亀戸「板前 石山光一」で焼き白子 [呑んだり食べたり(日本料理)]
kサンとの忘年会で久しぶりに亀戸に行きました。 昨年12月暮れの話。
このお店、私の中では不思議ながら美味しくて行きたくなるお店です。
(鱧食べたとき)→ http://utsubohan.blog.so-net.ne.jp/2013-10-06-1
(焼き白子が美味しかったとき)→ http://utsubohan.blog.so-net.ne.jp/2014-02-08-1
以前訪問したときはあまり混んでいなかったのですが(というかお客さん少なかった)
最近はKサンが訪問するときは大体満席に近い感じらしく、
「うつぼのブログ効果もあるかもしれないね」と言われました。
確かにこのお店、書いている人が少ないらしく、検索すると私の記事が上の方に出てきます。
で、久しぶりの亀戸。
亀戸水神の方向に向かって歩き、、大通りに出る一本手前の細い道を左に曲がるのですが、 こんな看板が曲がるところに置いてあった。
やる気出したのかな、このお店。 いきなりの看板に驚きました。。。。
で、曲がってほどなくしてお店に到着。
見づらいんですが、只今満席、って書いてあり。
中に入るとテーブル席、カウンター、たしかにいっぱい。
手前のテーブル席に案内してもらい、 着席。 いつもより単品メニューが増えてきたがする
で、Kサン、開始時刻に「これから会社出る!」とLINEで連絡あり。(V)o¥o(V)
ぢゃ、先に一人ビールで乾杯♪
テーブルには既に八寸が置いてあったので、先に呑みながら食べ始め。
ボリュームすごい
以前はもうちょっと量があったような気がしますが、
その後減った気もしつつ、、しかしこのボリューム。
もみじの葉っぱを除けると、 そこにも料理
で、ちびちびと食べていたら、やっとKサン到着。
日本酒、、、前日に呑み過ぎていたのもあったので、
白ワインにスイッチ。
そんなに高いワインではありませんが(おそらく市販の2倍くらいで2500円)
すっきりとして飲みやすい感じ。
玉子豆腐 蟹あんかけ
玉子豆腐ってあまり好きじゃないのですが、出汁がとにかく美味しいのであっという間に完食。。。
ふぐ♪
冬にくると登場するとらふぐ。(^_^)
ぷりぷりこりこり。
和食の楽しみの一つがお店オリジナルのポン酢なのですが、
ここのポン酢は程よい酸味に大根おろしもたっぷり入っていて本当に好みです。
生牡蠣 ぷるるん
焼き白子!
これも冬にくると楽しめる(仕入にもよるみたいですが)楽しみの一つ。
表かりかり
裏はとろ~ん
ふぐに白子に、、、テンション上がりますな。(^_^)
これなに?と思ったら
揚げた鱈に餡かけをかけたもの
こういうお料理、、和食で出てくるのが???だったのですが、
味は胡麻油の利いた感じはあるものの和風。
Kサンがきたときに出した料理と被らないように、、、というお店のご配慮もあって
他のお客さんと違う料理をだしてくださったようなのですが、
これが本当に美味しくて既にお腹いっぱいだったのに食べきりました。。。。
〆の羽釜ご飯は
たこ♪
たこが柔らかくて美味しかったのですが、食べきれず、残りは包んでお持ち帰りしました。
なめこの味噌汁も美味しかった
で、デザートも
つくりたての熱々白玉とご自分で煮た小豆(甘さ控え目)。
食べきれませんでした、、、ごめんなさい。。。。
最初に来たときに比べると若干ボリュームダウンしたような気がするのですが、
(他のお客さんにも指摘されたのかもしれません)
4000円のコースで(もしかしたら5000円かも。Kサンに予約まかせたので金額知らず(-.-))
ここまで出してくれるのって本当に良心的かと思います。
旬の食材を美味しく満足するまでたっぷり出してくれるその気持ちが嬉しいです。
今の勤務地からはかなり遠い亀戸なのですが、できれば季節毎に訪れて楽しみたい、
そんな気持ちになった、板前 石山光一さんでありました。
丸の内「東京今井屋」で刈穂 [呑んだり食べたり(日本料理)]
keisuke兄さんが上京されると聞き、snorita姐と3人で丸ビルに行きました。
以前から、次の3人会はきりたんぽ鍋!と話していたのもあって、
秋田料理が楽しめる「東京今井屋 本店」さんへ。
(食べログ)→ http://tabelog.com/tokyo/A1302/A130201/13004027/
予約していたのもあったので、東京駅が見える窓側のテーブル席です。
夕暮れの東京駅(ボンヤリだけど)
箸袋
で、こんなメニューもあるのですが
今回はコースをお願いしました。
まずは生ビールで乾杯♪
薄いグラスで泡も細かく美味~。
前菜
鴨スモークと、トマトのなんだっけ。
(すみません。行ったのが9月中旬で覚えてないという。。。)
バリバリキャベツ
見た目のインパクト、、すごいでしょ。 でも、、、きれいにむいて巻きなおした感じで、
3人が、2枚ずつ食べれば、、って感じでした。。。。
って、これだけのインパクトで出せればすげーって思いますね。(^_^)
お豆腐 味濃いめで美味
鶏もも串
今メニューを観て思ったのですが、これは比内鶏ではないのかな。
って、美味しかったから結果オーライなんですが。
で、当然ですが日本酒にスイッチ。
秋田の刈穂です
原酒 キケンキケン
もも?かな、を皮で巻いた串
これがねぇ、、とても美味しかった。 皮かりかり、、でも中がじゅわーと肉肉した感じで。
アスパラ
レバー ねっとり
比内鶏のおかき揚げ
以前、柿ピーを砕いて衣に、、なんてテレビで見たことあったのですが、これはマジうまです。
おかきに味もついているし、、これはねぇ、、日本酒にもビールにも合います。(^_^)
で、なんだっけ、違うお酒かな。
メインのきりたんぽ
あれ??
