「オープンシーズン」を観る [映画(あ行)]
今更感たっぷりなんですが、「オープンシーズン」を観ました。
オープンシーズン=狩猟可能な期間のことらしい
主役熊のブーグの携帯ストラップほしさに買ってしまった前売り券、
気づけば夜の上映はなくなって日中2回の上映となってしまった為、
私用で平日午後休んだついでに近所のシネコンへ。
上映時刻になり、シネコンのオニイサンが登場し、
「本日はご来場いただき誠に有難うございます。
これよりオープンシーズンの上映を開始いたします。
上映中、携帯電話の電源はお切りくださいますよう宜しくお願い申し上げます。
では、ゆっくりご鑑賞下さい。」
と挨拶してくれたのですが、140名収容のシアター内にいるのは私一人。
私一人に挨拶するなんてねえ、と、ちょっと気の毒な気分になってしまい、
思わずオニイサンに深々と頭を下げてしまいました。。。
そのまま私一人でシアター独占かと思っていたら、
本編上映ギリギリに子連れのお母さんと、女子高生2人組が入ってきたので
ほっとしました。。。。
前置きが長くなりましたが、
物語の舞台はオープンシーズン(狩猟解禁)まであと3日のティンバーライン村。
パークレンジャーのべスと暮らす
熊のブーグ(日本語吹替:石塚英彦)は、
性悪ハンターのショーンの車に轢かれて捕まった
鹿のエリオット(吹替:八嶋智人)と出会う。
←出会った場面
助けてほしいとエリオットに懇願されたブーグが助けると、
その晩、べスの家の倉庫で寝ているブーグのところに
エリオットが現れ、
君は人間に捕まって気の毒だから一緒に森へ行こうと誘う。
ここは僕の家だからと拒むブーグに魅惑のチョコレートバーをちらつかせて
外に連れ出し大騒動になってしまう。
翌日もエリオットのせいで大騒ぎを起こしてしまったブーグを見たべスは
寂しいと思いながらもそろそろブーグを森に返すべきなのだろうと判断し、
ブーグとエリオットに麻酔を撃ち眠っている間に森の奥、滝の上まで連れていく。
翌朝、目が覚めて自分がべスの家にいないことに気づいたブーグは
慣れない森での生活に耐えられない上にべスの家が恋しいと、
ティンバーラインへ戻ろうとする。
そして、べスの家で一緒に住んでも良いとブーグに言われたエリオットも
喜んでブーグについていく。
途中、長老リスのマックス(吹替:富田耕生)や
ハリネズミのポーキー、
ビーバーの親方ライリー、
エリオットがいた鹿の群れのボス、イアンや恋心を寄せている雌鹿のジゼル、
などなどと出会いながらエリオットと一緒にティンバーラインを目指す。
途中、ブーグが己の重さでビーバーが折角築き上げたダムを決壊させてしまい、
川下りで暴走状態
ブーグはティンバーラインまであと少しのところまで来られてよかったものの、
巻き添えで一緒に川を下った鹿やビーバー、ウサギ、リス、ハリネズミは、
オープンシーズンを迎えてハンターがやってきている場所まで来てしまったと、
ブーグを責める。
責められて落ち込むブーグは自分だけティンバーラインに帰ろうと思ったが、
エリオットを置いて一人で帰る訳にはいかないし、
ハンター達が二度と森に近づかないように全員が一丸となって彼らをやっつけよう、
と提案し、皆で一致団結して、ハンター達と戦い勝利する。
それを知ってブーグを迎えに来たべスに仲間達と一緒に森に残ると答えたブーグ、
はい、めでたしめでたし。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
私の感想ですが、何だか妙に浅くてユルイ映画でした。
CGはきれいなんですけどね。1時間半くらいなのに、もう長くて長くて。。。。。
キャラクターの性格とか筋書きとか、あらゆる点がユルイ感じ。
おまけに、ブーグやエリオットがウサギ達をあらゆる場面でバンバン投げつけて
ウサギがべチャットつぶれるのですが、、これって教育上どうなんでしょう。。。
エンドクレジットのところで「本作品の制作中、一切ウサギは傷つけていません」
と丁寧に女性の音声で説明を入れているのが余計気にさせるというか。
オープニング画面に子供向け推奨作品みたいな意味の文句が書いてあっただけに
子供がド派手な爆破シーンやウサギを投げつける、なんてことを
真似しなければいいけれど。(まあ、現実に真似するようなことはしないでしょうが)
更に、ケミストリーの日本版挿入歌って一体何?日本での公開に特別必要なもの?
