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映画「永遠の門 ゴッホの見た未来」を観る [映画(あ行)]

上野の森美術館でゴッホ展を見てあと
この映画が公開されるのを知って恵比寿ガーデンシネマで鑑賞しました。


永遠の門.jpg


あらすじはYahoo!映画さんより。

人付き合いができないフィンセント・ファン・ゴッホ(ウィレム・デフォー)は、
いつも孤独だった。
唯一才能を認め合ったゴーギャンとの共同生活も、ゴッホの行動により破たんしてしまう。
しかし、ゴッホは絵を描き続け、後に名画といわれる数々の作品を残す。




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( 一一)( 一一)( 一一)(-_-;)


なんか、、、思っていたのと、、違うー。。。


ゴッホ展で観たゴッホ、ハーグ派、印象派の画家との出会い、
ゴッホの作風の変化や、弟テオなどとの書簡の紹介などを交えて、
鮮やかな色彩で生命力あふれる自然を描いている姿を想像しながら、
(この展示会でひまわりシリーズの展示はありません)
施療院滞在中の庭の絵や力強い糸杉の絵などを楽しんだ後のこの映画。

ゴッホの目線で見える世界を描きたいのかもしれませんが、
とにかくゆらゆらしているので(そういう撮影方法なんでしょうが)
乗り物酔いみたいな感覚になって眠気が襲ってきました。

あとは、ゴーギャンとの関係も弟テオからお金をもらったから一緒に住んだとか、
一緒にアルルで住む前からゴッホが精神を病んでいたとか、
羊飼いの女性を絵のモデルにしようとして暴行するとか、
司祭と会ったときのキリスト発言とか、
後は、映し出される自然の色彩がなんだか薄い感じで、敢てそう映しながら、
ゴッホがそれを鮮やかに描き上げたと表現したかったのか、とかとか、
眠気のなかで疑問があれこれと湧いてしまい、楽しめなかったんが残念。

ゴッホを演じたウィレム・デフォーの演技、表情は素晴らしいです。
実際のゴッホの年代(30代)とはかけはなれた60代の彼を起用したのは、
正解だったと思います。ここは良いと思った点。
ただ、フランス語だったり英語だったり、ウィレム・デフォーが全編フランス語、
というのが難しくてそうしていると思いますが、混ぜない方が(英語だけとか)
そのあたりの違和感が薄れたかもしれませんね。

あと、作品自体に関係ないのですが、
司祭として後半に登場したマッツ・ミケルセンを見た途端、
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  • メディア: DVD
最近シネマカリテで観たこの作品の変人キャラクターの余韻があったので、
シリアスな場面にも関わらず眠気が飛んで思わず心中笑ってしましました。

才能あるアーティストは繊細な心で時に精神的に病んでしまうこともあって、
ゴッホもそうなってしまった人なのだと思いますが、
今作に関していえば、ゴッホがずっと精神を病んで社会性のない人、
そんな描かれ方で、ウィレム・デフォーの好演が薄れてしまったような、
残念感で見終わってしまった「永遠の門 ゴッホが見た未来」でありました。



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