SSブログ
映画(ま行) ブログトップ
前の10件 | 次の10件

映画「メリー・ポピンズ リターンズ」を観る [映画(ま行)]

ジュリー・アンドリュースのメリー・ポピンズが大好きなので、
続篇、迷わず見に行きました。

メリーポピンズ.jpg

あらすじはYahoo!映画さんより。

前作から20年後、バンクス一家の長男マイケルは家庭を持ち、
父や祖父が勤めたロンドンの銀行で働いていたが、
大恐慌で経済的に苦しく、妻が他界して家の中は荒れていた。
さらに融資の返済期限が迫り、家を失う危機に追い込まれた家族の前に、
「ほぼ完璧な魔法使い」のメリー・ポピンズ(エミリー・ブラント)が
以前と変わらぬ姿で現れる。




-------------------------------------------------------------------------------------


大健闘。(^-^)


メリーポピンズ [DVD]

メリーポピンズ [DVD]

  • 出版社/メーカー: ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント
  • メディア: DVD
大好きなこの作品(私が生まれる前の作品という(^-^;))、
どうしてリメイクしちゃったのかな、と予告編を見て思っていたのですが、
オリジナルの世界を今の技術でうまく作り上げていたように思えました。

おそらく、どうやってもオリジナルを超えることはできないと思います。
そんな中でメリーポピンズを演じたエミリー・ブラントの女優魂には敬服。

もちろん、甘く見て、というのはありますが、
反発して面白くなかったとガッカリするより、元々の世界を見つけ出して
楽しむほうが得だと思った作品です。

バンクス家の姉弟の20年後、現実に疲れている中でどう困難を切り抜けるか、
最後の場面は、そうなら最初からメリーポピンズ出てこいや、的な突っ込みも
まあ入れたくなりますが、最初に凧を手に空から舞い降りる姿や、
バスタブから飛び込んでいく海の世界、ツボの中に入って体験するファンタジー、
どれもがやはりディズニー。(笑) 

幼い頃からディズニーに慣らされている私は素直に楽しみたい気持ちもあり、
素直に楽しめました。

オリジナルの歌がすこーしだけ出てきても、さわりだけ、あとはオリジナルスコア、
そこは思い切ったというか無理にオリジナル曲を焼き直して比較される必要もないので、
ここは残念と思いながらオリジナルを出さない判断は理解できました。

舞台であれだけ映えるリン・マニュエル・ミランダが若干インパクト弱めで
そこは残念でしたが、007のQを演じるベン・ウィショーの弟役好演、
最後の最後に爺さんになったディック・バン・ダイクの登場と、
悪役が妙に似合うコリン・ファースのダメダメぶり(でもこの人、最近出過ぎ(笑))、
お手伝いさん役がウィーズリー家のお母さん(ジュリー・ウォルターズ、
ディズニーの世界に俳優陣がうまく絡んでみていて世界に入り込めました。

今回なぜリメイクなんだろうという疑問が最後まで頭の隅っこにありましたが、
大好きなエミリー・ブランとのメリーポピンズ、私は結構好きだな、と思った
「メリー・ポピンズ リターンズ」でありました。


nice!(6)  コメント(0) 
共通テーマ:映画

映画「マダムのおかしな晩餐会」を観る [映画(ま行)]

予告編を見て面白そうだったので日比谷シャンテシネまで観に行きました。

Madame.jpg酷い邦題ですが原題は’Madame’

あらすじはYahoo!映画さんより。

パリに引っ越してきた裕福なアメリカ人夫婦のボブ(ハーヴェイ・カイテル)と
アン(トニ・コレット)は、セレブの友人たちを招いて晩餐会を開こうとするが、
招待客の数が不吉な13人になる。
急きょスペイン人のメイドのマリア(ロッシ・デ・パルマ)を神秘的な女性に仕立て上げ
晩餐会に同席させるが、彼女が酒を飲み過ぎて下劣なジョークを言ってしまう。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

面白かったりモヤモヤしたり。


予告編を見ていると、13という不吉な数字を回避したいという、
アンのわがままに振り回されたマリアが英国紳士と出会って、、
ハッピーエンドかな、って思ったら、最後がどうなったか分からず、
観ている人の想像におまかせします、って感じだったのがモヤモヤ。

