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リンクトイン [いろいろ②]

カタカナのタイトルで何?と思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、
本日はリンクトインというアプリの話です。

リンクトイン(Linkedin)を始めたのはロンドンオリンピックが開催された2012年、
新卒から20年ちょっと働いた会社を退職した(早期退職に応募)後、
友人(外資系企業勤務)からヘッドハンティングの可能性もあるからリンクトインに
自分の職歴を登録した方がいいよ、と勧められたのがきっかけです。

(URL)https://jp.linkedin.com/

とりあえず自分のプロフィールや略歴を登録したのですが、
日系企業(製造業)の事務職を20年ちょい、管理職経験なし、という略歴で
ヘッドハンティングがくるはずもなく、何通か人材紹介の会社からメッセージは
きたものの書類選考であっさり辞退されてしまうの繰り返し、の後、
リンクトイン経由での転職活動は休火山(いや死火山かも)状態になりました。

誰でも閲覧できるので(昔の勤め先の人が検索してくることも想定し)
その後の転職先の情報は一切書かず、最初に登録してから未更新のまま10年。
途中、昔の勤め先の海外法人の方が私のことを探してメッセージを送ってきてくれて
その人は嫌いではないというか、逆にお互い同じ人のことで嫌な思いをした同士、
といった感じの人だったのでやりとりが一時期だけですがかなり盛り上がりました。
(その後は何度かやりとりしたものの現在は音信不通)

最近は、今の仕事で社外の方と初めてコンタクトする時にその方の略歴を調べる、
特に外資系、金融関連は必ずここで略歴が見つかるので重宝しています。

(一応wikiも)https://ja.wikipedia.org/wiki/LinkedIn

wikiを読んで、リンクトインがビジネスに活用できるSNSだということを
初めて知りました。(^-^;
確かに、ブログ友でもまめに自分の活動をリンクトインにアップしている人、
いたりするので、使い方によってはいいものなのでしょうね。

と、自分の転職には無用の長物だったリンクトインで最近動きがありました。
(といっても転職活動での動きではありません。(笑))

1月下旬、リンクトインに登録しているgmailにメッセージが届いた連絡あり、
開けてみたら送信してきたのはスロベニアのTさん。

Tさんとは2008年のクロアチア、セルビア出張の時、担当代理店の営業マンとして
同行してもらった方なのですが、

なんで今頃連絡くれたの??(◎_◎;)

っていうか私のこと覚えてくれている!(^-^)

ヨーロッパ.JPG
https://jp.freepik.com/free-vector/map-of-europe-with-countries-of-colors_2090828.htmよりダウンロードした地図に書き込みました)

非常に見づらいのですが、青く丸した3つの国、
左からスロベニア、クロアチア、セルビア、です。
スロベニアとクロアチアはアドリア海をはさんでイタリアのお隣さん、
セルビアはブルガリアやルーマニアのお隣さんの国です。

出張後は海外の展示会でお会いすることが何回かありましたが、
会社のメールアドレス(⇐最終出社日翌日から即使えなくなった(笑))から
退職のご挨拶を送った時にコンタクトをとったきり、それから10年半くらい経っていて
どうして連絡くれたのか、、分からないけれどメッセージをいただいたことが
なんだか嬉しく思えました。

メッセージ自体は「明けましておめでとう」といった感じの新年ご挨拶と、
以前こちらにきてくれたことは今でも覚えています、という内容でした。

2008年の出張は年の前半、まだリーマンショックが起きる前、
これからは東欧(旧共産圏)にも商機が増えていくだろうという見立てのもと、
会社の偉い人が出張するのにおまけでついていったという感じだったのですが、
Tさんと上司(代理店社長)のNさん、セルビアでは営業担当のZ君のおかげで
珍道中みたいな出張ながら旧ユーゴスラビアが解体された後どうなったのか、
自分で調べたことと現地で垣間見たもの、私なりに学びのあった出張でした。
その後、民族浄化やそのために他国へ避難する人たちについて映画でも
知る機会がありましたが、
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旧ユーゴスラビアから解体後にイギリスに移民でやってきた女性を描いた作品
こういう作品を観て、日本が本当に平和なのだと実感しました。

と、シリアスになってしまったのですが、2008年の出張でも、
解体後のクロアチアとセルビアをちょっとだけ見る機会があったのはありがたかったです。

(当時の出張の様子はよろしければこちらからどうぞ)https://utsubohan.blog.ss-blog.jp/2008-12-18

で、今回連絡をくださったTさんの顔を思い出しながら返事を書きました。
メッセージをくれたことへのお礼、転職して今は違う業界で働いていること、
昨年左肩(本当は左上腕)を骨折して大変だったけれど今はだいぶよくなっていること、
2008年の出張のことは今でもよく覚えているけれど、Tさんの他に一緒に移動してくれた
Nさん(Tさんの上司で代理店の社長)、Z君(セルビアの営業担当)もお元気ですか?
本当にいい思い出でした。欧州は地政学的に不安定なところも多いでしょうし、
インフレで日本よりも大変と聞いていますが、元気でいてくれればと願っています、
と書いて送ったところ。

Nさんは10年前にリタイアしたけれど元気、Z君は転職して違う業界に行ったけれど
元気、コロナ禍から回復してきて自分の仕事は忙しくなっているけれど、
セルビアには(ビザなしで入国できるため)ロシアからもウクライナからも沢山の人が
やってきています、連絡とれてよかった、ありがとう、という返事がきました。

NさんとZ君とは、セルビアでの会食時の思い出が今でも色濃く頭に残っています。

(カラ・ジョージで笑いをとった私です)https://utsubohan.blog.ss-blog.jp/2008-12-26-1


数独が好きなおじいちゃんのNさん、柔道黒帯で日本が大好きといってくれたZ君、
そして、いつも冷静沈着、丁寧対応でいつもサポートしてくれたTさん、
会社は変わってもこうやってつながれるというのは今のSNS時代なのだな、と
自分の存在を忘れずにいてくれる人がいたことはありがたいと思いながら、
アカウントを残しておいてよかった、と思ったリンクトインでありました。

(それだけのことがいいたくて記事にしました。お粗末。)





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