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京都旅行記2022Ⅱ~大徳寺 黄梅院編~ [日本の旅(京都)]

目的だった秋の特別公開の塔頭(4か院)の一つ目、興臨院を見学した次は、
黄梅院に向かいます。
48 (106).jpeg48 (105).jpeg
48 (166).jpeg48 (167).jpeg
お手洗いは利用不可、特別公開エリアでは写真撮影禁止です。
拝観料は800円ですが入口で共通券のチケットを渡して中に入りました。
48 (168).jpeg苔がきれい
受付から書院?までの道のりがかなり長く途中で綺麗なお庭や茶室もありました。

黄梅院の名前は、お釈迦様から代を重ねて三十二代目弘忍(ぐにん)大満禅師の所縁の地、
中国の黄梅県破頭山東禅寺に由来しています。
永禄5年(1562)織田信長公が28歳の時、羽柴秀吉公を伴い始めて入洛すると、
信長公は秀吉公を京都所司代に任じ、併せて父・信秀(法名・万松院殿 天文20年
(1551)寂)公の追善菩提のために普請を命じ小庵を建立させ、その小庵に
大徳寺九十八世住持・春林和尚を開祖に迎え「黄梅庵」と名付けられました。
天正10年(1582)6月2日、本能寺の変により信長公が急逝され、同年10月15日に密葬、
その後、秀吉公は黄梅庵に築を加えましたが、主君の塔所としては小なりとし、
信長公の法名・総見院殿より総見の名をとって山内に別に「総見院」を建立、
黄梅庵は築を新たにし、天正14年5月、秀吉公によって本堂と唐門が改築され、
天正17年(1589)、鐘楼、客殿、庫裡等を小早川隆景普請奉行のもとに改築落慶し、
この年、「庵」を「院」に改めました。

と、リーフレット(龍源院、瑞峯院、興臨院のモノクロと異なりここはカラー刷り)に
書いてありましたが、
秀吉による増築がもっとド派手だったらここが信長の塔所と
なっていたかもしれない、
ということなのかな、と思いました。
当時の増築がどのくらいか分かりませんが、現在はかなり広い敷地なので、
築を新た(建て直し?)にして現在の広さになったということなんでしょうね。 
YouTubeで探したらこの動画が出てきたのですが、
雰囲気を感じていただければ、です。(^-^)

最初に入ったのが書院「自休軒」で、ここには大徳寺を開いた大灯国師の筆による
「自休」の扁額が
飾ってありました。
自休とは、
人生をより良く生きるためには自らの意思で休んだり立ち止まったりして
足元を見つめたり振り返ったりすることが必要であるという意味だそうで、
一休さんや千利休も自休から「休」の字を付けたと言われているそうです。

その前の庭、直中庭(じきちゅうてい)について係の方から説明を聞きました。
直中とは正しきことは自分の中にある、という意味だそうですが、
日頃煩悩にまみれて生きている私には重い言葉です。

(こんな感じのお庭です)https://www.zoukei.net/kyoto/oubaiinjikichutei.html

千利休が66歳の時に作られたお庭で、秀吉公の希望による軍旗瓢箪をかたどった池を手前に
大徳寺二世徹翁和尚が比叡山より持ち帰ったとされる不動三尊石を正面に、加藤清正電商の
朝鮮灯籠を左に配した苔一面の枯山水庭園。
茶室「一枝庵」(1999年築なのでまだ新しい)も庭の奥の方に見えましたが、
緑のグラデーションがとても美しいお庭、ここでぼんやりお庭を過ごすだけで心が綺麗に
なりそうな、、そんな気がするお庭でした。

続いて方丈に移動して、方丈前庭「破頭庭(はとうてい)」を見学しました。

(枯山水庭園)https://www.zoukei.net/kyoto/oubaiinhatoutei.html

「破頭」とは既成概念を破る、という意味だそうです。
手前に白砂、遠くに苔庭、隅には扇形の砂紋、正面には文殊菩薩と普賢菩薩を表す石。
とても静か(見学しながら大声で話しているおばちゃんグループがいましたが( 一一))で
直中庭とは違う意味で穏やかな心持になれるお庭でした。
ここでは夏椿と冬椿のほか、擬雪(ぎせつ)と呼ばれる春先に咲く小輪の椿も楽しめると
説明がありました。訪れた時期は秋なので椿が見られず残念。。。

