「永遠のモータウン」 [映画(あ行)]
酒抜き生活も飽きてきたが、「永遠のモータウン」を鑑賞。
最後のライブシーンに出てくるチャカ・カーンが益々巨大化していた。
モータウンといえばシュープリームスやスモーキー・ロビンソン、スティービー・
ワンダー、マーヴィン・ゲイだと思っていたが、バックバンドでモータウンサウンドを
作っていたファンク・ブラザーズの存在は実は知らなかった。
彼らは原題(Standing in the shadows of Motown)の通り、モータウンの隆盛を支える
陰の存在だったが、彼らの演奏方法や曲のアレンジがビートルズやローリングストーンズ
等にも少なからず影響を与え、彼らの作り出す印象的なサウンドがモータウンといえば
あのリズムだよね、と、記憶に残るメロディを作っていたのが彼らだったということだ。
モータウンがピークを過ぎた頃に生まれた私は当然それをリアルタイムで聴く
タイミングには恵まれなかったので今回この映画は非常に新鮮だった。
時代の趨勢に従い、ジミー・ヘンドリックスやスライ・ストーンなどの登場で
演奏をサイケデリックファンクにしたり、薬物に溺れて亡くなったメンバーあり、
と激動の時代をすごした彼らの生き様はすごいのだが、音楽を大事に思う人たちの
気持ちというのは万国共通だと実感した作品でありました。
ミラクルズあたりから改めて聴こうかな。
コメント 0