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骨と闘う2022~転んで骨折しちゃった編①~ [健康・お金]

ここのところ旅記事多めな感じで記事を書いておりましたが、
昨年の春骨折し、10か月間(実質9か月間)続いたリハビリ卒業の後、
先月(6月)半ば、主治医の診察で骨折治療から卒業できましたので、
己の備忘録として今回の骨折(珍事)について記していこうと思います。

ちなみに、今年の骨折はまだリハビリ中なので( ゚Д゚)
一区切りついたら別途記事にしたいと思います。

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骨折したのは昨年4月下旬、久しぶりに都内で友人と会って食事(呑み会)して
どしゃ降り&人混みの中、帰ろうと駅に向かっていたのですが、
横断歩道で信号待ちして青に変わったので横断歩道を渡っていると、
人が多くて傘がぶつかって、と思った瞬間に転んでいました。
酔っ払いで足元がふらついていたのと悪天候というのもあったかもしれませんが、
どうやって転んだのか、なんで転んだのか、などなど、
詳細を色々な友人知人に聞かれたものの(中には詰問する感じの人もいた)
転んだ瞬間とその前後については頭が真っ白で覚えていません。
(そういう瞬間を冷静に覚えていられればまず転んでないと思う(笑))

1人の女性が「大丈夫ですか?」と声をかけてくれたのではっと我に返り、
と同時にしっかりしないと自分!という気持ちになって、
「あ、大丈夫です!大丈夫です!ありがとうございます!」と答えて、
早く家に帰らないと、と電車に乗って最寄り駅から歩いてなんとか帰宅しました。

自宅に着いた途端、緊張の糸がぷつんと切れて、洋服を脱いでパジャマに着替えて
爆睡したのですが、夜中に腕の痛みで目が覚めて、冷湿布とフェルビナクみたいな
湿布を貼ってみたものの、痛みがどんどん増していくばかり。

(>_<)痛い。

その後はうとうとするものの熟睡できず気づけば外が明るくなっていました。
痛みは激しくなるばかり、立ち上がって洗手間に行こうとすると激痛が走る、
打撲にしては激しい感じとは思ったものの、この時点で骨折したという考えには及ばず
転んで腕を痛めたので実家には帰らないと婆1号に連絡した後は、横になっていました。
食欲も全くないのでこの日、口にしたのはお水のみ。
(あの痛みで救急車も呼ばず自宅でじっとしていた自分が今は信じられません)

転倒して2日目になると、湿布が効いたのか前日より痛みは少なくなっていたものの、
腕がまったく上げられない(指は動く)ことに気づきました。
婆1号に連絡すると、タクシーで自宅に行こうかと言ってくれたのですが、
同じ千葉県内とはいえ距離が離れているので大丈夫と答えてこの日も自宅引きこもり。
少々食欲もあったので、冷凍庫に入っていたアイス(クーリッシュ)を一つ食べて
翌日は半休をとって病院に行こうという気持ちになりました。

殆ど熟睡できずに気づけば転倒して3日目。
同じ部署の上司と同僚に転倒して打撲して痛みが引かないので病院に行ってきます、と
メールで連絡してから近所の整形外科に連絡し、なんとか身支度して病院へ。
(洋服を着ようとすると激痛が走って泣きそうだったというか泣いてしまった)
歩いて5分くらいのところにあるので何とか歩いて病院について待つこと1時間半。
レントゲンを撮ってる傍から「こりゃ、折れてるね」と言われて痛みが更に増し、
その後先生の診察で、
「骨折しています。上腕がぐしゃっと折れていて手術した方がいいかこちらでは
 判断できないので この辺りで一番大きい整形外科に行ってください。
 紹介状書きますからね。」

ぐしゃっと骨折。

あれだけ痛くても骨折と思っていなかった自分が本当にアホでした。(;_:)
30分くらい待ってお会計(基礎疾患(血圧)で通っている内科よりも割安感があった)
紹介状もいただいたので、そのまま紹介先の整形外科に行こうと思ったのですが、
タクシーに乗って15分くらいの距離、駅まで行ったら1台も停まっていなかったので
諦めて一旦自宅に戻り、

