映画「サボテン・ブラザース」を観る [映画(さ行)]
急に気分がメキシコになり、むかしむかーし見た作品を借りてみました。
あらすじはYahoo!映画さんより。
ハリウッドをクビになった芸人トリオ“スリー・アミーゴーズ”が、
ショウ出演と勘違いして、山賊に苦しめられているメキシコの村へやって来る。
だが、そこで三人を待ち受けていた仕事とは、本物の山賊退治だった。
安定感のベタな笑い。
なんというのか、コメディの教科書的というか、
ここでこうなるだろう、ドキドキ、と見ていてその通りになるという。(笑)
常に小さく笑う作品。
大きく笑うのではなく、常に笑い続ける感じが心地よいです。(^-^)
馬鹿っぽいのですが話が散漫にならず、きちんと展開して、
最後にちょっぴりほろっとする感じの展開はジョン・ランディス監督らしいというか、
さすが、マイコ―のスリラーで一躍有名になった人だな、と実感です。
勘違いが勘違いを呼び、でもいつの間にか力を合わせて、的な、
一緒に悪と戦おう、的な気持ちの一体感から、最後の分身の術というか、
登場人物だれかが突出することなく、スリーアミーゴとメキシコの村人たちと
ともに力を合わせて悪をやっつける、その光景が手作り感満載で微笑ましい雰囲気で、
でも、最後はスキッと爽快な気持ちで見終わる作品です。
時間が経つと古さを感じる映画が多いのですが、今作は古さはあっても、
笑う感覚に古さはなく、見ていてほっとする感じ。
海外コメディはピンとこないことも時折ありますが、
今作は日本人でも笑えるというか、大爆でなくて小爆笑くらいが続くのが
いい感じの、「サボテン・ブラザース」でありました。
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