この後見たのは「開坐庭(かんざてい)」。
(坪庭です)https://www.zoukei.net/kyoto/oubaiinkanzatei.html

本堂と庫裡の間につくられた小さな坪庭に舟形の石が置いてありますが、
これを渡り廊下の花頭窓から見ると船に乗っているように見えて、
遊び心というか見え方を変える作りが楽しく思える庭でした。

と、意外と時間をかけて見学することが出来ましたが、
とにかく苔のふさふさ感が苔好きにはたまらない黄梅院を後にして、
残り2つのうち、事前予約していた聚光院に向かいます。


(つづく)




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京都旅行記2022Ⅱ~大徳寺 興臨院編~ [日本の旅(京都)]

特別公開には早く着きすぎたお陰で龍源院、瑞峯院を見ることが出来たので
早起きは三文の徳、と自分に言い聞かせながら、特別公開の1か院目、
興臨院に向かいます。
48 (111).jpeg48 (116).jpeg
綺麗に手入れされた木々を観ながら中へ。
拝観料は600円なのですが、特別公開(聚光院以外)を全部見るなら共通券がお得ですよ、
と受付にいたおじちゃん(ブレザー姿の紳士)に言われて購入しました。
48 (144).jpeg300円お得(1700円)
受付のおじちゃんに、早く来て待ちました?と聞かれたので、
監視カメラで行動を把握されているのかとどきっとしながら、
早く着きすぎたお陰で龍源院、瑞峯院を見学できてよかったこと、
以前、大寺院で精進料理を食べて坐禅体験をしたことがあるものの、
こうやってじっくり見学するのは初めてです、と答えると、
紅葉の時期はものすごく混むからこういう紅葉前とか紅葉後に来るのが
空いてておススメですよ、と言われました。
(紅葉の燃えるような赤を観たいけれどやはり混んでいるんですね。(^-^;)

足利時代後柏原天皇の太永年中(1520年代)、能登の守護畠山左衛門佐義総によって
興臨院が建立され、以後、畠山家の菩提寺となっています。
開祖である大徳寺第八十六世小渓紹怤和尚(仏智大通禅師)は徳望厚く、
塔頭瑞峯院開祖徹岫和尚、正受院開祖清庵、玉雲院開祖天啓和尚等、門下に優秀な
人々が輩出しています。
興臨院の本堂は創建直後に焼失し、すぐ再建されたため、現本堂は天文2年(1533)頃の
ものと言われ、その後、畠山家没後の天正9年(1581)、前田利家公により本堂屋根の修復が
行われて以降、前田家の菩提寺となっています。
48 (138).jpeg方丈
本堂には歴代住職、畠山家、前田家の位牌が祀られているそうです。48 (140).jpeg方丈前庭
方丈の解体修理冠せ後、資料を基に復元された石庭で、
「昭和の小堀遠州」と言われた作庭家の中根金作氏が担当し、
昔中国の寒山・捨得が生活していた天台山の国清寺の石橋を模して
大石松をあしらい理想的な蓬莱の世界を表現しているそうで、
西方に貝多羅樹(梵語で木の葉の意)が植えられています。
48 (142).jpeg向きを変えるとこんな感じ48 (143).jpeg貝多羅樹(多分)
48 (146).jpeg方丈裏のお庭
48 (145).jpeg椅子があったので暫し座って苔を眺めました
48 (149).jpeg新緑の季節も緑がきれいでしょうね
48 (152).jpeg茶室
48 (153).jpegこの石
次に訪れた黄梅院に説明があったのでそこで知ったのですが(興臨院では分からず写メ)
茶室の露地に置かれていて、ここから先には進まないように、という目印で
「関守石(せきもりいし)」と呼ばれるものだそうです。
看板ではなくこういう石を置くというのも風流ですね。
48 (157).jpeg48 (160).jpeg
ご注意と札の下がった鐘や秋らしく飾り付けられた手水、地味なのですが
観ていて気持ちが穏やかになります。
48 (161).jpeg48 (162).jpeg48 (165).jpeg
鯉が泳ぐ池の周りもきれいにお手入れされていて(コムラサキもきれいでした)
お借りした洗手間も非常にきれいだったのも感激ポイントです。
お茶室(涵虚亭(かんきょてい))も見学(中には入れないので入口から見るのみ)
したのですが確か撮影禁止だったような、写真に残っていませんでした。
開いてすぐ見学したせいか、人も殆どいなかったのでゆったり見学できましたが、
龍源院の見学時からずっと同じタイミングで見学しているおばちゃんもいて、
おそらくこの後、黄梅院、聚光院、総見院までなんとなく同じペースで見学しそう、
(実際、聚光院を除いておばちゃんの姿が時折視界に入った(^-^;)
そんなことを思いながら靴を履いて外に出ようとすると、受付のおじさんが、
「この後も他の塔頭を見学されるんですよね。そうぞお気をつけて」
と丁寧に声をかけてくれました。こういうお声かけ、旅先だと特に嬉しいですね。

