フランス旅行記09~パリで遊覧船編⑥~ [欧州の旅(フランス)]
♪ラ・ラ・ラセ~ヌ~、ラセ~ヌ~のほし~♪
意外と「ラ・セーヌの星」に反応があったので嬉しいっす。(^^)
シテ島をぐるっと回って船は折り返し、船着場の方向に戻ります。。。
左手に見えてきたのは
コンシェルジュリー
マリー・アントワネットも処刑前に入っていたという由緒正しき牢獄ですが、
1914年には建物自体が御勤め終了で現在は観光名所になってると
wikipediaセンセイに書いてありました。
で、シテ島も終了。
怖い顔が並ぶポンヌフを通過し
ポンデサールも通過
ルーブルを通り過ぎて
カルーゼル橋
再びオルセー美術館
前方にいるフードの女の子
橋を通る度立ち上がって手を振っていました。。(^^)
ブルボン宮 フランス国民議会下院です
エッフェル塔が見えてきました
アレクサンドル3世橋
橋の真ん中の飾りにズームアップ。(^^)
豪華(^^)
エッフェル塔が近づいてきました
橋の彫刻
エッフェル塔が
近づいてきたので
慌てて撮ったのですがエッフェル塔がボケボケ。。。。
それにしても寒い。。。。
サンダル履きの足元が寒々しいのですが、
あと20分くらい何とか頑張って屋根なし席で頑張ります。。。。
(つづく)
フランス旅行記09~パリで遊覧船編⑤~ [欧州の旅(フランス)]
あと2~3回記事を書いてアルマ橋まで戻ってこられるといいかなー、
なんて思って書いております。(笑)
シテ島までやってきて私は「ラ・セーヌの星」を思い出し(しつこくてすんまそん)船は進み、、
塗装中?の建物の先に
ノートルダム大聖堂が見えてまいりました。
ウン十年前「スリに注意」の看板が気になって仕方なかったノートルダム大聖堂、
1991年に「パリのセーヌ河岸」の名称で登録された世界遺産です。
と、書いていて気付きました。。
私が初めて訪れたのは世界遺産に登録される前だってことに。(笑) 古い話よね~。。。
で、橋をくぐればノートルダム大聖堂、、と思ったら
あまりに近過ぎて写真に収められませんどした。(ーー;)
表は尖塔二本の聖堂ですが、横は
こんな感じ
色々な建物が合わさっている感じです
ズームアップ
大聖堂内で見ると非常にきれいなステンドグラスですが、
外からなのでこのように地味な窓にしか見えません。。。。。
大聖堂の裏側までやってきました
この向きから見える姿の方が
テレビなどによく使われているような気もしますが、独特の建物ですよね。
ここで、船はぐるっと回ってUターン。
これから船着場に戻り、その先まで進む予定
ちょっと、橋、、、見飽きてきました(^_^;)
船に合わせて走る男性(笑)
まだシテ島の横を通過しております。。。
写真、、まだあるんです。。。。(^_^;)(^_^;)
(つづく)
フランス旅行記09~パリで遊覧船編④~ [欧州の旅(フランス)]
いつまで書き続けるのか、と思っていらっしゃる方も多いのではと心配しておりますが、
③の時点で出発して5分くらいですから、あと55分乗ってる訳で。(笑)
ただ、写真も沢山とりましたが、曇天フラッシュなしの為、使えるものが少ないかも。
って感じであと何回続くか私にもよく分かっておりませんで。。。。
皆さんも頑張って読んでくださいね。(^^)
曇天&寒寒の中、出発した船はミニマップに記された順路と逆方向に進み始めます。
地味な景色ですみません。
これが青空ならもちょっと絵面的にもいいと思うんですけどね。(^_^;)
1900年パリ万博で使われたグラン・パレ
アレクサンドル3世橋
四隅に賑やかな彫像があるのですが
芸術、農業、闘争、戦争を意味する女神の内、
これは何でしょう。。。。 闘争?
