチブッフェは人気あるみたいですよ~)
新春談笑ショー’12で「時そば」 [落語・お笑い]
もうちょっと頑張って続けます、呑み記事と落語記事の交互アップ。
昨年に続き、今年も談笑さんの「新春談笑ショー」に参戦いたしました。
(今頃新春の話なんて書くなよ、って突っ込みは一切聞こえません!!)
こちらね。
(ご参考まで、昨年の記事)→ http://utsubohan.blog.so-net.ne.jp/2011-01-13
昨年が13時だか14時からだったのでそのつもりでチケットを買って
そのまま手帳に挟んでおいて開演時刻などすっかり忘れてチケットを確認した公演前日。
あれー、開演19:30って書いてある。。
なんでそんなに遅いのー? 中野って遠いんですけどー。。。
土曜日、遠方でそんな遅くから落語かあ、と思いながら中野zeroホールへ。
(時間がたっぷりあったので、西武線というか中井をぶらぶらした次第です)
今回は前から5列目のちょっと左寄り。
早めに気づいて購入したのでなかなか良い席です。(^_^)
19:30開演。(落語会は時間きっちり始まるのがいいですね)
開口一番で登場したのは、談笑さんのお弟子さんの吉笑さん。
(吉笑さんのブログ)→ http://tatekawakisshou.seesaa.net/
噺は「狸の恩返しすぎ」。
しすぎ、って一体??と思ったら、「狸の札」の改作、みたいです。
命を助けられた狸が礼にやって来たので、札に化けさせて借金を払う噺なのですが、
もういい、と言われても何度も何度も恩返しにやってくる、、という噺への改作。
恩返し、、いつまで続くのかしら、ちょっとしつこいかも、なんて思いましたが
なかなか聞いていて嫌味のない、さらっとした感じの喋り口は好感持てました。
で、続いて登場したのが、
だるま食堂さん
(彼女たちのサイト)→ http://darumashokudou.com/
もう見た目のインパクトが凄くて(初めて観ました)ひたすら吃驚。(@_@)
胸とお尻にかなり詰め物をしてデフォルメしているのですが、
「女による女装」という表現に思わず爆笑してしまいました。
短いコントを次々と繰り広げるのですが、クスッと笑ったり爆笑したり。
ワタクシ的にはマンボ№5のリズムで歌う
「あ・か・さ・た・な!
は・ま・や・ら・わ!
んん っ!」
ってのが一番ツボにはまりました。
(Youtubeで発見)
実際見るともっとおかしくて笑えます。やっぱりライブで観るのが一番ですね。
これからもちょくちょく見にいきたい。。。
と、物凄いインパクトのだるま食堂さんの余韻が残る中、登場したのが談笑さん。
昨年亡くなった師匠(談志)の話をした後のネタは「堀の内」。
そそっかしい男が堀の内の御祖師様に御参りに行こうとする話。
(念の為、簡単なあらすじ)→ http://mengjian.blog104.fc2.com/blog-entry-148.html
この男、家を出る段階から、本当にそそっかしいのですが、
風呂敷だと思って首に巻いたのが女房の腰巻、
風呂敷で包んだと思っていたお弁当は良く観ると枕、
賽銭を入れようと財布を出したら、賽銭が手元に残って財布ごと賽銭箱へ。。
おまけに聞いた端から忘れていくので、道を聞いても進めなかったり、
着いたと思ったら相撲部屋だったり立正◎成会だったり。。で、東京中をぐるぐる。。
なんて感じで非常にテンポよく、ずっと笑いながら聞いておりました。
今までなんどか聞いたことのある噺ですが、談笑さんが一番面白かったかな。
ここで仲入り。。。。。
仲入り後は、スタンダップ・コメディの松元ヒロさん。
(松元ヒロさんのサイト)→ http://www.winterdesign.net/hiropon/
原発や民主党についてかなり過激にマシンガントーク。
内容は、、とてもブログには書けません。。(ーー;)
原発がそんなに安全っていうなら都内の某所に作ればいい、って話なんて、
聞いていてヒヤヒヤしましたし。。
(某所がどこか、、皆様のご想像にお任せします)
こういう落語会の一部で聴く分には問題ないのですが、
トークショーでずっと聞くとなると私にはきついかな、、って感じです。ゴメンナサイ。
で、再び談笑さんが登場して鉄分たっぷりの息子さんの話をひとしきり。
(子供なんで「子鉄」と呼んでました)
ネタは「時そば」。これは私も寄席などでよく聞く噺です。
(一応wikipeia)→ http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%99%82%E3%81%9D%E3%81%B0
夜鳴き蕎麦の屋台で、褒めまくりながら一文ごまかして勘定した男を見て
自分も同じように振舞って一文ごまかそうとするんだけど、、、って噺ですが、
談笑さんらしく笑いのツボが満載でした。
中野駅北口ロータリーに実在する立ち食い蕎麦屋を引き合いに出したり
(まずい店として実名を挙げていて、CD化もされているそうです。。。(^_^.))