あれれ??
芹が入っているはずが水菜。。。
私は芹があまり得意でないのですが、秋田の鍋に芹は入ってないと。。。
季節柄、入手大変かな、と思っていたら水菜で代用ってのがちょっと詐欺っぽい感じもしましたね。
それなら、そうメニューに表記すべきか、冬場の芹が収穫できるときにしか提供しないか、
そのくらいするのもお店の良心かもね。
っていいながらもお酒をお代わりして
〆にうどん
デザートのアイスでさっぱり。。
このとき、私はまだぷーたろーで、、でもちょっと大変だったときだったりして、
それでもその合間を縫ってお二人に会えたりして励ましてもらって
元気が出ました。(^_^)
お店自体は鍋のシーズンより早いので材料の問題はありましたが、
間違いない味という点ではいいと思います。。。
というわけで、水菜には(@_@)しつつも楽しめた東京今井屋さんでありました。
銀座「小十」で秋の懐石② [呑んだり食べたり(日本料理)]
もったいぶって、、、銀座「小十」さんでのお食事記事、続きです。
きれいな盛り付けで美味しいお料理、、、そして、酒、、、と楽しんでおりますが、
白ワインのグラスも空いてしまい、、、次は日本酒でも、、、って感じで、
鶴齢と雁木のひやおろしをお願いしました
席で片口や徳利に注いでくれるのですが、必ずラベルを見せてくれるのも好感触。
鶴齢はガラスの片口に
雁木は徳利に
お猪口も徳利や片口と合せて入れてくれました。
そして黙っていても水が出てくるところが素敵。
鶴齢は新潟のお酒にしては味が濃いめなので好きなのですが、
秋しか呑めないひやおろし、、、どちらも美味しゅうございましたねぇ。。
焼き物
琵琶湖の天然鰻
蒸さずに焼いているそうで(関西風)、かなり身の歯応えがありプリプリ。
普段関東風に慣れているせいか、最初は、ちょっと抵抗がありましたが、
食べ進む内にその歯応えが逆によくなってきたりして、、、お酒が進みました。(結局酒)
かます
松茸をぐるぐる巻
こちらはふんわりした食感に松茸のシャキシャキが合っていて、、、美味。
添えてあった、たたみいわし(好物)は素揚げしている感じで、少々油っ濃い感じ。
かますがさっぱりしているので、それが逆によい感じでございました。。。
で、この器は
冬瓜とすっぽん
すっぽんと聞くだけで元気が出るような気がします。。。
生姜をのせて食べると味がぴりっと引き締まりますが、
そのままだと、とても優しい味で、、、もちろん全部食べ切りました。。。
土鍋ごはん
炊きあがりを持ってきて見せてくれて(写真撮らせていただきました)
其々に分けるため、一旦個室の外へ。。。
三重県の作
ざく、ってよむんですって。
ボトルにプロトタイプとか書いてあるので、この造り酒屋の社長か杜氏さんが
ガンダムファンなのかと思いましたが、真相はよく分からず。
無濾過の原酒でしっかりした呑み応え 好みです♪
と、呑んでいたら、
ごはん
茗荷も入っていた(-.-)お椀
具だくさんです
既にお腹いっぱい状態でしたので、残った分は包んでいただきました。。。
デザート
葡萄のゼリー寄せ
巨峰となんとかジャイアンツって聞こえたのですが、葡萄を並べてセリーで固めたものですが、
さっぱりしていて(でもものすごいボリュームだった)美味。
お食事が終わって洗手間に行ったところ、木の香り漂う個室できれいなのは当然ですが、
洗面台のシンクに氷と菊の花(紫と黄色)がたくさんちりばめられていて、
「こ、、、、ここで手を洗っていいのですか」って感じでした。 こういうの、初めて。
お約束の時間(21時)ぎりぎりまで楽しませてもらい、
カウンターの様子もちょこっと見せてもらいながらお店の外に出ようと思ったら、
ご主人の奥田さんが出口までお見送りしてくださいました。
(お店の入口に沢山きれいな器とミシュラン人形が飾ってあるのが和みます)
おまけに、和服のお店の方がエレベータで1階まで送ってくださって。。。 恐縮。。。
21時でお店の外に出てしまったので、近くでコーヒーでも、、、と、
かづきコーヒーという名前だったか、地下にある喫茶(隣がサンボアバーのあるビル)へ。
ビートたけしの絵が飾ってあった
このグラス、6個6000円で販売されています
高級コーヒーをのんで
ひとしきりお話しして、22時に解散して帰宅の途につきました。。。
そして、翌日。
お持ち帰りした品をば
きれいに包んでいただきました この昆布がねぇ、、また美味しかったんです。
出汁をとった昆布を佃煮にしているそうですが、市販のものより塩気が少ないので、
いくらでも食べられちゃうって感じです。
というわけで、おそらく一生の思い出になる(=もう行くことはないでしょう)お店ではありますが、
ミシュラン三ツ星店に以前感じた疑問を払しょくしてくれるような素晴らしいお店でした。
お酒の値段は市販の3~4倍っていうのが、やっぱり高級和食店だな、って思って
そこは残念ポイントではありましたが。。。
とはいえ、全体的にはやはり☆☆☆。
個室の戸が半透明のガラスだからというのもありますが、
とにかく、誰が洗手間に行こうとすると戸がすっと開く、
食べているペースでほどよい加減で次のお料理が出てくる、
お酒の説明も分かりやすく適切で好感がもてる、、、などなど、
お料理の美味しさはお値段を考えると当然ですが(味付は私の好みでしたし)
接客の出過ぎず心地よい感じに満足できた「小十」さんでありました。
銀座「小十」で秋の懐石① [呑んだり食べたり(日本料理)]
9月中旬の話なので、既に1か月くらい経っておりますが、、、、
知人のお誘いでミシュラン三ツ星店で素敵なお食事をする機会がございました。
当然のことながら自力では行けない敷居の高いお店ですから!