コンコルド橋だったかな。 くぐりまーす
裏側見ると結構古い感じがします。(-_-;)
右手に見えてきたのは
オルセー美術館
時計の下にパリ-オルレアンとありますが、
当時走っていた区間を記した駅、、の名残ですね。(^^)
ロワイヤル橋 歴史ある橋のようです
カルーゼル橋? の左に見えてきたのは
ルーブル美術館
ポンデザール 芸術橋という意味で
フランス学士院と(昔芸術の宮殿と呼ばれていた)ルーブル宮殿を結ぶ橋。
パトロールの船のようでした。。。
川が二手に分かれますが
セーヌ川の右岸左岸両側に掛かる橋は
ポンヌフです 新しい橋、という意味だそうで。
なかなか豪華な橋ですがアップで見ると
怖い顔だらけ。。
最高裁判所だったような。。。
この島はシテ島ですが、
以前も他の記事で書いたのでクドイもののもう一度。
私にとって「シテ島」というと、
〈ANIMEX1300 Song Collection シリーズ〉(2)ラ・セーヌの星
- アーティスト: TVサントラ,堀江美都子,アレーヌ,水木一郎,コロムビアゆりかご会,こおろぎ’73,紫座るぶる,中村しのぶ,中村忍,保富康午,菊池俊輔
- 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
- 発売日: 2005/04/27
- メディア: CD
どうしてもこの漫画「ラ・セーヌの星」なんだよねー。。。
「私はシテ島の花屋の娘」という主人公シモーヌのセリフが今でも脳裏に焼きついて。。。
主題歌もまだ覚えております。(笑)
と、アラフォー女子しか多分理解できないネタを振ったところで、
くぐりまーす。 あぁ、寒い。。。。
(つづく)
フランス旅行記09~パリで遊覧船編③~ [欧州の旅(フランス)]
やっと船着場までやってきました。(^_^;)
ミニバスに乗る前、客引きおじさんから10ユーロと引き換えに貰ったパスを
これね
ここに通すとあっさり中に入れました
様々な言語で用意されているミニガイド
私も折角なので日本語版をいただきました。
待合室のような一角もあったのですが、一部の方はその先に進んでいたのでついていき、
沢山停泊している船を見ながら前進し、係のオジサンに案内されて遊覧船に乗船。
で、折角なので、ウン十年前と同じ2階の屋根なし席へ。。。
座り心地悪そうな椅子(笑)
うーん、お尻ごつごつな感じどす。
すれちがう遊覧船
夕暮れ時がいいかな、と思って来たのですが8月中旬とはいえ夜の7時、寒いです。
おまけに曇天っていうか陽射しもないしで、座っているだけで寒くなってきました。。。
多分、満席になるまで出発しないだろうし、とりあえずガイドマップでも見ていよう。(^_^;)
クルージングプランとは少々仰々しいような。。
船隊ってこれまた仰々しいような。(笑)
※英語版ではvessel(大型の船)と表現されていましたが。。。
セーヌ川の一部をぐるっと1時間かけて回ります。
伝説というのですが、
架空の人物をヒーローに仕立てるプロモーション、というのがちょっと笑えますが
当時はそういう演出でお客さんが増えたんでしょうね。。。
バトー・ムッシュが夢を実現してくれるとな。
分かるような分からないような、、やや不思議な和訳のような。。。。。
こんなことしてくれる奇特な人、募集中。(笑)
それにしてもショーファー付き特別高級車ってどのくらいのクラスなんでしょうね。
待つこと15分くらいで満席に。
やっと出発しました。
バトー・ムッシュの船着場
早速遊覧船とすれ違うと
おぉ、こんなところでプロポーズっすか。
なんてくだらないことを考えながら寒さを忘れようとしたのですが、やっぱり寒い。(:_;)
あと1時間もつかしら。。。。。
(つづく)
フランス旅行記09~パリで遊覧船編②~ [欧州の旅(フランス)]
パリの思い出に浸ってしまい肝心の遊覧船まで辿り着きませんでしたので
今回の記事では何とか辿り着きたいと思います。(^_^.)