ありがとうございました!とお礼を言って外に出た後は、
最初に拝観した龍源院の隣の黄梅院に向かいます。


(つづく)



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京都旅行記2022Ⅱ~大徳寺 瑞峯院編~ [日本の旅(京都)]

龍源院の記事を書いてから今更ながらwikiを読んだら、大徳寺の塔頭は24か院、
そのうち常時公開しているのは龍源院、瑞峯院、大仙院、高桐院の4か院のみだそうです。
今回は特別公開の4か院以外で龍源院、瑞峯院の2か院を訪れましたが、
記事を書きながら残りの2か院も次回訪れてみたくなりました。(宿題です)
と、大徳寺=一休さん、というイメージが今回の訪問ですっかり薄れております。(^^;                                  48 (109).jpeg勅使門の前を歩いていると
48 (110).jpegお坊さんがいっぱい(お寺なんだから当たり前)
48 (108).jpeg瑞峯院に到着
拝観料は400円です。(塔頭によってお値段違うんですね)

瑞峯院は、室町時代の九州豊前豊後の領主でキリシタン大名として有名な大友宗麟公が
大徳寺開山大灯国師から法系第九十一世徹岫宗九禅師に帰依し、禅師を開祖として
創建されたお寺で、
大友義鎮公と名乗っていたのが22歳の折に得度し宗麟と名を改め、
瑞峯院殿瑞峯宗麟居士を以て寺号を瑞峯院としています。
大友宗麟、日本史が大の苦手な私でさえ知っています)
48 (117).jpeg独坐庭
荒波に打ち寄せられても雄々と独坐している蓬莱山の風景だそうです。
龍源院の方丈前庭園(一枝坦)でも蓬莱山に見立てた岩が置かれていましたが、
小さなスペースに山や海を作り出す発想力と技量、クリエイティブです。
48 (119).jpeg向きを変えて
この向きの方が雄大な蓬莱山というイメーが強いですね。
48 (121).jpeg方丈から反対方向に向かって
48 (122).jpeg小さな石庭を通ると
48 (123).jpeg桔梗が秋らしいです
48 (125).jpeg閑眠庭
”閑眠高臥青山に対す”の禅語から名付けられた石庭。方丈の裏にあります。
大友宗麟公が晩年キリスト教を保護したり、宣教師フランシスコ・ザビエルについて
洗礼を受けたりして、キリシタン大名として知られていることから、中庭にある
キリシタン灯籠を中心に七個の石組から成り、縦に四個、横に三個の石の流れが
十字架に汲まれ、万民の霊を弔っているお庭。
(庭園は作庭界の権威重森三玲氏の作)
私の写真だと分かりづらいのですが、この記事の写真だと分かりやすいかも。
(こちら)https://narayado.info/kyoto/kanmintei.html
48 (131).jpeg角度を変えるとこんな感じ
48 (126).jpeg次に向かったのが安勝軒(茶室)
48 (128).jpeg手前の照明が懐かしい雰囲気
48 (129).jpeg中には入れません
大徳寺山内唯一の逆勝手席の茶室で、大本宗麟公時代に安勝軒と名付けられた茶室は
廃され、その軒号をそのままとってつくられた茶室。
48 (130).jpeg48 (133).jpeg
一通り見学を終えて外に出たら、隣の興臨院の特別公開が始まるまでぶぶらし、
反対隣の大慈院に向かって
48 (134).jpeg48 (136).jpeg
以前、精進料理をいただいた泉仙と大慈院を眺めてUターンしている途中で
(また京阪バスのツアーで訪れたい)
48 (137).jpeg苔の中にきのこ
ピクミンブルームで毎日きのこ退治しているせいか、
こういうのをみるとピクミンを送り込みたくなりますが(笑)
きのこにとって適度な湿度で心地よい環境なんでしょうね。

