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映画「電車を止めるな!のろいの6.4キロ」12往復目鑑賞 [映画(た行)]

11往復目から時間が空いてしまい、皆さんの記憶からも消えてしまうのではないか、
不安で仕方ないのですが(笑)、「電車を止めるな!のろいの6.4キロ」12往復目、
今回は銚子の圓福寺さん(ここでは2回目)で鑑賞しました。
電車を止めるな.png今回12往復目
(映画公式サイト) https://www.dentome.net/
(銚子電鉄サイト) https://www.choshi-dentetsu.jp/

(1往復目は池袋のシネマロサで)https://utsubohan.blog.ss-blog.jp/2020-12-29
(2往復目は竹橋のKKR東京で貸切)https://utsubohan.blog.ss-blog.jp/2021-01-18
(3往復目は千葉の京成ローザで舞台挨拶も)https://utsubohan.blog.ss-blog.jp/2021-03-02
(4往復目は田端のChupkiさんで)https://utsubohan.blog.ss-blog.jp/2021-05-16
(5往復目も田端のChupkiさんで)https://utsubohan.blog.ss-blog.jp/2021-05-29
(6往復目も田端のChupkiさんで)https://utsubohan.blog.ss-blog.jp/2021-06-08
(7往復目も田端のChupkiさんで、トークショー付)https://utsubohan.blog.ss-blog.jp/2021-06-09
(8往復目も田端のChupkiさんで、上映最終日に)https://utsubohan.blog.ss-blog.jp/2021-06-18-5
(9往復目は銚子の圓福寺さんで)https://utsubohan.blog.ss-blog.jp/2021-07-24-4
(10往復目は池袋HUMAXさんで、舞台挨拶付き)https://utsubohan.blog.ss-blog.jp/2021-08-05
(11往復目は上越の高田世界館さんで、トークショー付)https://utsubohan.blog.ss-blog.jp/2021-09-28-4
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観音駅から歩いてほんの数分のところにあるのであっという間に圓福寺さんに到着。
IMG_8238.JPG見どころ看板 
IMG_8239.JPG船首に異国のご婦人って
洒落た方だったんでしょうか、国木田独歩のお父さん。
婦人病を治してくれると地元の女性たちに信仰されているそうです。
下段の嵯峨本は伊勢物語。徳川家康の側室、お亀の方の旧蔵と言われているそうです。 
IMG_8241.JPG刺繍釈迦涅槃図や句碑
って、写メを撮った割に特にその時は気に留めていなかったので
(毎回こんな感じの自分を記事を書く段になって実感しています)
次回、圓福寺さんに行くときは寺宝も見られるものは見てみたいですね。 
IMG_8242.JPGお堂が150年以上も経っていることも今知るという。IMG_8248.JPG
このお堂を正面に見て左手に行くと社務所があるので、
そこでお代を支払うのですが、お寺の方に「お札ですか?」と聞かれ
「いえ、『電車を止めるな!』を観にきました。1名です」と伝えると、
「ああ、映画ですね」といった感じで(平日に来る人、少ないのかな)
代金と引き換えにお土産を渡してくれて左手に進んでくださいね、と
言いながら、鑑賞するお部屋の電気をつけてくれました。
IMG_8249.JPG今回貸切でした。
誰かくるかな、と思いながら最前列に座ったものの、
結局誰もこないまま上映開始になった次第です。
IMG_8250.JPGすっかり見慣れた映画ポスター
IMG_8251.JPGじゅずさん♪
IMG_8252.JPGお土産には
IMG_8253.JPG袖山さん♪
この封筒の中に入っているものについても、袖山さんとお話しましたが、
竹本社長からの直筆お手紙(コピー)と映画の中にも登場しているあるもので、
お土産に入れて下さる銚子電鉄さんの懐の深さ(宣伝も兼ねていますが(笑))を感じます。


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やっと見つけた!(^O^)/

10回目鑑賞の際、舞台挨拶&トークショーがあったのですが、
鉄道アイドルのファン(オタク)谷川君を演じていた松本倖大さんが、
映画トリビアとして、映画に映っているはずのないものが映っている、
という話をされて、それが何か教えてもらったのですが、どこに映っているのか、
そこまでは教えてもらえず、(50回以上見ているおじさんも初耳で驚いていた)
11回目(高田世界館)で一生懸命探したもののの見つからず、今回必死で探したら、
見つかりました。(^-^)

映っているもの、というのは白っぽいものです。

まあ、それも結局、あらすじと展開が分かっているのでそこに集中しないでよい、
という事情もありますが。(笑)

若干ぼやっと映っていますが、一回だけでなく何回か映るので、途中からは何だか
その物を見て(面白くない場面なのに)面白くなってしまい、
あらすじと関係のないところでニヤニヤしている自分がおりました。

貸切状態での鑑賞は、2回目のKKR東京(竹橋)以来ですが、
独り言を言っても誰も周りにいないのでかなりリラックスしてみることができました。
本当は貸切では興行成績に影響を来してしまうのでよろしくないのですが、
自分が観るという視点に立つと貸切状態というのは贅沢な空間でよいですね。(^-^)

お香の香りが漂う中で観るのは映画館とはまた異なる空間で、
リラックスしながら映画を楽しみつつ、銚子電鉄を長らくこうやって支えてくださる
圓福寺さんには今回も感謝感謝感謝です。

記事を書いているころ、既にもう一回(13回目)見ておりますが(笑)
https://www.dentome.net/
上映する会場も少しずつ増えています。(西方面でもぽつぽつと)
鑑賞した人が1万人を突破したというニュースを見て嬉しく思ったのですが、
それでも諸経費を考えると製作費をまるまる回収するには程遠いだろうな、
と思うと、私ももう少しマメに鑑賞せねば、という気持になった、
「電車を止めるな!のろいの6.4キロ」12往復目の鑑賞でありました。

みなさんもお近くで上映があったら是非みてくださいね!


(明日は旅記事に戻りまーす)




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映画「電車を止めるな!のろいの6.4キロ」11往復目鑑賞 [映画(た行)]

10往復目から時間が空いてしまい、皆さんの記憶からも消えつつあるかもしれない、
と不安になっておりますが(笑)、忘れきる前にアップできたと思い一安心、の
「電車を止めるな!のろいの6.4キロ」11往復目、今回は上越高田の高田世界館で
鑑賞しました。
電車を止めるな.png今回11往復目
(映画公式サイト) https://www.dentome.net/
(銚子電鉄サイト) https://www.choshi-dentetsu.jp/

(1往復目は池袋のシネマロサで)https://utsubohan.blog.ss-blog.jp/2020-12-29
(2往復目は竹橋のKKR東京で貸切)https://utsubohan.blog.ss-blog.jp/2021-01-18
(3往復目は千葉の京成ローザで舞台挨拶も)https://utsubohan.blog.ss-blog.jp/2021-03-02
(4往復目は田端のChupkiさんで)https://utsubohan.blog.ss-blog.jp/2021-05-16
(5往復目も田端のChupkiさんで)https://utsubohan.blog.ss-blog.jp/2021-05-29
(6往復目も田端のChupkiさんで)https://utsubohan.blog.ss-blog.jp/2021-06-08
(7往復目も田端のChupkiさんで、トークショー付)https://utsubohan.blog.ss-blog.jp/2021-06-09
(8往復目も田端のChupkiさんで、上映最終日に)https://utsubohan.blog.ss-blog.jp/2021-06-18-5
(9往復目は銚子の圓福寺さんで)https://utsubohan.blog.ss-blog.jp/2021-07-24-4
(10往復目は池袋HUMAXさんで)https://utsubohan.blog.ss-blog.jp/2021-08-05
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久しぶりの高田世界館、何回きたことがあるのかブログ記事を遡ってみると、
三遊亭白鳥さんの落語会で4回きておりましたが最後に来たのが2013年
(最初はモロ師岡、2回めは林家ペー、3回目は白酒さん、4回目は天どんさん)
IMG_6919.JPG超ひさしぶり
今年で築110年の日本最古の映画館
最初に来たときから古めかしい雰囲気(というか実際古い)なので
久しぶりにきても見た目は変わっていませんでした。(笑)
IMG_6920.JPGIMG_6921.JPG色々な映画を上映中
IMG_6924.JPGこういう雰囲気も楽しいですね
IMG_6922.JPGIMG_6923.JPG大量のまずい棒!
IMG_6925.JPGこちらで入場料をお支払い
IMG_6927.JPGいつもの封筒をいただきます
(竹本社長のお手紙と一日乗車券、と映画にも出てくるお菓子)
IMG_6926.JPG一部見える建物
外観は手入れをしていると思いますがやはり古い雰囲気がいいですね。
IMG_6928.JPG館内
IMG_6929.JPG一番左
トーキング・ヘッズのデヴィッド・バーンがブロードウェイで公演した様子を
映画にしたものですが、これ、関東でも上演館が少なくて観られなかった作品。
bluebird姐さんは高田世界館で観られたそうで羨ましいです。
トークショーがあるので最前列に荷物をおいて一旦外に出て、
物販コーナーで池上恵さん(広瀬じゅず役)の色紙を購入して、
IMG_6932.JPG記念撮影
1週間前の池袋HUMAXでのトークショーでは和服姿だった池上さん、
今回は鉄道アイドル?というのかな、とてもかわいらしい雰囲気でした。


