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映画「散歩屋ケンちゃん」を観る [映画(さ行)]

銚子電鉄の「電車を止めるな!」を手掛けた寺井広樹さんが監督、
銚子電鉄100周年(今年7月5日)の応援映画として制作されたということで
出演者(石田純一&いしだ壱成)がそんなに好きでもないのですが、
銚子が舞台で銚子電鉄も銚子電鉄社員の方々と竹本社長が出る!という理由で
田端のChupkiさんへ観に行きました。
kenchan.jfif
あらすじはYahoo!映画さんより。

ケンちゃん(いしだ壱成)は、定職に就かず”何でも屋”として働いていたが、
あることがきっかけで”散歩屋”を始める。
お年寄りや引きこもりの人など介助や支援が必要な人たちと一緒に歩いたり、
時間のない飼い主に代わって犬の散歩を引き受けたりしていた。
さまざまな事情を抱えた人たちと散歩をする中、ケンちゃんはある出来事を機に
生き別れた父への思いを募らせる。


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ビッグ錠先生の漫画がよかった!

恐らく竹本社長(銚子電鉄)は制作に参加されていないと思われるので、
ダジャレや笑いに包まれるといった感じはないのがちょっと残念でしたが、
銚子を舞台にこういうほんわかした映画があってもよいのではないか、
そんな気持ちで観終わりました。

とはいえ、最後の唐突な終わり方(前振りもなかったわけではないけれど)には
思わず苦笑してしまいました。
久しぶりに観た辛酸なめ子さんは全然老けないなあと思いましたが。(^-^;

ケンちゃん(いしだ壱成)の父(石田純一)がなぜある日突然家を出ていったか、
そのあたりがよく分からないのがモヤモヤしたまま観ていたのですが、、
突然母と自分を置いて消えた父親に対する憎しみが大きい一方、父親との思い出を
思い出してはお父さんに会いたい気持ちになるのは色々あっても親だからね、
なんて私も自分の父のことを思い出して少々うるっとしてしまいました。

銚子電鉄の「電車を止めるな!」の出演者が出ていたのが一番萌えましたが、
蔵本社長を演じたコウガシノブさんの借金取り(ガラが悪い中にも優しさあり)、
蔵本社長妻を演じた谷口礼子さん(石田純一演じる漫画家ゆでプリンのアシスタント)
運転士の北島を演じた池田諭さん(指名手配犯の小出、写真に爆笑)、
この3人に、銚子電鉄からは竹本社長、運転士として活躍されている袖山さん、
きりっと可愛い車掌の馬上さんなども登場していて暫くご無沙汰している銚子に
行きたくなりました。
(他に、英語のアナウンスで有名なSEKIDAIさんが出演されていてびっくり。)

今回、田端のChupkiさんで鑑賞したので音声ガイドも楽しませてもらいましたが、
(「電車を止めるな!」と同じく檀鼓太郎さんが担当されていました)
音声ガイドを聞いていると撮影されている場所(海岸とか)を説明してくれるので
次回銚子に行くときの楽しみが増えました。(^-^)

キャストに若干馴染めない感じもあったものの、
散歩相手のおじいちゃん(友川カズキさん)がギターを弾きながら歌う場面に
心温まったり、ところどころでツボな場面もあったりしたので全体的には☆3つ、
といった感じの「散歩屋ケンちゃん」でありました。







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