ちょうどこの頃10時になりました。特別公開が始まる時刻。
普段見られない4か院の特別公開を楽しみます。(^-^)


(つづく)




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京都旅行記2022Ⅱ~大徳寺 龍源院編~ [日本の旅(京都)]

不十分な下調べで(毎回そんな感じ)特別公開まで時間があると現地で気づいたものの、48 (67).jpeg龍源院が開いていたので中へ。
拝観料は300円です。

龍源院(りょうげんいん)は、「洛北の苔寺 名勝庭園」と呼ばれ、
大徳寺の山号(龍寶山)の”龍”と今日の臨済禅で唯一存続している松源一脈の”源”の
文字をとって名付けられ、文亀2年(1502年)、大徳寺のご開祖、大灯国師より
第八代法孫の東渓宗牧禅師を開祖として、能登領主の畠山義元公、九州都総督の
大友義長公(大友宗麟の祖父)らが創建した塔頭です。
明治初期の神仏分離によって、住吉神社(大阪)内にあった慈恩寺と、岐阜高山城主
金持長近が大徳寺に創建した金竜院を合併して現在に至る、と書いてありました。

尚、今回の各説明はお寺でいただいたリーフレットと、
(京都さんぽさん)https://furafurakyoto.com/daitokuji-ryogenin/
こちらのサイトを参考に書いています。

室町時代の禅宗方丈建築(重要文化財)の本堂を中心に、異なった趣の禅宗庭園が
取り囲んでいる龍源院、拝観入口から進んで最初にたどり着くのが、
48 (71).jpeg書院
書院、というと、ワープロを思い出す昭和世代です。(笑)
48 (72).jpeg書院から見えるお庭は 48 (73).jpeg滹沱底(こだてい)
見たことのない漢字(自分では書けない)で表記されるお庭です。 
阿吽の石庭で、写真奥の方にあるのが阿の石、手前にあるのが吽の石、
中国河北の鎮州城の南に流れる滹沱河から名付けられたお庭だそうですが、
この歳になるときれいに整えられた石庭に心落ち着きます。
この後、他のお庭に移動している途中で拝観受付を見ると
48 (77).jpegにゃぁ(リード付)
帰る頃にはいなくなっていので機嫌がよいと外に出てくるのかもしれません。 
48 (79).jpeg創建当時から現存する担雪井を通って
48 (81).jpeg東滴壺(とうてきこ)
方丈の東にある昭和33年につくられた壺庭で、日本で一番小さい石庭だそうです。
真ん中に描かれた丸い波紋は一滴の水が滴り落ちる様子を表現していて、
一滴の水が小川から大河となって大海(悟り)につながるように一滴の水の大切さを
表現している庭とのことですが、
こういうスペースにもお庭を造り大切な心掛けを
教えていただいるようで
有難い心持ちです。
48 (94).jpeg角度を変えるとこんな感じ
48 (83).jpeg方丈の前には方丈前庭園
48 (82).jpeg一枝坦(いっしだん)
当院開祖の東渓禅師が、師である実伝和尚から賜った室号、霊山一枝之軒に由来し、
かつては樹齢700年の山茶花”楊貴妃”が生い茂り11月中旬から4月ごろまで真紅乃花を
一面に咲かせて有名だったそうですが昭和55年(1975)年に樹齢尽きて枯れてしまった、
と説明に書いてありました。(静かな中に燃えるような紅の花、想像しました)
手前の島が亀島、奥の方にあるのが右から鶴島、蓬莱山(不老長寿の吉祥の島)、
全体の白い砂浜は大海原をあらわしているそうですが、石庭ってほんとに小宇宙だなあ、
今回改めて感じました。