そりゃもう気合入りまくりです。(笑)
銀座の中で店舗が何年か前にお引っ越ししたらしく、
現在は銀座5丁目の並木通りのビルの4階にございます。
ちなみに、同じビルの地階には姉妹店の「奥田」もあるという。。
この辺、家賃高そう。
っていうか高いんですよね。(^_^.)
で、以前東銀座にあった「福臨門酒家」もこの通りに引っ越していたと
同じ通りのビルの看板で発見しながら、カリオカビルに到着。
エレベータが少々古めかしいのでビル自体は古いかなって感じですが、
こういうビルの案内板に従い、
4階に着いてエレベータを下りたら、木のつくりの店構えが見えて、
すぐ、お店の方が出てきて出迎えてくれました。
(お店のホームページも上品)→ http://www.kojyu.jp/
今回は3人でのお食事で、幹事の方はカウンター席を希望されたのですが、
予約をとることも大変らしく、個室で予約がやっととれたそうで。。。
で、最近人気のあるお店って夜も2回転ってところが多いのですが、
このお店も18:30~2時間21:00には、、、って感じで、、
まあ、予約がとれただけでも、、とはいえ、、、ちょっと忙しないかな。(^_^.)
個室です
個室の向こうに小さい石庭が見えて、
小川のような感じにちょろちょろ水が流れているような感じで、
そこに黄色と紫の菊が飾られていて。
秋
です。
お料理は、おまかせのみ、ですが、
大変素晴らしいお料理ばかりでございました。。。
箸おき
最初は生ビールで乾杯♪
(相変わらず一口呑んでから撮影)
バカラのグラスとか。 豪華です。(^_^)
薄手のグラスできれいな細工が施されていて、、、間違っても落としてはいけません。
一品目
惜しげもなく大量の赤うに、毛蟹、焼きナス、芋茎(ずいき)
有名な方の焼き物(加藤なんとかさん、だったかな)で、
もってみたら滅茶苦茶重い器でした。。。
念の為向きも変えて一枚
いやあ、うにがもうとろけるぅ~んなうまさで。
芋茎のシャキシャキと、うにの柔らかさがまた何ともいえない食感で美味。。。
きらきらの蓋をとると 鮑そうめん
蒸し鮑と、鮑のムースがそうめんの上に載っているという贅沢なお料理。
肝のソースがアクセント
下にそうめんとおつゆ
鮑が本当に柔らかくて美味しかったのですが、、、、
麺つゆの味が強いというか勝っているというか、、で、鮑の味わいが消えちゃったかな。
蒸し鮑は噛むと味わいが出てくるんですが、、ムースは口の中で溶けてしまうし。。。
でも、こういうお料理ってどうやって考えるんだろうなあ、なんて感心しながらいただきました。
次はグラスシャンパン しゅわ~
お椀
具だくさんで豪華です
蓮根餅、あまだい、そして松茸。。。 秋。。。
あまだいのフワフワの身に、もちもちの蓮根、そして、ま・つ・た・け。
こんなに贅沢していいのかな、、、少々後ろめたい気持ちにもなりながら
美味しいお出汁も含めて全部いただきました。(^_^)
次は白ワイン
イタリアのピノ・ビアンコ、シャルドネなどをブレンドしたすっきりワインでございました。。。
お店をお引っ越しされてからソムリエさんがカウンターにいるらしいのですが、
(今回個室でその存在に触れることなく。。。)
お酒のメニューでも結構ワインがあるようです。。
感心するのは、席にお料理を運んでくれる和服のスタッフの方々が
(おそらく2~3名くらいの方が入れ替わり、、、で対応してくださっていたような)
お酒の注文をとるとき、運んできてくれるとき、必ずそれぞれのお酒を簡単に説明してくれること。
聞いても「あ、お待ちください。。。」とどこかに聞きに行くのが結構普通かと思っていたので、
「おぉ、さすが高級店」と、食事の序盤からかなりこの点ではプラス評価でした。。。
おつくり
大間のまぐろ(中トロ)、鯛、あおりいかの3種。
刺身の切り身に包丁が入っていて驚いた
キュウリや長芋を可愛らしく丸く細工してあるのがまた面白いね、なんて言いながら
どれも美味しくいただきました。。。。。
って、長くなってきたので、、もったいぶって。
(つづく)
亀戸「板前 石山光一」で焼き白子 [呑んだり食べたり(日本料理)]
以前行ってよかったので、今回は友人の誕生会で亀戸にいきました。
(前回訪問したときの鱧記事)→ http://utsubohan.blog.so-net.ne.jp/2013-10-06-1
ウィーンフィルが流れているお店、と書きましたが、今回はなぜかカーペンターズ。
和食の店でカーペンターズが合うのか謎ですが、ある意味オンリーワン的な。(^_^.)
