山口旅行記2023~秋芳洞編②~ [日本の旅(中四国)]
秋芳洞に来たのは、「山口県 観光」のキーワードで検索したところ、
じゃらんのサイトで2位だった(1位は角島大橋)ので来たのですが、
鍾乳洞、というと、福島競馬の帰りによったあぶくま洞や、
太平洋海沿い旅の途中で寄った龍泉洞の思い出はあるのですが他にどこか行ったかと
思い返して、30年くらい前、昔の勤め先のアメリカ子会社に駐在している方々を訪ねて
一緒に出掛けた時に鍾乳洞を訪れたのを思い出したのですが名前は思い出せませんでした。
今回訪れた秋芳洞は、wikiから転記いたしますと、
秋芳洞は、山口県美祢市東部、秋吉台の地下100-200mにある鍾乳洞で、
約1kmの観光路をもって公開されている。鍾乳洞としては日本最大規模。
洞奥の琴ヶ淵より洞口まで、約1kmにわたって地下川が流れ下っている。
日本最大規模、片道20分かかる、というのは事前に調べていたので、
転ばず往復することで転倒骨折した自分に自信がつくのではないか、という気持で
やってきたわけですが、気になったのは服装。
30度近い暑さの毎日だったので半袖でもいいかな、と思っていたら、
「暑がりの人も一枚羽織るものをもっていったほうがよい」という記載を
ネット記事で見たのでとりあえずヤッケ(って今もいうの?)をもっていきました。
結果的には、中に入った時ひんやり感じただけで、往路の途中で汗をかき始め
結局半袖で中を歩いていても寒いと思うことは全くなく(超暑がりです)
復路を歩き終えた頃には顔汗をタオルハンカチで拭っていたので化粧が落ちかけて
いました。(笑)
と長々書いてしまいましたが秋芳洞の中へ入りましょう。
入ってすぐのところに身代観音様。
秋芳洞入口まで続く商店街の途中でみかけた禅師河童の銅像の説明にあった
秋芳洞で命がけで雨乞祈願をされた寿円禅師が雨が降ったことから仏様のご加護に
感謝して寿円禅師が川に身を投じ、それを知った人々がこの観音様を祀ったそうです。
命がけで祈ることが出来るかといえば自分のような邪心だらけには無理ですが、
こういう説明を見るともっと真面目に生きていかないと、という気持になりますね。冒険コース(有料)
アップダウンのあるコースのようですが、普通のコースでさえ歩けるか分からないのに
そんな冒険ができるわけもなくチャレンジする人は頑張ってください、と思いながら
そのまま歩を進めます。
鍾乳洞らしくなってきました この印
印で囲んである部分は洞内環境や景観を改善するための調査・研究用なので
触れないように、という注意書きがありました。
じゃあ、これ以外は何をしてもいいかということはないのですが、世界遺産に落書きを
してしまう人がいたりするような世の中、美しい自然を見学できるだけでもありがたい、
変なことをする人がいないようにと願うばかりです。
百枚皿 名前の通りの景観です
ポイントポイントにこういうボタンがあって押すと説明を聞くことができます。
もっと狭い通路を想像していたのですが、序盤は平らで広々としたところを
歩いているので転ぶ危険は殆どなくかなりリラックスしながら歩けました。
広庭と呼ばれる場所です。
富士山を連想させる洞内富士は洞内最大の石筍(せきじゅん)で、
(石筍:上壁から落ちるしずくの中に含まれている石灰分が沈殿して固まったもの)
天井から流れ出る自ら沈積した石灰分がいくらかの土をまじえて下から段々と
出来上がったものだそうです。
下から盛り上がった富士山
同じ洞内なのに自然に富士山になったり皿になったり様々な形を見せてくれる、
入ってまだ5分も経っていないのに一人静かに盛り上がっております。(笑)
上右の写真は「大松茸」。
これがホンモノだったら物凄い香りだろうな、と思えるほどの巨大松茸でした。
「千町田」は先に観た百枚皿と同じような流れで出来たようで
(平らな岩の上に石灰分を含む地下水がたまったり乾いたりを繰り返し)
写真では見づらいのですが、田んぼの縁に見えるようなところでした。
1メートルくらいの細長い鍾乳石が天井からたくさん下がっている様子が、
昔の傘屋さんのように見えることからこの名前がつけられているそうです。
ここは、広庭のように下から盛り上がったのとは逆で上から石灰分を含む地下水が
滴り落ちてつらら状に形作られていったそうですが、星座のように似たものに
なぞらえて名付けられるというのが親近感が湧きますね。
左の柱
大黒柱 です
この一つだけが天井まで続いているのでこう名付けられたんですね。
滝でもいいかな、と思いますが水が流れていなので空滝、ということなんですね。
近くで見ると水が轟音とともに上から流れる様子が想像できるくらい迫力があります。
と自分の備忘録にあれこれ説明を書いていたら長くなってきましたので、
明日に続きます。
(つづく)
じゃらんのサイトで2位だった(1位は角島大橋)ので来たのですが、
鍾乳洞、というと、福島競馬の帰りによったあぶくま洞や、
太平洋海沿い旅の途中で寄った龍泉洞の思い出はあるのですが他にどこか行ったかと
思い返して、30年くらい前、昔の勤め先のアメリカ子会社に駐在している方々を訪ねて