48 (86).jpeg違う向きから見ると
また見え方が異なるのも石庭の面白さですね。 
48 (87).jpeg檀那の間
経済面でお寺や和尚を外護し世話する檀越(だんおち)、檀家の者と和尚が
お茶など飲みながら親しく会う間です。
48 (91).jpeg方丈室中の間
面十六枚の竜と波の図(筆者不明)が描かれています。
方丈前庭園からぐるっと廊下を歩いて反対側にあるお庭へ移動して、
48 (95).jpeg竜吟庭 
48 (96).jpeg苔がとてもきれいだったのですが
私の撮影センスとスマホの限界を感じる写りとなりました。(^^; 
48 (97).jpeg苔の密密感が好きです  48 (101).jpeg下間の間(書院の間)
現在の応接室、方丈の下手の間のことで、公式の賓客と応対相見するところで、
敷物の暖席(畳)は昔高貴な肩が使われたもので一般の人々は使用できなかった、
という場所です。 
48 (99).jpegこの屏風絵
昔、堺の南宗寺塔頭 松林寺に一人の雲水僧がいて墨染めの頃に身を包み坐禅や托鉢を
して毎日修行し、ある時はこっそり町へ出て貧しい人を助け、ある時は和尚になって
悩み迷う人を救い導き、常に世間の困った人々を助けていたそうですが、
実はこの雲水、松林寺山内の耕雲庵内に住む一匹の古狐で、この古狐の亡き後、
付近の人々は「白壁主」といって今現在も耕雲庵の裏山に祠を建て祀っているそうです。
この屏風は明治時代の画匠鈴木松年先生が白壁主の逸話を画材に描いた傑作と言われ、
これにまつわる話として、大阪西成区に住む杉浦某氏が家業不振に家庭の不幸が続き、
行者に観てもらうと、自宅にある狐さんを画いたお軸か屏風があれば、その狐さんが
まだ修行中の身で修行したがっているので大阪より北、京の都に狐さんが望む寺が
あるのでそこに納めるように言われて昭和35年、京都にやってくると龍源院の門前で
足がとまってこの絵を納めた、ということです。
室名が「狐窟」と銘された書院の間がある龍源院に白蔵主の屏風が寄進されるというのが
不思議な因縁と説明に書いてありましたが、寄進した後の、杉浦家は平穏無事に過ごし、
今でも西成区に住んでいらっしゃるそうなので、狐さんを大事にしないといけない、
ということなのでしょうね。(昭和の実話ということでびっくりしました)
48 (103).jpeg禁煙です(木造ですからね)
と、特別公開が始まる前に偶然やってきたことで入った龍源院、
(大徳寺の塔頭の中で最古のお寺だと記事を書く段になって知りました)
苔と石庭の美しさに早起きしてよかった!と思いながら、
次は常時公開している塔頭の瑞峯院に向かいます。  


(つづく)



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京都旅行記2022Ⅱ~大徳寺に向かう編~ [日本の旅(京都)]

