京都旅行記2022Ⅱ~細見美術館「響き合うジャパニーズアート」展編~ [日本の旅(京都)]
京都旅行中なんどか訪れたことのある細見美術館に到着しました。
動物園からはのんびり歩いて10分くらいです。
「響き合うジャパニーズアート」展
(細見美術館ホームページ)https://www.emuseum.or.jp/
初めて来たのが春画展開催時だったのですがロームシアターの近くまで行列が
出来ていたのはあの時だけで(私も含めてみんな春画大好きですもんね(^-^))、
通常の企画展で並ぶことはまずないというか、かなりゆったりした雰囲気で
楽しめる美術館です。
入口には藤袴 秋ですねぇ
今回の「響き合うジャパニーズアート」展は、
琳派・若冲 X 鉄腕アトム・初音ミク・リラックマ、
というなんとも想像しづらい、というか、こういう組み合わせもありなんだな、
と思えるというか、細見美術館らしいユニークさを感じる展示でした。
最初ぱっと見、どこがそうなんだろうと思ったのですが、
目に入るグリーンが初音ミクだというのはすぐ分かりました。
若冲の「鶏図押絵貼屏風」
鶏の躍動感を感じる屏風図ですが、これが初音ミクとのコラボとなると、
こんな感じのコラボで、意外と違和感がないというか、結構合うというか、
面白い組合せだなと思いました。掛け軸に初音ミク、というのもどこか新鮮な感じ。
若冲「仔犬に箒図」はユニコとコラボ琳派の酒井抱一「扇面貼交屏風」
アトム(月に葛)やウラン(椿草花)とコラボしていました。
酒井抱一「松風村雨図」はどろろとコラボ
鈴木基一「富士烏図」
3点あるうちの1点がブラック・ジャックとコラボしています。
鈴木基一「朴に尾長鳥図」
初めて知ったのですが、鏡音リン&レンというキャラクターとコラボしていました。
(初音ミクと同じボーカロイドなんですね)
鈴木守一「業平東下り図」
伊勢物語の一場面だそうですが、リボンの騎士だと華やかな雰囲気になりますね。
神坂雪佳「楓紅葉図」はユニコとコラボ
神坂雪佳さん、光琳の再来と呼ばれた方だそうですが、鮮やかな紅葉が美しい絵でした。
酒井鶯蒲「旭日に波濤鶺鴒図」
鶺鴒、せきれいって読むんですね。(自力では書けなさそう)
鮮やかな旭日に火の鳥が舞っていく、構図はオリジナルと異なりますが、
火の鳥が高く舞う様子に見ていてなんだかメデタイ気持ちになりました。
ここまでが第一展示室ですが、第二展示室に向かう途中で、
このポスターを見つけました
元々は昨年ドイツで開催された美術展だそうで、それが逆輸入的に日本で公開されたのが
今回の特別展。既成概念にとらわれない新しい形のアートなんでしょうね。
リラックマの掛け軸もなかなか乙
等身大の初音ミク(インパクト大)
神坂雪佳「牧童」
「百世草」という作品集の中のひとつ、牧童の代わりにリラックマ。
初音ミクや手塚治虫先生のキャラクターと比べるとコラボする雰囲気がほんわか、
という感じでしたが、これも目に新鮮、芸術の懐深さというか、自由度の高さを
感じることができました。
楽しい時間はあっという間。(:_;)
この後は、お昼を途中で食べてホテルに戻ってお仕事します。
(つづく)
動物園からはのんびり歩いて10分くらいです。
「響き合うジャパニーズアート」展
(細見美術館ホームページ)https://www.emuseum.or.jp/
初めて来たのが春画展開催時だったのですがロームシアターの近くまで行列が
出来ていたのはあの時だけで(私も含めてみんな春画大好きですもんね(^-^))、
通常の企画展で並ぶことはまずないというか、かなりゆったりした雰囲気で
楽しめる美術館です。
入口には藤袴 秋ですねぇ
今回の「響き合うジャパニーズアート」展は、
琳派・若冲 X 鉄腕アトム・初音ミク・リラックマ、
というなんとも想像しづらい、というか、こういう組み合わせもありなんだな、
と思えるというか、細見美術館らしいユニークさを感じる展示でした。
最初ぱっと見、どこがそうなんだろうと思ったのですが、
目に入るグリーンが初音ミクだというのはすぐ分かりました。
若冲の「鶏図押絵貼屏風」
鶏の躍動感を感じる屏風図ですが、これが初音ミクとのコラボとなると、
こんな感じのコラボで、意外と違和感がないというか、結構合うというか、
面白い組合せだなと思いました。掛け軸に初音ミク、というのもどこか新鮮な感じ。
若冲「仔犬に箒図」はユニコとコラボ琳派の酒井抱一「扇面貼交屏風」
アトム(月に葛)やウラン(椿草花)とコラボしていました。
酒井抱一「松風村雨図」はどろろとコラボ
鈴木基一「富士烏図」
3点あるうちの1点がブラック・ジャックとコラボしています。
鈴木基一「朴に尾長鳥図」
初めて知ったのですが、鏡音リン&レンというキャラクターとコラボしていました。
(初音ミクと同じボーカロイドなんですね)
鈴木守一「業平東下り図」
伊勢物語の一場面だそうですが、リボンの騎士だと華やかな雰囲気になりますね。
神坂雪佳「楓紅葉図」はユニコとコラボ
神坂雪佳さん、光琳の再来と呼ばれた方だそうですが、鮮やかな紅葉が美しい絵でした。
酒井鶯蒲「旭日に波濤鶺鴒図」
鶺鴒、せきれいって読むんですね。(自力では書けなさそう)
鮮やかな旭日に火の鳥が舞っていく、構図はオリジナルと異なりますが、
火の鳥が高く舞う様子に見ていてなんだかメデタイ気持ちになりました。
ここまでが第一展示室ですが、第二展示室に向かう途中で、
このポスターを見つけました
元々は昨年ドイツで開催された美術展だそうで、それが逆輸入的に日本で公開されたのが
今回の特別展。既成概念にとらわれない新しい形のアートなんでしょうね。
リラックマの掛け軸もなかなか乙
等身大の初音ミク(インパクト大)
神坂雪佳「牧童」
「百世草」という作品集の中のひとつ、牧童の代わりにリラックマ。
初音ミクや手塚治虫先生のキャラクターと比べるとコラボする雰囲気がほんわか、
という感じでしたが、これも目に新鮮、芸術の懐深さというか、自由度の高さを
感じることができました。
楽しい時間はあっという間。(:_;)
この後は、お昼を途中で食べてホテルに戻ってお仕事します。
(つづく)
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