映画「オアシス:スーパーソニック」を観る [映画(あ行)]
あまりよく知らないバンドだったのですが、
角川シネマ有楽町で予告編を見て気になっていたので見に行きました。
あらすじはYahoo!映画さんより。
「ホワットエヴァー」「ワンダーウォール」「スタンド・バイ・ミー」
「オール・アラウンド・ザ・ワールド」など数多くのヒット曲を世に放ち、
2009年に解散したイギリスのロックバンド、オアシス。
1994年のデビューアルバムは驚異的な売り上げを記録し、
1996年のネブワースでの野外ライブには2日間で延べ25万人の観客が押し寄せた。
だが、当時すでに彼らの関係はぎくしゃくしていた。
角川シネマ有楽町では、これまでに、
ザ・ビートルズ EIGHT DAYS A WEEK -The Touring Years DVD スタンダード・エディション
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川書店
- メディア: DVD
こういうミュージシャンのドキュメンタリーを観ていたので、
結構期待してみたのですが、如何せんよく知らないバンドのドキュメンタリー。
(鑑賞後にバンドについてwikiで学習する私)→ https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%82%A2%E3%82%B7%E3%82%B9_(%E3%83%90%E3%83%B3%E3%83%89)
バンドについてよく知らずに見たので、この映画の良し悪しみたいなものは、
まったくわかりません。
大ファンの方には、微妙な気分になる人もいるのではないかな、という想像は
出来ましたが、ファンでない私が見た一番の感想は、、、
音楽は素晴らしいが、
ギャラガー兄弟、幼稚過ぎ。
Executive Producersに兄弟2人の名前がクレジットされていて、
え、これって兄弟宣伝映画なの?って思いましたが、
2人が製作に絡んでいるのであれば、2人の思った内容と演出になるわけで、
ただ、これを2人は何のために作りたかったのか、、謎でした。
何も事前の知識がない私には、音楽だけ聞いている分にはよいけれど、
彼らの言動などを観ていて共感することもできず、
ヤンチャもここまで過ぎちゃってそれを映画に仕立ててしまう、
商魂なのかなんのか、ラリって演奏しているのを見て楽しくないし、
これなら、ライブ映像だけうまく編集して大音響でライブ感を出して
見せればその方がよっぽどよかったのではないかな、なんて思いました。
DV父ちゃんのせいでこうなった、、的な描き方はまあ仕方ないのですが、
自分の生い立ちを素行の悪さなどの理由にはできないしなあ、なんて。(=_=)
冒頭で映し出されるネブワースでのライブは2日間で25万人という規模。
セキュリティが厳しくなっている今のような時代に同じことはできないし、
ましてこれだけ集客できるのか、って思うと、彼らのすごさは感じますが、
音楽性と反比例するのうな人格というか言動には見ていてゲンナリ。
そのライブから20年という区切りに自分たちの偉大さを当時を知らない若人たちに
知らしめたかったのかもしれませんね。
というわけで、音楽についてはCD買って聞いてみようかと思いましたが、
彼ら自身がああいう映画を作ってしまったことに対して謎が渦巻いてしまった
(あれで美化しているのであればさらに謎)
「オアシス:スーパーソニック」でありました。