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はじめての入院

といっても、私が入院したわけではなく、婆1号こと、うつぼ母の入院話です。

このブログでなんとなく人気があるらしい四婆シリーズで核となるのが
うつぼ母こと婆1号なのですが、今年に入ってちょっと入院しました。

私自身も入院したことがありますが、
幼稚園の頃にしょう紅熱で日赤の小児隔離病棟に入院した後は、
三十路過ぎた後に胆石で入院し、
このブログでも回顧録のように「石と闘う」というタイトルで、
己の入院記を備忘録で書いております。

(もう20年近く前の経験ですけどね)→ https://utsu..
うつぼ

石と闘う ~術後編②~

手術翌日を何とか過ごした後は順調に回復していきました。

【入院4日目(術後2日目)】
 予定より1週間近くブルーデーが始まってしまいビックリする。
 ナースに言うと「手術を受けるのは精神的にも身体的にも負担がかかるからね。
 手術前、手術中にならなくてよかったわよ」と言われる。 ←確かに仰る通りです。
 お腹のドレーンは夕方ズルズルズル~ッと不快感たっぷりに抜いてもらい一安心。
 ゴハンは昼まで重湯、夜から三分粥。米粒が微かに見えてちょっと嬉しい。
 ただ、見舞いの友人に「あんたの病気はゼ..

うつぼ

石と闘う ~術後編①~

石だの、オシッコだの、パンツだのと、麻酔から覚める時のロレツ回らぬトホホ発言後、
ちゃんと覚醒したのですが、今度は熟睡出来ぬまま夜を過ごしました。

何時間かおきに様子を見に来て氷枕を取り替えてくれるナースに
「うつぼさん、どこか調子悪いところはありますか?」と聞かれ、
「ノ、ノドが乾いて苦しいです。。。。」と訴えたのですが(本当に苦しかった)、
「酸素マスクがずれるとノドが乾くのよね、朝になったら外せると思うから我慢してね」とナース。
このナースが来るたび同じ会話を交わし(ナースも私のこ..

うつぼ

石と闘う ~手術編②~

催眠術にかかったようにあっという間に記憶が遠のいた私、
手術の様子は後日見せてもらった手術のビデオで確認したのですが、
細かい作業の連続で自分の体内をモニターで見ながらビックリしました。

(病院で貰った資料より)
 麻酔の効いた大の字状態が私(中央)

手術する外科先生(右に立つ人)が最初にへそ下を2㌢くらい横に切って
体内に(見やすくなるように)炭酸ガスを入れて膨らませて内視鏡を入れ、
更に1㌢くらいの穴を2箇所開けて手術器具を入れて、
外科先生はモニターを見ながら器具を動かして手術します。..

うつぼ

石と闘う ~手術編①~

総合病院での悶々~セカンドオピニオン~あっという間に入院、、
油禁メニューのショックで手術前日夜は早々に就寝した私ですが、
手術当日の緊張感というより「カンチョーは絶対イヤ」の一念で朝4時起床。(笑)

周りの患者さんを起こさぬように気をつけつつ、しかし下腹部に力が入らない辛さで
トイレとベッドを行ったりきたり行ったりきたり行ったりきたりの繰り返し。

因みに、この病院、男女共用なのです。 
患者数が少ないから仕方ないのですが、ちょと恥ずかしい。。

手術当日は当然アサゴハンもないのでひたすらト..

うつぼ

石と闘う ~入院編~

セカンドオピニオン、、、までは実のところぐずぐずと迷っていたのですが、
内視鏡部長先生のお陰で「手術します!」と固く決意した後は急展開。

というか、意外と悶々悩んで小心者の割に気が短いので(笑)、
方向性が決まった途端にガンガン進もうとする私、
内視鏡部長先生のお取り計らいで、翌週は(執刀してくれる)外科の先生のところへ。

屈強な内視鏡部長と異なり、外科の先生は中肉中背&色白&銀縁メガネ。
白衣の代わりにチェックのシャツ&だぶだぶジーンズを履いて紙袋を持っていたら、、、
アキバ系のオタク..

うつぼ

石と闘う ~セカンドオピニオン編~

近所の総合病院でのやり取りですっかり医者不信に陥ってしまった私、
取敢えず胆汁を出やすくする「ウルソ」という薬をもらったので服用したのですが、
それだけで治る病気でもない訳で、セカンドオピニオンをどう求めようかと迷いながら、
呑兵衛の血が騒いだので(懲りない奴)有楽町「たもつ」に行き、
飲み仲間で同じ業界で働くオジサンにそれまでの一連の話をすると、
俺も胆石で手術したんだよ!」とカミングアウトされました。

オジサン(ハチさん)は、「俺は先輩だから何でも聞きなさーい!」と
仲間が増えて嬉し..

うつぼ

石と闘う ~検査結果編~

胃カメラのんだら予想外の「胆石」と診断された私。
検診してくれた先生に内科に次週行って話をしてくださいといわれたので
検査日はそのまま帰宅し慌てて胆嚢と胆石について調べました。

胆嚢」とは、
肝臓から十二指腸につながる総胆管の途中にくっついている臓器で
肝臓で作られる胆汁(一日800~1000mlくらい)を一時的に蓄えて濃縮し
油っこい食べ物やお酒などを大量に摂取した時に濃縮胆汁を十二指腸にピュピュッと出し、
すい臓から出されるリパーゼという脂肪分解酵素の消化の助けをします。 

胆嚢の場所..

うつぼ

石と闘う ~検査編~

今を遡ること7年前、自分の健康について深く考える出来事がありました。

入院というと、5歳の頃に(当時)法定伝染病の猩紅熱に罹って
日赤病院の小児隔離病棟に隔離されたことがあるのですが、
ちょうど7年前の今頃、ある病気で入院したことを何となく思い出したので、
少々今更感もあるのですが、最近の自分の不摂生を反省しつつ記事にすることにしました。



当時の私ですが、頻繁に胃と背中(の右下)が痛む日が続いていました。
特に、空腹時の夜中、胃に差し込むような痛みが襲ってきて
脂汗をかいてウーンウーンと唸..
うつぼ