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映画「めぐり逢わせのお弁当」を観る [映画(は行)]

予告編を見て気になっていた作品です。

めぐり逢わせのお弁当 DVD

めぐり逢わせのお弁当 DVD

  • 出版社/メーカー: 東宝
  • メディア: DVD



あらすじはYahoo!映画さんより。

インドの大都会ムンバイでは、ダッバーワーラーと呼ばれる弁当配達人たちが
ランチタイムに弁当をオフィスに届けて回る。
ある日、主婦のイラ(ニムラト・カウル)が心を込めて作った弁当が
誤ってサージャン(イルファン・カーン)のもとに届く。
イラは料理を通じて夫の愛を取り戻したいと願い、
妻に先立たれたサージャンは久々の手料理の味に心動かされる。







切ない。。。(:_;)



映画の初めで、ダッパ―ワーラーという職業の存在に驚いたのですが
どうやって間違いなく配達できるのか、、と思っていたら、
間違いから起きる話、、それも間違いを指摘しないのでずっと間違う、
でも、どうしていきなり間違ったんだろう(ある日突然)、間違ってから
どうしてずっと間違い続けてしいまったんだろう、、と思ったのですが、
そこを突っ込むと作品として成立しないので、そこは不問。(笑)


妻を亡くした初老の男が間違って届くお弁当で見知らぬ女性と手紙を交わす、
これがアメリカ映画だったりしたら(お弁当配達の設定はあり得ないけれど)
こんな結末にはならないだろうな、、、という切ない終わり方でした。
って、はっきり結末は描いていないのですが、めでたしめでたし、て感じではなく、
私が想像した結末は、、ハッピーになれるのかな、、なってほしいけれどどうかな、
敢えて2人が会う場面を作らず、会えたかどうかは観る人の想像にお任せ的な
終わり方になっていました。


ムンバイといえば都会ですが、その中で、孤独に過ごす男女が、ふとしたことで
手紙を交わす、、現実的ではないかもしれませんが、
各々の気持ちも理解はできる、、初老の男サージャンが手紙を交わすうちに
どこか若々しく見て行く様子になんだか私もうれしくなったりして、
2人が一緒になればいいのかな、、と思って見続けていたのですが、
あのエンディングだと、出会えなかったかもしれないし。。

もし出会ってもお互い心に抱えているものもあってどうなんだろう、、て
色々考えてしまったのですが、人の気持ちとか感じ方とか、
どこに住んでいても、文化が違っても同じなのかな、、と思った
「めぐり逢わせのお弁当」でありました。。


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