京都旅行記2024Ⅱ~栂尾山高山寺編~ [日本の旅(京都)]
四条烏丸からバスで揺られること1時間(途中寝てました)で、高山寺着。
高山寺は何度か来ていますが、新緑の時期は初めて。
鎌倉時代、明恵上人が開祖したと言われる真言宗のお寺で、
世界遺産に指定されているのでいつ来ても結構参拝者が多い印象です。
バス乗り場からは裏参道をのぼります
細い道をぐねぐねと上がっていって石水院に行くとちょうど修学旅行の中学生?の
団体がわらわら出てくるところだったのですが、団体にありがちなのんびり感で
先生も早く行動するように注意することもなく(先生も楽しそうに生徒と話してた)
狭い門をなかなか通れませんでした。(^-^;
奥にあるのが石水院(国宝)
鎌倉時代の建築で入母屋造、こけら葺きの石水院は後鳥羽上皇の学問所を下賜され、
明恵上人の住房跡と伝えられている建物だそうですが、元々は東経蔵として金堂の東に
設置されていたのが安貞2年(1228年)に洪水でなくなってしまい、
東経蔵が新たな石水院として整備され、明治22年(1889年)、現在の場所に移築。廊下を渡って中に入ります
見づらいのですが苔がきれいでした
自然に入ってくる光と心地よい風、新緑の時期もいいものですね。
明恵上人の絵に手を合わせて 終わりごろでしたが
新緑を楽しめました 鳥獣戯画
複製です
(本物は上野と京都の国立博物館に保管されています)
うさぎや猿のイメージが強かったのですが、高山寺に来て知ったのが
甲乙丙丁とあって、有名なのは甲巻、私がいいなと思ったのは丙巻で、
人間の風俗画が描かれていて、
https://kosanji.com/chojujinbutsugiga/
首にひもをかけて引っ張り合ったり、なんだかほんわかした風景が
何とも言えずクスっと笑ってしまいました。
コロナ禍で開催された鳥獣戯画展(上野の国立博物館)で実物を観て
丙巻の人間風俗画にクスクス笑いながら鑑賞したのを思い出しながら、
石水院をひとまわりして見学終了。
3年前の特別拝観で特別公開の場所(茶畑など)を観ましたが、
https://utsubohan.blog.ss-blog.jp/2022-01-10-1
今回は一般の公開日だったので、
石水院を観た後近くをぶらぶらしたら、次の場所に移動します。
外国人観光客だけでなく、修学旅行生も結構いたので賑やかな高山寺をあとにして
バスに乗り、「わら天神」というバス停で降りて乗り継ぐバスを待っていると、
白人のお姉さんが時刻表を観てGoogleマップをスマホで確認して困っている様子。
時刻表は日本語表記(行先がアルファベット表記で書いてあったかも不明)、
そりゃ困るよね、と思いながらどこに行くんですか?と聞いたところ、
「TAKAO(高雄)」と答えたので、私は高雄の方からここにやって来たんだけど、
ここから高雄に行くのは市営バスではなくてJR西日本バスだから
時刻表はこっち(JRのは見づらいところに掲示)、と説明したら、
Googleマップに書いてあるバスの時刻と同じことが確認できて
ホッとしていました。(丁重な御礼をいただきました。)
私も海外でGoogleマップで調べてバスに乗ろうとして本当にここでいいの?