京都滞在4日目の朝。(^O^)/
珍しく夜中に起きることなく朝5時に起床しましたが、若干二日酔いです。(^^;
48 (51).jpeg朝ごはん
ホテル館内に朝食メニューが貼ってあるのでそれを見てから会場に向かったのですが、
日替わりおばんざい3種が特に毎日の楽しみとなりました。
48 (52).jpegこの日のおばんざい
水菜のごまあえ、切干大根、さつまいもの甘煮、
きのことにんじんと豆腐のお味噌汁に鯵の南蛮漬け、京風餃子、湯豆腐に納豆、
とにかくどれも優しい味で美味しいです。
いつも入口で迎えてくれるおばちゃんが「いつお帰りになるんですか?」と聞いてきたので
あと3泊しますと答えると、おばちゃんと会えるのはあと2回ということが分かりました。
毎日お料理が変わって楽しいし美味しいですと言うと、あと2回、美味しく作りますから
楽しみにしてくださいねと言ってもらいました。
品数が多いので一部市販品を使っているとは思うのですが、それでも朝6時半から美味しい
朝食を提供してくれることに感謝です。

いつものようにコーヒーをいただいて部屋でのんでまったりした後、
身支度して出発します。この日はまず大徳寺から。

当初の予定では、高山寺に行ってから大徳寺に行って秋の特別拝観を楽しんで、
正伝寺に行くつもりだったのですが、前日の亀岡珍事(保津川舟下り運航中止)で
高山寺と正伝寺に行ってしまったので、朝一番から大徳寺の塔頭めぐりに変更しました。

四条から12番の市バスに乗ると、修学旅行と思しき中学生の群れが乗っていて、
賑やかな雰囲気の中、アウェー感に包まれながら30分弱で大徳寺に到着しました。48 (54).jpeg48 (55).jpeg一休さん 
大徳寺というと京阪バスツアーで精進料理の朝ごはん座禅体験を楽しんだお寺で、
一休禅師がいらっしゃったお寺(小学生の時に観たアニメを思い出します)で
「塔頭」という言葉を初めて聞いた上、この書き方で「たっちゅう」と読むことを
半世紀も生きてきて初めて知った、そんなお寺です。
京都にお住まいの方もバスツアーに参加されていたのですが、塔頭がたくさんあるのが
魅力的と仰っていたのを旅の計画を立てている時に思い出して訪れることにしました。
48 (56).jpeg犬の散歩は禁止です
こういう場所をお散歩コースにしたい方もいらっしゃるのでしょうね。
気持ちは分からないでもないのですが、お寺の敷地って庭じゃないですからね。
48 (58).jpeg表から入ります 
48 (59).jpeg今回の目的はこれ
京都は季節ごとに特別公開、特別拝観を行っているので、
どの季節にやってきても普段見られないところを見ることができて楽しいですね。
聚光院については事前予約した方がよいかとネット予約していたので、
その時間に合わせて他の塔頭を見学することにしました。
48 (61).jpeg山内図
こうやってみると、大徳寺って本当に塔頭が多いことが分かります。
と、聚光院以外の特別公開を観ようと思ったら朝10時からということが判明。
私が大徳寺に着いたのは朝9時。まだ1時間あります。。。( 一一)
48 (62).jpeg事前の下調べが相変わらず足りない私 
48 (63).jpeg龍源院は拝観中!
特別公開ではない塔頭に行くことは全く頭になかったのですが、
折角の機会なので前回座禅で訪れた大慈院以外の塔頭が見学します。(^-^) 
48 (66).jpeg看板を見て左折 
48 (67).jpeg龍源院に到着しました 
48 (69).jpeg枯山水と石庭を楽しみます♪


(つづく)



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京都旅行記2022Ⅱ~BROGLDで二次会編~ [日本の旅(京都)]

祇園の中山さんから歩いてホテル近くまで戻ってきたのですが、
48 (28).jpeg営業している!
前日お休みだったホテル近くのお店、ずっと気になっていたのですが、
軽く入ってみようかと、1人ですが入れますか??恐る恐る店内に入っていくと、
どうぞー、とテーブル席に案内されました。

