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映画「ファイティングファミリー」を観る [映画(は行)]

実話に基づく映画、予告編も観ずにプロレスの話というだけで映画館で鑑賞しました。fightingwithmyfamily.jpg

あらすじはYahoo!映画さんより。

イギリス北部でレスリングジムを経営するナイト家のサラヤ(フローレンス・ピュー)は、
中学生のころからリングに立ち、子供たちにレスリングを教えながら、
WWEの試合に出るという夢を抱いていた。
あるとき、トレーナーのハッチ(ヴィンス・ヴォーン)からWWEの試験に誘われる。
プロレスを愛する兄のザック(ジャック・ロウデン)と共に参加したサラヤは、
そこでドウェイン・“ザ・ロック”・ジョンソンと対面する。





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最後はダダ泣き。(´;ω;`)


プロレスラーものといえばすぐ飛びついしまうのですが(笑)、
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これまで見たプロレス関連作品はこんな感じですが、
イギリスから単身で渡米し、フリークスのように扱われて孤独な中、
厳しい訓練をやり遂げて、鮮烈なデビュー戦を飾るペイジ(本名サラヤ)という
プロレスラーを描いた作品です。

プロレスはマッチメイク、鍛え上げた選手がドラマチックな試合を見せる、
怪我を負うリスクを抱えながら人を魅了する、そういうものだと思っていますが、
鍛えているだけでなくWWEではキャラクターを演じそのキャラクターでさらに人を惹きつける、
巨額のお金が動くビジネスの中でトップに立つ、イギリスの地方都市の少女による
サクセスストーリーなのでクライマックスでどうなるかもほんわり想像できるのですが、
途中の挫折しそうな場面で既に泣いておりました。(;_:)

ペイジ(サラヤ)を演じるフローレンスビューだけでなく、
WWEでザ・ロックとして活躍した後、現在は俳優としても主演が多いドウェイン・ジョンソン、
お父さんを演じたニック・フロストもいい味を出しています。
ニック・フロストは、
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この作品からずっとファンなのですが、作品ごとの変貌ぶりが面白く、
今作でもモヒカン刈り、前科いっぱいの、でも家族思いの優しいお父さん、
そんなキャラクターを好演していました。

あとは、WWEのトレーナー役がお久しぶりのヴィンス・ボーン。
ペイジにもひたすら厳しく接するものの、実は優しく見守るいい人で、
自分自身がザ・ロックのために体をぼろぼろにして戦った元レスラーの役で
ペイジのことを思う姿をこれまた好演。

夢をつかんで渡米したものの孤独の中、挫折しそうになるペイジ、
WWEという夢をつかみそこないに嫉妬する兄、
その兄も妹の苦闘しながらデビュー戦で勝利する姿を見て、
地元で少年たちにプロレスを指導し育てていく、
その後の2人の活躍が期待できる場面で映画は終わります。

イギリス映画のどこか湿気のある笑いが好きなのですが、
今作もイギリスぽいユーモアを絡めながらの笑いと涙、
タイトルだけだとあまり見る気がしないのですが(笑)
(原題はFighting With My Family)
家族の愛情に支えられなが成功をつかむペイジを見て、
(エンドロールの実際の映像も合わせてみると尚更じわります)
疲れた疲れたと言ってばかりではなくもうちょっと頑張らないと、、と思った
「ファイティングファミリー」でありました。


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