と不安になることがあるのでお姉さんの不安なお気持ちは理解できるし、
私が苦手なマナーの悪いインバウンド観光客でない雰囲気だったので、
話しかけてよかった、と一日一善の気持ちになりました。
その後、自分の乗るバスが到着したので、地元のおばあちゃんに続いて乗車すると
メチャクチャ混んでいて、おばあちゃん、杖をついて足が悪そうでしたが、
大混雑で誰も席を譲ってもらえず、住んでいる人には不便だなと思いました。
途中、金閣寺に止まってごっそり観光客が下りていったのですが、
今度は日本人観光客(若め)のおばさんに「降りるんですけど!」と切れられて、
私が通路に立っているのが邪魔で(というか混んでいて右にも左にも除けづらい)
ご迷惑をかけたかもしれませんが、そんなにドスきかせていうことないのにね、
と思いながら、すみません、と座席の方に寄りました。
その後はバスも大混雑というほどではなくなったので私もゆったり乗れましたが、
日常生活がこれだと本当に大変、としみじみ思いながら、いつもの場所に向かいます。
(つづく)
高山寺は何度か来ていますが、新緑の時期は初めて。
鎌倉時代、明恵上人が開祖したと言われる真言宗のお寺で、
世界遺産に指定されているのでいつ来ても結構参拝者が多い印象です。
バス乗り場からは裏参道をのぼります
細い道をぐねぐねと上がっていって石水院に行くとちょうど修学旅行の中学生?の
団体がわらわら出てくるところだったのですが、団体にありがちなのんびり感で
先生も早く行動するように注意することもなく(先生も楽しそうに生徒と話してた)
狭い門をなかなか通れませんでした。(^-^;
奥にあるのが石水院(国宝)
鎌倉時代の建築で入母屋造、こけら葺きの石水院は後鳥羽上皇の学問所を下賜され、
明恵上人の住房跡と伝えられている建物だそうですが、元々は東経蔵として金堂の東に
設置されていたのが安貞2年(1228年)に洪水でなくなってしまい、
東経蔵が新たな石水院として整備され、明治22年(1889年)、現在の場所に移築。廊下を渡って中に入ります
見づらいのですが苔がきれいでした
自然に入ってくる光と心地よい風、新緑の時期もいいものですね。
明恵上人の絵に手を合わせて 終わりごろでしたが
新緑を楽しめました 鳥獣戯画
複製です
(本物は上野と京都の国立博物館に保管されています)
うさぎや猿のイメージが強かったのですが、高山寺に来て知ったのが
甲乙丙丁とあって、有名なのは甲巻、私がいいなと思ったのは丙巻で、
人間の風俗画が描かれていて、
https://kosanji.com/chojujinbutsugiga/
首にひもをかけて引っ張り合ったり、なんだかほんわかした風景が
何とも言えずクスっと笑ってしまいました。
コロナ禍で開催された鳥獣戯画展(上野の国立博物館)で実物を観て
丙巻の人間風俗画にクスクス笑いながら鑑賞したのを思い出しながら、
石水院をひとまわりして見学終了。
3年前の特別拝観で特別公開の場所(茶畑など)を観ましたが、
https://utsubohan.blog.ss-blog.jp/2022-01-10-1
今回は一般の公開日だったので、
石水院を観た後近くをぶらぶらしたら、次の場所に移動します。
外国人観光客だけでなく、修学旅行生も結構いたので賑やかな高山寺をあとにして
バスに乗り、「わら天神」というバス停で降りて乗り継ぐバスを待っていると、
白人のお姉さんが時刻表を観てGoogleマップをスマホで確認して困っている様子。
時刻表は日本語表記(行先がアルファベット表記で書いてあったかも不明)、
そりゃ困るよね、と思いながらどこに行くんですか?と聞いたところ、
「TAKAO(高雄)」と答えたので、私は高雄の方からここにやって来たんだけど、
ここから高雄に行くのは市営バスではなくてJR西日本バスだから
時刻表はこっち(JRのは見づらいところに掲示)、と説明したら、
Googleマップに書いてあるバスの時刻と同じことが確認できて
ホッとしていました。(丁重な御礼をいただきました。)
私も海外でGoogleマップで調べてバスに乗ろうとして本当にここでいいの?
と不安になることがあるのでお姉さんの不安なお気持ちは理解できるし、
私が苦手なマナーの悪いインバウンド観光客でない雰囲気だったので、
話しかけてよかった、と一日一善の気持ちになりました。
その後、自分の乗るバスが到着したので、地元のおばあちゃんに続いて乗車すると
メチャクチャ混んでいて、おばあちゃん、杖をついて足が悪そうでしたが、
大混雑で誰も席を譲ってもらえず、住んでいる人には不便だなと思いました。
途中、金閣寺に止まってごっそり観光客が下りていったのですが、
今度は日本人観光客(若め)のおばさんに「降りるんですけど!」と切れられて、
私が通路に立っているのが邪魔で(というか混んでいて右にも左にも除けづらい)
ご迷惑をかけたかもしれませんが、そんなにドスきかせていうことないのにね、
と思いながら、すみません、と座席の方に寄りました。
その後はバスも大混雑というほどではなくなったので私もゆったり乗れましたが、
日常生活がこれだと本当に大変、としみじみ思いながら、いつもの場所に向かいます。
(つづく)
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