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映画「ヘドウィグ・アンド・アングリー・インチ」を観る [映画(は行)]

久しぶりに見たくなり借りました。



ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ [DVD]

ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ [DVD]

  • 出版社/メーカー: エスピーオー
  • メディア: DVD




あらすじはYahoo!映画さんより。


東西冷戦時代の東ドイツに生まれた男の子ハンセル。
母と二人暮らしの彼の夢は、自由の国アメリカでロックスターになること。
ある日、米兵から結婚を申し込まれた彼は、性転換手術を決意する。
しかし、手術のミスで股間には“怒りの1インチ(アングリー・インチ)”が残ってしまう。
名前をヘドウィグと変え、何とか渡米するも米兵には結局捨てられてしまう。
それでも夢を思い出しロックバンドを結成したヘドウィグは、ある日、
17歳の少年トミーと出会う。
同じ夢を持つトミーに愛情のすべてとロックシンガーとしての魂を注ぎ込むヘドウィグだったが……。




(以前書いた記事)→ http://utsubohan.blog.so-net.ne.jp/2006-05-24


このブログで記事にしたのは、ブログを始めて1年も経たないころ。
この作品は何度でも見たい映画のうちの1本ですが、
今回も自分が学生のころに訪れたベルリン(壁崩壊前)のことを思い出しながら見ました。


元々オフブロードウェイ作品だったのが映画化され、
その後、ブロードウェイ(大箱劇場)で再び公演され日本でも日本人キャストが
演じている人気作品ですが、やっぱりジョン・キャメロン・ミッチェル演じるヘドウィグが
一番好きですね。


舞台となっている時代には、性転換手術を行った元男は酷く差別されたのではないかと
思いますが、今作による影響は大きかったと思います。
それと、時代の流れもあるんでしょうね、今ではヘドウィグのような人間も差別は少なく
なりつつあるの思っています。
(ジョン・キャメロン・ミッチェル自身もゲイであることを公表されています)


辛いことが続いても前向きに進もうとするヘドウィグを見ていると、
自分なんてぬるま湯だよな、って思うのですが、
世の中は男と女だけでない存在がいても、その人の個性を好きになればいい、
そういう気持ちになって清清しく見終われる作品です。


もちろん、作中の音楽も(詞も)すばらしく、時折ヘドウィグに会って、
前向きな気持ちになりたい「ヘドウィグ・アンド・アングリー・インチ」でありました。





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lovin

これ、DVD持ってます~~。
でも1回しか観てないかな?
また観てみたくなりました!
by lovin (2017-05-02 15:50) 

うつぼ

lovin姐さん、おはようございます。
音楽が好きで何度も観ますが、舞台版も楽しいですよ!
by うつぼ (2017-05-04 09:33) 

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