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映画「アダムズ・アップル」を観る [映画(あ行)]

マッツミケルセン主演ということで新宿シネマカリテまで観に行きました。

アダムズアップル.jpg

あらすじはYahoo!映画さんより。

ネオナチに傾倒するアダム(ウルリク・トムセン)は仮釈放の日を迎え、
更生施設でもある田舎の教会へ送られる。
彼の指導者であり聖職者のイヴァン(マッツ・ミケルセン)の温かい歓迎も、
人の情けや神を全く信じていないアダムには届かない。
イヴァンがアダムに目標を尋ねると、庭のリンゴでアップルケーキを作るなどと
いいかげんな答えが返ってくる。




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笑い過ぎました。( ´艸`)


予告編やあらすじを見ても全然面白そうではないのですが
出てくる人がとにかく全員変人。(笑)

14年前の作品を(2005年)上映してくれたシネマカリテには感謝の念でいっぱいです。

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この作品の前という目線で見ても面白いです。


教会で生活する人たちと敷地内にあるリンゴの木、
色々なことが起きるわけですが、イヴァンが悪魔の仕業だというのに対して、
信仰心のないアダムが偶然読んだ聖書のヨブ記で、悪魔の仕業ではなく神の仕業だ、
とイヴァンに反論する場面、どちらなのか私には分かりませんが、
リンゴの木に起きる試練(烏攻撃、虫攻撃、そして落雷)は神が与えた試練なのかも、
そんな気持ちになりました。

怒りで耳から血を流すイヴァンを見て、カジノロワイヤルでは目から血を流していたな、
とどうでもいいことを思い出したのですが、この作品の方が先ですからね。(笑)

イヴァンとアダムが一緒に車で移動するときに流れる曲が、
(ビージーズではなくTake Thatでしたが)

個人的にはビージーズの方が好き。


何が起きても表情を変えず(失敬だ、が口癖)
殴られて鼻が曲がっても表情を変えず、最後にはなんとなくみんなハッピーという、
マッツミケルセンの怪演がダントツに素晴らしく、見て良かったと本気で思えた
「アダムズ・アップル」でありました。




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