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ゴディバの「プラチナム・コレクション」 [食べたり食べたり(お菓子)]

本日は、バレンタインの日。
以前は、義理チョコやらナンやら面倒くさいことこの上なかったイベントですが、
10年位前、義理チョコを贈る方も、お返しする方も、双方に良いことないから、という
勤務先の社長の鶴の一声で「社内バレンタイン廃止令」が出されてからというもの、

この日の存在をほぼ忘れている私。

ほぼ忘れている」というのも、本来であればスッキリ忘れたいところなのですが、
デパートの地下などにうっかり足を踏み入れたりすると、
チョコを求める殺気立ったレディース達の魑魅魍魎状態に遭遇してビックリしたり、
近所のコンビニで牛乳1本買う為だけで入っただけなのに、
唐突に目の前にチョコレートコーナーが飛び込んできたりするので、
そんなとき思い出してしまうわけで。

因みに今日は駅の近くの洋菓子屋で朝7時からチョコを売っていましたが
そんなの見ても「世の中大変ですなあ」と思うだけ。

そんな訳で、いつもと変わらぬ一日を社内で過ごしていたら、
上司(役員)が生保のオバチャンに貰ったけど要らないから皆で食べて、と言って
ゴディバのチョコを部下達にくれました。

ゴディバというと、昔昔の学生時代、学校で紹介してもらった日雇いバイトで
新宿京王プラザホテルの宝飾品バイヤー向け展示会で働いた時、
抽選会の3等か4等がゴディバのチョコ詰合せで、一緒に働いていた友人が
「ゴディバのチョコだよ、すごいすごーい」と興奮しているのを見ながら
「へ?ゴヂバ?なにそれ?」と聞き返して馬鹿にされたことがあります。(笑)
当時、私にとってのチョコといえば明治かロッテの板チョコ、でなければ
アポロチョコくらいだったので、ゴディバなど知る由も無く。
その時ゴディバの名前は覚えたものの実際食べたのは社会人になってから。
ヨーロッパ駐在員の帰国時、上司・同僚がヨーロッパに出張た時のお土産が
5割の確率でゴディバのチョコ詰合せという(贅沢な?)職場なので
初めて食べた時の感動も遠くへ去り、最近は感動も全くなくなってしまいました。
どうしてそんなにお土産でゴディバを買ってきてくれるかというと、
ヨーロッパの空港の免税店では2段入り(24個くらい)の箱で3000円くらいと
日本で買うよりかなりお安いので、ちょっと頑張れば買えるわけで。

そんな訳で、今回も最初は「ふーん」と今ひとつ反応が鈍かったのですが、
箱を見てあれ?と思いました。
 箱の色がいつもと違います。

 箱に燦然と輝くゴディバのマーク
 レディ・ゴディバ
11世紀の英国伯爵夫人レディ・ゴディバ(英語読みはゴダイヴァ)が由来ですが
レディ・ゴディバは領民に重税を課そうとする夫を戒め、
苦しむ領民を救う為に自らを犠牲にした女性だそうで、

Jazz

Jazz

  • アーティスト: Queen
  • 出版社/メーカー: Hollywood Records
  • 発売日: 1991/06/17
  • メディア: CD

クイーンの「Don't Stop Me Now」にも
♪I'm a racing car passing by like Lady Godiva♪
という歌詞にも歌われている女性です。

レディ・ゴディバの夫は領民への重税を免除する代わりに妻に対して
一糸纏わぬ姿で馬に乗り、町の中を駆け回るように言い渡したところ、
領民達はレディ・ゴディバの姿を見ぬよう、窓を閉ざして敬意を表したとか。

ゴディバの創業者夫妻が彼女の勇気に感銘を受け、その名を屋号にしたそうで。

そんなゴディバのチョコですが、「プラチナムコレクション」というシリーズで、
調べたところ、16粒5250円というお値段でビックリしました。

 後でみたらいくつかひっくり返ってた・・・・

いつも食べているチョコより形や趣がちょっと豪華な感じ。

プラマンディン、ベラリア、ノクターン、モカラタ、リメッタ、ミエロディ、
オラジェリード、ラムース、Gヌガティン、クロコノア、ジンジャヴェール、
イコニック、ラザベル、カネル、ノワゼティン、ボワレルの16粒、
とホームページに書いてありましたが、
箱の中の写真付説明書を見ながら食べないと何が何だか分かりません。(笑)

