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南米出張記2010~アルゼンチンタンゴ編~ [中南米の旅]

アルゼンチン滞在はたったの2泊。

 



短いです。。 

 

 

ま、お仕事なので仕方ありませんが、ホントニミジカイ。。。(泣)




1泊目は移動して牛肉食べたら終了してしまった感あり、
翌日は取引先を訪問して、パラグアイ戦を見て、ワインを買って、
ちょっとしたレセプションに出て、、、夜21時。

 

本当ならこの後食事でもしてホテルに戻っておやすみなさい、、のところですが、

 

 

 

 

「折角アルゼンチンに来たんだから
   アルゼンチンタンゴが見たい!」




 

 

そんなことを上司がブエノスアイレス到着直後に言ってたもんですから、
ホテルに戻らず、アルゼンチンタンゴを見にいきました。。

 

 

日本を出てから7日目。 




移動もあったりなんだりで皆くたびれているというのに、
一体ナンなんでしょう、上司のこのアゲアゲテンション。(ーー;)

 

現地スタッフは優しいので上司の希望を叶えてあげようと、
アルゼンチンタンゴのショーを予約してくれたのですが、
この日、訪問した取引先のオジイチャンの一人が
「それなら友人が経営しているブエノスアイレスで一番有名な劇場を予約してあげるよ!!」と
親切に予約の電話を入れてくれました。

 

こういう気さくなところがラテンというかなんというか、有難いものですね。(^^)

DSCF2550.JPG 行ったお店は「エスキーナ・デ・カルロス・ガルデル

ブエノスアイレスにはタンゴ専用劇場(タンゲリア)が50軒くらいあるそうですが、
この劇場は2000年にオープンした劇場で、元々は1883年に建てられたホテルレストラン。
劇場名にも冠してあるアルゼンチンタンゴ歌手、カルロス・ガルデルがよく利用していたそうで
サロン風に建替えられたとか。

カルロス・ガルデルは1890年生まれのタンゴ歌手、
細かいことは相変わらず頼りにしているwikipedia先生をご一読いただければ、
なんて思っていますが→ http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%AB%E3%83%AD%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%82%AC%E3%83%AB%E3%83%87%E3%83%AB

44歳の時、不慮の飛行機事故で亡くなった方ですが、
アルゼンチンでは今でも英雄的存在らしいです。。


で、ここまで書いていてナンですが、
アルゼンチンタンゴについてもwikipedia先生をどうぞ→ http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%82%BC%E3%83%B3%E3%83%81%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%BF%E3%83%B3%E3%82%B4


こちらも結構興味深く書かれています→ http://www.fira.jp/Old_FIRA/japanese/hiroba/articles/artcl07/shioda/070108/070108.htm

 

元々は男性同士が道端で踊ったとも言われているタンゴですが、
アルゼンチン、、、というか南米の存在さえ殆ど知らなかった小学生時代の私は、

真珠採りのタンゴ

真珠採りのタンゴ

  • アーティスト: アルフレッド・ハウゼ楽団
  • 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
  • 発売日: 2006/05/10
  • メディア: CD

うつぼ母が聞いていた「真珠採りのタンゴ」とか、

ラ・クンパルシータ~オルケスタ・ファン・ダリエンソ・ベスト・セレクション

ラ・クンパルシータ~オルケスタ・ファン・ダリエンソ・ベスト・セレクション

  • アーティスト: オルケスタ・ファン・ダリエンソ
  • 出版社/メーカー: USMジャパン
  • 発売日: 2009/06/03
  • メディア: CD

「ラ・クパルシータ」とか、

黒ネコのタンゴ

黒ネコのタンゴ

  • アーティスト: CHOCOLATE FASHION,大谷幸
  • 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
  • 発売日: 1996/10/16
  • メディア: CD

B面がニッキニャッキムッキムッキ、、、みたいな歌が入っている歌とか
(てか、これ、タンゴじゃないのにタンゴだと思ってた私(^_^.))