(ブログルドさん)https://tabelog.com/kyoto/A2601/A260201/26028567/

48 (50).jpeg平成前半に創業のお店です
48 (29).jpeg1ドリンク1フードの注文必須です
48 (30).jpeg48 (32).jpeg
48 (34).jpeg48 (35).jpeg
メニューを見るとタコ以外もありますがタコなどの魚介中心メニューで、
食べログでは地中海料理に分類されているようにスペインぽい感じ。
48 (36).jpeg48 (37).jpeg
かと思ったら、お刺身食べ比べやからすみなど「和」のメニューもありました。48 (38).jpeg48 (39).jpeg
紅茶鶏(紅茶の粉末を飼料に混ぜて育てた鶏)というのも面白そうだし、
あ、ムール貝もある!と迷ったのですが、中山さんで食べてきてるので
どの1品を選ぶかかなり迷いました。
48 (40).jpeg48 (41).jpeg
たこめしにたこ焼きまで(たこ焼きは週末限定メニューみたいです)、
目移りしっぱなし。
48 (33).jpegパスタはランチでも食べられるみたいです
48 (43).jpegソースはテイクアウト可

48 (42).jpeg勝駒!
なかなか呑めないお酒がタコ料理専門店にあるとはビックリです。
(訪問時は残念ながら品切れで呑めませんでした(;_:))
48 (44).jpeg迷いに迷って料理1品とグラスワインを注文48 (48).jpegレペチッリ(Mサイズ) 
(グラスワインもいただきましたが写真撮り忘れました)
ブログルドさんのスペシャリテ、自慢の料理で、自家製タコのレバーペーストを
使ったリゾットにチーズをのせてグリルした料理、濃厚なのにしつこくなく、
どんなお酒にもよく合うご飯メニュー、とにかくおススメ、ぜひお試しを、
とメニューに書いてあるとおり、全然くどくなくて(チーズってなんでも合う)、
でもタコレバーペーストのコクもあってワインによく合うお料理でした。
48 (49).jpegぷりぷりタコがたっぷり♪
食べ終わる頃に店主さんがテーブルにきてくれて暫しお話しました。
以前は左京区にあったお店を10年前に今の場所に移転させたそうで、
グラスワインはルーマニア産、赤ワインは黒ワインと呼ばれて美味しいので、
是非次回は試してくださいね、と言われました。
私よりちょっと年上の店主さんですが、見た目はのっぽさんの身長を低くして
更にフレンドリーにした感じ。(想像しづらかったらごめんなさい)

すっかりお腹いっぱいで大満足、翌々日の予約を入れてお会計したら、
ホテルの部屋に戻ってお風呂に入って、爆睡していました。

(-。-)y-゜゜゜(-。-)y-゜゜゜(-。-)y-゜゜゜


(つづく)



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京都旅行記2022Ⅱ~割烹中山さんで夜の部編~ [日本の旅(京都)]

京都滞在3日目の夜は、祇園の割烹中山さんです。(^O^)/
夕方6時に予約したので5時半ごろにホテルを出て歩いて向かいます。
47 (71).jpegエディオン
以前は丸井だった場所ですが閉店後しばらくレストラン街のみの営業だったのが、
エディオンが入ってまた賑やかになりました。

47 (1).jpeg鴨川を渡って
48 (2).jpeg南座を通り
48 (3).jpeg到着~
先客2組がいらっしゃる中、カウンター端っこに着席。
(長年常連のおじさまご夫婦、と隣ですっぽん鍋を楽しまれているご夫婦)
48 (4).jpeg48 (6).jpeg予約席札と皇室カレンダー
これを見ると中山さんに来たんだなあと実感します。
48 (5).jpegはい、かんぱい♪
今年3月に中山さんを訪れた際、女将さんが体調不良でお会いできなかったので
お久しぶりですとご挨拶したのですが、髪の毛をばっさり切ってショートカットに
なっていてびっくり。(以前は長い髪をまとめていらっしゃった)
随分雰囲気が変わっていましたがショートカットの方が可愛らしい感じ。