ちくわ、、、が出てくる場面で、某小三治師匠の演出はどう思う??なんて言ったり。
昨年の「イラサリマケー(「居酒屋」の改作)」に比べるとマイルドですが、
古典の中に談笑さんらしさが詰まっていて、大爆笑でございました。
同じ噺でも演じ手と聞き手の相性があると思うのですが、
(バリバリきちんとした古典が好きって人もいらっしゃるでしょうし)
私の場合、古典を古典らしく、でも演じ手らしさをふんだんに盛り込んで、
というタイプが好きなので、談笑さんの落語は改作も古典そのままでも楽しいです。
という訳で、中野まで遠出した甲斐あり、の新春談笑ショー'12でありました。
金町「大松」で白子天ぷら [呑んだり食べたり(居酒屋)]
自主規制できちんとネタが書けない(書きづらい)落語記事の後は呑み記事です。
へろーめ兄さんのお陰で知った金町の大松さんを再訪しました。
(吉田類先生訪問時の記事)→ http://w3.bs-tbs.co.jp/sakaba/shop/282.html
今回は下町出身の同僚と一緒に行ったのですが、
「金町でどう?」と言ったら即答でOKしてくれました。
場所がまだ覚えきれていないのですが、確かこのへん、、と
京成の線路を渡って細い路地をうろうろしてお店を発見。
こんばんは、と中に入ると早い時間だったので3~4割の入り。
入口近くのテーブル席に着席しました。
つきだし2種(一人一品ずつ注文)
最初は生ビールでカンパイ♪ うめー♪
で、つきだしですが、
春らしく蛍烏賊 ぷっくりうまうま
自家製塩辛 美味
女将さんに刺し盛りがオススメです、と言われて注文したのですが、
これで1200円だったかな。 帆立、ボタン海老、中とろ
桜鯛に馬刺し 素敵♪
へろーめ兄さんと一緒に訪問したときにも刺し盛りに感激したのですが、
帆立や海老はプリプリだし、鯛は脂のってるし、馬刺しも柔らかくて感激。
で、海老のミソも箸で取り出して食べて小皿に置いておいたら、
女将さんが「お椀にしましょうか?」と声をかけてくれました。。。
そういうことなら、ミソ、、残しておけばよかった、、、と思いながら、
小皿を女将さんに渡しました。。。
で、ビールの次は日本酒。
長野県の「水尾」を冷で。
「なみなみお願いします!」といつもの調子で言ってみたら、
グラスに溢れるぎりぎりまで注いだ後、なぜか一升瓶を枡に向けてどぼどぼ。。
グラスから溢れて枡にこぼれる、、、というイメージしかなかったので、
注いでくれたお店のオバチャンの手元に目が釘付け。。
でも、いいの、枡にもいっぱいお酒入れてくれたから。(^_^)
お酒はかなりさっぱりすっきり系。あまり好みではなかった、、、かな。
だしまき玉子(小)
注文によって甘めにも塩味にもしてくれますが、今回は甘めで。
甘さ控えめな感じで、ほわほわとした食感の玉子、超美味~。
