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「Gガール」を観る [映画(さ行)]

レンタルDVDで「Gガール」を観る。

  2006年アイバン・ライトマン監督作品

原題は“My Super Ex-Girlfriend”  ←「元カノはスーパーガール」って感じ?

舞台はニューヨーク。
設計事務所で働くマット(ルーク・ウィルソン)はある日、友人にそそのかされて
地下鉄の中で知的な茶髪のメガネ美女ジェニー(ユマ・サーマン)をナンパする。
一旦断るジェニーだったが、ひったくりにカバンを盗られたのを取り返してくれたマットと食事し、
そのままの勢いで・・・・・。 2人は付き合うことになる。

ただ、レストランで2人で食事をしていると急にジェニーがトイレにいったまま帰ってこなかったり、
どうも普通ではない雰囲気のジェニーが気になるマット。
と、ある日、ジェニーがその訳をマットに説明してくれた。
 自分が“Gガール”であることを
凶悪犯罪や事故が起きると必ず現れてニューヨークの治安と平和を守ってくれるスーパーウーマン、
それが金髪に“G”マークのコスチュームを身につけた“Gガール”。
自分の彼女がNYの英雄“Gガール”と知って舞い上がるマットだったが、
 2人でNYの空を飛びながら致したり(笑)
ジェニーの秘密を他人に漏らさない約束をジェニーと交わした為誰にもそれがいえない。
にも関わらず、、友人ヴォーン(レイン・ウィルソン)についうっかり漏らしてしまう。。

更に、ジェニーの尋常でない性欲と嫉妬深さに恐怖を感じるようになったマットは
同僚の心優しいハンナ(アンナ・ファリス)に惹かれていくようになり、
ジェニーに別れを告げる。。。

嫉妬深いジェニーは怒り狂い、
自分の元から去ったマットを執拗に追いかけ、マットの自宅や自動車を破壊し、
ハンナと一緒に過ごすマットのところにサメを投げつけ、、手をつけられない状態に。

そこに現れたのがジェニーの高校時代の同級生ベッドラム(エディ・イザード)。
変わり者同士で仲が良かったジェニーとベッドラムだったが、
初めて関係を持とうと人気のないところにでかけると近くに隕石が落ちてきて
近づいたジェニーが隕石から強力なパワーを与えられ“Gガール”になってしまった、
それ以降、すっかり疎遠になってしまったが、ジェニーからパワーを奪い取り元の人間にしたい、
というベッドラムの気持ちを聞いたマットは協力することを約束する。

ジェニーからパワーを奪い取るには、パワーのなくなった隕石にジェニーを近づけて
パワーを隕石に吸い取らせるしかない、というベッドラムのアイデアを聞いたマットは、
仲直りしたいとウソをついてジェニーを呼び出し、隕石に近づけようとするが、
そこに友人ヴォーン、同僚ハンナが現れてしまう。。
2人が現れたのを見て自分の作戦が失敗すると慌ててベッドラムも登場し、
自分が騙されていたことに気づいたジェニーは怒り狂うが、
ベッドラムの用意した隕石にパワーをみるみる吸い取られていき。。。。。



実にクッダラナイ映画で笑ってしまいました。
アメリカ映画だからここまでブラックに激しく嫉妬に狂う女を面白く描けるのでしょうね。

嫉妬に狂う女というと、

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この映画で怒り狂うキャシー・ベイツが怖くて怖くて(チキンな私)、、、
というのを一瞬思い出したのですが、
今作は全然違っていて嫉妬の方法が(サメを投げたり、、、)まず有り得ないし
 
 こういう姿にも笑ってしまい。

ユマ・サーマンというと、個人的には、

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これらの作品の方がイメージ的には強くてしっくりくるのですが、
Gガールも新しい彼女のキャラクターとして受け入れてもよいかな、という感じ。

ちょっと下品な表現も多々ある上に、
こういうブラックな表現は日本人には過剰かと思える描き方かもしれませんが、
これはこれで有りかな、と思います。
但し、劇場で正規料金払って観たら「料金に見合わない」と思ってしまうかも。

