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京都旅行記2023Ⅱ~今津町ぶらぶら編~ [日本の旅(関西&東海)]

昨年の土砂降り竹生島詣のリベンジを無事果たせましたので、
心穏やかに今津の街中をPちゃんとぶらぶら歩きます。
乗船場近くの通りは昔街道筋だったのかなと思ったのですが、
(調べてみたら小浜に繋がる鯖街道(若狭街道)の一つらしいです)

IMG_8290.JPGちょっとさびれ気味でした
乗船場でもらった地図を見ながら歩いたのですが、お土産を買おうと思っていた 
IMG_8291.JPG佃煮屋さんがお休み。。 
IMG_8292.JPGその近くにもう1軒あったので入ってみました
IMG_8294.JPGIMG_8296.JPG
ものすごく小さい川魚ですがそれ以上大きくならないのかあ、
これまで聞いたことのある魚ながらその生態については初めて知りました。
ごり、というと、つい竜雷太さんの顔が浮かんでしまう昭和世代です。(笑) 
IMG_8295.JPG川海老も美味しそう 
IMG_8298.JPGIMG_8297.JPG
琵琶湖特産と書いてあった鰻ですが、
聞いてみたら「琵琶湖ではそんなにとれないよ」という想定外の返事で(◎_◎;)
もしかしてもしかしたら、、違うところの、、、なのかもしれません。
確かにお値段も天然鰻ぽくなかったし。 
IMG_8299.JPG結局このお店ではゴリの佃煮を購入
本当は、2日前に会ったかっぱちゃんから聞いていたえび豆を買おうと思っていたのに
このお店にはなかったのでゴリを買った、というのが実情ですが、
もろこ(高くて手が出ず)なども販売されているのが琵琶湖だなあと実感します。
IMG_8301.JPG丁子屋という名の旅館ですが、
営業していないように見えたのですが、気になって調べたら営業していました。
天然真鴨や琵琶湖のお魚が食べられる料理旅館で、
(こういう楽しそうな企画も)http://www.jizakeyasan.com/item/so001/
寒い時期に鴨と琵琶湖の魚で日本酒なんていいなあと記事を書きながら
妄想しています。(また来るにはちょっと距離があり過ぎますが(^-^;)
IMG_8303.JPGIMG_8304.JPGお茶の店を通り過ぎたら左折 
IMG_8305.JPG九里半街道起点 
今津と鯖が水揚げされる小浜との距離が九里半(約38㎞)あることから、
九里半街道と名付けられたそうですが、小浜港で水揚げされた魚介類が熊川、保坂を
経て、今津に至り、京都の錦市場まで運ばれる
鯖街道の一つとして利用されていたとか。
九里半街道の終着点の今津港から琵琶湖の湖上交通と連携するルートで、
かつては物資の集散地として栄えていたそうなのですが、時代の流れとともに物流も
変化してく中で、今津町は重要地点としての役割が薄れていったのかなと思いました。
IMG_8307.JPGIMG_8309.JPG
九里半街道起点から歩いている通りは「ヴォーリズ通り」と呼ばれていて、
明治38年(1905年)にキリスト教伝道の志を抱いて、滋賀県立商業学校の英語教師に
着任したウィリアム・メレル・ヴォーリズが、来日2日後には英語教師を解任され
(リンクしたサイトの文章に唐突感があるのですが解任理由は書いてありませんでした)
学生時代に習った建築設計技術を活かして後にヴォーリズ建築事務所を開き、
生涯に約1600件余りの建築設計を手がけたという説明でした。
ヴォーリズさんについてwikiを読んでみると、解任理由は宗教活動にあったようですが、
メンタームでおなじみ近江兄弟社と後に名前が変わるヴォーリズ合名会社を創立した人、
という説明に、近江兄弟の近江ってそうかこのあたりか、急に親近感を感じました。
設計した建築物は教会などキリスト教関係の建築物が非常に多く、全国に及んでいると
いう説明と60歳を過ぎてから帰化し、一柳米来留(ひとつやなぎめれる)と名乗って
日本で暮らしたそうですが、明治時代にそういう方がいたことを今津に来たことで
知る機会を得たというのは、昨年の竹生島行が土砂降りだったからということですね。
色々な運とか縁とかあるものだなあ、としみじみ思いました。

ちなみ、上左の写真はヴォーリズ資料館。
さらっと見て終了してしまったのですが、もうちょっとちゃんと見ればよかったかも。
(と記事を書きながら後悔することが多いです。(^^;) 
IMG_8336.JPGこの後、お肉やさんの前を通り 
IMG_8337.JPGIMG_8338.JPGえび豆を購入
品揃えも多くて地元のお客さんも多そうな雰囲気のお店でした。

と、今津港の乗船場からのんびり歩いてこのあたりで20分くらい。
地図を見てPちゃんと「絶対寄らないと!」という場所に到着しました。

(^O^)/ お店が視界に入ってきただけでテンション上がってまいりました!


(つづく)


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溺愛猫的女人

昔、好きだった作家さんがごりの佃煮を手作りすると書かれていて、ごり?佃煮?って思ったことがありました。おおーこれがごりの佃煮!!!初めて見ました。
by 溺愛猫的女人 (2023-11-23 11:27) 

夏炉冬扇

メンタム。今でもありますね。でも、買ったのですが、昔の方がよく利いたような気がします。
by 夏炉冬扇 (2023-11-23 19:56) 

うつぼ

溺愛猫的女人さん、おはようございます。
ごりってあまり観たことがなかったのですが、本当に小さい魚で
これ以上大きくならないの?と驚きました。
自分の住むところから離れると見たことのないものがまだまだたくさん
ありますね。(^-^)
by うつぼ (2023-11-24 08:44) 

うつぼ

夏炉冬扇さん、おはようございます。
メンタム、私はもっぱら鼻がつまったときに鼻の下にぬるとか、唇が
ガサガサになったら塗る、という使い方しかしていないのですが、
確かに昔ほど効き目がないような、、気がしなくもありませんねぇ。
by うつぼ (2023-11-24 08:46) 

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