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映画「プーと大人になった僕」を観る [映画(は行)]

なんとなく観に行ってしまった作品。


プー.jpg

あらすじはYahoo!映画さんより。

成長してロンドンで多忙な生活を送るクリストファー・ロビン(ユアン・マクレガー)は、
妻子と故郷で過ごすはずだった週末まで仕事でつぶれてしまう。
そんなとき、少年時代の親友プーが彼の前に現れ、
一緒に森の仲間たちを捜してほしいとロビンに頼む。
思い出の“100エーカーの森”を訪ねたロビンは、プーやティガーらとの再会を喜ぶ。




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ほんわか。(^-^)


邦題はちょっとしっくりしませんが(原題はChristopher Robin)、
やはり抜群の安定感のディズニー映画って感じでした。


幼い頃に大切だと思っていたことが、成長していくにつれ忙しさを理由に薄れていき、
何が自分にとって幸せなのか、そんなことを考えることも忘れていく、、
そこに幼い頃に友達だったプーと仲間たちが現れ、
家族を大切にすることを思い出すクリストファー・ロビン、安心して見られました。


とはいえ、途中の展開は、主人公がすぐ童心に帰れないとはいえ、
(特に100エーカーの森に行ってから)
プーにつらくあたる割には、他の仲間への態度はいいのか悪いのか中途半端、
記憶を紐解きながらもうちょっと素直になっていってもよかったのでは、
そんな感じに思いました。ディズニーなんだし。(笑)


と、若干の不満もあるのですが、アニメより可愛くない(笑)プーたちが、
(逆にそれが愛らしく、しかも時の流れとともに汚れている感じもどこかリアル)
クリストファー・ロビン、娘のマデリン(この子がとてもいい子です)、と共に
幸せとはなにか、見つけていく(思い出す)姿には最後温かい気持ちになりました。


今回は字幕版を観ましたが、字幕担当の佐藤恵子さんの日本語の選び方もよく、
時折字幕の日本語にイラッとする事態にはならず、そこも落ち着いて観られた
好ポイント。ファンタジーの良さを生かした日本語訳だったと思います。(^-^)


私も生まれたときに親が買ってくれた熊のぬいぐるみを捨てられず、
自分の年齢なりにくたびれた状態で自宅に置いていますが、
小さいころからなんとなく一緒に過ごしている存在で、
今作のプーのようにしゃべらないものの、大事な存在なんだな、
時々愚痴を聞いてくれたりするもんな、そんなことを思い出しました。


成長して大人になってくたびれた中年になっていくと、
童心に帰って素直に何かを楽しみ幸せを感じることがなくなっていきますが、
私もお酒呑んでばかりでなく、楽しみ幸せを感じられるように、
ぎすぎすしないで過ごしていきたいな、と思った「プーと大人になった僕」でありました。







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