はい、かんぱい♪
手作り箸袋
八寸
前回は丸いお皿に並んでいましたが、今回は長いお皿です。
春も近いかな、と山菜ばい貝プリプリ 席にあったモニター
前回あったかな(前回と違うテーブルだった)。
このモニターにお店の料理の数々がデジタルフォトフレームのようにかわるがわる。。
で、お酒ください。。。
本醸造の宝川 うんまっ♪ 卵豆腐だったかな。。。
出汁がねぇ、、もう美味しくてねぇ、、、あっという間に食べ終わり。
とらふぐ刺し
はい、お代わり
手描きらしい。
カウンターの上に貼ってありました。
蕪の蟹あんかけ
中に鶏ひき肉が入ってました。。
手の込んだこういう料理がタマリマセンな。
で、ワインにスイッチした後は、
焼き白子
あぁん、、とろぉ~ん♪ うんま~♪
鯛の揚げびたし
ワイン、お代わり(今回は3人です)
大根煮。
隣のテーブルにいたお客さんがアラカルトで注文していたのを見て、
私たちも食べたくなり追加で注文しましたが、
大きい大根なのに味が染みていてほろっほろ、、、、で美味しゅうございました。
で、〆は羽釜で炊いた
鯛めし
一口食べてお腹いっぱい。。。残りは包んでもらいました。。。
お椀をいただいて
デザート。 く、くるしぃ。。。。
気の置けない友人との呑み会で呑み過ぎました。。。(-.-)
でも、このお店、本当に丁寧に作られた料理が美味しいです。
カーペンターズ、、、はちょっと、、、、ですが。(^_^.)
ここは、季節毎に訪れると旬が楽しめていいだろうな、と思ってますので、
今度は春か初夏頃に訪れたいな、と思った「板前 石山光一」さんでありました。
亀戸「板前 石山光一」で名残の鱧 [呑んだり食べたり(日本料理)]
最近よく登場するお友達のKサンの知人の知人が営むお店です。
宣伝してあげて、っていうので、連れていってもらいました。
場所は亀戸駅から、天神様方向に向かって歩いて数分って感じの細い道ぞいにあります。
なんとなく手作り感あふれる外観
入口のメニュー
お店の名前は「板前 石山光一」らしいです。(Kサンもイマイチ分からないらしい)
食べログなど探したんですが未だないみたい。
石山さんのFBはございます.
(こちらね)→ https://www.facebook.com/syouyouan?fref=ts
お問い合わせ時間 : 11:30~
定休日 月に2回 不定休
なんだかアットホームな感じです。。。
何とも想像しづらいお店だったのですが、入ってみて確かにKサンの言ってることが分かりました。
この日は店内に懐かしい昭和歌謡が流れていましたが、
それは先客(かなりご年配)用だったらしく、そのお客様が帰られて、Kサンが以前はウィーンフィルが、、
なんて話をしたら、DVDもありますよ!てな感じで見せてくれたので小澤征爾が指揮しているものを
カウンターに置いてあるモニターで流してもらいました。。
石山さん、ブラームスとウィーンフィルが大好きらしいです。(^_^)
はも、ふぐなどは水槽で自分のポジションをキープしてましたが、
少々苦しそうに見えた、、、のはナイショです。
分かりやすく書いてあります
で最初は生ビールで乾杯♪ うま~。
今回は、4000円のコースをいただきました。
なんだかものすごいサービス満点な盛りです。。。
これだけで結構お腹いっぱいになりました。。。
で、日本酒だよね、て感じでメニューをみたら、
小樽のお酒?
石山さんが小樽のお店で和食修行をしたのもあって、小樽のお酒を置いているようです。
で、Kサンが「この人は濃い味のお酒が好きなんですよ」と言ったのですが、
普通の和食の店はスッキリしたのが多いんですよね。(^_^.)
とはいえ、純米酒なら、、と軽めからお願いしてみました。
こういう注ぎ方、大好き♪
純米の割にはスッキリしていましたが、味はしっかりしていました。
これじゃ、食事も進みますぜ。(言い訳)
肉厚です♪
だしも美味、じゅんさいのにゅるるんとした感じも良いです。(^_^)
小樽の女、にスイッチ
テーブル脇に置いてあったんでついつい。。。。。
もちろん、とらふぐです! うまうま♪
これも鱧だったかな
結構くるくる回り始めていたのと、実は後手記事になっていたりするので、
すみません、すでに覚えていないという。(^_^.)