はっきり描かないのがフランス映画ぽいのかもしれません。
結末が分かった方がいいのか、わからない方がいいのか、
自分の期待(想像)と同じなら結末みて良かったと思うし、
そうでなければみなければよかったと思う、要は自己中なわけですが、

私自身は、描かれなかった結末については、
メイドを辞めたマリアが普通の女性になって幸せになってくれると願っています。
(最後、颯爽と歩いていく姿がとても綺麗だったのが印象的でした)

今作で描かれているのは富裕層の特権階級とメイドなどの底辺層の労働階級、
その差なのですが、アンが鼻持ちならないカスみたいなおばさんで、
金持ちの資産家を略奪して結婚、子供も生まれてパリに引っ越して贅沢三昧、
そのせいで、ダンナ(今回は弱弱しい感じを演じるハーヴェイ・カイテル)が
銀行からの取り立てから逃げながら金策に走り、カラヴァッジョの最後の晩餐を
売却しようとする一方、奥さんはセレブを招いて豪華に晩餐会。

そこで突然現れたダンナの前妻の息子が晩餐会に増えたので数が13。
不吉だと騒ぎだして、嫌がるメイドのマリアに客のフリしろと無茶ぶり。
ダンナがフランス語会話の先生(若くてきれい)と楽しそうに会話しているのを
見て嫉妬する一方で、自分も他の男と浮気(しているように見えた)。
自分の思う通りにならないとすぐヒステリー、ダンナとはセックスレスのストレス、
マリアが晩餐会にきていた英国紳士(ダンナが売却する絵画の鑑定士)に好かれ、
デートにでかけるのに嫉妬、メイドの分際で生意気、くらいの勢いで嫉妬しまくる、
スペイン人の出稼ぎ、フィリピン人(のメイドもいる)のくせに、
とにかく自分が上で労働階級を見下しまくりの狭量な性格ブス、それがアン。

一方のマリアは周りへの気遣いがある一方で、素直に話す性格、
晩餐会に駆り出されたときにワインの勢いで話したお下品トークに
映画館大爆笑で私も当然笑いました。

女性のオッパイには3つの段階がある、って話で盛り上がり、
男性のチン珍には3つの段階があるって続いて話して盛り上がり、
チョリソーには、、、って話しかけたところでダンナが話を止めるのですが、
その続き、聞きたかった人、多かったと思う。(笑)

アンの贅沢三昧でお金に困っていることにもアンは気づかず、
セレブと豪華に食事することで自尊心を保っていたのかと思いますが、
そんなアンよりフランス語の先生に好かれていくダンナの気持ちも分かるし、
ダンナを振り向かせようと行動に出るアンがあまりにも痛すぎて、
マリアの正体を英国紳士にばらしてしまう残念行動は、自分にも跳ね返って
くるのかな、と思わせるような描き方になっていたと思います。

お金はあった方がいいけれど、あればあるで、見栄を張りたくなったり、
人にバカにされたくないと無理をするとか、相手を思いやる気持ちが
希薄になってしまう人もいるんだろうな、と思いつつ、
マリアのように人を思いやり、人を愛せるような人になりたいな、と思った
「マダムのおかしな晩餐会」でありました。

nice!(4)  コメント(2) 
共通テーマ:映画

映画「マイ・プレシャス・リスト」を観る [映画(ま行)]

予告編を見て軽く見られそうかなという気分でヒューマントラストシネマ有楽町へ。

マイプレシャスリスト.jpg 
原題は"Carrie Pilby"。主人公の名前です。

あらすじはYahoo!映画さんより。

ニューヨーク、マンハッタン。
IQ185を誇り、ハーバード大学を飛び級で卒業したキャリー(ベル・パウリー)は、
仕事に就かず、友人も作らず、ただただ本を読んでばかりの毎日を過ごしていた。
ある日、唯一の話し相手であるセラピストのペトロフ(ネイサン・レイン)から
リストを渡され、記された六つの課題を実行するようにと言われる。
キャリーは、金魚を飼い、好きだったチェリーソーダを飲み、
新聞の出会い広告でデートの相手を探すといった課題をこなしていく。




ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


凡人だった私の19歳の頃はどうだったかな、、、思い出せないなあ、
そんなことを考えながら見終わりました。


飛び級でハーバード、18歳で卒業して引きこもりで1年、
19歳の主人公、可愛いのですが、あまり共感できませんでした。

引きこもりというと、

彼とわたしの漂流日記 [DVD]

彼とわたしの漂流日記 [DVD]

  • 出版社/メーカー: アミューズソフトエンタテインメント
  • メディア: DVD
この主人公のイメージなので、今作の主人公キャリーの引きこもりというのに
若干違和感がありました。

まあ、引きこもりといっても程度の差があるのかな。

キャリーは渋々ながらセラピーに通うし
(セラピストが大好きなNathan Laneでここはツボ)
スタッフとの会話が苦手ながらカフェに行くし、
人が少ない夜に校正のバイトをする時、ちゃんとバイト仲間を話すし。

引きこもりというよりは、人とのコミュニケーションが苦手、
以前は違ったけれどそうなった理由は母の死、
頼りたい父が頼りたいときにいない寂しさ、飛び級して入った大学で
年上の同級生と仲良くなれず、エロ教師のせいで辛い思いを経験した、
(エロ教師が本当に嫌な奴で見ていてイラつきました(V)o¥o(V))、
そんないろいろな理由で学歴のプライドも相まって孤独になってしまった、
という印象を受けました。

セラピストから渡された幸せになるためのリストを実現させようとする、
その過程で色々な経験をして、素敵な彼ができる、
想定内の展開というのは安心しながら見られるものの、
キャリーの吸い込まれるように大きくてキラキラした瞳を見ても、
思い入れが浅いおばちゃんの私でした。


なんて、いまいちな感想ではあるのですが、
とりあえず展開が見えていたので最後まで安心して見られたし、
彼女が自分を受け入れてくれる恋人ができた後、
このあとどうなるかな、、、続編あったら見るかもなあ、と思った
「マイ・プレシャス・リスト」でありました。


nice!(6)  コメント(0) 
共通テーマ:映画

映画「万引き家族」を観る [映画(ま行)]

パルムドールグランプリというのもありますが、
予告編で気になっていたので日比谷へ観に行きました。


万引き家族.jpg



あらすじはYahoo!映画さんより。

治(リリー・フランキー)と息子の祥太(城桧吏)は万引きを終えた帰り道で、
寒さに震えるじゅり(佐々木みゆ)を見掛け家に連れて帰る。
見ず知らずの子供と帰ってきた夫に困惑する信代(安藤サクラ)は、
傷だらけの彼女を見て世話をすることにする。
信代の妹の亜紀(松岡茉優)を含めた一家は、

初枝(樹木希林)の年金を頼りに生活していたが……。




ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


映画のタイトルで若干引いていたのですが、
血がつながっていない人間の集まりでも家族のように暮らす、
血がつながっていないからこそ相手を思いやる、
万引きは犯罪なので当然悪いことですが、貧しい中でも幸せな風景が
垣間見える作品でした。

一緒にお風呂に入る時間、食卓での会話、縁側から見上げる花火、
電車で出かける海水浴、、、何気ない風景からにじむ温かさ、
それが最後に綻んでいく様子を見て何ともいえない気持ちになりました。

血がつながっていない家族、彼らがどういう背景を持っているのか、
最後にわかるのですが(途中でわかる人もいるけれど)
世間では犯罪と言われる中で集まった家族の永遠に続くことがないのは明白、
そう思いながら幸せな姿を観て切ないというか、どこか羨ましさも感じました。

今回意外だったのは安藤サクラ。

DESTINY 鎌倉ものがたり [Blu-ray] (通常版)

DESTINY 鎌倉ものがたり [Blu-ray] (通常版)

  • 出版社/メーカー: バップ
  • メディア: Blu-ray
今作では、自分と同じ空気をユリに感じて守ろうとする姿を好演していました。

また、ユリを演じていた佐々木みゆちゃん、どこかで見た子だなあ、と思ったら、
Amazonの米粉CMでアレルギーを持っている子だと気づきました。
あの寂しそうな目は何とも言えません。