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映画はもうすっかり頭に入っているので流れを確認しながら鑑賞しました。
ただ、10往復目のトークショーで聞いた「映っているべきでないものが映っている」
というのを一生懸命探したつもりなのですが結局見つからず残念。(´・ω・`)
IMG_6937.JPG鑑賞後に天井を見上げていると
IMG_6939.JPGMC役の柏木常務が登場IMG_6946.JPG
銚子電気鉄道の竹本社長とえちごトキめき鉄道の鳥塚社長のトークショースタート。
2人が登場し並んでおいてあった椅子を観た途端、ソーシャルディスタンスで、
と言いながら、竹本社長がご自身の椅子を舞台端に移動させて上の写真のような
状態になりました。初っ端から笑わせてくれる竹本社長です。(^_^)
IMG_6947.JPG本当にお疲れ様です、の、竹本社長
竹本社長、話が止まらないタイプですが、鳥塚社長も同じタイプで(笑)
以前、鳥塚社長がいすみ鉄道の社長だった頃にローカル鉄道の会合に出席した後、
竹本社長と2人でJR佐倉駅前の居酒屋で色々話したエピソードを披露してくれました。
といっても鉄オタの2人、呑みながら東海道線の駅をひたすら言い合うとか、
そういうエピソードです。(笑)
竹本社長は木更津にお住まいで銚子まで通勤されていらっしゃいますが、
鳥塚社長も幼稚園児の頃、2年くらい木更津市の巌根というところ、
竹本社長のお住まいから数百メートルしか離れていないところに住んでいたなど、
2人の共通点(というのかな)について話した後、線路の石誕生秘話や
映画の話など(竹本社長が電車が走っている様子を醸し出すため揺らしていた)を
話した後、翌日のイベントについてのご説明。
翌日で開通135年のえちごトキめき鉄道と銚子電鉄の姉妹鉄道締結すること、
日本海側を走るえちごトキめき鉄道と太平洋側を走る銚子電鉄が姉妹鉄道で締結する意味、
鳥塚社長、本当にお話うまいなあー、と思いながら聞いておりました。
IMG_6952.JPGそして池上さん登場♪
IMG_6705.JPG1週間前、池袋HUMAXでの池上さん
撮影秘話などをお話してくれましたが、朝5時まで撮影し、3時間休憩して、
再び撮影、とかなり大変な撮影環境だったという話をしていると、
実際疲れた役者さんの表情も観てくださいねと柏木常務が突っ込んでいました。(笑)

あっという間にトークショーが終了し、次の作品上映があるので退散します。
IMG_6960.JPGIMG_6961.JPG
IMG_6962.JPG2階にも上がって映画館の雰囲気を楽しんだ後、
外に鳥塚社長がいらっしゃったのでJR佐倉駅前の居酒屋エピソードがツボでした、
と実家のことを話すと、鳥塚社長のご自宅も私が知っているエリアでびっくり。
前前職を考えれば確かにそうだよね、っていうエリアなのですが、
これまでYou Tubeなどでしか観たことのなかった鳥塚社長のフレンドリーな対応に感激。
と、やっぱり高田世界館にきて観られてよかったと思った
「電車を止めるな!のろいの6.4キロ」11往復目でありました。

(現在の上映館はこちらでチェック!)https://www.dentome.net/

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この後、私の冷蔵庫(Lソン)で燃料を買ってホテルのお部屋に戻って晩酌タイム。
IMG_6963.JPGもも太郎というアイスが気になりました
(気になった割に買ってません)
IMG_6964.JPG部屋から見えるベアトラック兄さんのお店
IMG_6965.JPGホテルではビアガーデン開催中でした
(当日は雨だったので宴会場で開催されていたようです)
IMG_6967.JPG将軍いただきます!
(将軍とかくとどうしても北の将軍というフレーズがまだ真っ先に浮かぶ私(笑))IMG_6968.JPGさけめし
IMG_6969.JPGと、鱈めし
IMG_6972.JPGどちらも優勝経験あり
IMG_6974.JPGすでにいい感じです(^_^)IMG_6975.JPG豪華ですIMG_6976.JPG鱈めし
干鱈を煮たものとタラコなどが入っています。
干鱈、これは確実に日本酒が合います。
IMG_6977.JPGさけめし
焼き鮭にいくら、焼き鮭がめちゃウマでした。
IMG_6982.JPGごはんに入っている昆布も美味
IMG_6983.JPGお酒が進む〜。
コロナ禍でなければ、ベアトラック兄さんたちとグビグビしたいところですが、
やはりこういうときはおとなしくていないといけませんしね。
というわけで部屋呑みですが、豪華なお弁当で美味しくグビグビできました♪


(つづく)






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映画「電車を止めるな!のろいの6.4キロ」10往復目鑑賞 [映画(た行)]

映画記事の引きが悪いのは私自身よく分かっているのですが、
外呑みしていないけれど映画は見ている、という状況となると、
こんな感じで映画記事連投となるわけで(笑)
とはいえ、引きが悪すぎるので、映画記事、ここで一旦〆て、
明日からは旅記事をアップしたいと思います。

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ちょっと前に銚子の圓福寺さんで鑑賞した記事(9往復目)をアップしましたが、
今回は池袋のHUMAXで鑑賞した10往復目の記事です。
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電車を止めるな.png今回10往復目
(映画公式サイト) https://www.dentome.net/
(銚子電鉄サイト) https://www.choshi-dentetsu.jp/

(1往復目は池袋のシネマロサで)https://utsubohan.blog.ss-blog.jp/2020-12-29
(2往復目は竹橋のKKR東京で貸切)https://utsubohan.blog.ss-blog.jp/2021-01-18
(3往復目は千葉の京成ローザで舞台挨拶も)https://utsubohan.blog.ss-blog.jp/2021-03-02
(4往復目は田端のChupkiさんで)https://utsubohan.blog.ss-blog.jp/2021-05-16
(5往復目も田端のChupkiさんで)https://utsubohan.blog.ss-blog.jp/2021-05-29
(6往復目も田端のChupkiさんで)https://utsubohan.blog.ss-blog.jp/2021-06-08
(7往復目も田端のChupkiさんで、トークショー付)https://utsubohan.blog.ss-blog.jp/2021-06-09
(8往復目も田端のChupkiさんで、上映最終日に)https://utsubohan.blog.ss-blog.jp/2021-06-18-5
(9往復目は銚子の圓福寺さんで)https://utsubohan.blog.ss-blog.jp/2021-07-24-4

先月半ばに銚子の圓福寺さんで観たのですが、今回は池袋。
1回目には同じ池袋(西口)のシネマロサで鑑賞しましたが
今回は東口のHUMAX池袋での鑑賞です。
IMG_6667.JPG
ぬれ煎餅にチーズをのせて温めた「とろとろチーズぬれ煎餅焼き」と
まずい棒の新商品パイナップル味をくだいてぱらぱらとふりかけた
「沖縄パイン味パフェ」というコラボメニューがありましたが、
到着前に食べ過ぎたのでこれには手が伸びず。。。
開演50分前に着いたのですが周りは10代、20代の若者ばかり、
銚子電鉄の映画ではなく、それ以外の作品の鑑賞者なのは明白ですが(笑)
開演20分くらい前になったら想定していた中年(鉄ぽい人が多め)が増えて
ホッとしました。(^-^;
IMG_6669.JPGお約束の物販
まずい棒を何種類かと、プレミアムぬれ煎餅を買ったのですが、
映画館スタッフのお姉さんが、ぬれ煎餅、8/12が賞味期限ですが大丈夫ですか?
と聞いてきたので、期限が1週間もない(鑑賞したのは8/7)というのに驚きつつ、
あ、大丈夫です、銚子電鉄さんだから気にしていないです、と口をついて答えていた私。
消費期限は気にしますが賞味期限は普段からあまり気にしていないので、
まあ、こんな感じも有りだろうとその時思ったのもありますが、
なんだかいろんなところで刷り込みされている気がします。(笑)
IMG_6683.JPGこれ新味 沖縄パイン味
この手のお菓子って塩気のあるものだというイメージですが、
ほのかに甘くて爽やかな感じのパイン味もまあまあいけてます。
IMG_6672.JPG竹本社長(パネル)登場
1日1回の上映なので、開演前にスタッフの方が奥から運んできて設置していました。
設置した途端、写メを撮る中年たち。既に気持ちはみんな同じ方向に向いています。
と、キャストのメッセージが書かれたパネルを次に持ってきたスタッフの方が、
最初、シアター端っこに置いた後「竹本社長と並べて置いた方がいいですか?」と
中年達に聞いてきたので「揃っていた方がいいです!」と数人が即答。(笑)
IMG_6673.JPGそんなわけで揃って並びました。
IMG_6676.JPG
以前撮ったこのパネルの写真で北島さん役が池田諭さん、山崎さん役が児玉純さんと
分かったのですが、登場する皆さんに既に愛着がわいている私、今回もパネルを
じっくり拝見させてもらいました。
IMG_6678.JPG社長の足元
銚子電鉄の柏木常務がいつものように現れて(イベント時にはMC役)、
「今回はまずい棒バージョンですけどぬれ煎餅バージョンもあるんですよ」と
説明してくれたので初めて足元がまずい棒だったりぬれ煎餅だったりするんだ、
ということを知りました。
ここで近くに、田端Chupkiで何度も見かけたおじさんを発見。
おじさん、今回57回目の鑑賞だったようですが、このまずい棒バージョンの話は
初耳だったらしく私と一緒に驚いていました。

