映画「告白、あるいは完全な弁護」を観る [映画(か行)]
久しぶりに銀座スイッチに行ってみた韓国映画です。
あらすじはYahoo!映画さんより。
IT企業の社長ユ・ミンホ(ソ・ジソブ)の不倫相手であるキム・セヒ(ナナ)が、
ホテルの密室で不審死を遂げる。
彼女の殺害容疑をかけられたミンホは身の潔白を証明するため、
すご腕の弁護士ヤン・シネ(キム・ユンジン)を雇って事件の真相解明に乗り出す。
彼は事件前日に起きた交通事故がセヒ殺害に関わっているかもしれないと告白し、
事件の再検証が始まる。
そんなとき、突如現れた目撃者の存在によって事態は思わぬ方向へと向かう。
あらすじはYahoo!映画さんより。
IT企業の社長ユ・ミンホ(ソ・ジソブ)の不倫相手であるキム・セヒ(ナナ)が、
ホテルの密室で不審死を遂げる。
彼女の殺害容疑をかけられたミンホは身の潔白を証明するため、
すご腕の弁護士ヤン・シネ(キム・ユンジン)を雇って事件の真相解明に乗り出す。
彼は事件前日に起きた交通事故がセヒ殺害に関わっているかもしれないと告白し、
事件の再検証が始まる。
そんなとき、突如現れた目撃者の存在によって事態は思わぬ方向へと向かう。
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もう、ドキドキしっぱなし。
ミステリーとかサスペンスもテレビの2時間ものなら全然ドキドキしないのですが(笑)
今作は殺人容疑をかけられたIT企業社長のユ・ミンホと弁護士のヤン・シネとの
会話が常に緊迫感たっぷりで、ユ・ミンホの告白から回想シーンのように映し出されると
それに対してヤン・シネが「もし、~だったら?」と畳みかねて、今度は全く違う展開が
映し出される、というのがずっと続くので、見ている私にしてみれば、
え、どれが本当なの?次々と変わる場面に少々困惑しながらも自分でも結末を想像し
答え合わせのように見続けました。
各々の立ち位置と場面が変わる度に、ユ・ミンホや不倫相手のキム・セヒがいい人に
見えたり悪い人に見えたりしたりでおそらく監督の思うツボにはまっていた私ですが、
先入観って怖いものだな、と今回の作品でも自分の見方が二転三転してしまったことを
反省してしまったというか、日常生活では先入観を持たないように本当に気を付けないと
いけないな、という気持になりました。
原題は「告白」ですが、敢えて邦題に「あるいは完全な弁護」がついているのも
見ていると分かりますが、ユ・ミンホとヤン・シネの駆け引きの中で、
弁護士による完全な弁護、という意味と、容疑者であるユ・ミンホ自身による
自分を完全に弁護しようとするような意味にも思えました。
ヤン・シネを演じたキム・ユンジンの演技がとにかく素晴らしくて
どこかで見たことがあるような気がしていたら、
私が人生で2番目にみた韓国映画で北朝鮮の工作員イ・ミョンホンを演じ、
韓国人の知り合いに昔聞いた話と重ね合わせてみた映画の中で
主人公ドクスと恋に落ち、ともに厳しい人生を歩むヨンジャを演じていましたが、
今作はまたこれらとは全く違う役柄を好演されていました。
今作は全く事前予習なく、シネスイッチ銀座で時間調整のために入って観たのですが
展開の読めなさにドキドキし、おそらく見落としてしまった箇所も多いと思われるので
おさらい的に(結末を知った上で)もう一度見てみたいと思った上質のサスペンス、
「告白、あるいは完全な弁護」でありました。
主人公ドクスと恋に落ち、ともに厳しい人生を歩むヨンジャを演じていましたが、
今作はまたこれらとは全く違う役柄を好演されていました。
今作は全く事前予習なく、シネスイッチ銀座で時間調整のために入って観たのですが
展開の読めなさにドキドキし、おそらく見落としてしまった箇所も多いと思われるので
おさらい的に(結末を知った上で)もう一度見てみたいと思った上質のサスペンス、
「告白、あるいは完全な弁護」でありました。