他にも駄菓子屋のおじいちゃんを演じた柄本明も好演。
こういう人に見守られて祥太は新しい明るい世界に飛び出そうとしたのかな、
と思いました。


社会の底辺で暮らす家族のようで家族でない、でも、絆を感じながら
暮らしていく中で、そこから飛び出そうとした祥太、すべて罪を被って
それを応援しようとする信代、救いがないと思う中での希望も感じられました。
唯一、実の親に戻されたゆりだけが心配になりましたが、
家族とはなんだろうと考えながら、現代の日本の貧困問題を炙りだすような、
賛否両論みたいですが、私は見てよかったと思った「万引き家族」でありました。




nice!(3)  コメント(0) 
共通テーマ:映画

映画「女神の見えざる手」を観る [映画(ま行)]

後手じゃない記事です。(笑)


GWは普通に暦通りなのですが、なにかそれっぽいことがしたいと
仲良しKサンを誘って超久しぶりの早稲田松竹で、
株主優待で御馴染みの桐谷さんが昨年見た映画で一番と言っていた作品を観ました。

miss sloane.jpg



あらすじはYahoo!映画さんより。

敏腕ロビイスト、エリザベス・スローン(ジェシカ・チャステイン)は、
銃所持を後押しする仕事を断って、大会社から銃規制派の小さな会社に移る。
卓越したアイデアと決断力で、困難と思われていた仕事がうまくいく可能性が
見えてきたが、彼女のプライベートが暴露され、さらに思いも寄らぬ事件が起こり……。






ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



逆転満塁ホームラン♪

って感じの映画でした。


アメリカならではのロビイストという職業の話ですが、
主人公の手段を問わないやり口を観ると口あんぐりにもなりましたが、
国会議員が自分の職責を全うする本質的なところがぐらぐらだな、って
日本でもそうだと思いますが、アメリカも利権に踊らされる議員が
多いんだなって思いました。


主人公のエリザベスの信念をつらぬく、そのための強引な態度、
自分以外の人を道具として扱う態度には映画の後半までずっと違和感、
セリフが多いのでとにかく映画を理解するためのエネルギーも要るし、
この映画ってなんのために描いているのかと思っていたら、
聴聞会のシーンで語る場面がもうこれまでのもやもやが晴れる、、
自分の立場を危険にさらしてもやることをやる姿勢に思わずグッときました。

まあ、聴聞会を仕切る国会議員がジョン・リスゴーって時点で、
このおじさんはいい人も演じるけれど、ここにいるのは悪い人だろう、
そんな推測もありながら、それが最後に晴らされる、、というのが、
演出としても個人的にはスッキリしました。

職業柄ストレスが溜まり眠れない、薬を処方してもらって過剰に摂取して、
他にも心のバランスをとるのに、エスコートサービスを利用して買春、
そんなストレスフルな職業を敢えて選んで信念に基づいて働く、
私にはそういうことはないと思いながら見ておりましたが、
ディベートとは違って信念にそって勝ちにいくことに心血を注ぐ、
ロビイストの職業はあまり好感が持てませんが、今作の主人公については
そんなに嫌悪感がなく、一人の人間としては共感できた、
「女神の見えざる手」でありました。

って、相変わらずこの邦題はどうかと思うけどね。(V)o¥o(V)。






nice!(5)  コメント(2) 
共通テーマ:映画

映画「マイネーム・イズ・ハーン」を観る [映画(ま行)]

時々見たくなるインド映画。

マイネーム・イズ・ハーン [AmazonDVDコレクション]

マイネーム・イズ・ハーン [AmazonDVDコレクション]

  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • メディア: DVD
あらすじはAmazonさんより。

アメリカ在住のイスラム教徒、ハーンはアスペルガー症候群を患っていたが、
ある日ヒンドゥー教徒のマンディラと出会い恋に落ちる。
結婚して幸せに暮らす二人だったが、9.11事件を機に全てが一変する。
マンディラの連れ子サミールは、母親の再婚でイスラム教徒の名前に変わったことから
イジメを受け、命を落としてしまう……。
絶望した彼女は結婚したことを悔やみハーンを責めた。
愛を失い、困惑したハーンは“ある決意”からアメリカ横断の旅に出る──。





ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


意義深いテーマの中に、若干違和感のある演出。


全体的には意義深いのでよい作品だと思ったのですが、
涙を誘うはずの展開(演出)が、ちょっとそれってどうなのー、、
と思う場面が後半にあったりして、途中気持ちが冷めながらもなんとか鑑賞終了。


主役のハーンを演じるシャー・ルク・カーンはイスラム教、
奥さんはヒンズー教、ともに互いの宗教を尊重している、とWikipediaで読んで、

(wiki)→ https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%AB%E3%82%AF%E3%83%BB%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%B3

そういう人だからこそこういう作品で演じたいと思ったのかと推測。

9.11の後、イスラム教というだけで誤解され差別に遭う、
実際のアメリカでそういうことが多くあったのだろうな、と
映画を見ながら悲しい気持ちになってしまったのですが、
ハーンが途中で出会うアフリカ系の家族の描き方(ニューオリンズなんですが)が
どうもそれはないんじゃないかって古めかしい感じでちょっと笑ってしまい、
でも、そのあと、思いを遂げられた姿にほっとした私もおりました。

映画の冒頭で、ハーンのお母さんが、幼いハーンに教えるのが、b
この世にいるのは善人と悪人、宗教は善行悪行に関係ない、という場面。

この映画を通じて伝えたいメッセ―ジはお母さんの言葉なんだと思いました。

私は実家が仏教ですが、反社会行為をしない、無理に他人に宗教を押し付けたりしなければ
なければどの宗教であっても信じることは自由だと思います。
自分と違う宗教だから差別や偏見の目で見る、それは人としてやってはいけないこと、
自分の心の支えになることは良いことだと思っています。

スラムドッグ$ミリオネア [DVD]

スラムドッグ$ミリオネア [DVD]

  • 出版社/メーカー: メディアファクトリー
  • メディア: DVD
この映画でも、インドのヒンズー教徒が主人公の住むイスラム教徒の村を襲撃する、
そんな場面が冒頭にありましたが、宗教が解釈によって負のエネルギーを持つことは
決してあってはならないこと、宗教で人を判断してはいけないこと、そんなことを
改めて考えた「マイネーム・イズ・ハーン」でありました。




nice!(5)  コメント(1) 
共通テーマ:日記・雑感

映画「マザーウォーター」を観る [映画(ま行)]

小林聡美と小泉今日子が出ているというので借りてみました。


マザーウォーター [レンタル落ち]

マザーウォーター [レンタル落ち]

  • 出版社/メーカー:
  • 発売日: 2011/05/11
  • メディア: DVD

あらすじはYahoo!映画さんより。

都で新生活を始めたセツコ(小林聡美)、タカコ(小泉今日子)、ハツミ(市川実日子)。
彼女たちはウイスキーしか置かないバー、コーヒー店、そして豆腐店を営みながら、
中古家具店のヤマノハ(加瀬亮)や銭湯で働くオトメ(光石研)やジン(永山絢斗)と
かかわっていく。



今日も機嫌よくやんなさいよ。


って言葉と、

明日には大事なことだけもっていく。


そんな言葉が心に響きましたが、映画自体はちょっといまいちな感想です。(^_^;)

かもめ食堂 [DVD]

かもめ食堂 [DVD]

  • 出版社/メーカー: バップ
  • メディア: DVD

めがね [小林聡美/もたいまさこ] [レンタル落ち]

めがね [小林聡美/もたいまさこ] [レンタル落ち]

  • 出版社/メーカー:
  • 発売日: 2009/01/01
  • メディア: DVD

 こんな雰囲気の映画が面白いなと思っている人には
それなりのゆるゆる感が味わえる作品かもしれませんが、
私も、かもめ食堂は好きながら、もたいまさこの演じ方のパターンが
ちょっと同じ過ぎて飽きてしまったというか、今作でも、彼女の存在が
パターン化している感じでまたこれ、、って感じであまり面白い気持ちで
見ることができませんでした。

京都にやってきた3人(小林聡美、市川実日子、小泉今日子)も
それで生活できないよな、って感じで、ユルユルを楽しむ映画というには、
ちょっと物足りない感もありました。