で、開場されたので前から3列目(前2列は感染防止策で未発売)の端っこに着席。
と、通路を挟んで同じ3列目にあのおじさんが座って、こちらを向いたと思ったら
「横須賀にいらっしゃいましたか?」といきなり聞かれてびっくり。(◎_◎;)
「いえ、横須賀(HUMAX)は行ってませんが田端のChupkiさんで 
 何度かお見掛けしたことありますよ、いつも1列目に座ってましたよね」
と返事をしたらその後もいろいろと話してきたので、そろそろ覚えてもらったかも、
しれません。(^-^;

あと、今回目立っていたお客さんが2人いたのですが、おそらく40代かな、
ピンクのボブのかつらをかぶってピンクベースの花柄みたいなデザインの長い上着、
物販コーナーでまずい棒を手に取る姿が目立っていた女性たちで、
私より2列くらい後ろに座っていました。
電車好きにも見えないというか、なぜ銚子電鉄の映画にこういう人がきているのか
他のお客さんと毛色が違うのでなんだか妙に目立っていました。
なんだろう、客層のすそ野が広がってきたということでしょうか。
もしそうであれば、よいことなんだろうな、、と思います。


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今回は舞台挨拶があったので、登場する予定の、じゅずさん(池上恵さん)、
めむたん(末永百合恵さん)、谷川君(松本倖大さん)を中心に鑑賞しましたが、
胡散臭い霊媒師のじゅずさん、心霊アイドルのめむたん、アイドルおたくの谷川君、
すっかり愛着が湧いているせいか、もうお母さんみたいな目線で観られました。(^-^)

ちなみに、視界の端におじさんの姿が見えたのですが、
今回も画面にシンクロするように敬礼する姿が見えました。

拍手に包まれて映画が終わってお楽しみの舞台挨拶。
IMG_6684.JPGMC役の柏木常務が登場し
(着ているTシャツは、映画に出てくるうしお君のTシャツですが、
 販売中ですとしっかり宣伝していました)
IMG_6686.JPG3人登場♪
谷川君役の松本さん、映画と髪型が違っていてちょっとびっくり。
(そんなことをいったらじゅずさん役の池上さんはもっと違いますが(笑))
思っていた以上にイケメンで、おばちゃん(私)の目の保養になりました。
で、今回竹本社長は感染再拡大のため会場入りを断念、Zoomで参加されました。
どんな感じかなあ、と思ったら、
IMG_6689.JPGでかい(笑)
スクリーンに大映しでもうこの時点で大爆笑。
IMG_6692.JPG左下には社長のお名前も
話し出すと暴走しがちな竹本社長も珍しくいつもよりは短めにお話されていましたが、
映画撮影中の自分の仕事は資金集めと車両の揺らし係。
停車している電車が動いているように揺らす仕事ながら時折揺らし忘れ
電車が走っているはずなのにつり革が揺れていない場面があっったんです、
申し訳ないと話して笑いをとっていましたが(シベ超みたいだと心中大爆笑)
遠いところにいる竹本社長がやっぱり距離感を感じさせない存在感を見せていました。
IMG_6699.JPG
3人がそれぞれお話されていましたがどうしても目線が竹本社長に。(笑)
松本さんが映画トリビア(映画で1ヶ所、あるものが映り込んでいる)を
披露すると、同じ列のChupkiおじさんも知らなかったらしく、
えー、知らないなー、と驚いていました。
57回鑑賞していてもまだ気づいていない部分があるとなれば、
私(やっと10回)なんてまだまだ足元にも及ばないんだろうな。
池上さんのご挨拶は意外とあっさり、で、その次の末永さんはコロナ禍で上映が
難しかったこと、当初上映予定だったHUMAXで公開されて感無量、
と、ほろっとされているのを見て私もなんだか目頭が熱くなりました。

竹本社長からはトリビア的な話(悪霊アイドルめむたん爆誕の裏話、
澪つくし女優関連の裏話)などが披露され、竹本社長の話の引き出しの多さに
改めて驚かされました。
IMG_6705.JPG池上さん 手を振ってくれました!
Twitterでもご本人からコメントをいただいたりすることがあったり、
以前、銚電931ソムリエという講座で池上さんが講師の時に参加したのもあって
覚えていただいていたみたいでマスク姿でも気づいてくれて超感激。
IMG_6711.JPG30分の楽しい時間も
IMG_6713.JPG観客と記念撮影して終了。
映画の上映は夏休みということもあって増えているのは嬉しいのですが、
鉄道事業の方は8月半ばから減便となるようです。
オンラインショップで買い物するのが一番のサポートかなと思いつつ
映画の上映にもなるべく参加したいと思った「電車を止めるな!」10往復目でありました。

(現在の上映館はこちらでチェック!)https://www.dentome.net/




タグ:銚子電鉄
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映画「電車を止めるな!のろいの6.4キロ」9往復目鑑賞 [映画(た行)]

皆さんが忘れかけている銚子電鉄の映画記事ですが、
忘れてほしくないので本日記事をアップします。(笑)
まだDVDも発売されなさそうですし、上映される機会があれば、
まだまだ見続けようと思っています。

という訳で、銚子電鉄さんが製作した映画「電車を止めるな!」、9往復目の鑑賞記事です。
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電車を止めるな.png今回9往復目
(映画公式サイト) https://www.dentome.net/
(銚子電鉄サイト) https://www.choshi-dentetsu.jp/

(1往復目は池袋のシネマロサで)https://utsubohan.blog.ss-blog.jp/2020-12-29
(2往復目は竹橋のKKR東京で貸切)https://utsubohan.blog.ss-blog.jp/2021-01-18
(3往復目は千葉の京成ローザで舞台挨拶も)https://utsubohan.blog.ss-blog.jp/2021-03-02
(4往復目は田端のChupkiさんで)https://utsubohan.blog.ss-blog.jp/2021-05-16
(5往復目も田端のChupkiさんで)https://utsubohan.blog.ss-blog.jp/2021-05-29
(6往復目も田端のChupkiさんで)https://utsubohan.blog.ss-blog.jp/2021-06-08
(7往復目も田端のChupkiさんで、トークショー付)https://utsubohan.blog.ss-blog.jp/2021-06-09
(8往復目も田端のChupkiさんで、上映最終日に)https://utsubohan.blog.ss-blog.jp/2021-06-18-5

田端のChupkiさんでの上映も終わってしまい、ちょっとした燃え尽き感もあったのですが、
どこよりも早く映画の上映を始めてから今でも毎日上映を続けている銚子の圓福寺さんで
今回は鑑賞しました。
以前から一度は圓福寺さんで見たいと思っていたのですが今回やっと念願叶った格好です。
今回は銚子の旅記事もアップしようと思っていながらまだアップできておりませんが、
7月中旬ごろの訪問、お寺で映画を観るというのも初めてなのでワクワク感を
感じながら銚子電鉄の観音駅で降りて徒歩数分くらいのお寺に向かいました。
IMG_6146.JPG大きなお寺です
(ホームページ)http://iinumakannon.com/

平日は10時~、と、15時~、土日祝日は15時~のみですが、
とにかく毎日毎日上映しています。
各回20名、上映時刻の15分前にお寺に行って受付するシステムです。
満席で入れない可能性があるのかどうか、ですが、
私の場合は土曜日に行って私ともう1人だったので、
よほどの団体さんが来ていなければ入れると思います。(たぶん)

正面の大師堂を観ながら左手の社務所に入って2,000円を支払い、
IMG_6147.JPG社務所
検温と氏名、連絡先記入後、更に左手の建物に進みます。
受付時にすっかり見慣れた銚子電鉄の茶封筒を渡されて、
鑑賞後に開けてくださいね、と念押しされましたが、
さすがにもう中身は分かっています。(笑)
IMG_6148.JPGお線香の香り漂う会場


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じゅずさん!