こんな感じで「タンゴ」という言葉とリズムみたいなものは存じておりました。。。

 

で、劇場には22時過ぎに到着。。。

正装した劇場スタッフに恭しく案内されて着席したのですが、
DSCF2554.JPG当日予約なので一番後ろの席(ーー;)
前方のテーブルには日本やヨーロッパなどの団体客らしき人達で一杯です。
多分20:30-の食事付なのでしょう、お酒も大分入っているようでかなり賑やか。。。

DSCF2553.JPG 私たちもシャンパン(スパークリングワイン?)でカンパイ
食事無し、ショウのみでおいくらか分からないのですが(ご馳走になっちゃったので)
シャンパンやワインは呑み放題という太っ腹なお店。(^^♪

って書きながら劇場サイトで調べたのですが普通にショウだけだと295アルゼンチンペソ。
今のレートだと大体6000円くらいでしょうか。
これにディナーをつけると10000円くらいから17000円くらいまで。
他の劇場の相場が分かりませんが、観光客が多いので意外と高めの設定なのかも。(ーー;)

DSCF2555.JPG エンパナーダ(これは食べ放題ではなく。。)
ひき肉や玉ねぎをパイ生地で包んで揚げた(焼いた)アルゼンチン料理で
レセプションでろくに食べていなかった私はあっという間に完食。。ウマイでつ、エンパナーダ。
(上司や同僚も同じような状態であっという間に完食してました)


まともな食事(エンパナーダ一個だけど)をやっと食べてほっとしたら
急にお手洗いに行きたくなり階下のお手洗いに向かうと、
DSCF2558.JPG 様々な写真が飾られていました
多分、アルゼンチンタンゴの歴史、みたいな写真でしょうが、
DSCF2559.JPGこの人がカルロス・ガルデル というのは分かりました

 

で、22時半をちょっと過ぎたあたりで暗転し、ショウが始まりました。

一番後方の席だったもんで写真はかなりボケボケですが、
その中でもなんとか載せられそうなものを選びましたので雰囲気だけでもどうぞ。。

DSCF2583.JPGDSCF2577.JPG (ボケボケですんまそん)
DSCF2588.JPG 舞台の2階でバンドが演奏します
DSCF2590.JPGDSCF2598.JPG
DSCF2599.JPGDSCF2604.JPG
DSCF2609.JPGDSCF2616.JPG
DSCF2631.JPG 終了。。。


で、あまりにもボケてひどい写真ばかりなので、、と思ったら
現地スタッフが送ってくれた写真がマトモだったので改めて。。

IMG_2627.JPG
IMG_2632.JPG IMG_2633.JPGバンドネオン
IMG_2634.JPG右のバイオリンの女性が素敵でした
IMG_2635.JPG1時間半のショウで終演は0時。。。

座席が暗かったし、眠かったし疲れてたし、、で
私も上司も同僚たちも時々船をどんぶらこと漕いでしまいましたが(ーー;)
終盤で

ヨーヨー・マ プレイズ・ピアソラ

ヨーヨー・マ プレイズ・ピアソラ

  • アーティスト: ヨーヨー・マ,アントニオ・アグリ,オラシオ・マルビチーノ,アサド兄弟,ネストル・マルコーニ,アストル・ピアソラ,エクトル・コンソーレ,キャサリン・ストット
  • 出版社/メーカー: SMJ(SME)(M)
  • 発売日: 2008/11/19
  • メディア: CD

ヨー・ヨー・マのお陰で日本でも一大ブームとなったピアソラの「リベルタンゴ」で
モダンなタンゴというか、ものすごいアクロバティックなタンゴをダンサー達が踊るのを見たら
スッカリ目が覚めました。

ピアソラというと、伝統的なタンゴと一線を画しているというか、
当初の評判がなかなかよくなかった人、というイメージではあるのですが、
この人のお陰で、タンゴというジャンルがある意味国際的になったのも事実かな
なんて思ったりしています。