で、次はワイン。
グラス300円、デキャンタ880円、フルボトル1500円、、とあったので、
フルボトルでお願いしたら、フルボトルがないのでデキャンタでどうですか?と女将さん。
グラスやデキャンタはフルボトルと銘柄が違うのね、と思ったのですが、
デキャンタはお得ですよ、といわれて注文したら、
上の写真のような麦茶サーバーみたいな容器に入って登場しました。
デキャンタぢゃないし。(笑)
多分、この容器に縁まで目一杯入っていたから500ml、いやそれ以上入っているかも。
たとえこういうワインが入っていたとしても、容器で雰囲気満点な気分なので、
楽しく呑めます。(^_^)
たらの芽の天ぷら 春ですねぇ
白子の天ぷら
白子、、メニューにあると必ず頼みたくなります。。
口の中でフンワリとろけるん、な味わいが本当に美味しゅうございました。
デキャンタも2つめに突入し。
ぼたん海老のお椀 うまかった♪
アスパラフライ ほくほく
で、結構アルコールも回ってきたところで〆のご飯を注文しました。
焼おにぎり ふき味噌(だったかな、多分)
ほうじ茶もいただきました。。。
おにぎり、丁寧に焼かれてこんがりとしたご飯と香ばしいお味噌がオイシカッタ。
というわけで、今回もメニューに迷うほど、あれこれも食べたい、って感じで、
私たちが入った後、ひっきりなしにお客さんが入ってきて満席になるのも納得でした。
新鮮なお刺身だけでなく旬の食材を使った料理も沢山あって、しかもお手頃なので、
へろーめ兄さんが通えない代わりに、私がこれからもマメに通いたい!と思った
大松さんでありました。
お江戸日本橋亭で「トンデモ落語の会」② [落語・お笑い]
うだうだ書いておりますが、つづき。
(シリーズものなので、落語記事が2つ続いてしまいますが我慢して読んでね!)
白鳥さんの「さだまさし」、ブラックさんの「ファンタジードール」、
鯉朝さんの「××××(自主規制)」に驚きながらの前半が終了し、仲入り、、
になったかと思ったら、私服姿の談之助さんが登場し、
「談志が亡くなっても物販はやります!」と言って、本やらCDやらの販売。
同人誌(談之助さんが作っている談志さんの写真などが掲載されている小冊子)が300円で、
これが常連のお客さんの間では大人気らしく大行列。。。早々に売り切れていました。
へぇぇ、、仲入りで物販。。確かに他の落語会では見たことがないのでびっくり。
で、仲入り後は、鈴々舎馬るこさん。
(馬るこさんのサイト)→ http://reireisyamaruko.blog.players.tv/
鈴々舎馬風さんの御弟子さんで、最近存在を知って今回の落語会で初めて聞いたのですが、
「初めて見るのは、普通の落語会にしておけばよかったかな」
この落語会の序盤の様子に、そんな気持ちになっておりました。(^_^.)