お豆腐やコーヒーが美味しそう、銭湯いいな、なんて思いながらも、
尺の長さの割には中味がなくて、せっかくの俳優さん達もなんとなくもったいない、
そんな気持ちで見終わってしまった感ありの、「マザー・ウォーター」でありました。



nice!(6)  コメント(0) 
共通テーマ:映画

映画「マザーズ・デイ」を観る [映画(ま行)]

おそらくジェニファー・アニストンが出ているから借りたと思しき作品。

マザーズ・デイ [DVD]

マザーズ・デイ [DVD]

  • 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
  • メディア: DVD
あらすじはAmazonさんより。

離婚してシングルマザーとなったサンディ(J・アニストン)は、
息子たちが若い継母に懐くのを邪魔をしようと様々な作戦に出る。
両親に内緒で国際結婚、さらには出産までしてしまったジェシー(K・ハドソン)のもとへ、
両親がいきなり訪ねてきて大パニック!
通販番組のカリスマ女社長ミランダ(J・ロバーツ)は、
16歳の時に極秘出産した娘から突然連絡がくる。
最愛の妻を亡くし、娘のために奮闘するブラッドリー(J・サダイキス)は、空回りしてばかり。
様々な事情を抱える家族に訪れるそれぞれの「母の日」。
その先に待っていたものは──。





心ほっこり。


期待していなかったのですが(ジュリア・ロバーツ好きじゃないし(^_^;))
過剰演出にならない程度の落としどころというか、ゴテゴテしない雰囲気で
ハッピーエンドになってホッとして見終わりました。

有名どころの女優さんが盛りだくさんに出ていますが、
主軸になるのはやはりジェニファー・アニストン、
この人はコメディ向きだな、って改めて思いました。

後半の自販機故障の場面は、特に彼女ならではの見どころポイント、
このトラブルが幸せな方向につながっていくんだろうな、と期待しながら
笑ってみたのですが、登場する4人の女性の中で、一番共感できたのが、
売れないイギリス人コメディアン(ザック)のパートナーのクリスティン。

実の母親を知らずに育って、ザックの間に子供が生まれても結婚に踏み切れない、
そんな役柄なのですが、登場人物の中で一番おとなしくて、でも芯が強くて
見ていて一番応援したくなるキャラクターでした。
実の母がテレビショッピングで成功したジュリア・ロバーツ、
再会して話し合うことでクリスティンは結婚する気持ちに向かうのですが、
結婚式でのジュリア・ロバーツの服装がミニスカート過ぎて、
おいおいそれじゃ新婦より目立ってるだろ、という突っ込みを画面に向かって
思わず入れてしまいました。(笑)


人種差別、同性愛者差別など、実際のアメリカで垣間見える部分と思しき場面も
ありましたが、最後にハッピーエンドでホッとしながら、母の日に絡めての話、
私も母を大事にしないといけないな、と改めて思った「マザーズ・デイ」でありました。





nice!(4)  コメント(0) 
共通テーマ:映画

映画「マイ・ベスト・フレンド」を観る [映画(ま行)]

映画館で観ようと思っていたら終わってしまった作品。


マイ・ベスト・フレンド [DVD]

マイ・ベスト・フレンド [DVD]

  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
  • メディア: DVD
あらすじはYahoo!映画さんより。

小さなころからの親友で、
お互いのことは何でも知っているジェス(ドリュー・バリモア)と
ミリー(トニ・コレット)。
ある日、ミリーが乳がんに侵されていることが発覚する。
時を同じくして、不妊治療を続けてきたジェスの妊娠も判明するが、
彼女は命に関わる病を背負っているミリーに打ち明けることをちゅうちょしてしまう。
これまで隠し事などしないでファーストキスや初体験のことまで語り合い、
喜びも悲しみも分かち合ってきた二人だったが……。





--------------------------------------------------------------------------------



予告編に書いてあったSATCには全然夢中にならなかったのですが。

セックス・アンド・ザ・シティ〔ザ・ムービー〕 [Blu-ray]

セックス・アンド・ザ・シティ〔ザ・ムービー〕 [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: ギャガ
  • メディア: Blu-ray