エッフェル塔の超長蛇の列に登るのを諦めた私うつぼ、
船着場のアルマ橋までテクテク歩いて行こうと思っていたら
塔の横でバトー・ムッシュの客引きおじさん&送迎ミニバスを発見。
こんな客引き(&ミニバス)、昔はいなかったのにどーして~?
よく見ると、塔のすぐ近くに「バトー・パリジャン」という遊覧船の乗り場が。
昔は寡占状態だった(と思ってたんだけど違ったらごめんなさいね)遊覧船事業も
競合会社がゾクゾクと登場し、客取り合戦が激しいんでしょうか。
とはいえ、折角昔の思い出もあるしね、、、、と
バトー・ムッシュの客引きおじさんに代金(10ユーロ)を支払い、ミニバスへ。。。
※気になってさっき遊覧船の比較みたいなサイトを調べていたら、
バトー・パリジャンの方が日本語ガイドもあるし便利だったようでちょっとショック。。。
乗船チケットと4ページのミニガイド。
乗船チケット裏側
こんな感じのミニバス(前には日本人家族)
なかなかバスが出ないので見上げてズームしたら
文字が書いてあるのね
(といっても何が書いてあるのか分からないのでこれは後で調べます(^_^;))
※追記です。
何だかすごく気になったので調べました。
塔の設計者ギュスターヴ・エッフェルさんによる選出、
フランスの科学に貢献した72名の名前が刻まれているそうでつ。
wikipedia見てね→ http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%83%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%AB%E5%A1%94%E3%81%AB%E5%90%8D%E5%89%8D%E3%82%92%E5%88%BB%E3%81%BE%E3%82%8C%E3%81%9F72%E4%BA%BA%E3%81%AE%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%81%AE%E7%A7%91%E5%AD%A6%E8%80%85%E3%81%AE%E4%B8%80%E8%A6%A7
ああ、すっきりした。
まつこと15分。バスが満杯になったところで出発。
(客引きおじさんも少人数連れていっても怒られちゃうのかもね)
馬車 縦列駐車
もう少しで船着場
看板
エッフェル塔を見ながら到着。。。。
こんなミニバスでした(^^)
船着場はバスでやってきたツアー客などもいて大混雑。
すぐ乗れるのかにゃー。(-_-;)
(つづく)
フランス旅行記09~パリで遊覧船編① [欧州の旅(フランス)]
パリにもちょっと滞在したのですがストラスブールへの中継地点みたいな感じで
大してあちこちには出かけませんでした。。。
物価も高いし。(^_^.)
が、何となくここだけは行ってみたいな、と思ったのが屋形船、いや遊覧船。
バトー・ムッシュです。 (ムッシュかまやつぢゃないよ)
どうしてかというと、初めての海外旅行でパリに寄った時に乗って以来だったので。
ベタベタなパリ観光です。(笑)
(うつぼパリの思い出)
今を遡ることウン十年前の話。
まだ20代前半の私(当時、お酒といえばビールくらいしか呑めなかった(^_^;))
ロンドンに住む友人(女)とバックパック背負ってイタリアとフランスを旅行し、
ロンドンに戻る前に寄ったのがパリ。
8月末の早朝、イタリアからの夜行列車で肌寒いパリリヨン駅着。
混雑する地下鉄にバックパック背負った日本人スッピン女子2人が乗ったのだから
さぞや迷惑だったに違いありません。。。
到着初日は、
宿(エッフェル塔近くの安宿で朝食込2人で1泊4000円位、笑)に荷物を置き
エッフェル塔近くのベンチで夜行列車で食べ残した駅弁を朝御飯に食べた後に観光。
オルセー美術館、コンコルド広場や公園巡りで時間をつぶし夜は惣菜屋で調達。