で、馬るこさんの師匠の馬風さんにも思い出があって。
私が初めて生で観た落語家、といえば、小学生の頃。
当時近所(といっても電車で4つ乗ったところ)では一番大きなスーパーにやってきたのが
鈴々舎馬風さんでした。
(一応、馬風さんもwikipediaで)→ http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%88%B4%E3%80%85%E8%88%8E%E9%A6%AC%E9%A2%A8
落語をやったのか何をしゃべったのかは全然記憶がなく、
(一緒に来ていた紙切り芸のオジサンの素晴らしいハサミさばきは覚えてるんだけど)
あの独特の風貌(ガマが◎るみたいな感じ)だけが脳裏に残ったまま、
寄席で落語を聞くこともなく40年近くが過ぎ。。。
ツイッタで落語家さんを手当たり次第に検索して
楽しそうな方をフォローさせてもらった中の一人が馬るこさん。
私がフォローしたらすぐフォロー返ししてくださったので、「この人はいい人だ」と決めつけ(笑)
落語会スケジュールやら動画をチェックして今回の落語会に申し込みました。
と、前置きが長くなりましたが、もう一つ。
馬るこさんが東日本大震災の仮設住宅を中心に落語会を行うというのを知り、
この落語会に行く前に私も参加したのですが、
(こちら)→ https://readyfor.jp/projects/demaerakugo
こういう姿勢にも好感が持てました。
肝心のネタですが、師匠にOKをもらって「ネタおろし」となるそうなのですが、
まだ師匠のOKをもらってないので「もどき」とか「改」としてください、と言いながら
話したネタが「鮑のし・改」。
(あらすじ)→ http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AE%91%E3%81%AE%E3%81%97
大家の倅の婚礼祝いに尾頭付の鯛を持っていこうとするものの高くて買えず、
鮑を持って行くと「鮑の片思い」で縁起が悪い」と突き返される噺です。
どこか「・改」となるかというと、
かつてト◎コ風呂と呼ばれた泡の国とか、
チャン・グンソク、パク・ヨンハなどの韓国スターをオカズに・・・とか、
ますおさん、とあなごさんが、・・・とか、まあ、下ネタが出てきた後に、
大家さんが、アワビのカルトクイズを鮑を持ってきた甚兵衛さんに出すのですが、
だんだんエロくなっていったり、、、なんて感じで。 もう、、、爆笑。(笑)
師匠が許可したらこのまま寄席にかける、、のかしら。
でも、すんごい面白いネタでした。(^_^)
で、最後に登場したのが、仲入りで物販をしていた談之助さん。
蛍光色(ピンク)の羽織で登場したので、寿輔師匠以外にもこんな人がいるのか!と驚いたら
普段は、こういうキャラクターつきが多いらしいです。(笑)
ネタは昨年の震災と原発ネタ、、でしたが、ちょっと合わなかったかなあ。。。
客席に同意を求めるように、右手を前に出して床を何度もたたく仕草が気になって。。。
ま、こういうネタで笑う人もいるので何とも言いづらいのですが、
鯉朝さん同様、、、どうしてもどこか引っかかってしまいがちなネタなので
トンデモ落語といっても、ちょっと笑えなかった私でした。。。
とはいえ、ブラックさんの超下ネタに、馬るこさんのエロネタと
白鳥さんが超ノーマルに思えるくらいの衝撃もあったりして、
できたらまた参戦してみたいな、と思った、トンデモ落語の会、でありました。(^_^)
お江戸日本橋亭で「トンデモ落語の会」① [落語・お笑い]
予想通り、先日アップした落語記事の閲覧数が面白いくらい少なくて
「やっぱり私の書き方が悪いのかしら。引きが超悪いし(ーー;)」なんて思いましたが
それにもめげずに、今日は頑張って落語ネタです!!