とろけそうになめらかな豆腐でした。(^_^)
で、〆は羽釜で炊いたご飯
銀座「ろくさん亭」でローストビーフ [呑んだり食べたり(日本料理)]
取引先との忘年会で「ろくさん亭」に行きました。
(お店のホームページ)→ http://www.rokusantei.jp/
初代「和の鉄人」道場六三郎さんのお店ですが、
まだ料理の鉄人を放送していたころ、一度どうしても行きたくて予約の電話を入れたら、
17時か21時ならご予約できますが、と言われて諦めたきり。。。。
その後、番組も終わっちゃったので行きたい気持ちもすっかり小っちゃくなっていました。
っていうか、お店、まだあると思ってなかった。(すみません)
で、このお店に行きませんか?と声をかけてもらったので、昔の予約電話のことを思い出し、
折角の機会だからぜひぜひ!てな感じで銀座へ。。
お店があるのは銀座八丁目。
大通りのビルとはいえクラブ街の一角のビルの8階と9階で、
エレベータに乗ると年季入ったビルだなあ、、というのがよく分かります。(^_^.)
以前はクラブのホステスさんと同伴、、、なんて使われ方も多かったのではないかしら。
9階に上がって中に入ると、店内も昭和というかなんというか、テーブル席は古め。
個室もあるみたいですが、いまどきのオサレ和食とは対極な感じかも。。。
(それが逆に安心感、、、みたいなところもありますが(^_^.))
ベタにロゴ入り
いただきました
さすがに現在は厨房をお弟子さん(宮永賢一さん)に任されていますが、
月替わりメニューを考えるのは今でも道場さんで時折お店に顔も出されるとか。
いただいたのは
師走のコース
おまかせコースのほかにアラカルトもあるようですが、基本的にはコースのみ、みたい。
最初は生ビールで乾杯♪
前菜
手前から時計回りで、
チーズ黄金焼(味噌につけたものを炙るそうです)、しめじ酒盗焼、
神楽海老、鴨ロース(柔らか~)、蟹すだれ巻、芹バラ子和え、蝦夷つぶ美味煮
特に、チーズがほんわか温かくて気に入りました。(お土産用で販売もされていました)
で、早々に日本酒へ。 加賀鳶。
辛口スッキリ美味♪
御椀
すっぽんタピオカ饅頭
和食でタピオカ???なんて驚きましたが、
味の濃いすっぽんをぷにゅぷにゅのタピオカで包んであるのが面白い食感。美味。
刺身
能州 鰤、 活鯛、 甘海老 やっぱり北陸の鰤は脂のってて美味しいですね。(^_^)
焼物
河豚 活蛸 五種やさい トリフ仕立て
トリュフ、、と書いてあったものの、よくわからず、代わりにイクラなんて思ったのですが。
ポン酢と黄にらが河豚とよく合っていてこれは日本酒によく合う一品でした。。
煮物
鰊 天王寺蕪 菊菜 柚子
同席した同僚が「え、鰊?」と反応
こういう和食の店で鰊(たぶん安い食材という意味らしい)なんて出すの?と
不満そうでしたが、私は鰊大好きなので美味しく完食。。。
強肴 私は香箱蟹を選びました
だって滅多に食べられないんだもん
外子もプチプチで美味しかった!
お陰でポン酒グビグビです。(^_^)
他に、活魚料理、和牛料理、鱶ひれ茶碗蒸しも選べます。
ローストビーフ
参加者のうち一名だけ選んだのですが、これが滅茶苦茶ウマイ!と一切れご相伴に。
赤身のお肉で中がロゼ色なのに、口の中でとろけるうまさに私もビックリ(@_@)。
焼き色をつけたお肉を真空状態にして低温で加熱する、、とか
仲居のおばさんが言っていたような気がするのですが(不正確かもしれません)、
とにかく驚くような柔らかさでジューシーで超美味でした。
香箱蟹もよかったけど、ローストビーフに軍配。
鱶ひれ茶碗蒸し
これはふつうに美味しかったそうです。(選択したオジサンが言ってました)
食事は、本日の釜飯(鶏)、糠鯖茶漬け、うどん(味付け2種から選択)、手打ちそば。
ここから一つ選びます。
他の人が選んだうどん(辛い味付け)
ピリ辛でもすいすい食べられる感じの味付けでした。
糠鯖(へしこ)茶漬け
乾杯のころ苦手な食材を仲居さんに聞かれたので「紫蘇、三つ葉などの香草類」と答えたら
「じゃ、へしこ茶漬けは紫蘇がたっぷり入ってるので選ばない方がいいですよ」と言われ。(^_^.)
紫蘇抜きでへしこ食べたいな、ってメニュー観て思っていた私にはビックリでしたが、
苦手な食材を抜いて提供するって発想はないのかもしれないです。(笑)
そんなわけで、私が選んだのは、
自家製 手打ちそば
もちょっと蕎麦の香りがするといいかも。
出汁だけ、とかえし入りのもの2種を出してくれたのは良心的。
へしこに未練はあれど、蕎麦もなかなか美味しかったので満足です。
デザート
和栗の茶巾(みたいなもの、名前失念)
季節フルーツジュレ りんごシャーベット
これが驚くほど美味しくて驚きました!!!!