8回目の鑑賞後、名前が分からなかった北島さん役が池田諭さんという俳優さんで、
朝ドラにも出演されている上に、おじいちゃんだと思っていたら私と同じ年代で、
ちょっとしたショックを受けたこと、山崎さんというロン毛の運転士さんで
キムタクの物真似をする人が児玉純一さんという俳優さんだったことが分かって、
ますます映画へ没入している自分を感じたのですが、今回は原点に返るというか、
最初に観た時にインパクトのあったニセ霊媒師役の広瀬じゅずに集中して
鑑賞しました。
演じているのは池上恵さんですが、3回目の鑑賞@京成ローザの舞台挨拶
普段のお姿とのギャップに驚き、その後、お話もさせてもらってとても可愛らしい
俳優さんだと思ってからすっかりファンになった私ですが、
今回も大写しのじゅずさんを拝みながら俳優さんは役柄によってこうも変身できる、
(変身って誉め言葉です)
改めて今回もそう思いながら鑑賞できました。

心霊列車の企画が本当に悪霊に憑りつかれる車両の中で、じゅずさんが急に苦しみ
吐血する、という場面があるのですが、心配しためむたんが大丈夫?と聞くと、

だぃじょばなぃっ

大丈夫じゃないって意味だと思うのですが、
血を口から滴らせながら苦しそうに言うじゅずさん、心配しなければいけないのに
なぜかこの場面で毎回笑ってしまう自分がいたりします。(笑)
記事には書いていないのですが、「銚電931ソムリエ」というセミナー?を受講した際、
池上恵さんが講師の日を選んだところ、このあたりも本当は細かい設定が脚本に
書いてあったのが編集でカットされたのでいきなり吐血、という唐突感が出てしまった、
と池上さんがお話されていたのですが、私は呪われて吐血したと思ったら、
実はそうでなかった(当初の脚本上では)と知り、そのギャップにも個人的にはツボ、
だったりします。

って、見てない人にはなんのこっちゃなんですが。(よかったらみんな映画見てー)

お線香の香りというと、法事のイメージなのですが、今回こういう落ち着いた空間で
笑って笑ってほろっとする体験というのはなかなか新鮮でした。

映画は見る空間による影響もあるんだな、とこれだけ同じ作品を何度も見ると感じますが
今回は終わった後、思わず南無、みたいな気持ちで手を合わせて見終わった私です。(^-^;

実は記事をアップしている本日の2日前、池袋のHUMAXで再び鑑賞したのですが、
その記事も近いうちにアップしようと思います。

上映期間は短いとはいえ、銚子から遠く離れた地域でも上映される機会が増えて、
ローカル線受難の時代に応援しようと思ってくれる人の輪が広がっているのを感じます。


(現在の上映館はこちらでチェック!)https://www.dentome.net/

あまり遠くまで観に行っていないのですが、池袋の後、ちょっと遠くまで行って
鑑賞する予定です。
ここまで自分を駆り立てるものは何かと言われれば、銚子電鉄の皆さんの真摯な姿、
竹本社長のことをふざけていると仰る方もいますが、真面目にふざけているだけで
あくまで銚子電鉄を立ち直らせるための行動であって、私としては、出来る限り
これからも応援していきたいと思った銚子電鉄と
その銚子電鉄が製作した「電車を止めるな!のろいの6.4キロ」でありました。



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映画「ちむぐりさ 菜の花の沖縄日記」を観る [映画(た行)]

本日も元気に映画記事です!(^O^)/
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今年、回数的には一番通っている映画館(銚子電鉄の映画を観るのに何度も通った)、
田端のシネマChupkiさんで観た映画です。

ちむぐりさ.jpg

あらすじはYahoo!映画さんより。

15歳の少女・坂本菜の花さんは、北国の能登半島から沖縄のフリースクール、
珊瑚舎スコーレにやって来る。
型にはまらない教育方針で、年配の人々も若者と共に机を並べて学んでいる珍しい学校だ。
戦時下で学校に行けなかったお年寄りたちとの交流を通して彼女は、
70年以上前に終わったはずの戦争が沖縄ではまだ続いていると実感する。


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自分さえよければいい訳ではないのに。

ニュースでは報じられれば目に留める、
でも自分から意識して知ろうとする姿勢がなかった、
そんな自分を今更ながら反省しました。

琉球王朝が日本に組み込まれ、第二次世界大戦では連合国軍が上陸し、
戦後、アメリカの施政下に置かれ1972年に返還されたものの、
米軍基地の7割が沖縄県に集中しているという事実。

石川県から一人沖縄のフリースクールにやってきて学ぶ菜の花さん、
彼女自身も地元でいじめを受けて沖縄にやってくるのですが
(そんな菜の花さんを前に進めようとするご両親も素晴らしい)
非常にユニークな学校というか、型にはまらぬスタイルで学ぶ中
(沖縄の言葉を学ぶ場面が個人的には興味深かった)
夜間中学にやってくるおじいちゃん、おばあちゃん、との触れあいを
通じて、沖縄が経験した戦争、今も抱える米軍基地問題を、
菜の花さんの視点で描いていきます。

映画のタイトルにある「ちむぐりさ」、沖縄の言葉ですが、
あなたが悲しいと私も悲しい、という意味だそうですが、
菜の花ちゃんが実勢見て聞いたこと感じたことで、ちむぐりさ、
という気持ちになって考えることが出来たのだと思います。

夜間中学にやってくるおじいちゃん、おばあちゃんは、戦火の中、
学ぶことができなかった、その後は働くので精一杯、老後になって
やっと学ぶ時間を持てたという方ばかりで、そんなおじい、おばあも
菜の花ちゃんを本土から来たといっても明るく迎える姿が素敵でした。

三線を弾き、歌い、カチャーシー、沖縄の人はどうして明るいんだろう、
最初に菜の花ちゃんが感じるのはそういうイメージですが、
昔から今に至るまで沖縄が抱える問題を知るにつれ、
更には、故郷の石川にもかつてあった米軍の修練場が地元民の闘争によって
撤収され、結果的には沖縄に移ったということを知り、
菜の花ちゃんは申し訳ない気持ちになってしまう、という場面を見て、
どの立場から見るかによって見方が変わることはあるとはいえ、
沖縄の方々の気持ち(第二次世界大戦で大本営から見捨てられた捨て石)、
その捨て石に米軍基地を押し付けている政府、同じ日本で起きている問題として
認識する人が少ない本土の人たち。(私もその一人)

オスプレイが上空を低空飛行するのが日常の沖縄。
オスプレイやヘリコプターが落下しても本土ではそれほど大きく報じられず
若い女性が暴行され殺されても本土で報じられるのは一時的。
もし自分の住んでいる地域でこんなことが起きたら怒りでいっぱいになるだろうに、
遠くのところの話だからと無関心過ぎた自分のダメさ加減、菜の花ちゃんに
気づかせてもらいました。

ヘリコプター落下で大やけどした男性が菜の花ちゃんの取材に応じてくれて
心や顔、体に負った傷はいつまでも消えることがなく、本当は話したくない、
でも、二度とこういうことが起きてはいけないと話してくれるその姿勢、
男性の気持ちを菜の花ちゃんが動かしてくれたのだと思います。

人への被害だけでなく、牧草を育てている農家さんの牧草地にヘリコプターが
落下したことも映画の中では紹介されています。
出荷直前の牧草の上にヘリコプターが落下し、この農家さんは損害を被るのですが
(利益の逸失だけでなく、牧草地の復旧にかかる費用と時間)
農家のお父さん、怒りもありながらヘリコプターに乗っていた人が無事だったか
心配していたという話にどこまで人がいいんだろうとみていて私が怒ってしまう
くらいでしたが、それほどいつ何が起きるか分からないリスクを抱えるほど
沖縄という土地の広域に米軍基地が現存していることなのだと思いました。

今でもこれほど米軍基地の問題を抱えているにもかかわらず、
沖縄出身の元芸能人が参議院議員に当選した時、
小さいころに沖縄から東京に来たのでこれから沖縄について勉強する、と
発言したことに驚いたのですが、自民党だからそう言わざるを得なかったのか
本当に意識することがなかったのか(沖縄に家族や親戚もいると思うのですが)
彼女自身は既に若い世代、ではないものの、映画の中に出てくる若い世代でも
自分たちが将来につないでいく立場だと声を大きくする人がいることに
ホッとしました。というか、ホッとする前に、この問題が解決されるために
少しでも前進していかなければいけないということだと思いますが。

菜の花ちゃんは高校を卒業し、地元に帰りますが、
辺野古基地建設の住民投票のときは居てもたってもいられずに沖縄にやってきて
投票権のない若者へ意見を聞く活動を行ったり、と沖縄で過ごした経験、
知ったことを無駄にしてはいけないという気持ちをもって彼女なりに出来ることを
やって行こうという姿勢が見えました。

辺野古が埋め立てられ、漁港からきれいな海がどんどん見えなくなっていく、
その様子を映しながら、地元の漁師の男性が、日本はアメリカに負けた植民地で
基地を作られても仕方ない、沖縄はゴミ箱だから全部押し付けられる、というのが
本土にいてノウノウとしている人たちに向けた言葉だと思ったのですが、
米ソ冷戦から今度は中国を警戒して米軍基地をアジアに置く、米国が世界の警察的な
大国だった時代はもう終わっているように思える私には、未だになぜこれほど多くの
基地を日本に置かないといけないのか、常に沖縄の人たちを危機と隣り合わせにすることに
対して日本政府は何も感じないのか、文句と批判ばかりの野党も頼りがいがありませんが、
与党を圧勝させてやりたい放題にさせるのも国民としては無責任ではないのか、
私ももっと沖縄について意識することで、自ら知ろうとすることの大切さを菜の花ちゃんに
教えてもらった「ちむぐりさ 菜の花の沖縄日記」でありました。

(是非平良いずみ監督インタビューも!)