ベアトラック兄さんとbluebird姐さんがお住まいの
上越市(高田)が生んだスーパー落語家(^_^.)三遊亭白鳥さんが出演すると知り、
不思議な落語会の名前、と思いながら参加しました。
ちなみに申し込み先は、出演する立川談之助さんの携帯。
いいのかな、と思いながらかけたら「はーい、お申込みありがとうございまーす!」と
非常に明るいリアクションでした。。。
で、今回の落語会、行ってみてから知ったのですが、
寄席などでは到底かけられない激しいネタを噺家さんがぶつけあう落語会です。
ネットで行った人の記事をいくつか見たところ、今回はマイルドだったようですが
それでもお初の私にはかなり衝撃的でした。
こういう落語会だから?、噺家さんの名前のかかれた「めくり」もありません。(@_@)
で、最初に登場したのが、
白鳥さん
え、開口一番って前座じゃないの?と思いましたが、
この落語会で前座さんは登場しないようですし、
白鳥さんがツイッタで一番に出る、と予告していたので知っていたもののやっぱり吃驚。
この日、白鳥さんは新宿末廣亭で主任(トリ)なので一番最初にしてもらった、
末広亭で15人(笑)の客を前に落語をやらなければいけないんです!と
ひとしきり笑いをとったとった後にかけたネタが、「品川心中・改」。
品川心中という噺、誰からも稽古をつけてもらったことはないものの、
ああいう結末で終わっちゃうのってどうなの、と思ったので続編を作りました、と仰ってましたが
元々は上下あったのが、最近高座では(上)の部分しかかけられないので、
白鳥さんが続きを改作して話したようです。
(品川心中・wikipedia)→ http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%93%81%E5%B7%9D%E5%BF%83%E4%B8%AD
私も高座で聞いたことがないのでボンヤリしか分からず今回調べましたが、
「紋日を前にして金の工面が付かない宿場女郎のお染は心中を企てて
貸本屋のキンゾウを相手に選んで品川の海へ飛び込もうとするものの
キンゾウを海に落とした後、自分は飛び込まずに店に戻ってしまい。。。
たまたま遠浅の海だったので助かったキンゾウは親方の元にかけつける。」
ここまでが(上)らしいです。
で、(下)となると、
「自分をだましたお染に仕返しをしようと親方に相談するキンゾウ、
じゃ、キンゾウが幽霊でお染の前に現れた、という設定で驚かせよう、とお染を呼びつけ
布団に(キンゾウの)位牌を忍ばせたりしてお染を怖がらせる。。。」
なんて展開になります。
確かに(下)までいったほうが面白いのですが、長いのかしらね。
白鳥さんは、キンゾウが幽霊になって現れて、、さだまさしの「精霊ながし」を歌ったり、と
驚かせようとする方向が白鳥さんらしい演出になっていました。
♪きょーねんのー あーなたのー おーもいでがー♪
私はこのあたりが一番ツボにはまりましたが、この次の仕事もあるせいかかなり駆け足で
25分くらいで終了。
白鳥さん、、中盤か後半がよかったなあ、、、なんてしみじみ思っていたら、
次に登場したのが、
快楽亭ブラックさん
ブラックさんはこれから映画館のレイトショーに行くので2番目にしてもらったそうです。
こんな緩い感じに順番を決めるというのも他の落語会ではあり得ないので面白いですね。
ブラックさんというと、談志から破門されたとか、借金とか、病気で倒れたとか、
そういうニュースは知っていたものの噺を聞くのは今回初めて。
しかもこんなトンデモ落語の会、という。(笑)
(一応wikipedia)→ http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BF%AB%E6%A5%BD%E4%BA%AD%E3%83%96%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%AF
噺の内容はあまりにすさまじくて、、、さすがの私も書けません。。
マクラからして、玉子の話がいつの間にか下ネタにつながっていったりと、
ある程度覚悟はしておりましたが。。。
ネタ自体は、所謂ファンタジードールの噺です。
実話なのかなんなのか、実話でもブラックさんならありそうな話かもしれないな、とか
受け入れきれない中で妙に納得して聞いてしまった感あり。
多分、私にはそういう噺に対する耐性ってか免疫があるんだと思うんですが。(笑)
いやいや、トンデモ落語ってこういう意味なのか、、、とか思っていると、
続いて登場したのが、
瀧川鯉朝さん。
この落語会が明日、だと思っていたら今日だ!と気づいたのが夕方で、
ネタ自体は1時間45分で作った、と言ってましたが。
いいのか、こんな噺やっちゃって。。。。でした。
ブラックさんとはまた違う方向性でトンデモナイ噺でしたが、
一歩間違うと右翼の街宣車に毎日自宅前までこられちゃうよ、って感じの噺。
普通にエロいネタの方がまだ素直に聴けるような気がする。。。
前半ですでにこんな調子の落語会でしたが。。。
長くなってしまったので。
(つづく)