立石「宇ち多」のもつ焼き [呑んだり食べたり(焼き鳥/もつ焼き)]
京成立石の仲見世にある「宇ち多」へ。
この店、先々週の週刊新潮の白黒グラビアで見てからずっと気になっていたが、 一見客で下町のもつ焼き屋、というのもなかなか勇気が出ず、 後輩と一緒にやっと足を運んだ。
14時から開店(土曜日は12時?)し、売切れ終いという店なので、 売切れで何も食べられなかったらどうしよう、と心配しながら18時半到着。 週初めのせいか店の外に行列もなく、待たずに店内へ。 8人掛け長テーブルに案内され相席で着席。
向かいは近所のご夫婦で座った途端注文している。
「梅割りとビール、煮込みとタン生を酢でちょうだい」 常連さんの注文はテンポが良い。
私たちも早く注文したいが、どう切り出したらよいもんか。
迷っていると、「お客さん達は飲み物は何にするの?」と 店のおじさんが優しく聞いてくれた。
「梅割りと日本酒くださいぃぃっ」 緊張しながら初注文。
後輩は梅割り、私は日本酒。 小皿の上に乗ったグラスに並々と注がれる日本酒。
壁に貼ってある黄ばんで年季の入ったお品書きに 「清酒1級280円」「清酒2級220円」とある。 お酒の等級が廃止されてから随分経つのにこのお品書き。何だか懐かしい。
梅割りは、どぼどぼと一升瓶から焼酎を溢れるほど注いだ後に 梅シロップをどぼっと注ぐ。
これで1杯170円。
日本酒を飲みながら煮込み。 蒟蒻も葱も入っていない、もつだけの煮込み。濃厚美味。
もつ焼きは、レバー・かしら・しろをたれ焼で、軟骨・ガツ・ハツは塩焼きで。 焼き方は初心者らしく普通焼きで。どれも新鮮で適度な歯応え。ウマイ。
他におしんこ2つ。2つ目にはお酢をかけてもらう。さっぱり。
どれも1皿170円の均一料金。またまた驚き価格である。
注文してすぐにテーブルに品物が置かれるので、ガンガン食べてガンガン飲んで。
3杯目の日本酒を飲んでいると、 向かいのおじさんが同じく3杯目の梅割りを飲みながら一言。 「初っ端から日本酒注文してるから初めてに見えないし、いい飲みっぷりだよねえ。」
これは褒めてもらっているということかしら。
「いえいえ、さすがに一人で来るのも気が引けて後輩連れてきたんですよ」 と答えると、
「一人で来ても全然問題ないよ。今度から一人でもいらっしゃい」 と店のおばちゃん。
心地よい下町の空気というのか、その後相席のおじちゃんおばちゃん達と 話が盛り上がり、40分で2人ともお腹いっぱい。
お会計は2人で2530円。満腹満足の「宇ち多」でありました。
この店って、ひょっとして豚レバ刺置いていない?
立石といえば、豚レバ刺、有楽町のレバ刺も羨ましい。
いいなぁ、日本の冬。
肝臓鍛えながらがんがん飲んでよ。
by Mina (2005-11-29 12:36)
Minaさん、コメントどうもです。
「宇ち多」は仰る通り「豚レバ刺」です。超新鮮だから出せるのでしょう。
この時は行った時既に遅く売切れでしたので次回チャレンジ予定です。
立石といえば線路を挟んで反対側の「鳥房」の鳥刺しも美味ですよ。
これから日本は忘年会シーズン、肝臓鍛えてガンガンいきます!
by うつぼ (2005-11-29 20:25)