翌日は、ルーヴル美術館に行くものの訳分からん広さにひたすらビックラ仰天
「あれもこれも!社会の資料集で見た絵だ!」と低レベルに仰天しまくり、
ノートルダム寺院では「スリに注意!」の看板でスリが気になって仕方なく、
夜は再び惣菜屋で調達して倹しい食事。。。
3日目は、ホテル近所で昼食用ツナ入りバゲットサンドを調達して終日ヴェルサイユ宮殿。
入場料は全部見られるチケットで46フラン。(1200円くらい)
一般庶民から搾取しまくって作ったのがありありと分かる長広大な敷地を歩き回る。
(でも当日はベルバラの世界と素直に喜んで見学してた)
お昼に園内のベンチで食べたバゲットサンドが本当に美味しかったなあ。
歩きつかれて夕方パリに戻り、さすがに惣菜屋に飽きたのでお手頃中華で夕食後、
夜はバトームッシュでセーヌ川遊覧。
パリ滞在最終日、塗装中でメッシュ被った凱旋門やプランタン(デパート)を見学し、
シャンゼリゼのマクドナルドで洒落たサラダ(かなり大きい)を買って昼食。
夕方サクレ・クール寺院に行くはずが道に迷い、歌舞伎町のような雰囲気のエリアへ。。
焦って地図を見て何とかサクレ・クール寺院にたどり着く。。
無修正のケバイ看板たちに囲まれ友人とビビリマクリブーだったものの、
移民が溢れ、客引きや娼婦が道の両側に立つエリアを垣間見られたのは
今思えばちょっとした思い出ながら、その時はとにかく怖かったっす。。。
で、その後エッフェル塔にいったら長蛇の列で登るのを諦め、懲りずに中華の夕食、
そしてサンラザール駅から夜行列車に乗りドーバー渡って翌朝ロンドン到着。。。。
長くてすんません。 当時の日記を見ながら色々思いだして書いてたもんで。(^_^;)
当時を思い出しながら船着場に行こうと思ったのですが、まずはエッフェル塔を拝まないと。
こんな風景の見えるホテルでした(遊覧船と何の関係もないけど写真撮ったので)
因みに部屋のカーテン。 年中無休で「春」。(笑)
地下鉄構内でヴィコント城のオペライベント広告を発見。
車輪がゴムタイヤのように見える地下鉄
景気づけに呑んだビール。900円くらいでビックラ仰天。(゜o゜)
でも、喉が渇いたんだし、ま、いっか。
見えてきました♪
もうちょっと
すげー混んでる(-_-;)
未だ一度も登ったことのないエッフェル塔ですが、今回も断念。
だって並ぶの嫌いだし。(^_^;)
記念写真は撮りました(^o^)/
全然遊覧船の話じゃないけど、長いのでつづく。
(つづく)
フランス旅行記09~ヴィコント城編⑥~ [欧州の旅(フランス)]
だらだら書いて来たお城編も(っていうか旅行記長く書きすぎなんだよね(-_-;))
今回で完でございます。。。
意外と見所満載(突っ込みどころも満載)で見学に時間がかかり気付けば14時近く。
お腹が空きました。。。。
もうちょっと見るところがあります故、中のレストランで昼食タイム♪
座席からは遠くに洗手間が見えます(^_^;)
セルフサービス方式であれこれ目移りしちゃったりして、
ステーキに赤ワイン(^o^)/
サワークリームののった芋はホクホク
大盛りサラダもハムチーズが美味~
肉が柔らかくて美味美味♪
目の前で炭火で焼いてくれたお肉は粒コショウのソースとピッタリで完食。
は~、お腹いっぱい。(^^)
腹ごなしもかねて馬小屋の見学へ。。。
リアルな馬馬に迎えられて中へ。。。
二頭立ての馬車
カボチャの馬車を思い出しました(^^)
馬車というより駕籠のような。。。
馬車も用途によって使い分けていたようで
こんな感じの近郊移動用とか
パリへのお出かけ用とか
鞍の数々。。
と、お金持ちの世界を沢山見ちゃった後は軽くお土産コーナーで
フーケ先生の家紋、リスグッズの数々はスルーしてDVDのみ購入。
屋根架け替えの寄付を求めるコーナー