これね。 
夢中になっていないというより、サラ・ジェシカ・パーカーが苦手で
単に見ていないだけなんですが。。。


ま、そういう事情でSATCを観ていないので比較は難しいのですが、
今作を観ていて、男性との愛より女との友情かな、って改めて思いました。


乳がんに罹ってしまうミリ―はリーダーシップをとるタイプで、
常に自分が強く活発で場の空気を明るくするような性格を外に見せるのですが、
そんな性格故に自分が病気に罹っても弱いところは見せたくない、
そんな気持ちが前面に出るのをジェスが優しく見守る、
そんな気持ち、よく分かるなあと思いながら見ていました。


ミリーとそっくりではないものの、こういう人と私も親しくなって、
(まあ年齢はかなり離れていますので、今作とはちょっと関係が違うけれど)
やはり癌にかかった友人を最後まで見届けた経験があります。
5年くらい前の私のblog記事に見届けたころのことは書いたのですが、
彼女も自分が弱いところは決して見せたくないという気持ちが強く、
今作を観ていてどこか重ねていた自分がおりました。


邦題は本当に平凡でつまらないのですが、原題は“Miss You Already”。

2人が会って別れるときに、もう会いたくなったという気持ちを伝えるのが、
この2人がどんなことがあっても喧嘩しても決して関係が壊れないんだな、
と思いました。


自分は大病したことがないのでミリーの気持ちがどこまで理解できるか、ですが、
途中、自分と友人と重ね合わせて観ながら涙しつつ、最後はどこか温かく
スッキリした気持ちで見終わった「マイ・ベスト・フレンド」でありました。




nice!(4)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

映画「Mr. & Mrs. スパイ」を観る [映画(ま行)]

まとめ借りしたらなんだか入っていた作品です。

Mr.&Mrs. スパイ 2枚組ブルーレイ&DVD(初回生産限定) [Blu-ray]

Mr.&Mrs. スパイ 2枚組ブルーレイ&DVD(初回生産限定) [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • メディア: Blu-ray
あらすじはAmazonさんより

郊外の住宅地で妻のカレンと子供たちとともに暮らすジェフの隣に、
ティムとナタリーのジョーンズ夫妻が引っ越してくる。
ジェフは夫妻を歓迎するが、カレンは近所のパーティーでのティムの挙動を不信に思い、
あまりにもゴージャスでパーフェクトな彼らに疑念を抱く。
偶然、ティムからの贈り物の中に盗聴器を見つけたジェフとカレンは、
夫妻の留守中にジョーンズ宅に忍び込むが、そこで驚愕の事実を知るのだった――!





ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


邦題パクりかよ。(笑)


原題は“KEEPING UP WITH THE JONESES”です。


隣に引っ越してきたジョーンズ夫妻に追いつけって意味だと思いますが、
粗めの作りでハラハラドキドキするはずのところでもなんだか笑えて、
B級コメディとしては結構好みの作品でかなり笑えました。


ジョーンズ夫妻がとにかくゴージャスで美男美女、
物件も見ないで購入したと不動産業者に聞いて驚いたティムとナタリー夫妻、
疑いながら近づいていき、秘密を知って巻き込まれて、最後はめでたし。


実に安心して見られるB級ぶり。(^O^)/


後半に登場する悪役が、隙だらけな感じのショボい感じも笑いのツボポイント、
ジョーンズ夫妻の奥さんを演じるガル・ガドットが美しくてこれまたツボ。
彼女の立ち振る舞い、アクションシーンが見ていて楽しくて(羨ましくて)
現在上映中の、
ワンダーウーマンを演じている女優さんなのですが、
大作に抜擢される前、このB級コメディに出演していたとは、
ちょっとしたお宝さがしで見つけた!という気分になりました


話自体は特に目新しさもなく、アクションシーンも若干ユルメですが(笑)
何も考えずだらだら見てあはははーと笑うにはちょうどよい作品、
ちょっとした掘り出し感のある「Mr. & Mrs.スパイ」でありました。






nice!(4)  コメント(0) 
共通テーマ:映画
前の10件 | 次の10件 映画(ま行) ブログトップ