京都旅行記2024~京セラ美術館で村上隆展②~ [日本の旅(京都)]
今回はそれよりもずっと規模と展示作品数が多く非常に見ごたえがある分、
コロナ明けというのもあって人数制限の上限も通常モードだったと思われ、
本当に混雑していてその人気を改めて実感しました。
と書いた後で展示作品の続きです。
作品制作の指示書ですが、巨大な作品を多くのメンバーで制作するので、
村上さんの考えをきちんと理解するためにトレーシングペーパーも重ねて
細かく指示を書いているというのが近代美術の頃にはあり得ないというか、
現代のアート制作の手法の一つであるのだなと改めて思いました。
狩野派に村上さんテイスト
入口すぐの洛中洛外図とは雰囲気が異なる狩野派などに雰囲気や、
どこだったか有名なお寺(仁和寺?妙心寺?)の天井画にありそうな龍、
でも、村上ワールドになるとどこかクスっと笑ってしまいそうな様子を
観た後は、
萌え系
歌舞伎だ、と思ったら團十郎襲名披露の横断幕を制作した際の原画、
だそうです。祇園の南座でもこの絵の横断幕がかけられたそうですが、
守備範囲の広さ、日本画と村上ワールドの融合というかオンリーワン的な
存在感を満喫できました。
昨年のアンディ・ウォーホル展をこの京セラ美術館で鑑賞しましたが、
若い方がとにかく多いのが印象的な美術館、なのか企画力、なのか、
今回も私は年齢高めな来館者層に含まれながらの鑑賞となりました。
この後は、入口で観た外のお庭にある作品も鑑賞します。
金ピカて
ルイ・ヴィトーン
いち早く村上隆さんとのコラボを望んだ有名ブランド、LV。
キラキラしていました。
この写真をsnorita姐とけーすけ兄に送ったところ、
京都に出張で来ていたけーすけ兄はこのオブジェの搬入中の様子を
観たと写真を送ってくれました。
クレーンなどを使っての搬入、組み立て、大変だったようです。
銅像、石像などを観ると後ろも観たくなる性分で今回もオブジェの周りを一周。
途中で見かけた京都市立動物園
昨年行きましたが、ひたすら草むらの中を往復し続けていたヤブイヌ、
また会いたくなりました。
こういう作品も村上隆さんならでは、なんでしょうね。
入口に戻って阿吽像を後ろから写メ。
なんか笑っちゃう。
この後はホテルにチェックインしてから夜の部に繰り出します♪
(つづく)
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