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2022年に観た映画 [映画(あ行)]

昨年に続いて大晦日は今年観た映画のおさらい記事です。

今年もなるべく映画館に行って鑑賞しようと思ったのですが、
在宅勤務が中心で定期券がないため東京にいくのもちょっとした小旅行で、
映画館に行く回数も減ってしまいました。

結果的には、映画館鑑賞43本、Netflix7本、Amazon Prime30本、
YouTube0本、銚子電鉄はタイミングがつかめず今年は0回、
銚子電鉄ファンとしてあるまじき一年でしたが、合計80本となりました。

昨年は83本(映画館47本)、一昨年は96本(映画館59本)なので
年々鑑賞本数が減っていますが、映画館に行く回数が減ったのは反省ポイントです。
春に骨折して電車に乗って出かけるのも怖かった、というのも理由のひとつですが、
代わりにAmazon Primeで病院でも映画が観られたのは世の中便利ですね。
(映画館以外での鑑賞は集中力が続かないのですが(^-^;)

というわけで、2022年にみた映画の中でよかったと思う10本です。
(とくに順位はありません)

コーダ

コーダ あいのうた [DVD]

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  • 出版社/メーカー: ギャガ
  • 発売日: 2022/09/02
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リメイクだと(しかもアメリカでリメイク)お金かけて作る割に面白くない、
そんなイメージをもっていたのですがそれが180度覆される作品でした。
唯一耳の聞こえるルビーがいなくなったら困る、と言っていた家族が、
ルビーの夢を後押しし、自分たちも頼っていたルビーから自立する、
登場する曲の数々も自分が好きな曲ばかりでハッピーエンドに心温まる作品です。


アメリカン・ユートピア
アメリカン・ユートピア [DVD]

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  • 出版社/メーカー: NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン
  • 発売日: 2021/12/08
  • メディア: DVD
舞台を映画として見せるというのはどうしても迫力に欠けがちですが、
スパイク・リーの演出と演者であるデヴィッド・バーンを始めとしたメンバー、
映画館の大画面で見る迫力はその熱量が伝わるほど凄く、トーキングヘッズ時代の
デヴィッド・バーンがあまり好きでなかった私も今作で好きになりました。
音楽や踊りの力によって現代社会の問題をあぶりだす良作です。


ぼけますからよろしくお願いします~お母さんおかえり~
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前作の続編で、認知症が進んだ信友監督の母のその後を描いているのですが、
認知症が進んで脳梗塞を発症して入院する母、その母の見舞いで遠くの病院まで
歩いていく90代の父。決して他人事ではない話ですが、決して怒らないお父さんの姿、
もし婆1号が認知症になっても入院しても自分が同じようにできるかどうか、
悶々としながらも前向きに考えないといけないと思わされた作品です。


君を想い、バスに乗る

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ティモシー・スポール見たさで選んだ作品ですが、
自分の人生をしまうためにバスに乗る、私も過去の思い出を振り返る、
そんなことが増えましたが、また行きたい場所は訪れたい、
世の中悪い人もいるけれど、悪い人ばかりではない、と思える
地味ながらじんわりくる作品でした。


ひめゆり
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同じ日本人として知らなかった沖縄戦について、
負傷兵の介護にあたったひめゆり学徒隊の方々の証言から学んで衝撃を受け、
今年25年ぶりくらいで沖縄に行ってひめゆり平和祈念資料館を訪れるきっかけに
なりました。鑑賞当日、柴田監督のトークショーを聴くことができたのも
沖縄訪問のきかっけになりましたが、戦争について目を背けることなく
もっと関心を持たないといけないと思った作品です。


百姓の百の声
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「ひめゆり」と同じ柴田監督作品ですが、スーパーで当たり前のように買える野菜が
どうやって作られているか、農家の方々の声を聴きながら興味深く観ました。
農家の皆さんの想いと政府の考えがかみ合わないことが多いようにも思いましたが、
お米でも野菜でも果物でも感謝の気持ちでいただかないという気持になった作品です。


こころの通訳者たち
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たまにいく田端のChupki代表の平塚さんをはじめとした人達で挑む、
音声⇒手話に変換⇒更に音声ガイドへ変換、という、バリアフリーシアターを
標榜するChupkiさんならではの取り組みについて綴ったドキュメンタリー。
手話が顔の表情も使って表現するものであることを今回初めて知ったのですが、
私も手話をならってみたいなという気持ちになった作品です。


こどもかいぎ
こどもかいぎ.jpg
自分の思っていることをきちんと相手に伝えること、
小さいころから映画に登場するお子さんたちのように対面で話し合う経験があったら、
と自分の小さい頃を思い出して、彼らが大人になったら対話力のある人になるんだろうな、
と、羨ましい気持ちで観ながら、自分もコミュニケーション能力を少しでも上げたい、
(でも在宅勤務で声に出して話す会話量が激減しています。。)
と思った作品です。


川っぺりムコリッタ
タイトルの語感の響きだけで観た作品ですが、思いがけず久しぶりに聴いたのが
知久さん(元たま)がメンバーのパスカルズの音楽。
他人同士が心地よい距離で交流し、人を信じることの大切さを富山の風景の中で描く、
思わぬ拾い物というか、タイトルに惹かれて鑑賞してよかったと思える作品です。


さかなのこ
さかなクンを演じられるのはのんちゃんだけではないかと思ったのですが、
長らくその存在を知っていながらどこか不思議な人と思っていたさかなクン、
どうやって育ったのか、親がさかなクンのやりたいことを見守ったから、
折々に触れた人たちのお陰と、何より本人がやりたことを心折れずに続けた、
そこに尽きるのだと思いながら一つのことに興味を持ち続けていくことに大切さも
感じた作品でした。


ここまでが今年みてよかったと思った10本ですが、
今年は邦画やミニシアター系が多かったと振り返って気づきました。
残念ながら10本からはずれてしまったものの次点をあと3本だけ。

ブレット・トレイン
ブラピ他、みんなおバカすぎて笑った作品です。


ビー・ジーズ 栄光の軌跡
ビージーズ.jpg
意外と知らなかったビー・ジーズを知ることができてみてよかったと思った作品です。


トップガン マーヴェリック
トップガン マーヴェリック 4K Ultra HD+ブルーレイ[4K ULTRA HD + Blu-ray]

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  • 発売日: 2022/11/02
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続編の分類では最高傑作ではないかと思ってしまいました。デンジャーゾーン最高!

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一昨年2月から始めた在宅勤務もほぼ3年。
現在は、新しい働き方としての在宅勤務となりましたが、人間、楽な方に流れるのは早く、
もう毎日電車通勤できないだろうと思いながら、今の会社で定年まで働き続けるのであれば
こういう生活が続くのだろうとぼんやり考える一年でした。

春先には人生初の骨折、気づけばリハビリ8か月。
(来年もまだ主治医の診察予約が入っているので1年コースになりそうな予感です)
骨折してからの生活では今までできていたことが出来なくなることを体験し、
健康のありがたみをしみじみ感じています。

今年は骨折してから一時期ブログをお休みしましたので毎日更新とはいきませんでしたが、
自分の生活の一部になっているのだなあと感じました。
ここに来てくださった皆様には感謝しています。ありがとうございます。

来年は骨折しないように気を付けて毎日更新したいと思っていますので、
ご訪問いただければ嬉しいです。

どうぞ皆さまもお体大切に、良い年をお迎えくださいませ。(^-^)

また来年♪



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