一緒に出掛けた時に鍾乳洞を訪れたのを思い出したのですが名前は思い出せませんでした。
今回訪れた秋芳洞は、wikiから転記いたしますと、
秋芳洞は、山口県美祢市東部、秋吉台の地下100-200mにある鍾乳洞で、
約1kmの観光路をもって公開されている。鍾乳洞としては日本最大規模。
洞奥の琴ヶ淵より洞口まで、約1kmにわたって地下川が流れ下っている。
日本最大規模、片道20分かかる、というのは事前に調べていたので、
転ばず往復することで転倒骨折した自分に自信がつくのではないか、という気持で
やってきたわけですが、気になったのは服装。
30度近い暑さの毎日だったので半袖でもいいかな、と思っていたら、
「暑がりの人も一枚羽織るものをもっていったほうがよい」という記載を
ネット記事で見たのでとりあえずヤッケ(って今もいうの?)をもっていきました。
結果的には、中に入った時ひんやり感じただけで、往路の途中で汗をかき始め
結局半袖で中を歩いていても寒いと思うことは全くなく(超暑がりです)
復路を歩き終えた頃には顔汗をタオルハンカチで拭っていたので化粧が落ちかけて
いました。(笑)
と長々書いてしまいましたが秋芳洞の中へ入りましょう。
入ってすぐのところに身代観音様。
秋芳洞入口まで続く商店街の途中でみかけた禅師河童の銅像の説明にあった
秋芳洞で命がけで雨乞祈願をされた寿円禅師が雨が降ったことから仏様のご加護に
感謝して寿円禅師が川に身を投じ、それを知った人々がこの観音様を祀ったそうです。
命がけで祈ることが出来るかといえば自分のような邪心だらけには無理ですが、
こういう説明を見るともっと真面目に生きていかないと、という気持になりますね。冒険コース(有料)
アップダウンのあるコースのようですが、普通のコースでさえ歩けるか分からないのに
そんな冒険ができるわけもなくチャレンジする人は頑張ってください、と思いながら
そのまま歩を進めます。
鍾乳洞らしくなってきました この印
印で囲んである部分は洞内環境や景観を改善するための調査・研究用なので
触れないように、という注意書きがありました。
じゃあ、これ以外は何をしてもいいかということはないのですが、世界遺産に落書きを
してしまう人がいたりするような世の中、美しい自然を見学できるだけでもありがたい、
変なことをする人がいないようにと願うばかりです。
百枚皿 名前の通りの景観です
ポイントポイントにこういうボタンがあって押すと説明を聞くことができます。
もっと狭い通路を想像していたのですが、序盤は平らで広々としたところを
歩いているので転ぶ危険は殆どなくかなりリラックスしながら歩けました。
広庭と呼ばれる場所です。
富士山を連想させる洞内富士は洞内最大の石筍(せきじゅん)で、
(石筍:上壁から落ちるしずくの中に含まれている石灰分が沈殿して固まったもの)
天井から流れ出る自ら沈積した石灰分がいくらかの土をまじえて下から段々と
出来上がったものだそうです。
下から盛り上がった富士山
同じ洞内なのに自然に富士山になったり皿になったり様々な形を見せてくれる、
入ってまだ5分も経っていないのに一人静かに盛り上がっております。(笑)
上右の写真は「大松茸」。
これがホンモノだったら物凄い香りだろうな、と思えるほどの巨大松茸でした。
「千町田」は先に観た百枚皿と同じような流れで出来たようで
(平らな岩の上に石灰分を含む地下水がたまったり乾いたりを繰り返し)
写真では見づらいのですが、田んぼの縁に見えるようなところでした。
1メートルくらいの細長い鍾乳石が天井からたくさん下がっている様子が、
昔の傘屋さんのように見えることからこの名前がつけられているそうです。
ここは、広庭のように下から盛り上がったのとは逆で上から石灰分を含む地下水が
滴り落ちてつらら状に形作られていったそうですが、星座のように似たものに
なぞらえて名付けられるというのが親近感が湧きますね。
左の柱
大黒柱 です
この一つだけが天井まで続いているのでこう名付けられたんですね。
滝でもいいかな、と思いますが水が流れていなので空滝、ということなんですね。
近くで見ると水が轟音とともに上から流れる様子が想像できるくらい迫力があります。
と自分の備忘録にあれこれ説明を書いていたら長くなってきましたので、
明日に続きます。
(つづく)
タグ:山口
2023-07-12 08:00
nice!(7)
コメント(4)
百枚皿、素晴らしいですね。ぜひ見に行きたいです。
by 溺愛猫的女人 (2023-07-12 13:02)
昔を思い出します。あれからウン10年。
by 夏炉冬扇 (2023-07-12 20:22)
溺愛猫的女人さん、おはようございます。
同じ鍾乳洞内でも様々な形の鍾乳石が見られるのが興味深いですね。
どうやって出来上がったのか知ると更に楽しく観られます。(^-^)
by うつぼ (2023-07-13 08:50)
夏炉冬扇さん、おはようございます。
私自身は昔訪れた場所を再び訪れて、、みたいなことも最近ちょくちょく
ありますが、当時のことを思い出しながらの訪問、ぜひ。(^-^)
by うつぼ (2023-07-13 08:51)