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セルジオ・メンデスを聴く [音楽・コンサート]

セルジオ・メンデス「Timeless」を聴く。 

  ←ジャケットは若かりし頃のセルジオ・メンデス

         因みに、最近のお姿は→ 

セルジオ・メンデスといえば、
 セルジオ・メンデス&ブラジル’66
この時代の「マシュケナダ」しか知らなかったのですが、
今回、派手なCDジャケットに目が釘付けになってしまい、視聴もせずに購入。

8年ぶりに発表されたこのアルバムは、
プロデューサーがブラック・アイド・ピーズのウィル・アイ・アム(will .i.am)。

Monkey Business

Monkey Business

  • アーティスト: Black Eyed Peas
  • 出版社/メーカー: A&M
  • 発売日: 2005/06/07
  • メディア: CD

ブラック・アイド・ピーズの存在を知ったのが、去年世界10都市で開催された「ライブ8」に
出演しているのを観た時で、ヒップホップが苦手な私も彼らのヒップホップは違和感無く
耳に入ってきたので↑も買いましたがなかなか良いアルバムです。

今作「Timeless」は、自分の過去の作品を再録音したいと思っていたセルジオ・メンデスと
小さい頃からセルジオ・メンデスファンだったウィル・アイ・アムが組んで、
そこに多数のアーティストがゲスト参加して出来上がった作品とか。

因みに参加したアーティストは、
Stevie Wonder, Gracinha Leporace(セルジオ・メンデスの奥さんらしい),
Q-Tip, Jill Scott, Mr.Vegas, John Legend, Marcelo D2, India.Arie,
Justin Timberlake(曲も提供している), Pharoahe Monch, Guinga, Maogani Quartetなど。
私も全員知っているわけではないのですが多彩だというのは分かります。

収録曲の構成は過去に発表した曲の再録音と新曲のミックスですが、
前半はヒップホップ色が強めで後半に行くにつれボサノバ色が強くなる感じで、
通して聴いても新しい曲、古い曲という感じが全くせず、さらさらっと聴けてしまいます。

最初に聴いたときは、ブラジル’66のイメージが強すぎたからか、
「これは本当にセルジオ・メンデスか?」と思ったのですが、
よく聴いてみるとヒップホップが入っていてもやっぱりセルジオ・メンデス節で、
肩から力を抜いてリラックスしながらゆるゆると聴ける感じ。

ヒップホップのアーティストがプロデュースするボサノバ作品とは、
聴くまで一体どんなものか想像が及ばなかったのですが、
ブラジルの巨匠セルジオ・メンデスが最近の人気アーティストとの共演を
楽しみながら作ったことが伺える、楽しいアルバム「Timeless」でありました。



(おまけ)
ブラジルというと思い出す、オススメの一枚。
マンハッタン・トランスファーがブラジル音楽にインスパイアされて作ったアルバムで、
録音もブラジルだったせいか、彼らの違う一面が見える面白い作品です。

Brasil
ブラジル アーティスト: マンハッタン・トランスファー 
出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン 発売日: 1987/12/10 メディア: CD


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