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映画「怪盗ルパン」を観る [映画(か行)]

古い映画はあまり見ないのですが、自分が生まれる前(ほんとです)の映画が
恵比寿ガーデンシネマで公開されていたので興味本位で観に行きました。


怪盗ルパン [DVD]

怪盗ルパン [DVD]

  • 出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川書店
  • メディア: DVD

あらすじはAmazonさんより。

1910年の春の夜、フランス上院議員の屋敷では、各界の名士を招いて夜会が開かれていた。
突然、灯りが消え、再び灯りが点くと数枚の名画が姿を消していて、
アルセーヌ・ルパンの名刺が残されていた…。




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紳士の泥棒。(^-^)


昔の時代なので、かなり盗み方も大胆、おまけにアナログ感満載で、
映画館内で時折笑い声が上がるのですが、
60年以上も前の映画とは思えない色彩と優雅さ、
ルパンの物腰、なぜそんなに堂々としていてばれないの?
(ヒゲとカツラで変装しているけれど(笑))
という疑問もありますが、お宝(が本物かも含めって)を観る目、
そこからの判断力、は現在の映画のようなスピード感はなく、
逆に優雅にのんびりとしていてますが(ドキドキ感ゼロ)、
それが今の時代に見るには新鮮な作品でした。

ルパンを演じていたロベール・ラムールは、ヒゲのつけ方もあって、
アブラハム・リンカーンに似ていると最初から思ってしまい、
そんな目線でルパンを見てしまったのですが、
リンカーンそっくりなルパンが個人的にツボなポイントでした。

他にも映画の本筋と全く関係ないのですが、ルパンのお屋敷の使用人や、
途中で知り合う女性たち、誰もがどこか優雅さのある雰囲気で、
昔のパリってこんな感じだったんだなあと思いながら興味深く見られました。

今の時代であれば、ヒュー・ジャックマンにもどこか似たルパン、
リメイクがあってもよさそうな気がしますが、同じような雰囲気は出せないだろうな、
と現代映画のハイテク、スピード感とは一線を画し、どこか見ている側も
ゆったりした気持ちでクスッと笑いながら観られた「怪盗ルパン」でありました。




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