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イタリアの男Ⅸ [いろいろ②]

私のブログを読んでくださっている方の反応から
意外と(笑)イタリアの男Vサンが人気があることを
知って驚いておりますが、今回はそんな人気者Vサンの記事。

(過去記事)→ https://utsubohan.blog.so-net.ne.jp/tag/%E3%82%A4%E3%82%BF%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%81%AE%E7%94%B7

最後に書いたVサン記事が6年前とかなり昔なのですが、
年に一度くらいは実は会っております。
どうして長らく記事を書いていなかったかというと、
昔の勤務先で私のブログを読んでいる人(たち)がVサンに私と会ったのかと聞いて、
Vサンがあまり気分がよくなかったらしく、なんか迷惑かけたかなって気持ちになって
暫く記事を書かないでおりました。

が、今回は(この記事を読めばそういうことをする人もいないだろうと願い)、
久しぶりに記事にします。

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会ったのは今年3月。

2月にも来ていたのですが、一緒に呑む時間もなさそうで(超短期日程)、
2月と3月に日本に行くと連絡があったきり。
そのまま3月になって、日本に行くから一緒にビールでも、とメールがあったので
いつでもいいよ、と返事をしたら、来日間近に会える日程と相談メールが届きました。

当日、どうする?

①18時30分ごろ集合、20時までビールを呑む。
 私はその後、お客さんを夕食に連れていく。

②18時30分ごろ集合、お客さんも一緒に3人で呑む。
 お客さんはとてもフレンドリーなので一緒でも無問題。


なんだこの二択。(笑)


明らかに②を希望しているのが分かるので、②で、と返事して当日。


いつもの集合場所で再会し、ハグハグチュッチュで挨拶。
お客さんはさすがに初対面なので握手して自己紹介。
近くのチェーン系の居酒屋さんに入って着席。
狭いテーブルにギュウギュウ3人座るのがなんだか申し訳ないのですが、
そんなことは特に気にしていない様子。さすがラテンの人たち。

早速、Vサンが「トリアエズネー、ビールヲ3ツオネガイシマース」、と
頑張って日本語で注文。ただし、店員さんはアジア系のお姉さんです。

乾杯後、お客さんが「店員さんは外国の人ばかりみたいですね」というので
今、日本の飲食店やコンビニは人手不足でこういう海外の人が働いているのを
特に都内で見かけますねと答えたら、料理を運んできたお姉さんがどこの国か
気になっている様子だったので聞いてみました。
「〇〇さん(名札に書いてある名前)はどちらの国の方ですか?」と聞くと、
「ハイ、ベトナムデス」と答えてくれました。

かつて、居酒屋で外国人店員さんというと、さくら水産のイメージだったのですが、
今はチェーン店だと他のお店でも多いみたいですね。
母国から日本にきて日本語を覚えながら時にマナーの悪い酔客の対応もするのは
大変だろうな、お疲れ様です、、、なんて気持ちになりました。

お客さんは初来日。
もうちょっと遅かったら桜が咲いていたのに残念ですね、なんて話をしながら、
Vサンと私のエピソードなどを開陳していたら、
Vサンが「以前いった居酒屋さんに行きたい。ママさんは元気なの?」と
楽しかった居酒屋の思い出をお客さんに話しだしたので、
ママさんに電話したら、あらー、Vサンがくるなら待ってる!と嬉しそうな返事。

(6年前に連れていった居酒屋さん)→ https://utsubohan.blog.so-net.ne.jp/2013-06-09

ママさんがVサンのこと待ってる!って言ってた、と答えると、
テンションが上がったようで(笑)つまみを食べたところでお会計。

なぜかお客さんが払ってくれました。(◎_◎;)

お客さんとは友達だから問題ない、と言い切るVサンですが、
初対面の私の呑み代まで払ってくれるなんてなんていい人なんでしょう。

居酒屋を出て電車に揺られて10分くらい、そこから歩いてママさんのいる居酒屋に到着。

海外の観光客がそうそう入るとは思えないような店構えなので(昭和の雰囲気)、
普通に引き戸を引いて「ただいまー(常連さんはこうやってお店に入ってくる)」と
言いながらお店に入ると、Vサンを観たママさん、満面の笑み。(^-^)

お店に向かう途中、Vサンが「ママさんをハグしても問題ないか?」と
真顔で聞いてきたので、「いいんじゃないの、ラテンの人がハグしてもママさんは
驚かないし、前回だって帰るときママさんのことハグしてたじゃないの」って答えたら、
「ママサーン、オヒサシブリデース」と言いながら、Vサン、迷わずママさんをハグ。
ママさんも嬉しそうだったのでよかったです。(笑)

カウンターに座ると完全に和な煮物などを出してくれたのですが、
美味しいといってVサンもお客さんも食べていてほっとしました。
で、この日、呑んでいたのが前回も会ったことのある常連Kさん。
Kさんが持ってきた新潟のお酒を飲んでいいよと御馳走してくれたので、
それを3人でちびちび。(わたしだけぐびぐび)

前回お店に来た時の思い出話に花が咲く、ママさん、Kさん、Vサン。
それを聞いて楽しそうなお客さん。

お客さんはとても穏やかな人で、初めての日本でこういうところにこられてよかった、
このお酒が美味しいからお土産に買いたいけれどどこで買えるのか、などなど
気にってくれた様子。 ご案内した私も一安心です。

1時間半くらいの滞在でお会計。
ここはVサンが自腹(当然経費にはならないし)で御馳走してくれました。

帰り際、再びママさんにハグするVサン、つられてママさんにハグするお客さん、
さすがラテンだな、と思いながら、最寄駅に行って、ここで私もお別れのご挨拶。

Vサンとは当然のことながらハグハグチュッチュで挨拶しましたが、
お客さんとも帰るころにはお友達、的にハグハグチュッチュでご挨拶。

ウツボサン、マタネー!(^.^)/~~~

手を振るVサンを見送った翌日、Vサンからメール。

お客さんが短い滞在の中で、日本を楽しんでくれた、
ウツボが初対面の自分によくしてくれたのが嬉しいと言ってたよ、と書いてあったので、
毎度Vサンが言っている、友達の友達は自分にとっても友達、そういうことだから
Vサンが友達というお客さんも私の友達ってことになるんでしょ、って返事を送りました。

普段、悲観的に物事を考えがちな私ですが、ことラテンのVサンと話していると
どこか前向きに考えることができるもので、今回も短い時間ながら楽しめた、
イタリアの男Vサンでありました。








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