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映画「電車を止めるな!のろいの6.4キロ」8往復目鑑賞 [映画(た行)]

本日2つめの記事投稿です。
みなさま、気にしないでください。デジャブではありません!(笑)
銚子電鉄さんが製作した映画「電車を止めるな!」、8往復目の鑑賞記事です。
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先週2往復している内の1往復は竹本社長、赤井監督のトークショーを楽しみましたが、
昨日は、田端のシネマChupkiさんでの上映最終日。
当初はお昼の時間帯での上映でしたが、その後アンコール上映と称して期間延長、
しかも夜の時間帯に設定して上映してくださったのですが、
遂に遂に遂に、、Chupkiさんでの上映も最終日となってしまいました。(;_:)

Chupkiさんに通うようになって5年くらいですが、同じ作品を5回も見に来るの、
初めてです。(笑)

今後も、様々な作品を上映してくれるChupkiさんには通おうと思っていますが、
今回、この映画をこんなにも長い間上映してくださったことには本当に感謝です。(^-^)

電車を止めるな.png今回8往復目
(映画公式サイト) https://www.dentome.net/
(銚子電鉄サイト) https://www.choshi-dentetsu.jp/

(1往復目は池袋のシネマロサで)https://utsubohan.blog.ss-blog.jp/2020-12-29
(2往復目は竹橋のKKR東京で貸切)https://utsubohan.blog.ss-blog.jp/2021-01-18
(3往復目は千葉の京成ローザで舞台挨拶も)https://utsubohan.blog.ss-blog.jp/2021-03-02
(4往復目は田端のChupkiさんで)https://utsubohan.blog.ss-blog.jp/2021-05-16
(5往復目も田端のChupkiさんで)https://utsubohan.blog.ss-blog.jp/2021-05-29
(6往復目も田端のChupkiさんで)https://utsubohan.blog.ss-blog.jp/2021-06-08
(7往復目も田端のChupkiさんで、トークショー付)https://utsubohan.blog.ss-blog.jp/2021-06-09

で、今回も最前列の座席をしたいので上映1時間前には到着。
IMG_5825.JPG 隣は業務スーパーです
(Chupkiさんのホームページ)https://chupki.jpn.org/

IMG_5827.JPG外から見える予告編
モニターの下に書いてありますが、Chupkiさんはユニバーサルシアター、
耳の不自由な方には字幕、目の不自由な方には音声ガイド、バリアフリーで
車いすでも鑑賞できる、小さいけれど思いやりの詰まった温かいシアターです。

で、受付しようと中に入ろうと思ったのですが、
既に外からでも見える入口横にあるソファに座っているおじさん。
私がこれまでの4~7往復目の内、3往復同じ空間にいらしたおじさんです。
おそらくトークショーの後の週末も来て、今日は最終日だから更に、という感じかな、
と思いながら会釈して前を通って受付して、7往復目と同じ最前列を指定。
おじさんとは通路を挟んで隣の席です。(^-^;

座席指定した後は、近くで食事して業務スーパーで買い物して
(なんとなくルーティーンになっている)
開園10分くらい前にChupkiさんに戻って座席に座ると、
「上映前から映画について説明しているので音声ガイドを聞いてみると楽しいですよ」
と、おじさんが話しかけてきました。

びっくりしたなーもー。(◎_◎;)

「トークショーの時にも同じ席にいらっしゃいましたよね、
 私もChupkiさんでは5回目で音声ガイド、聞いてます。」と答えると、

「そうですか!私は52回目なんですけど、そんなに見てくれて助かります」

なぜおじさんが助かるのかよく分かりませんが(助かるのは銚子電鉄かな)、
おじさんにお礼を言われてしまいました。恐縮です。

おじさんと今回で4回お近くで鑑賞しますが、
顔がでかい(しかも表情怖い)メガネかけたおばさん(私)を覚えていなかったことが
逆にびっくりでした。(おじさんは映画以外に興味がないのかもしれない)

それにしても、40回見た後、からの12回、Chupkiさんで鑑賞したおじさん、凄い。

前回と同じく、上映前に、Chupki代表の平塚さんが音声ガイドが好評であることを説明し、
ご希望の方にはイヤホンをお貸ししています、とアナウンス。
結構借りていらっしゃる方が多かったのは私も嬉しかったです。


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うしお君!(;O;)

色々なキャラクターに注目しながら何度も見ておりましたが、
今回はゾンビが池田さん、幽霊が佐々木さんだったのに逆に覚えていたことに気づいて
自分の記憶を修正した以外で大きく反応したのは、うしお君でした。

なんてええ子や、、、先日のトークショーで竹本社長が仰っていた話も併せてみると
うしお君に目が釘付けになってしまう自分がおりました。
心霊電車に現れたうしお君、音声ガイドを聞いていると、うしお君の表情についても
うまく表現してくれるので尚更目が釘付けになるわけですが、
池上恵さん演じる広瀬じゅずさんが、うしお君を優しい表情で見つめる場面も見ると
じゅずさんもいい人なんだなあ、という気持ちになりました。
(映画に出てくる人で悪い人はいないのですが)

隣に座るおじさんは、いつものように場面場面で手を動かしたりしていましたが、
折々の敬礼からの最後の拍手、私もつられて拍手して見終わりました。

今回もお土産に一日乗車券と竹本社長のお手紙、お菓子(おとうさんのぼうし)、
いただきましたが、一日乗車券、まだ使っておりません。
(といっても8回みたのに手元にあるのは6枚、なぜ)

これは、いずれ銚子電鉄の経営が今より良くなったときに、使わせていただこう、
と思って(期限のない乗車券なので)とりあえず暫くは使わずキープします。

銚子電鉄に限らず全国のローカル線はどこも経営が大変だと思いますが、
銚子電鉄のこういう活動でローカル線の盛り上がりが出来ればいいいな、と
想ったりしています。
まだまだ知らないローカル線があるので銚子電鉄だけでなく、地方のローカル線も
機会があればちょとでも乗ってみる、そういうことで鼻くそレベルでもサポート、
できればと思っています。(私のできることなんて超微力ですが)

IMG_5829.JPGChupkiさんで発見!
終演後、外に出ると、音声ガイドを担当されていた檀鼓太郎さんがいらして、
トークショーでお話を聞いて音声ガイドを更に楽しめました、とお伝えしました。
他の作品もChupkiさんでは音声ガイドを楽しもうと思えたのが今作がきっかけですが、
ユニバーサルシアターと謳うシアターのお気持ちというか目指すものというか、
改めて感じることができました。
Chupkiさんでの上映は終わりましたが、都内で池袋のHUMAXで来月予定されていますので
一往復は必ず行きたいとお思った「電車を止めるな!のろいの6.4キロ」でありました。

(紺野さん、調子電鉄を盛り上げてくれてありがとう)


タグ:銚子電鉄
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映画「トゥルーノース」を観る [映画(た行)]

久しぶりに営業再開した日比谷のシャンテシネマで何かみようと
スケジュールを確認していて見つけた作品です。

true north.jpg
あらすじはYahoo!映画さんより。

幼い兄妹・ヨハンとミヒ、彼らの両親は在日朝鮮人の帰還事業により北朝鮮に渡るが、
父が政治犯の容疑で逮捕され、母と兄妹は強制収容所に収監されてしまう。
寒さが厳しい収容所での生活は日々の食事にも事欠き、母子は極限の状況を支え合って
生き延びていく。
ある日食べ物をめぐるいざこざによって母が殺され、絶望するヨハンであったが、
母の最期の言葉をきっかけにわれに返る。



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見てよかった、と心の底から思える映画でした。

北朝鮮の強制収容所の様子を脱北者の証言をもとに描いた作品だそうですが、
現在でも12万人の方が収容所で過酷な状況におかれているとエンドロールに
記されたのを見て、今この時も、正当な理由なく収容所に送られて人権を蹂躙され
耐えている人が12万人もいることに驚きました。

主人公のヨハンは在日の両親が在日朝鮮人の帰国事業で北朝鮮に住むように
なったのですが、帰国事業については、なんとなくぼんやりしか知らず、
焼肉ドラゴン [Blu-ray]

