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映画「ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男」を観る [映画(は行)]

何か映画を観ようと思って見つけた映画です。

ボルグマッケンロー.jpg

あらすじはYahoo!映画さんより。

世界がテニスブームに沸き立つ1980年、
その最前線に立つ存在として活躍するビヨン・ボルグ(スヴェリル・グドナソン)。
類いまれな強さに加えて彫刻を思わせる端麗な容姿と冷静沈着な性格で、
テニスファン以外からも圧倒的人気を集めていた。
ウィンブルドンで4連覇を果たし、5連覇をも達成しようとするボルグ。
だがその前に、過激な言動で注目されていた天才的プレイヤーの
ジョン・マッケンロー(シャイア・ラブーフ)が立ちはだかる。






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小学校~中学校に通う頃、好きだったのはプロレス(特にスタン・ハンセン)ですが、
テニスでこの2人が話題になっていたのは当時も知っていましたから、
今回見ようかなという気持ちで見に行って非常に楽しめました。

表情がほとんど変わらないボルグ、悪態つきっぱなしのマッケンロー、
メディアが取り上げないわけがないくらいの組み合わせが
ウィンブルドンの決勝で見られる、メディアも飛びつくわけですね。

試合はボルグが勝ったのを知っているのに、2人の生い立ちから決勝戦までの様子、
ほどよい上映時間内にうまくまとめている作品でした。

当然、映画館内は私と同年代か、それ以上ばっかりだったけれど。(笑)

ボルグを演じていたスヴェリル・グドナソンが結構似ていて、
途中であれ本人?と思ってしまいそうになった一方、マッケンローを演じていたのは
トランスフォーマーに出ていたシャイア・ラブーフであんまり似てないなあ、と
思いながら、悪態ついたり試合で切れたり、うまく演じていると感心。

先日見て記事に描いたビリー・ジーンをエマストーンが演じた映画もそうですが、
役者さんというのは当時の映像なども観ながら研究して演じているので
真剣に見ていると楽しめるものですね。(^-^)

今作を観ていると実はボルグとマッケンローって似た者同士だな、というのが
一番思ったことですが、鑑賞後にwikiなどを観ていると、若くして引退したボルグ、
その後結構生活に困ったりして、それでこの映画製作に協力したってことはあるのかな、
一瞬穿った見方もしてしまいましたが、
若くして頂点に立った人間が頂点から落ちることへの重圧と闘いながら連覇していく様子に
そういう経験のない私も感激しました。

態度の悪いボルグ少年の才能を開花させた監督、
ボルグに憧れてテニスを始めたマッケンロー、
人との出会いで人生がどの方向に進んでいくか、
自分もレベルは違うもののそうやって今に至るのかな、なんてことを考えながら
見終わった「ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男」でありました。



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