そんな訳で、深いことなど考えず、ひたすら馬鹿馬鹿しくただ笑いたいという人には
レンタル鑑賞でおススメの「Gガール」でありました。


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コメント 8

こんばんは。
これ、最近借りたDVDのコマーシャル部分で良く出てきて、お馴染みの作品でした。私的には、それをみただけで「お腹いっぱい。。」というような感じで、手は伸ばさなかったのですが、ラストが気になる作品ではありました。最終的には主人公の女性、パワー吸い取られてしまうのですね。
うつぼさんは何をきっかけにこれを借りられたのですか?
それから、欧米的にはユマ・サーマンって美人なんでしょうかね?
by (2007-12-24 23:15) 

うつぼ

bonheurさん、おはようございます♪
私の場合、DVDは怖い系以外は深く考えずに借りてます。要はこの俳優が出ているから見ようかな、程度で、大してパッケージも読まず、、です。(笑)
この映画はパワーを吸い取られた後、、もうちょっと展開がありますが、「あっはっはー、こんな終わり方になっちゃうわけ?」と怒りよりも笑いが出てしまいました。。何か借りたい作品がある時についでに借りる、という時におススメです。。
ユマ・サーマンは個人的には結構好きですが美人の部類に入るかどうか、、各々に判断を委ねられるタイプかと。(笑)
by うつぼ (2007-12-25 06:53) 

kikuzou

おバカ映画ですか~
こういうの好きです。
ってことで、次のレビューは
「死霊の盆踊り」
おねがいしまつ。
by kikuzou (2007-12-25 08:55) 

堀越ヨッシー

ユマ・サーマン大好き!..堀越ヨッシーでございます。
彼女の微妙に離れた両目の間隔が、なんだかは虫類チックでとっても好きなのであります(^皿^)。ユマ(発音的にはウマ!?)・サーマンと言えば個人的には「ガタカ」が好きです。未見ならば是非お薦めします。監督が「レボリューション」というおバカ映画を作ったアイバン・ライトマンならオイラ的にも性が合うと思います。機会があれば是非見てみたいです。
by 堀越ヨッシー (2007-12-25 09:05) 

うつぼ

kikuzouさん、こんばんは&メリークリスマス。
おばか映画は結構好きですが見極めは難しいですね。
みて笑えるかどうかは自分の体調にもよりますし。(笑)
>「死霊の盆踊り」
知らなかったので調べましたがかなりハードル高そうですね。
とりあえず近所のTSUTAYAで探してみまつ。
by うつぼ (2007-12-25 21:09) 

うつぼ

ヨッシーさん、こんばんは。
ヨッシーさんはユマ・サーマンファンですか。意外なような納得なような。(笑)
あの顔は確かに評価の分かれるところですが、私は好きですね。
(正式な発音はウマだと思いますよ)
「ガタカ」は見たことありませんので、今度見てみます。なので、ヨッシーさんもゼヒレンタルで「Gガール」を。
by うつぼ (2007-12-25 21:12) 

堀越ヨッシー

見ました、見ました!「Gガール」。「40歳の童貞男」が貸し出し中だったのでこちらをレンタルしてみました。あまりにくだらない内容に失笑...もとい爆笑(それはちと言い過ぎか..中笑くらい?)してしまいました。オイラ的にはすごくツボにハマるギャグの数々(友人が火事を尻目に「野球に行こうぜ」とか言う下りに大笑い)...アイバン・ライトマン原点に帰る..と言ったところでしょうか?。やたらセッ◯ス描写が出てくるのに下品さ一歩手前で落ち着いたのは、主人公がとってもいいヤツだったからかもしれません(とは言えスーパーヒーローとセッ◯スして相手をイカせたとか自慢するあたりはダメ男というか俗っぽいというか)。
さて個人的にはアイバン・ライトマン監督作で好きなのはケビン・クライン主演の「デーヴ」です。うつぼさんはご覧になられたことありますか?。未見なら是非お薦めします。コメディ映画の傑作です(^皿^)。
by 堀越ヨッシー (2008-02-09 07:28) 

うつぼ

ヨッシーさん、おはよございます。
失笑爆笑中笑でしたか。。。。よかった、、笑ってくれて。。
確かにお下品さはギリギリラインですが私は許容範囲でしたね。(笑)
「デーヴ」は見た事ないんですが、ほのぼの系でしょうか??
今度レンタルで探してみますね。(^^)
by うつぼ (2008-02-09 08:51) 

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