普通、和食のお店で水菓子というとメロンなどのフルーツが出てくるものですが、
ここは違っていたので奇をてらっているのかと思ったら然に非ず。
下はサッパリシャリシャリのりんごシャーベット(非常に爽やか)、
上にはスプーンですくうと適度にほろっと崩れる程よい固さのジュレ、
一緒に食べると、口の中がものすごくさっぱりしてお代わりしたくなる一品でした。
お茶をいただいて〆。
既に、過去のお店、、のようなイメージを持っていたお店ですが(すみません)
バリバリにかしこまった和食、ということもなく非常に食べやすく作られていて
ローストビーフのように洋食なのに食べると和食、、って感じにも驚きました。
もちろん見た目も楽しめる上に、デザートにも驚いたというか、
奇をてらって斬新過ぎてついていけない和食店も最近よく見かける中、
一本芯が通った印象を受けた料理の数々に大満足でした。
料理の出てくる間隔がよくなくて時に間延びしちゃったり、、、
仲居のオバちゃんが妙にフレンドリー、ってところは、観なかったふりをしてもいいくらい(笑)
個人的には満足できる味のお店でした。
というわけで、先入観があったせいか、それを覆された感じで満足だったので、
個人でもなんとか利用してみたいな、と思った「ろくさん亭」でありました。
銀座「大野」で鱧 [呑んだり食べたり(日本料理)]
蝋人形のネタを続けていて飽きてきたので箸休め記事でございます。。。。
ちょっとしたお祝い食事会に参加する為、銀座にまいりました。
場所はコリドー街からちょっと細い道に入ったところにある和食の店「大野」。
(お店のホームページ)→ http://www.auxamis.com/ginza_oono/
オザミグループなのでワインの種類が豊富、というのと、
ミシュランで星が1つ☆ついた、ということで主賓が選んだお店らしいです。
(私は完全に添え物的な状態で参加しているので従うだけでございます(^_^.))
場所はコリドー街(有楽町寄り)からちょっと細い道に入ったところ。
ひっそり佇む感じです
1階はカウンター席で、今回は4人だったので2階のテーブル席に案内されました。
が、2階は無理矢理テーブルを詰め込んだ感ありで手狭でした。
和食のお店なので、もうちょっとゆったりした空間にしてほしいかな、と思いますねぇ。
一応、簡単なパーテーションで仕切ってテーブルの向きを変えているので、
隣のお客さんと視線が合うこともないのですが、
隣のオジサングループの声が結構大きくて気になりました。。。。(ーー;)
乾杯は生ビール 苦手なサントリーでした(ーー;)
今回のお献立
目の前には洒落た皿
最初に供されたのは、
無花果胡麻がけ 花穂
ですが、花穂でニオイがうつってはいけないと、、、私の分にはのせないで出してくれたので
私のだけ彩りが超地味
箸で割るとこんな感じ
蒸した無花果に胡麻のソースをかけたものですが、
こってりした胡麻と甘いけれどどこかさっぱりした無花果が不思議と合います。
色々盛合わせ
2人前です
自分の分を取り分けてみた
水蛸海素麺和え(左上)、もろこし松風(左下)
伊佐木一口寿司(右上)、二色アスパラ辛子味噌和え(右下)
店内が薄暗いので私の写真もこんなもんですが(いつもそうじゃん、とか言わないでぇ)
もうちょっと店内が明るいほうがこういう彩りとかきれいに見えると思うんだけどな。
で、味は一口ずつなので、普通に美味しいなと思ったらあっという間に食べ終わり。
シャブリ だったような気がするけれど(幹事さんが選んでた)
和食なので白をグビグビしておりました。。。
ちなみに、日本酒は値段が結構割高で、品揃えもイマイチだったので呑んでませぬ。
鯒くず打ちお吸い物
こち、、ってあまり食べたことないのですが、さっぱりしていました。。
本日のおつくり
私はシソ抜き(色合い超悪)
いか、まぐろ、鯛、あとなんだっけ。 産地も説明してくれたのですが既に記憶なし。。。
どれも美味しいのですが、一切れが小さめであっという間に食べ終わってしまいました。。
もずく メニューになかったのに出てきた
淡路島産 鱧鍋
舞茸、焼豆腐、長葱、水菜が入っていますが、
鱧 火を通しすぎかな
身がちょっと薄めな感じもしちゃったというか、少々物足りなさを感じてしまいました。
湯引きの方がよかったような気もするする。。。
とか言いながらワインは2本目に突入。
(参加者4人のうち1人は殆ど飲んでいないので3人で2本(私多め)です)
鰈若狭焼き 青朴葉包み
非常にさっぱり淡白に食べ終わってしまった
個人的には脂ののった魚の方が好きかなー。
特選和牛焼き 三種の味と共に
黒七味、山葵、柚子塩の3種類ついてましたが、山葵が一番気に入ったかな。
これは赤ワインがよかったかな(と今頃思ったりして)
和歌山産若鮎の釜炊き御飯
私がパシャパシャ写真を撮っていたらお店の方が「お写真撮りますか?」といって
釜を私に向けてくれたのですが、慌てて撮ったのでこんなボケボケなことに。(汗)
山椒の実が入っていたので苦手ではありましたが、鮎から意外に味が出ていて
軽く茶碗に2杯ほど
ここまでで2時間くらいかな。
水菓子とメロン
ちょこちょこと色々食べられるのは嬉しいのですが、楽しみにしていた鱧がちょっと残念で
「これは!」という目玉もないままコースが終了してしまった感ありでした。
多分、2人でカウンターでアラカルトなどをいただけば(アラカルトは21時以降らしい)、
板さんとの会話も弾んで美味しいのかな、と思いましたが、テーブル席はせっかくの良い雰囲気が
マイナスになってしまうような気もしましたね。(^_^.)
ソムリエの男性は非常に丁寧に給仕してくれて、ワインの相談にも乗ってくれるのですが
どこか淡白で冷たい印象が拭えなかったような気がするのは私たちが一見さんだったから?