焼肉ドラゴン [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川書店
  • 発売日: 2018/12/07
  • メディア: Blu-ray
この作品の中で韓国語もろくに話せないのに帰国しようとする、という場面を見て
在日として暮らすことへの辛さ、そこから地上の楽園と言われる北朝鮮へ行こうと思う
気持ちも理解できないわけではないけれど、その先にあるものは決して楽園ではなく、
そのことをこの時に彼ら(演じていたのは大泉洋)は知らなかったということに
観ていて切なくなってしまたのですが、自分の身近に在日の方がいなかったので
感覚としては本当にぼやけた感じでそのまま大人になってしまった私には、
ヨハンの家族も悩みに悩んで北朝鮮に渡り、楽園と思っていた世界が真逆で、
あらぬ疑いで父親が連行され、残った家族(ヨハン、母、妹のミヒ)も唐突に
強制収容所へ連れていかれる、生きるために冷酷なことも辞さない、権力に阿る、
そうやって生きていこうとするヨハンに対して、母と妹ミヒは人間としてどう生きるか、
その気持ちを忘れずにいたことを母の死によって思い出したヨハンが態度を改めて
ほっとする場面があるものの、収容所の劣悪な環境が終始描かれているのを見ると、
心が苦しくなるばかり、妹ミヒが北朝鮮の看守にされたことも憤りと悲しさが混じって
しまい、それでもミヒが前向きに生きようとする姿にちょっとほっとしたり。

最後の場面を見て、冒頭の場面で思っていたことが思いきり覆されてしまう、
そんな驚きはありましたが(ネタバレになるから言えないけれど)
全編アニメ、言語が英語、という表現方法を採用しているのが、
実写(言語がハングル語)で観るよりも自分の気持ちをそれでも落ち着かせて
見ることができたと思います。

監督の清水ハン栄治さんも在日の4世(現在は帰化されているそうです)、
なんとか北朝鮮の現実を知ってほしいと思って10年かけて制作されたこの作品、
内容が内容なので出資者を募るも大変、ご自身の貯蓄を切り崩されたりとご苦労が
多かったと記事で読みました。
また、アニメ制作にあたってもスタジオに委託する困難もあったようで、
コストを抑えて質の高いアニメを制作できるとインドネシアのアニメーターさんを中心に、
「すみません」という名前の組織をつくってアニメ制作したそうで、
冒頭のクレジットにも犬の絵の下に「すみません」と書かれたロゴが映し出され、
そういうご苦労の後に完成した作品なのだということを知りました。

収容所には日本から拉致された方も収容されている場面がありましたが、
拉致され工作員の教育を言い渡されて拒否した方々だという説明もあり、
偉大なる指導者のためには何をしてもよいという判断しかできないこの国には
(一般国民の方はどうか分かりません)
憤りしか感じられませんでした。

タイトルの「トゥルー・ノース」は、本当の北朝鮮(北朝鮮の現実)、という意味と、
常に北をさす羅針盤になぞらえて、どんな時も人間として向かわなけれいけない方向として、
生きる目的という2つの意味を込めて作られたそうですが、ヨハンやミヒの姿から
この2つの意味を感じることができました。

残念なのは上映館が非常に少ないこと。
東京でも今は東宝系のシャンテシネマのみ。
ミニシアター系で上映館が増えればよいと思っていますが、
拉致被害者の問題が未だ解決されない日本に住む私たちが
北朝鮮の現実を知ることは大事ですし、そのために鑑賞することの意義も
非常に大きいと思った「トゥルー・ノース」でありました。



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映画「電車を止めるな!のろいの6.4キロ」7往復目鑑賞 [映画(た行)]

本日2つめの記事投稿です。(デジャブではありません(笑))
一昨日も2つめ記事を書いたのですが、今回も銚子電鉄さんの映画記事です。
ほんと、早く書かないと落ち着かない自分がおります。
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中1日での鑑賞ですが、今回は、竹本社長と赤井監督のトークショーつき。
3往復目の鑑賞が千葉の京成ローザ、その時の舞台挨拶で初めて生竹本社長の
お姿を拝見したのですが、舞台挨拶後には竹本社長と話したいファンの大行列、
あんなに並んでいたら無理無理と諦めて帰ってしまった私、
今回は至近距離で竹本社長を拝んでお話もしたい、そんな気持ちで予約しました。

水曜日は通常Chupkiさんの定休日ですが、竹本社長のご都合が合うということで
トークショーを企画したとのこと。
本当にChupkiさんには感謝してもしきれません。

平々凡々な毎日を過ごす自分に楽しい刺激を与えてくれた銚子電鉄さんと
竹本社長を応援したい気持ちで今回も田端にまいりました。
電車を止めるな.png今回7往復目
(映画公式サイト) https://www.dentome.net/
(銚子電鉄サイト) https://www.choshi-dentetsu.jp/

(1往復目は池袋のシネマロサで)https://utsubohan.blog.ss-blog.jp/2020-12-29
(2往復目は竹橋のKKR東京で貸切)https://utsubohan.blog.ss-blog.jp/2021-01-18
(3往復目は千葉の京成ローザで舞台挨拶も)https://utsubohan.blog.ss-blog.jp/2021-03-02
(4往復目は田端のChupkiさんで)https://utsubohan.blog.ss-blog.jp/2021-05-16
(5往復目も田端のChupkiさんで)https://utsubohan.blog.ss-blog.jp/2021-05-29
(6往復目も田端のChupkiさんで)https://utsubohan.blog.ss-blog.jp/2021-06-08

で、最前列の座席をしたいがために上映1時間前には到着。
IMG_5219.JPGあれ、入口が。
(Chupkiさんのホームページ)https://chupki.jpn.org/
IMG_5221.JPG
「電車を止めるな」の上映のみなので、このような粋な演出をしてくださって
事前にTwitterで見ていたものの実物を見るとテンション上がります。(^O^)/

中に入ると、見覚えのある男性(以降「おじさん」と呼ばせていただきます)。
4往復目と5往復目に一席空けて隣に座っていた方ですが、
向こうは覚えていないと思いますが私は覚えておりました。
座席表を見ると既におじさんの指定席は埋まっていたので、
私以上にトークショーでおじさんのテンションが上がっているかな、なんて。
トークショーの時に竹本社長が仰っていましたが、
おじさん、トークショーには2回参加したとのことなので
1回目は上映開始時刻に間に合わずトークショーまで待っていたのかもしれません。

そんなおじさんを見ながら受付すると、2日前にいただけなかった
おとうさんのぼうし、と、竹本社長のお手紙をいただきました。

場内はほぼ満席。
今回、おじさんとは通路を挟んで隣、の座席に座りました。
IMG_5224.JPG目の前の景色も今回違います。
はらぺこあおむし?

後ろの席に目の不自由な女性とご主人のご夫妻が座っていらっしゃたので、
映画が始まる前から音声ガイドで映画の説明をしているので聞いてみると面白いですよ、
と余計なお世話かなと思いながらお声かけしてみたら早速聞いていらっしゃいました。
その後、上映前に、Chupki代表の平塚さんが音声ガイドが好評であることを説明し、
ご希望の方にはイヤホンをお貸ししています、とアナウンスすると、
手を挙げて希望される方が結構いたのが嬉しかったです。
(おじさんと私はマイイヤホン持参です)


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何度見ても楽しい!

2日前は音無さんのミニスカートと龍宮司さんの意外と酷い物言い、
そんなところがツボポイントとなりましたが、
今回はあらすじや主要キャストの方々のことに集中せずに見られるようになって
地味ながら意外と気になるキャラクターを見ておりました。

これまであまりに自然過ぎて(他の登場人物と比べて)さらっと見ていたのが
蔵本社長の奥さん、陽子役を演じていた谷口礼子さんですが、
改めてみると個性が強すぎる他のキャラクター(特に蔵本社長)をうまくまとめる、
そんな立ち位置で演じられていたように思いました。
登場するキャラクターすべてが際立ちすぎているとまとまりませんからね、
そういう中で大事な役柄だったのかと今回思いました。

もう1人は、運転士役の北島さん。
演じている俳優さんのお名前が分からないのですが
(IMDbを観たら作品自体載っていなくて軽くショック)
キムタクの物真似がいまいちの山崎さん(演じている俳優さんの名前分からず)、
ゾンビ役で失敗する佐々木さん(この方も俳優さんの名前不明)、
この2人よりも地味でくだらないことは言わないのであまり目立たないのですが、
心霊電車企画で往路の運転を任される時に、偽物の目玉を車両にばらまくように
指示されて渋々ながらやってみると、そのうちの1つが霊感の強い女子高生に、、、、
という場面や、復路の山崎さん(顔濃いめ)が悪霊に憑りつかれてしまうところに
つなげていく役割で、個性的な社員ばかりのエンタメ鉄道の中で実直な様子を好演されて
いたのが印象的でした。