骨折してたんだ、私。(;゚Д゚)

五十路半ばの私うつぼ、半世紀以上生きてきましたが人生初の骨折です。
骨折している事実とおそらくこんな状態じゃ手術するんだろうなという諦めで、
1年の中で一番仕事が繁忙期に入る時期に大けがしてしまったことを反省しました。
もちろん、私くらいの社員がやっている仕事の代わりはいるのですが、
元々人数の少ない部署なので私の仕事といっても繁忙期の業務を割り振ると
一人当たりの業務が多くなるので(他部門には頼めない)申し訳ないことを、、、
と悶々としながら時間をつぶし(この日のお昼もクーリッシュ)
午後の診察が始まる30分前ごろに紹介先の病院に着けるようにタクシーを呼んで
(この時はじめてタクシーGOを使いましたがカード払いで簡単便利)
私が住んでいるエリアで一番大きいと言われる整形外科に到着し、
受付で紹介状と健康保険証を出して事情を説明してから問診票を書いて提出して、
新患担当の先生の診察室前で待つこと1時間半。

やっと呼ばれた。。。(:_;)

ちょっと腕を動かすだけで激痛が走るのでひたすらじっとしていましたが、
呼ばれて安堵しながら診察室に入ると、ラーメンズの片桐さんを地味にした風貌の
先生が座っていました。

「あれ、三角巾していなかったの?」

いきなり三角巾のことを聞かれたのですが、診察を受けるまで骨折していると思わず、
午前中に診察してもらった整形外科でも三角巾した方がいいですよと言われず、
腕をだらーんと下げた状態で診察室に入ったのですが、
先生の初っ端の一言に、そうか、骨折したら患部を固定した方がいいんだ、と、
初めての骨折体験にまだ慣れていない己を感じました。

もじゃもじゃ先生(⇐片桐さんの髪型に似ているので)も、予約患者の合間に
新患の私を診ているので、物凄くてきぱきとした感じで、

「鎖骨は大丈夫?」(大丈夫、痛くないです)

「腕は上がる?」 (いいえ、無理です)

「指は動く?」 (はい、動かせます)

「じゃ、レントゲン撮ってからもう一度診察しましょうね」とレントゲン室に行くと
担当は白髪中年のおじさん技師。
ビーズ付きのタンクトップにカーディガンのアンサンブルを着ていった私に
「ああ、そのビーズ、レントゲンダメだから」と面倒臭そうに言って、
看護師さんを呼んで「これ、とるの手伝ってあげて」と言って消えていきました。
歩くだけで激痛(なるべく振動がこないように左手を右手で押さえていた)なのに
なんかこのおじさん、面倒くさそうなリアクションで冷たいなあ、と思いながら
親切な看護師さんの手伝いで何とかタンクトップを脱いでレントゲン撮影。
もじゃもじゃ先生が診察するために色々な角度で撮らないといけないとはいえ、
感じ悪い上に撮影に時間がかかり、終わったら再び看護師さんに手伝ってもらって
なんとか洋服を着て(看護師さんに「痛くて大変よね」と言われた)
再び診察室の前に戻りました。

前日までは殆ど横になっていたのでじっとしていれば何とか我慢できましたが
この日、病院に行ったり歩いたりと、腕を下げていると本当に痛い。(:_;)
それもこれも自業自得なのですが、待合室で待っている間に考えていたのは、
早く痛み止めがほしい、ということでした。
痛みにはそこそこ強いほうだと思っていたのですが、これまで経験したことの無い痛み、
婆1号が3年前に骨折した時、婆1号も痛かっただろうに、そこまで想像が及ばずに
すぐ実家に行ってあげなかったことを今更ながら反省しました。

と、レントゲン撮影から1時間経ったところで、やっと診察室に呼ばれました。


(つづく)


タグ:骨折 珍事
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