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映画「新宿タイガー」を観る [映画(さ行)]

映画館で見そびれた作品です。(Amazon Primeで鑑賞)
新宿タイガー

新宿タイガー

  • 出版社/メーカー:
  • 発売日: 2020/08/07
  • メディア: Prime Video
あらすじはYahoo!映画さんより。

虎のお面をかぶりインパクトのある格好をして、
新宿に出没する通称・新宿タイガーは、24歳だった1972年に
タイガーとして生きることを決意した。
彼が働く新聞販売店や新宿ゴールデン街の店主、
タイガーをポスターに起用したタワーレコード新宿店の関係者らへの
インタビューを通じ、タイガーの人物像、新宿の街の役割を探る。



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新宿歌舞伎町(やゴールデン街)の多様性を垣間見るような映画でした。
が、タイガーさんに共感できるかというと私自身は???という部分が多くて
☆2つくらいかなあという感想が正直なところです。(すみません)

高校卒業後上京、大学に通いながら新聞配達のアルバイトに勤しみ、
20代半ばで虎のお面をつけてあるくようになったそうですが、
映画、舞台を楽しみ、役者(主に女性ですが)と呑むのを楽しまれている姿を見ると
新宿という場所だからこそタイガーさんが長らく虎のお面をつけて愛と平和を訴える、
そんな環境を作ってこられたのかな、と思いました。

以前からこの方の存在はテレビやネットで拝見したことがあったので
一度本物を見てみたいという興味は未だにあったりしますが、在宅勤務になった今、
東京に行くのもちょっとした遠足のような感じなので歌舞伎町に行く機会、
そうそうなさそうです。(^-^;

自分と違うから受け入れない、というつもりはないのですが、
タイガーさんで引っかかったのは世代なのかもしれませんが、女性の前での態度、
スナックでちょっと上から目線で女性に語り抱きしめる、なんて場面があって
女性もお酒が入ってタイガーさんの言葉に泣きそうになっていたりするので
そこに私がツッコミ入れる権利もないのですが、ちょっと引きました。

虎のお面を被り始めた頃と映画に映る40年以上経ってからの姿を比較すると
派手さ加減がかなり進んでいて(ファミリーと呼ぶぬいぐるみが増えていた)、
小学生の頃初めて見たジャガーさん(関東以外の方は馴染みないと思いますが)が
いつの間にかかなりメイクも衣装も派手になっていったのをふと思い出しました。

自分の思うように生きられることはなかなかないと思いますが
(思うようにならないこともあるから思うように出来ると更に嬉しいような)
タイガーさんは我が道を進まれて楽しそうな姿を見ると、自分の思うように生きていく
そんな人にも見えたのはちょっとうらやましい気持ちもありつつ、
新宿という土地で映画を観て女性と語り平和と愛を祈って長生きしてほしいと思った
「新宿タイガー」でありました。




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