通路を挟んで隣のおじさんは、今回で50回目の鑑賞だそうで、もうセリフも覚えていると
思われるというか、視界の端にセリフに合わせて手を動かしていたり(敬礼も)するのが
見えて、回を重ねるごとにパワーアップしているような気がしました。
おじさんがいたお陰で終了後には拍手が場内に広がる感動が湧きおこり、
そしてトークショーが始まりました。
IMG_5228.JPGトークショー終了後のお二人
2回目も同じことを話そうと赤井監督とお話していた竹本社長ですが、
おじさんが2回参加と知り、内容を変えないと、と銚子電鉄の現状から、
1回目で最後のまとめに話していたことをいきなり話すという。(笑)
映画の裏話が面白く、登場する数字や劇中劇にした理由、うしお君の衣装、
ニコヤカ動画スタート時に銚電社員がインタビューを受けていた時に出た生首話や、
鉄旅タレント企画の草むしり(実際にあったイベント)、静止画像を使った理由、
アイデア満載の竹本社長が1晩で追加シーンの脚本を書きあげた話、
おとうさんのぼうし、の秘話などなど、私も大爆笑しながら聞きました。
(おじさんは知っている話が多いので竹本社長の言葉に呼応するように
 声に出して反応していたのが印象的でした)
その他にも、最近の銚電YouTubeに登場された紺野美沙子さんとの意外な接点、
まずい棒(本家の懐深さを感じる話)や昨夏発売した商品(大変だったらしい)
竹本社長がよく「あやかり商法」と呼ぶ具体例を色々お話してくださいましたが、
決してふざけているわけではない(社運がかかっていますし)ということを実感しました。

あと、面白いと思ったのが、銚子へのふるさと納税の話。
銚子へふるさと納税(23万円)していただければ、返礼品で私が往路は運転し、
復路はDJ(ドン引きするような冗談)します、と仰っていました。
23万円というのが中途半端な金額にも思えるのですが、ちょっと無理だな、
でも、一生に一度(竹本社長が元気なうちに)の思い出にするには手が届きそうな、
いや、でも考えちゃう、けれど思いきりがあればできなくもないような、
お話を聞いて葛藤する自分がおりました。(まだ葛藤しています)

(あとで調べたら31万3千円だった)https://www.furusato-tax.jp/product/detail/12202/4835784

と、ほぼ9割くらいは竹本社長のお話で(想定内でした)笑っていたら、
この映画を30回鑑賞しているという男性から、音声ガイドの制作秘話について
お話してもらいましょう、と提案してくださったお陰で、
音声ガイドを担当された檀鼓太郎さんからお話を聞くことができました。
Chupkiさんに「電車を止めるな!」の上映依頼がきていたのを聞いた檀さんが
神楽坂のピーナツクラブさんで映画を鑑賞した後、この作品はChupkiさんで
上映させたいという気持ちで銚子電鉄のYouTubeを観たり銚子について調べて
作ってくださった音声ガイドと聞き、30回鑑賞している男性が目をつぶって
音声ガイドを聞いて鑑賞してラジオドラマを思い出したという話に納得。
50回目鑑賞のおじさんもこれまで40回鑑賞して41回目の鑑賞で音声ガイドを使って、
新たに発見したことがあった、と仰っていたのを聞くと私なんてまだまだ甘いな、
もっと色々発見しないと、そんな気持ちになりました。
50回観るほどの財力はないのですが、努力したいと思います。

(檀鼓太郎さん@バリアフリー活弁士のTwitter)https://twitter.com/kotarodan/status/1402614213915275265?s=20

と、檀さんのお話にじわっときた後、写真撮影タイム。
IMG_5234.JPG
左から、Chupki代表の平塚さん、竹本社長、赤井監督、檀鼓太郎さん。
(最初、マスク姿でしたが、一瞬だけ、とマスクを外してくれました)

映画館の外で竹本社長がお見送りしてくださったので、
DVD化の折には副音声にChupkiさんの音声ガイドを入れてほしいこと、
今年3月に銚電に乗りにいったこと(近々記事にしたいと思っています)
現在絶賛募集中の銚電ソムリエに申し込んだ話などをさせていただきました。

年間売上5億円の銚子電鉄、借入金が年間売上の9割という巨額、
税金、社会保険料の支払い猶予もあって、映画の興行収入もまだまだ、という中、
関東圏以外の上映館に行って挨拶し、銚子から高速バスで銚電グッズやまずい棒を運んで
東京駅や新宿駅で販売し、YouTubeにも出演しては銚電の顔として東奔西走されている
お姿がかなりお疲れの
ご様子で、至近距離で見て非常に心配になったのですが、
私のできる範囲内で(超微力ですが)
応援し続けていきたいと思った
「電車を止めるな!のろいの6.4キロ」でありました。


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映画「電車を止めるな!のろいの6.4キロ」6往復目鑑賞 [映画(た行)]

本日2つめの記事投稿です。
この映画のことは早く書かないといけないと、という強迫観念というか、
自分に対する変なプレッシャーがあったりして、ほぼリアルタイムで昨日の話です。
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昨年暮れからちょくちょく見ていたこの映画、
田端のChupkiさんで上映されてから字幕付き、音声ガイド、を楽しむようになって、
前回5往復目の鑑賞後、夜の時間帯に上映してくれたら平日でも来られるんですけど、
とスタッフの方とお話したら、そういう声が多かったのでしょうか、
その数日後、上映期間延長、しかも夜の時間帯に上映、とスケジュール表で見て、
早速、平日(昨日6/7)に観に行きました。

予約した後、通常定休日である水曜日に竹本社長が来場してトークショー、
というTwitterの書き込みを見て慌てて明日の回も予約した私。(笑)

どんだけ好きなんだよ、銚子電鉄、という突っ込みを自分に入れています。(^-^;

DVD化がまだ先と竹本社長が仰っていたので映画館で観るしかない、
というか、単なる寄付ではなく自分も楽しんで銚子電鉄さんの収入につながる、
そんな双方向の流れを支えてくださるのが上映してくださる映画館なんですよね。
以前から上映する作品が結構好みで訪れているChupkiさんんですが、
この映画も上映してくださったこと(字幕、音声ガイド対応してくださったこと)、
本当に感謝の念でいっぱいです。<m(__)m>

電車を止めるな.png今回6往復目
(映画公式サイト) https://www.dentome.net/
(銚子電鉄サイト) https://www.choshi-dentetsu.jp/

(1往復目は池袋のシネマロサで)https://utsubohan.blog.ss-blog.jp/2020-12-29
(2往復目は竹橋のKKR東京で貸切)https://utsubohan.blog.ss-blog.jp/2021-01-18
(3往復目は千葉の京成ローザで舞台挨拶も)https://utsubohan.blog.ss-blog.jp/2021-03-02
(4往復目は田端のChupkiさんで)https://utsubohan.blog.ss-blog.jp/2021-05-16
(5往復目も田端のChupkiさんで)https://utsubohan.blog.ss-blog.jp/2021-05-29

で、今回も田端のChupkiさんで鑑賞です。
IMG_5212.JPG
(Chupkiさんのホームページ)https://chupki.jpn.org/
今回も早めに着いて座席指定してから近所をぶらぶらしたり、
隣の業務スーパーで買い物したりと時間をつぶしてから中へ。
広瀬じゅず役を演じた池上恵さんのサインも確認した後は、
過去2回、熱心な銚電ファンと思しきおじさんが座っていた最前列真ん中席に着席。
平日なので満席というほどではありませんでしたが、
それでも7-8割くらいは埋まっていたかも。
(要は現在間引きして10名定員の内7-8名って感じです)
上映前から音声ガイドで映画の見どころや音声の入れ方、
銚子電鉄の説明等を聞いてテンション上げ上げ状態で鑑賞できました。


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前回、前々回のように熱い思いのおじさんの姿が視界の端に入ることがなく、
更に嗚咽の声も聞こえず、上映後の拍手もありませんでしたが、
音声ガイドを聴きながらの鑑賞はとても楽しいものでした。

あらすじが分かっているので細かいことへの突っ込みというか、
そんなところばかり見てしまった自分がおりましたが、一番気になったのは、
4回目の鑑賞時、字幕で見て名前をやっと覚えた銚電女性社員の音無さん。
(演じているのは相馬絵美さんという俳優さん)
ロン毛、ミニスカスーツに黒ストッキングにハイヒール姿という、
ありえないだろう、というキャラクターなのですが、
これは竹本社長の希望によるものなんだろうか(笑)
そんなことをうっかり考えてしまいました。
音無さんの短すぎるスカートが音無さん登場から最後の外川駅でベンチに座る姿まで
もう気になって気になって。。。。。(中身はおじさんですから、私)

あとは、顔が濃いな、と思っていた程度の龍宮司(除霊師)さん。
演じているのは秦野豪さんという俳優さんなんですね。
他の出演者のように映画関連イベントへの露出もなく、
https://twitter.com/comchups
Twitterを見てもご自身のお芝居のことをTweetされていて、
映画について特にTweetされていないようでしたので、
お笑い漫画道場の出演を経歴から消していた川島某さんとは違うよね、
(時代が古すぎて分からなかったらごめんなさい)
そんなことを考えながら今回見てしまいました。

銚子に集まってきた悪霊を退散する際、
電車に乗っていたメンバー(めむたん、じゅずさん、蓑毛さん、谷川君)に対して
このメンバーが銚電に乗っている理由を説明した後、
「今は負け犬でも」と彼らに冷静に言葉を発する姿が、
見た目クールだけど言ってることが結構酷い(笑)、と、
それまであまり気にしていなかったところながら今回は気になって笑ってしまいました。