なーんて思ったりしたのですが、銀座という土地柄で割高とはいえ、もうちょっとメリハリの
ついたお料理がいただけると嬉しかったかもかも、、なんて思った「大野」でありました。
明日からは再び蝋人形記事です♪
赤坂「菊乃井」で夏懐石② [呑んだり食べたり(日本料理)]
シソ、三つ葉、みょうがが嫌いという日本人失格のワタクシですが
優しい知人と親切なお店のお気遣いのお陰で美味しくコース料理を
いただいております。。。
で、猪口、八寸、向付に鯛やら縞鯵やらをいただいた後は、向付2種目。
夏、そして京都といえば、鱧。
(私以外の分は上の写真のように花穂紫蘇がたっぷり載ってました)
私の分は花穂紫蘇無し(^_^;)
で、鱧といえば普通梅肉(焼霜造りは炒り酒)ですが、私は苦手なので
こちらで。
鱧落としは醤油、焼霜造りは塩とスダチでいただきました。
焼霜造りは初めていただきましたが、スダチでサッパリと美味美味~。
ただ、鯛と同じく一人前の量がたっぷりで全部いただきましたが、
この時点でかなりお腹一杯。。。。。。
そんな時に出てきたのは蓋物
鹿児島でサツマイモとそのツルを3年間食べて育った黒豚の角煮。
上にかかっているのはジャガイモ餡。
シャキシャキした芥子菜も美味しいし、
あ、これ蓋の内側です。
肉がほろほろ、とろける~ん。。。
味付けに八丁味噌を使っているそうですが意外と薄味でした。。
で、月の桂をお代わり(^^)
中猪口
お凌ぎのようなものかと思ったら、お凌ぎはこの後別途出てきました。。
とうもろこしのソルベ アイスプラント添え
特殊な銘柄のとうもろこしだそうで(名前聞いたけど失念)
とにかく甘くてデザートでもよさそうな一品でした。
蓼酢が出てきたということは
さきほどぴちぴちしていた鮎
小さいとはいえ、一人3匹、といわれたのですが、
1匹、頑張っても2匹で十分かなあ。。。
リアルに串刺し。。
頭からいただきました 美味い♪
他の参加者も2匹どまり、、がいたので、余った分は包んでいただき
知人がお持ち帰りしました。。。
新甘藷甘露煮 でお口直し
お凌ぎ
とまとすり流し 汲み上げ湯葉 じゅんさい
冷たくてトマトの甘さと酸味がさわやかなところに
かなりこってりした湯葉が一緒になるとお腹がいっぱいです。。
和風ヴィシソワーズって感じの冷たいスープですが、
後半に出てくるとキツイです。美味しいんだけれど。。。
強肴 紙をはがして蓋を開けると
七宝蒸し
鮑柔らか煮、ふかひれ、加茂茄子、冬瓜、すっぽん、干し貝柱
万願寺唐辛子、いんげん、くこの実、松の実、生姜
薄味だけれどちょっと甘かったかな。。
ダシが効いて美味しいけれど甘みが後半にはくどかったかも。。。
でも具はちゃんと食べました!
なんとゼイタクなスープ。。。
と、お釜が登場。
写真を撮っていたら
近くでも見せてくれました。でもボケた。
鱧ご飯
細かく刻んだ鱧が美味し~い
お新香でサッパリ
牛蒡のすり流し 意外にさっぱり
ご飯はとてもお代わりできる状態でなく軽く食べて終了。。。
お茶の後はデザート
知人は蕨もちと八つ橋アイスクリーム
水物にしてはちょっとこってりなので、私はもう一品の、
ミントアイスクリームとメロン
久しぶりのミントアイスクリームはサッパリすっきり。。。。。
ご主人の村田さんがお相手していた常連と思しき中年女性が
ワインを呑み過ぎたのか、かなり大声で喋り捲っていたのとか、
お給仕してくれる若いお兄ちゃんがとにかくぎこちなくて、
料理をテーブルに出す度にぶつかってくるのがちょっと、、、でしたが、
夏らしい盛り付けを楽しみながら美味しいものを沢山食べて
おまけにお酒もグビグビ呑めて、誘ってくれた知人には感謝感謝の
菊乃井でありました。(^・^)
(おまけ)
赤坂サカスにて
夏休みとなるとこういうお化け屋敷もあるんですねぇ。。。
赤坂「菊乃井」で夏懐石① [呑んだり食べたり(日本料理)]
昨年ミシュランで☆☆☆のついた神楽坂「石かわ」に連れていってくれた知人が
(連れていってもらいながらナンですがちょっとガッカリしちゃったのを思い出し)
「今年もミシュランで☆☆☆がついたお店に行ってみよう!」と誘ってくれて(涙)
滅多に行かない赤坂まで足を運びました。。。
千代田線赤坂駅から徒歩5分くらい。
(私は少々迷って10分近くかかりますた(^_^.))