と、同僚と食べようと思ったのですが、上司が手をつけぬ内は食べられない、と
今日は結局食べられず。(:_;)

明日にでも食べたら追記で感想を書くつもりですが、
本日は残念ながら眺めただけで終わってしまった
ゴディバの「プラチナムコレクション」でありました。

(2007.2.26追記)
追記するのが遅くなりましたが、いただいた翌日に皆で食べました。
 ミエロディ
ほのかな塩気のあるプラリネの入ったチョコ、と書いてありましたが、
さほど塩気は感じなかったような。一口であっという間に完食。(笑)
味はいつものゴディバと変わらぬ感じで期待し過ぎたかも。。。。


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kou

GODIVAに限りませんが、有名なチョコブランドのこの時期の詰め合わせはビックリするような値段がついていますよね。
本命へのチョコとして5000円とか使う人もいるということでしょうけど、すごいなあと思います。
そんなものをもらったら、10000円くらいの物を返さないといけないのかと、戦々恐々としそうですが。(実際に5000円もするようなチョコをもらったことはないので安心です(笑))
by kou (2007-02-15 08:50) 

チョコレートにもこんな歴史があったんですね。「たかがチョコ・・・」なんて言ってはいけませんね。心していただきたいです。
by (2007-02-15 12:58) 

Kayoko

昨日ゴディバの前を通りましたが、一歩下がって拝んだだけ、とても足を踏み入れられませんでした(笑)
近頃は自分チョコなるものが流行りとか?
ダメダメ、私にはできない~、つい一粒何円って下世話な割り算をしてしまいそうで!
by Kayoko (2007-02-15 20:55) 

GODIVA、大学時代、男性の先輩に教えてもらって知りました。
それから、お店で見て、高ーーーー!!!ってびっくりしました。
2/14、我が家のだんなさまが義理チョコでもらってきました。
義理チョコで、GODIVAとは・・・大変ですね・・・
by (2007-02-16 12:26) 

SoundsofLiberty

こんにちは。
「社内バレンタイン廃止令」って・・・それ、いいですね!
うちの会社でもやってくれないかなぁ。。。
by SoundsofLiberty (2007-02-16 21:54) 

うつぼ

kouさん、こんばんは。
元々バレンタインに興味がないせいか、本命でどのくらいのものを贈るのか相場もわからないのですが、5000円もあったら美味しい日本酒が買えるのになあ、なんて思うあたり飲兵衛の悲しい習性かもしれません。
kouさんも義理チョコ沢山もらってお返しが大変そうですね。ちょっとお気の毒、なんて思ってしまいました。(笑)
by うつぼ (2007-02-17 20:07) 

うつぼ

cocoa051さん、こんばんは。
今回いただいたチョコで興味が湧いたので、ゴディバについて調べてみたので色々歴史があるのは私も今回初めて知った次第です。
知った分、食べた時のありがたみは増したかもしれません。(笑)
by うつぼ (2007-02-17 20:09) 

うつぼ

Mimikoさま、こんばんは。
ゴディバの売り場には近づいたことがありません、あまりの高値にビックリしそうなので。(笑)
>自分チョコ
チョコ食べるくらいなら「自分酒」かも。あ、しょっちゅうやってるか。(笑)
by うつぼ (2007-02-17 20:11) 

うつぼ

浦島太郎さん、こんばんは。
アイスクリームならハーゲンダッツくらいなので辛うじて自腹で買えそうですがチョコ2粒か3粒でヒエーッって値段ですよね。そんなチョコを義理でもらってきたご主人様、さぞやお返しが大変だろうな、と他人事ながら心配してしまいました。(笑)
by うつぼ (2007-02-17 20:13) 

うつぼ

箱屋さん、こんばんは。
>「社内バレンタイン廃止令」
正確にはこの廃止令+虚礼廃止令だったのですが、歳暮中元年賀状は廃れず、バレンタインだけはあっというまに消えていったという感じです。
私はなくなってスッキリですが、箱屋さんも大変そうですね。
by うつぼ (2007-02-17 20:15) 

今更、なコメントで恐縮ですが、ゴディバの由来知りませんでした。
勉強になります!
by (2007-09-01 18:47) 

うつぼ

bonheurさん、こんばんは。
私もゴディバ、深く考えたことがないのですが、ブログで記事を書くようになってから、こういう疑問は調べるようになりまして。半ば備忘録のような感覚で書いていますので、皆さんにもほぉーっと言っていただけると嬉しいですよ。
by うつぼ (2007-09-02 19:39) 

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