あとは、エンドロールに映し出される昔の写真、
一番最後に出てくるのが地元のお客さんと話す故・綿谷専務。
https://superceo.jp/tokusyu/manga/100790

この記事を見たら、綿谷専務が、たい焼きやぬれ煎餅の販売を始めたと知りました。
音声ガイドで綿谷さんという名前を聞いていなければ調べることもなかったかも、
でもこうやって名前を知って調べて銚子電鉄のあきらめない姿の原点だった方を
知ることができました。

と、今回も細かいところでの収穫を得て鑑賞終了。

帰りにいただけると思った竹本社長のお手紙と、おとうさんのぼうし、
今回配布がなかったので、上映期間延長と観客動員急増で品切れ状態なのかな、
(銚子電鉄の嬉しい誤算)と思っていたら、帰宅後、Chupkiさんからメール。
渡し忘れてしまったので次回ご来場時にお渡しするか郵送しますという内容でした。
忘れてしまってもこういう丁寧なご連絡をいただけると嬉しいですね。
明後日(6/9)に行きますのでその時にお願いしますと返信しました。

というわけで、明日は、竹本社長のトークショーに行ってきます。
3回目鑑賞時(京成ローザ)ではちょっと遠くに見えた竹本社長、
今回はこじんまりしたシアターで至近距離でお姿を拝めることを
楽しみに行ってまいります!


タグ:銚子電鉄
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映画「電車を止めるな!のろいの6.4キロ」5往復目鑑賞 [映画(た行)]

本日2つめの記事投稿です。
ほぼリアルタイムで昨日の話。(前回の4往復目に続いてこの件は頑張っています)
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鑑賞当日の夜、映画にも出演されていた木村裕子さんが銚子電鉄のYouTubeに出演され、
銚子電鉄の思い出を色々と語っていらっしゃるのを観て、映画のシーンのヒントになるような
ことを木村さんがファンの方に企画されていたんだな、と知ったわけですが、
(ファンの方と一緒に駅周辺を草むしりって企画なんですが(笑))
このインタビュー動画、面白くてついスパチャしてしまった私です。
電車を止めるな.png今回5往復目

(1往復目は池袋のシネマロサで)https://utsubohan.blog.ss-blog.jp/2020-12-29
(2往復目は竹橋のKKR東京で貸切)https://utsubohan.blog.ss-blog.jp/2021-01-18
(3往復目は千葉の京成ローザで舞台挨拶も)https://utsubohan.blog.ss-blog.jp/2021-03-02
(4往復目は田端のChupkiさんで)https://utsubohan.blog.ss-blog.jp/2021-05-16

今回も田端のChupkiさんで鑑賞です。
(Chupkiさんのホームページ)https://chupki.jpn.org/
IMG_5160.JPG 到着
最初に来たとき気づかずに通り過ぎてしまったくらい小さい映画館ですが、
隣にド派手な看板の業務スーパーがありますので、
業務スーパーが見えたらその手前、と覚えておくと分かりやすいかも。
IMG_5163.JPG入口には上映作品一覧

(映画公式サイト) https://www.dentome.net/
(銚子電鉄サイト) https://www.choshi-dentetsu.jp/

2週間前に鑑賞した後、広瀬じゅず役を演じた池上恵さんがChupkiさんを訪れ
音声ガイドつきで鑑賞されたというのをTwitterで見ていたので、
広瀬さんのサインを探したら、
IMG_5169.JPGポスターの下に発見!
IMG_5170.JPG広瀬じゅずってー。
IMG_5161.JPG片桐はいりさんのサインもありました♪
この日は満席(といっても座席を間引きして10席のみ)でしたが、
前回座った席と同じところがまだ空いていたのでその席を指定。
IMG_5166.JPGミーとスナフキン
スクリーン下で寛いでいらっしゃいました。
IMG_5165.JPG一日乗車券 いただきました
IMG_5164.JPG今回は音声ガイドも楽しみます。


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あらすじが分かっているのに、相変わらず笑ってほろっとして楽しめました。(^-^)

前回の反省を踏まえて今回は音声ガイドを利用したのですが、
上映前から映画の中での音声のつけ方について説明があって
ネタバレにならない程度に説明してくれるのですが、それが面白くて、
初めて見る人もこれからどんな映画が始まるのか、期待が高まると思います。

前回は字幕のお陰で登場人物の名前を知ることができたのですが、
音声ガイドでは映し出される風景の説明も入って、その説明がとてもわかりやすく
目の不自由な方(今回も鑑賞されていました)にも映画を楽しんでいただける、
Chupkiさんのお心遣いを改めて感じました。
音声ガイドで面白かったのは、心霊電車の様子をライブ配信するニコヤカ動画、
名前からお分かりのようにニコニコ動画を模したものですが、
視聴者の書き込みが右から左に流れていくのも音声で読み上げていくことでした。
書き込みが増えると画面いっぱい文字だらけになるのですが、それを何人もの方が
読んでいくのがもう面白くて面白くて爆笑。
また、エンドロールで紹介される写真の説明も音声ガイドのお陰でよくわかりました。
(一番最後に映る白黒写真、銚子電鉄の元専務のお姿だったと知りました)

また、今回も各登場人物を演じる俳優陣の好演を楽しく拝見できました。
やっぱり一番ツボにはまるのは末永百合恵さん演じるめむたんですが、
道井良樹さん演じる蓑毛よだつ(怪談師)のアップで見る顔芸ともいえそうな表情に
怖いはずなのにうっかり笑っている自分がおりました。

で、自分の席に着く時、1席空けて隣に座るおじさんを見て、
「この人、先々週に来た時にもこの席に座っていた人だ」すぐわかりました。
私とおじさんの間の席に大きなカバンを置いてあり(私のカバンを置く余地なし)

IMG_5085.JPG

隣の席にムーミン?ムーミンママ?が置いてあるのですが
(上の写真は4往復目を見終わったあとに撮影)
おじさんの大きなカバンでムーミンが押しつぶされていたので、
なんだか可哀想になってムーミンをカバンの下から引き上げてあげました。
こういうの、気にならない人なんだと思いますが私は気になっちゃうな。
映画と全然関係のない話ですが、靴をはいて歩くところ(電車の床とか)に
置いたカバンを座席にも置く、個人的には嫌いだしやってほしくないのですが、
(そういう床って大●菌とかいろんな菌がうようよしているし)
このムーミンも上映後に除菌スプレーで除菌してもらえるとしても、
なんだか気になって気になって。(V)o¥o(V)
と、上映前からこのおじさんのカバンが気になってしまったのですが、
前回と同じく、映画が始まると序盤からセリフ一つ一つに頷きながら見ていて
時折映画の場面に合わせて身振り手振り。
龍宮司さんが除霊するときの動きや蔵本社長と丑雄君が敬礼する時も一緒にやっていて、
その没入感ぶりが視界の端に入ってきて前回よりパワーアップしている感じがしました。
私ももっと往復して鑑賞していけばこの域に到達できるでしょうか。(^-^;
途中、感極まって泣いてしまうのも(私もウルっとしましたが)、
最後に拍手するのも同じで、このおじさんの拍手につられるように場内拍手に包まれ
温かい雰囲気で映画終了。

この次もう1本映画を観たのですが、その映画上映前にChupkiのスタッフの方に
音声ガイドが本当に面白かったことを伝えて、池上恵さん(広瀬じゅず役)が
Chupkiにいらっしゃった時のお話をうかがいましたが、
役柄(ヒョウ柄のおばちゃん)と全く違って若くて可愛らしい方だったとのこと。
私も京成ローザの舞台挨拶後にお話しさせてもらって映画と全く違っていて
驚きましたと伝えたのですが、出演者が予告なしに映画館にいらっしゃる、
同じ回で鑑賞で来た方はラッキーだなあと羨ましくなりました。

Chupkiさんでの上映は6/1までとあとわずかですが、上映の時間帯がお昼なので、
平日は来づらいけれど夜の上映だったら平日でも鑑賞したいです、
再上映の機会があればぜひお願いします、とスタッフの方に伝えました。
現在は夜8時までに上映終了しないといけないので難しいそうですが、
Chupkiさんでもこの映画の反応が大きいと感じていただけているようですし、
9時までに制限緩和されれば上映してもらえるかな、とひそかに期待しています。

というわけで、Chupkiさんのバリアフリー対応のお陰で映画を更に楽しめて
DVD発売までまだ時間がありそうですので(笑)、
機会を見つけて往復(鑑賞)したいと思った「電車を止めるな!」でありました。


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Chupkiさんの向かいに、
IMG_5168.JPGお茶のお店があったのですが、
IMG_5167.JPGむせかえるほどの(笑)
これは次回Chupkiさんで映画鑑賞の時に食べてみようかな。
(と書いておいてミックスソフトを注文しそうです、私)


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