「菊乃井」赤坂店
本店は京都。 多分一生に一度かもしれないので(^_^.)心して参りました。
お店の名前が見えたところで中に入ると、
竹やぶ (友人が前にいたので細工しました)
ここを右に曲がってもうちょっと竹やぶを歩くと左手に入口がありました。
1階がカウンター、テーブル席、小上がり席など30席ちょっと、
2階にも個室が4室(だったっけ)くらいあるらしく、
こういうお店にしては大きいというか50名くらい入れるようです。
私たちはカウンターが見える掘りごたつ式の小上がり席。
ちょっと横を見ると、ご主人の村田さんがカウンターで調理しながら
常連と思しき中年女性と楽しそうにお話していました。
で、フラッシュなしなら写真もOKということで安心して撮影できました。。。
目の前に盃が♪
菊の模様の手拭はお膝掛けに
お酒を注いでいただきました
いつもこうなのか不明ですが、祇園祭りの時期だったからなのか
私だけではなく(笑)全員にちょっとずつ注いでくれます。(^^)
今回はシャンパンで乾杯しますた
ハーフボトルを4人分に分けていれてもらったのですが、
お給仕してくれるのが和服着た女性とかではなく、
板さん見習いのような若いお兄さんで手がプルプル。。。。
おまけに私のグラス横にポタポタとこぼしたりして(しかも拭かない)
「お兄ちゃん、もっと頑張ろうよ」といいたくなりましたが
シャンパンは勿論美味しゅうございました。(^^)
最初に出てきた小さい2品
参加者の1人が誕生日だったのでその旨伝えていたところ
ささやかながらのお祝いに、、、とのこと。
お赤飯
すだちでサッパリした紅白なます
美味しいのでパクパク食べてしまいましたが、
事前の予習では「ボリュームが多い」とのこと。
序盤から食べていたらコースの最後までたどり着けないのでは、
と心配な気持ちのまま「文月コース」をいただきます♪
猪口(という割に大きかった)
「生海胆豆腐 山葵餡」
豆の香りに甘い海胆にピリッとした山葵が美味です。。
もちろん全部食べました。
八寸
蘇民将来子孫也
説明いただいたのですが、若いお兄ちゃんは早口で一気に説明したので
(多分丸暗記している感じだった)帰宅して改めて調べました。(^_^;)
武塔神(むとうのかみ・スサノオノミコト)が南海路に向かう旅の途中、
裕福な家庭を持つ巨旦将来(こたんしょうらい)に一夜の宿を乞うと
巨旦将来は断ったが、一方、巨旦将来の兄、蘇民将来は貧しいながらも
武搭神を迎え入れ温かくもてなした。
すると武搭神は「疫禍あれば茅の輪を作って門にかけるように」と言い
蘇民将来はそれを守ったところ、疫病にかかることもなく一家は災厄から
逃れることが出来た。 お陰で蘇民将来の子孫は後まで栄えた。
ということで、「蘇民将来子孫也」と八坂神社や今宮神社のお札にも
かかれるようになったそうです。
京都、、、大人になって呑んだ暮れ旅しかしたことのない私には
あまりにも風流な話です。。。
夏らしい料理
朝瓜雷干しと利休麩の胡麻酢和え
朝瓜のボリボリした食感とお肉のような利休麩が美味。
川海老 蛸の子 甘鯛水玉胡瓜
蛸の子がねっとりしていて酒心をくすぐられました。。
左にあるサフラン生姜はちょっと甘過ぎたかな。。
鱧寿司
肉厚の鱧がウマウマ~。 八寸なのにボリューム満点です。
予約時「香りの強いものが苦手な人がいる(私のこと)」と
申告しておいたのですが、冒頭で嫌いな香草を確認してくれました。
あまり沢山言うのも、、、と「しそ、みょうが、みつばが苦手です」と
日本人失格ですみません、、と申し訳ない気持ちで申告したところ
「木の芽はいかがですか?」と聞かれ、あまり得意ではないものの
これ以上あれこれ言うのも、、、と「木の芽は食べられます!」と言った私。
鱧寿司のご飯に思い切り刻んだ木の芽が混ぜられていてびっくら。
嫌いといったら私の分だけ木の芽は入れなかったのかなあ、なんて思いつつ
食べたら結構普通に食べられました。。。(^^)
で、酒をいただきます
京都の月の桂(純米酒)
他の3人は黒龍の「龍」を注文していたのですが
これこれ。 でもお値段は市価の3倍くらいどした。結構とりますな。(ーー;)
料理のお値段がそれなりのお店はもうちょっとお酒の値段を良心的に
してくれるといいのに。。。でも昨年の「石かわ」よりはまだ良心的かも。
私がいただいた「月の桂」は酒って感じの味わいで気に入りましたが、
黒龍は比較的すっきりした感じ。。
私のピッチで黒龍「龍」を呑んでしまうと今回のスポンサーの知人が
お会計で眉をしかめそうなのでお猪口一杯で終了。。。。
代わりに月の桂をグビグビ呑みながらお料理をいただきます。
向付
食べようと思ったところで。
この後出てくる鮎がぴちぴちしているのを持ってきて見せてくれました。
ちょっとした演出ですね。。。
明石の天然鯛と縞あじ
刺身がかなり厚切りで食べ応えがごあじました。。 鯛あま~い。。
縞あじは黄にら&ポン酢ゼリーと一緒に
そのまま山葵と醤油でいただくのもいいのですが、
黄にらのシャキシャキとポン酢のさっぱりした感じで気に入りました。
(友人はこれは苦手、、、といってましたけど(^_^;))
で、食べ終わって知人の分をみたら
瓜の葉っぱ
私のお刺身はシソの上に載っていたので、
お店の人がシソを瓜の葉っぱに代えたうつぼ用を知人のところに
置いてしまったようで。。。
まだ序盤でお腹がいっぱいになってきました。
最後まで食べられるかしら。。。。
(つづく)