SSブログ

映画「シェルブールの雨傘」を観る [映画(さ行)]

久しぶりに借りて観ました。


シェルブールの雨傘 デジタルリマスター版(2枚組) [DVD]

シェルブールの雨傘 デジタルリマスター版(2枚組) [DVD]

  • 出版社/メーカー: Happinet(SB)(D)
  • メディア: DVD
あらすじはYahoo!映画さんより。

フランス北西部の港町シェルブールで幸せな恋愛関係を育んでいた
傘屋の娘ジュヌヴィエーヴ(カトリーヌ・ドヌーヴ)と
自動車修理工のギイ(ニーノ・カステルヌオーヴォ)のもとに、ギイへの徴集礼状が届く。
出兵前夜に結ばれ、ギイとの愛の結晶も宿したジュヌヴィエーヴだが、
ギイの不在は彼女にとって堪え難いものだった。




ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

切ない。(:_;)

戦争が愛する2人を引き離す、
ひまわり HDニューマスター版 [DVD]

ひまわり HDニューマスター版 [DVD]

  • 出版社/メーカー: エスピーオー
  • 発売日: 2009/12/01
  • メディア: DVD
この作品でも切ない気持ちになりましたが、
今作は結婚する前の2人が引き裂かれ、違う道を歩んでいく、
たられば、で、もし、2人が再会し結婚して幸せだったのか、
いやいや、お互い違う人と結婚してよかったのかもしれないし、
どちらであっても、どこか辛い気持ちを抱えながら暮らすのかも、
そんなことを考えながら見終わりました。

冒頭から最後までセリフもすべて歌という、当時でも今でも斬新な作品、
なので、カトリーヌ・ドヌーヴの声ではなく吹き替えなのだと思いますが、
まだ少女の雰囲気残る主人公ジュヌヴィエーヴから、ギイと再会したときの
大人の女性まで、切ない、でも美しい、でも切ない、、、そんな映画です。


55年前の作品なので、現在のカトリーヌ・ドヌーヴを観ると、
ああ、こうなっちゃうんだなあって気持ちにもなりますが、
(他人の事はいえないんだけどね)
ミシェル・ルグランの音楽と合わせて楽しめる「シェルブールの雨傘」でありました。


nice!(5)  コメント(2)