5ユーロで1857年ものの屋根1枚いただけるそうです。。。
そんな寄付に賛同した有名人のサインした屋根が飾られていました。
ビル・クリントン 意外と最近の日付です
エヴァ・ロンゴリアとテリー・ハッチャー
アンリとフェリシティ・ハフマン
結構いろんな人が観に来てるのねぇ。。。
と、滞在時間3時間超のお城見学もこれにて終了。
大関さんに売り込もうかなー。(^^)
というわけで次回からは少しだけパリ編にまいります。
(つづく)
フランス旅行記09~ヴィコント城編⑤~ [欧州の旅(フランス)]
やっと城の正面写真まで記事に出来ましたので安心して庭園散策いたします。
えーっと、このお城の記事はあと2回くらいで終わると思います。多分。(^_^;)
出発♪
ヴィコント城の庭は森までの距離が意外と近かった為
遠近法を用いて広々見せるつくり、、、なんてお土産DVDで説明していましたが、
遠近法がどんなもんか分からないくらい歩くと馬鹿広いです。
移動用のゴルフカートも貸し出ししてましたが、勿論有料なので歩きます。(^_^;)
上から見るときれいな庭園ですが
実際どうやってこういう模様にキレイに刈り込めるんでしょうね。。。
これも結構丸く刈るの難しそうです。
遠近法がよく分からないくらいの広さです
振り返り一枚♪
もちょっと離れて一枚♪
こういう彫刻を庭に置く日本人金持ちっていそうですが
さすがにライオン像はいないだろうな。
敵がいるのか己は後ろに隠れるとは卑怯じゃ
また一枚♪
どのくらいに一度メンテするのか非常に気になります
庭園内の花々もきれいで
咲き時というか満開でした
大分歩きました(^^)
噴水などを見ながら戻ります
芝生には立入り禁止ですが子どもはお構いなし
ですが、キャハキャハ走り回った後、お母さんに後でこってり叱られていました。。。
鳥達ですが何の鳥?
近づくと巨大ですが全く動じません
周辺にはコロコロウン◎がいっぱい。。。
お休み中の王冠型噴水
毒霧でも吹きそうに見えますがこれもお休み中で。
やっと城まで戻ってきました(^^)
イタズラガキ一杯だった尖塔
ああ、お腹空いた~(V)o¥o(V)
(つづく)
フランス旅行記09~ヴィコント城編④~ [欧州の旅(フランス)]
目立ち過ぎた為に上司に妬まれ、というのは今の世のリーマン社会でもありがちですが
時代先取りでルイ14世の怒りを買って左遷更迭状態となったフーケ先生の悲しき人生を辿り
鉄仮面男(イメージ)も観たのですが、まだまだ展示が続いてました。
鉄仮面の後にフーケ先生の胸像 何だか悲しげ
と、ここから急に一転、見ていて楽しいコーナーへ。
チューボーですよ♪
マカロンやら玉子やらコーヒー豆やら
無表情で少々怖い使用人のオネエサン
パンやらレモンやら
チキンの丸焼きやら
鍋鍋鍋鍋鍋鍋鍋鍋鍋鍋
ロブスター(V)o¥o(V)
小さい頃から、デパートの食堂などの入口に飾られているサンプルにコーフンする私、
展示されているロブスターや丸鶏に大コーフン(^^♪
豪勢な
でも、これだって使用人の食卓なんでしょうね
と、己の生活とは雲泥の差と明確に理解できる貴族生活の一端を垣間見た後は
やっと外に出ます♪
思わせぶりでごめんねごめんねー。
正面です
庭、広いよね~。
当時のものなのか風化してますが豪華です正面
これがもちょっと離れるともっと豪華に見えるんですよね。
はい、つづく。(V)o¥o(V)
(つづく)
フランス旅行記09~ヴィコント城編③~ [欧州の旅(フランス)]
ずるずる引っ張ってすみませんが今日も城の正面写真は登場いたしません。
だって、写真いっぱい撮っちゃったから。(^_^;)
尖塔まで行った後は、城主ニコラ・フーケ先生にまつわる展示のコーナーに進みます。
お城の土産屋で買ったDVDによれば、フーケ先生の人生は大体以下の通りでつ。