DSCF2635.JPG 劇場前のガルデル像にご挨拶した後は
ホテルに戻ります。。。

 

[車(セダン)][車(セダン)][車(セダン)][車(セダン)][車(セダン)]プップー[車(セダン)][車(セダン)][車(セダン)][車(セダン)][車(セダン)]


DSCF2642.JPGボケてますがオベリスク

ブエノスアイレス創設(?)400年を祝って1936年に建てられたそうです。
車窓からの見学で終わってしまい残念。。。。。

ホテルに戻ったのが0時半。

荷造りして一眠りしたら、今度はチリへ移動です!

 

(つづく)





(おまけ)
ウツボタンゴ.jpg 劇場にて 

入店時、ダンサーと手をとって足を絡ませて!ポーズを撮って!と煽られて
アンチャンダンサーと手をつなぎ足を絡ませながら撮影した記念写真。
紙ケース入りでモチロン有料ですが、現地スタッフがお土産にと購入してくれました。(泣)

でもね、この濃厚顔のアンチャンダンサー、
手が汗でベットベトだったことを記事を書きながら思い出しました。(笑)


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krause

ゴッドファザーIIIで、アル・パチーノが、上手く踊っていたのを思い出しました。
by krause (2010-09-10 11:10) 

lucksun

アルゼンチンタンゴ、けっこう好きです。といっても
ピアソラから入ったクチですが……(笑)。
ステージの写真を拝見すると、迫力ありそうですね!
社交ダンス的なコンチネンタルとは、
全然種類がちがうような気がしました。
by lucksun (2010-09-11 01:32) 

うつぼ

krauseさん、おはようございます。
ゴッドファーザーⅢはコッポラの娘が出てきたのと、
最後にシシリア島でアル・パチーノが亡くなる場面くらいしか
記憶にございませんで。。。。。
タンゴを踊るシーン、、、今度DVD借りて観ます!!

by うつぼ (2010-09-11 09:08) 

うつぼ

lucksun姐さん、おはようございます。
最初は軽めから終盤激しく、結構メリハリのある舞台でした。
ピアソラは従来のタンゴにジャズなどのエッセンスも足して
耳から入りやすい感じですよね。(^^)

by うつぼ (2010-09-11 09:13) 

krause

すいません!間違えました。アル・パチーノ出演の(夢の香り)でした。ここタンゴを踊るアル。パチーノは、ちょっとかっこよかったです。
by krause (2010-09-11 23:40) 

lovin

タンゴとかフラメンコって生で見てみたいな~~。
割と日本人の好みに合う音楽な気がします。。(勝手ですけど。笑)
しかし、手がべたべたなのは、、いやじゃ。
写真の前におしぼり!(笑)
by lovin (2010-09-12 09:19) 

うつぼ

krauseさん、こんにちは。
「夢の香り」ですね。これは借りてみないとですね!!
by うつぼ (2010-09-12 17:39) 

うつぼ

lovin姐さん、こんにちは。
フラメンコだとスペイン料理のお店でも見られますよね。
(ダンサーは日本人が多いのですが)
リズム感がイマイチな私には踊れないタンゴですが(笑)
聞いていると熱いものがこみ上げてくるような気がします。
手がべたべた、、その後すぐ洗いに行きました。(^_^;)
by うつぼ (2010-09-12 17:41) 

へろーめ

海外はディナーの時間をきっちり取るので
コンサートのスタートが遅めですよね。
で23時過ぎに終わるのも普通にあるし
日本では考えられないですけどw

by へろーめ (2010-09-20 13:55) 

うつぼ

へろーめ兄さん、こんばんは。
夕食が20時くらいからなのでショーも22時とか遅めですね。
今回は往復の足があったとはいえ終わったのが0時で
本当に眠かったでーす。(-_-)zzz
by うつぼ (2010-09-20 20:07) 

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