などと思ったりして。。。。
米国版ではどういう歌が流れていたのか知りませんが、
オリジナルのまま流してもよいのでは?なんて思ってしまいました。。。
とガッカリポイントばかり列挙してしまいましたが、
良かったところとしては、日本語吹替はなかなかよかったような。
ジゼル役のジェーン・クラコウスキー(←アリーマイラブに出演)
この人の声は聞いてみたかったのでそこだけは残念ですが。
それにしても、普段観ないアニメを観たことを悔いるより、
ストラップにつられて前売り券を買ってしまった自分を悔いています。ああ。
と、しみじみ思ってしまった「オープンシーズン」でありました。
なんてコメントしようかと迷いましたが、最初だけでも140名収容のシアターを貸切りというか、独占できただけでも悦びとしてもいいじゃないかと思いました。なかなか経験することじゃないでしょうし・・・。
それにしても熊のブークはコッケイですね。
by (2007-01-13 12:04)
石ちゃんが主役(の声)ですか!どんな感じでしょうか?
カーズのぐっさんはとっても良かったので石ちゃんもいけるのかなって(笑)
by kikuzou (2007-01-13 12:47)
cocoa051さん、こんにちは。
シアター貸切、本当なら嬉しいのかもしれませんが、このときは妙に寂しい気分でした。混雑する映画館は苦手で適度に人が入っている感じが好きなんですが誰もいないと今度は寂しいって感じで。。。(笑)
熊のブーグはなかなか面白いのですが、動物もの映画にしてはちょっとガッカリです。予告編が楽しそうだっただけに残念というかなんというか。。。
by うつぼ (2007-01-13 14:59)
kikuzouさん、こんにちは。
石ちゃんの声はなかなか合ってましたよ。
本人の外見と熊のブーグの様子が重なったりして二度面白いというか、エリオット役の八嶋智人さんとピッタリという感じでした。
by うつぼ (2007-01-13 15:01)
遅くなりましたが、新年明けましておめでとうございます。御無沙汰しております。「オープンシーズン」は、暇つぶしに観た方が良さそうですね。名前は忘れましたが、「ビービー」と鳴いてもの凄く足の速い鳥をコヨーテが追いかけて、いつも痛い目に合う米国のアニメを思い出しました。
by ikkoy (2007-01-13 17:20)
ikkoyさん、こんばんは。 ご無沙汰してますが最近ご多忙のご様子ですね。
遅まきながら、こちらこそ新年あけましておめでとございます、です。
「オープンシーズン」は確かに如何にもアメリカ的な雰囲気です。原語+字幕であれば多少感想が変わったかもしれないのですが、話の浅さはどうにも否めない感じというか、ですね。
レンタルであればお勧めかもしれませんが。。。。。
by うつぼ (2007-01-13 22:32)
こんにちは。写真の女性(ジェーン・クラコウスキーさん)を見て、サザーランド一家の関係者と思っちゃいました。(ドナルド・サザーランドにも、キーファー・サザーランドにも似ている気がします・・・)
by SoundsofLiberty (2007-01-14 02:19)
そっか、シカのジゼル役は「アリーmy Love」の、あのエッチな人だったのですね。確かに英語版で見たら若干印象も違ってたかもですね(クマのブーグは、オイラの好きなマーティン・ローレンスだし)。
それにしても貸し切り状態だったとはすごい。オイラも一度だけ同じような経験がありますよ。その時はセレブ気分で気持ちが良かったですけどね(苦笑)。
by 堀越ヨッシー (2007-01-14 07:52)
箱屋さん、こんばんは。
ジェーン・クラコウスキー、確かにサザーランド系かもしれませんね。(笑)
テレビドラマ「アリーマイラブ」で注目された女優さんですが、元々は主にブロードウェイミュージカルに出演している方で、2003年にアントニオ・バンデラス主演のミュージカル「ナイン」に出演し、トニー賞助演女優賞を受賞していたりとなかなかの実力派ですよ。
by うつぼ (2007-01-14 18:46)
堀越ヨッシーさん、こんばんは。ブログの調子、よくなったようですね。
アシュトン・カッチャーの声も聞いてみたいかなあと思いつつ、字幕スーパー版は公開後2週間くらいで終わってしまったので今回は吹き替え版にしました。
貸切状態ですが、セレブになりきれない庶民なので(!)ソワソワしてしまいました。こういう時にも堂々としたいんですがダメですね。
それにしても何だかすっきりしない感じがまだ残っている映画です。
たまたま運が悪かったと思うことにしたいのですが。。。(笑)
by うつぼ (2007-01-14 18:50)
観てなかった~。
by noric (2007-01-15 18:00)
noricさん、こんばんは。
この作品、映画館での上映はもうそろそろ終わりそうですし、、レンタルで十分かもしれませんよー。。。。。。。
by うつぼ (2007-01-15 22:22)