・1615年1月パリ生まれ 裕福な貴族の家で育つ
・13歳でパリ高等法院の弁護士として認められる (頭いいよね)
・20代後半から宰相ジュール・マザランの軍隊の経理係を足がかりに
マザランに忠誠を誓い、大蔵卿に任命される。(したたかです)
・1661年マザラン死去、ルイ14世(22歳)はフーケに
コルベールと共にマザランが築いた巨万の富を増やすよう指示する。
・ルイ14世は自分の座を脅かすフーケの聡明さを妬み
ずる賢いコルベールにそそのかされフーケを逮捕し失脚させようと決心する。
・そんなことにも気付かないフーケ先生は、
自慢の城、ヴォー・ル・ヴィコント城の晩餐会にルイ14世を招く。
・1661年8月17日晩餐会に招かれたルイ14世、
贅を尽くした城、素敵な料理の数々、出し物(寸劇?)など、
見るもの見るものに目を奪われ、自分の居城(古いルーブル宮)と比較して怒り、
フーケの逮捕を決断する。 (ルイ14世、気持ちがチッチャイねー)
・晩餐会から3週間後、ルイ14世と共にナントを訪れていたフーケ先生、
王の命を受けたダルタニアンによって逮捕され裁判へ。。。
・コルベールの招集した裁判官23人と、弁護士を雇うことを禁じられ自己弁護するフーケ、
裁判は3年間続き、10人が死刑判決、良心を持つ13人が国外追放の判決。
国外追放では自分に都合の悪いことを広められると恐れたルイ14世の指示で
1665年ピネローロの要塞の独房に送られ、1680年死去。。。
合掌。。。。
でもね、wikipediaを見ると、フーケ先生も意外とワルに思えちゃったりして。
→ http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8B%E3%82%B3%E3%83%A9%E3%83%BB%E3%83%95%E3%83%BC%E3%82%B1
どの立場から見るかで良い人か悪い人か、どっちにでも変わってしまうものでしょうし、
当時、私腹を肥やしてる貴族なんてゴロゴロいたんだろうな、と思いつつ、
このあたりの話が「仮面の男」とか「三銃士」なんてところにつながっているのかな、と思うと
フーケ先生の存在は後世に芸術も遺したということで。(^_^.)
以上、フーケ先生のプチ知識を踏まえて城巡りスタート。
フーケ先生の肖像画也
見た目は悪そうに見えないんだけどね。 ま、見た目だけじゃ分からないけど。
豪華な天井画
成金心をくすぐられるシャンデリア
インド人ファミリーがハシャイデました
遊戯室
チェッカー? 何て言うんでしょう。
これまた豪華なシャンデリア
こんな部屋ばかりが続きます
フーケ先生登場
肩にはリス(フーケ先生の家紋がリスなんだって)
ルイ14世が怒った晩餐会
大勢の皆さんはスクリーン上に投影されてました
これがフーケ先生ご夫妻のようです
マカロンタワーもあったりしてね さすが貴族(^_^;)
で、嫉妬バリバリのルイ14世の怒りを買ったフーケ先生は、この3週間後、
ナントで一転地獄へ。。。
ダルタニアン「逮捕しちゃうゾ!」
フーケ先生「そんなバナナッ!」
すみません。。。 こういう吹き出しにくだらないことしかいえなくて。(V)o¥o(V)
夫逮捕で泣き崩れる妻。。。。
3年も続いた不公平裁判
そしてピネローロの要塞へ送られ、嘆くフーケ先生
鉄仮面の男 (これはイメージ)
これだけはフラッシュたいて撮影しましたが、ホンモノみたいでちょと怖かったっす。
フーケ先生の面倒を見た男が鉄仮面を被っていたという話もあるそうで、
そのあたりから、アレクサンドル・デュマ・ペールの「ダルタニアン物語」なんかが出来て
映画版「仮面の男」までが出たのかもしれませんね。
デカプリオもフーケ先生がいたからこそ鉄仮面が被れた訳で。(笑)
と、フーケ先生について学習しながら、お城巡りはまだ続きます。
(つづく)