「ヘアスプレー」と「サンタナ」を聴く [音楽・コンサート]
久しぶりに音楽記事です。。。
私うつぼ、遥かむかーしの小学生の頃、
クイーンと出会ってから洋楽をまめに聴くようになったのですが(当時はロジャーが好きだった)
モノラルのラジカセでFENから流れる洋楽を聴き、お小遣いを貯めてはLP(古)を買い、
カセットテープにラジオや貸レコードからダビングして、、、という若かりし頃。。
当時(ウン十年前)LPが2500-3000円だったことを考えると、 今のCDは安いような気がします。
因みに、マクドナルドも昔々の私の高校時代より現在の方がお安いです。(笑)
そんな訳で、レコード屋CDショップに行くと一枚だけ買って帰る、ということが出来ずに
1時間くらい店内をうろついてプチ大人買いというか、まとめて買わないと気が済まないのですが、
流行にもついていかないと、、と久しぶりにじっくり試聴してあれこれとCDを購入しました。
一枚目は、先日観た映画「ヘアスプレー」のサントラ。
Hairspray [Soundtrack to the Motion Picture]
- アーティスト: Marc Shaiman, Hollywood Studio Symphony, Bill Liston, Dan Higgins, Joel Peskin, Larry Williams, Alex Iles, Charles Loper, Steven Holtman, William Reichenbach
- 出版社/メーカー: New Line Records
- 発売日: 2007/07/10
- メディア: CD
ホンワカしてハリウッド映画としては結構面白いな、と思った映画ですが
やはりミュージカル版に比べると音(バックの演奏)が厚めで豪華ですね。
Chicago: The Musical (1996 Broadway Revival Cast)
- アーティスト: Original Cast Recording
- 出版社/メーカー: RCA
- 発売日: 1997/01/28
- メディア: CD
映画版「シカゴ」も舞台版に比べると音が厚くてゴージャス感たっぷりでしたが、
舞台版を聴きなれていると「ここまでしなくっても」なんて思ったりしてしまい。。。
また、ナゼか映画版になると、舞台版の曲が微妙に節回しが異なっていたりするんですよね。
今回の作品は、「シカゴ」の時と同様、映画オリジナルの曲も数曲あったりするのですが
聴きなれた曲の間に聴いたことのない曲が入っていると「あれ?」と思うのは私だけでしょうか。
とはいえ、オリジナル映画版(リッキー・レイク)、ミュージカル版(マリッサ・ジャレット・ウィノカー)、
今回の映画版(ニッキー・ブロンスキー)と、3人のトレーシー役が一緒に歌う
♪Mama, I'm A Big Girl♪など、映画ならではの企画も盛り込まれていて面白いですね。
でも、やっぱり、、個人的には聴き慣れているミュージカル版の方に軍配を。。。(キビシー)
2枚目は、イギリスの新人歌手ジャック・ペニャーテ、という若人のデビュー作。
ロカビリーとポップと何だかエルビス・コステロみたいな音が派手に上下するサウンドとか、
若かりし頃に聴いていたThe Jamのようなギターの刻み方が入っていたりとか、
イギー・ポップのように弾むリズムのようだったり、軽快でメロディアスで、
でも複雑ではなくて、若さ溢れるマダマダ青い感じがなんともいえないというか、
自分でも何書いてるか分からなくなってきたのですが、ご本人の容姿は置いといて(スミマセン)、
若いっていいわねえ、、、、と己の若い頃を思い出し懐かしく思えるような作品でございます。
3枚目は、The Last Goodnightというちょっと面白いグループ名の“Poison Kiss”。
リンゴに巻きつくミドリヘビ。。。。 なかなかインパクトのあるジャケットですね。
CDショップの手書きコメントに「ポスト マルーン5!」と書いてあったのが買った理由で
初っ端の曲から「これ、マルーン5?じゃないよね?」と勘違いしてしまったくらいですが
(中盤からは少々テイストの異なってくるのですが、、、)、
最近寒くなってきたし心が寂しくて寒いときはこういう音楽が一番、、、と、
高音のボーカルが寂しい心にグッとくるようなメロディに癒されるような気分になりました。(笑)
そして、4枚目は、
以前から名前だけは知っていたのですが、今回試聴して初めて購入。
CDショップのコメントを見ると、現在来日中のようですね。
ジャンルはよく分かりませんがエレクトリック系とでも言うのでしょうか、
これは黙々と何か作業をするときや電車の中でボケーっとしている時に良さそうです。。。
比較的ポップでちょっと明るくて、でも淡々としている感じが往年のYMOを思い起こさせます。
YMO、、イエローマジックオーケストラというと、
初期のライブで舞台奥に設置されたやたらと巨大なシンセサイザーを操る松武秀樹、、、
を思い浮かべるのですが(勿論、主の細野晴臣、高橋幸宏、坂本龍一も思い浮かべますが)
そんなYMOを思い出しながら他の作品も聴いてみたいと思ったグループです。
そして、「ヘアスプレー」と同様にお目当てにしていたのが、
サンタナのベスト盤。 タイトルを直訳すると「究極のサンタナ」です。
「ひこにゃんに会う旅」の中で鉄男としてこのブログで披露させていただいた「うつぼ兄」、
この兄が、高校生の頃にちょっぴりはまっていたのがサンタナでした。
↑兄はこのLPを持っていましたが、
妹の私に「サンタナってスゲーんだよ、ギターがうまくてスゲーんだよ」と言ってよく聴かされました。
因みに、兄はその後、何故か竹内まりやとディープ・パープルに染まり、
「世界で一番ギターがウマイのはリッチー・ブラックモアだ!」と言い張り、
「いや、ブライアン・メイの方がウマイよ」と主張する妹うつぼと対決するのでありました。。。(笑)
今回はそれ以来で聴くアルバム、この作品はかなりお買い得かも。
「ブラックマジックウーマン」「哀愁のヨーロッパ」のヒット作品の他に、
サンタナが今日まで現役でいる主な要因(?)なのかと思っているのですが
様々な流行アーティストとのコラボ曲も多数収録されています。
今回はジェニファー・ロペスやティナ・ターナーをフィーチャーした新録作品も入っていて
サンタナがソロだけでなく様々なアーティストとコラボして今日まで現役でやってきた軌跡が
うかがえる点ではおススメ、、、と思った「Ultimate Santana」でありました。
なんだか、思いっきり同世代な洋楽ラインナップに驚きと嬉しさを感じてしまいました。
紹介された作品の中にはレコードで持っているものもあるくらいです。
特にクイーンなどは全てのCD、DVDを持っています。
今日などもフレディー追悼コンサートDVDを見て泣いています(笑)。
良い時代でした。
by 南雲しのぶ (2007-11-22 21:34)
南雲さん、おはようございます。
まあ、同世代なんですか。
てっきり南雲さんは私よりお若いかと思っていたのですが。
小さい頃はお小遣いが少なかったので、クイーンはシングルだけ集めていたのですが、大人になってからCDでアルバムを買うことが出来ました。。(涙)
一昨年、さいたまスーパーアリーナまでポール・ロジャース&クイーンのコンサートに行ったのですが、分かっていながらも、やはりフレディ不在で泣くまでは到りませんでしたねぇ。
by うつぼ (2007-11-23 10:01)