48 (7).jpeg秋らしいお花を見ながら
48 (8).jpeg経木のメニューをチェック
48 (9).jpegこれも中山さんにくる楽しみです
とはいえ、予約時に注文(お造り、と、松茸土瓶蒸し)をしておいたので、
ここで見た中から当日注文したのは一品(毎度おなじみ揚げ出し豆腐)のみ。48 (10).jpeg先付け 今回は全体的に茶系です
48 (11).jpeg卵の黄身と小鮎
48 (12).jpeg自家製からすみと秋刀魚寿司
相変わらず丁寧につくられたお料理、どれも美味しいです。
(ビールをスキップして日本酒を呑みたくなりました)

48 (13).jpegお造り
烏賊、真鯛、秋刀魚とタコ、
48 (15).jpeg急いでビールを飲み干し、日本酒へスイッチ
隣でご夫婦が召し上がっていたすっぽん鍋がとても美味しそうだったので、
いずれ私も(一人でも食べられるなら)注文したいなあ、と思ったのですが、

48 (16).jpeg私はこちらで
48 (17).jpeg松茸土瓶蒸し♪
秋の香りを感じる松茸たっぷり、鱧のふわふわ感と出汁のうまみで大満足。
48 (18).jpegお造りも食べ終わりました。
この日おとずれた高山寺の鳥獣戯画、思い出します。(^-^)
48 (20).jpegテンション上がって早々に2本目

48 (21).jpeg48 (22).jpeg
女将さんからいただいた祇園のうまいもん地図の真ん中あたりに、
48 (23).jpeg中山さんが掲載されています!

48 (24).jpegお店で注文した揚げ出し豆腐
48 (25).jpegやっぱり大好き♪
女将さんとNetflixのイカゲームについて語りましたが、ツボにはまった私に対して
女将さんには全く響かなかったらしく(笑)、女将さんが大好きなイ・ビョンホンの
他の出演作品についてお話しました。(まだ観ていませんが観ないと!)
と、他のお客さん2組がお会計してお帰りになった、、、と思ったら、
(私も揚げ出し豆腐を食べたら帰ろうと思っていましたが)

48 (26).jpeg大将が何やら作り始めていて
48 (27).jpeg美味しそうな手羽先でした
この日のお夕飯だったようですが私にも食べさせてください、と言いたくなる、
遠目にもサクサクぱりぱりに揚がった手羽先、美味しそうデした。(羨)

コロナ以降、社用のお客様が減ってしまった感じでお客さんはカウンターのみ、
ちょっと寂しいなあ、と思いながら、揚げ出し豆腐も食べ終わったし、
あともう一回くるし、と思って8時過ぎにお店を出ました。

鴨川を渡ると人通りが少ないものの以前よりは増えたように思えたのですが、
中山さんのある飲食店が多い通りはまだ人が少ない感じで、早く以前のような人が多く
通るように戻ってほしいと思いながらホテルまで歩いて帰りました。

いつもならホテルについて爆睡、となるのですが今回は違います。(笑)
つい途中で寄り道してしまいました。


(つづく)






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京都旅行記2022Ⅱ~正伝寺編~ [日本の旅(京都)]

立てた予定が初っ端から崩れて慌てて立て直して翌日行くつもりだった高山寺に行き、
期せずして一人貸切川床ランチを楽しんだ後は、新たな場所をたずねることもなく、
私のブログを長らく読んでいる方にはおなじみの、正伝寺に向かいます。
京都.pngこんな感じで移動します。
本当は、高山寺~大徳寺~正伝寺、と移動する予定だったのですが(翌日)、
保津川下り運航中止となったので、特別拝観を予約している大徳寺を除いた二つ、
高山寺と正伝寺に行こうと思ったら亀岡から高山寺はそんなに移動で大回りって
感じがなかったものの、高山寺から正伝寺の移動をGoogleマップで調べたら
こんな感じで一旦下ってからまた上る、みたいなルートとなりました。

高山寺から立命館大学前で乗り換え、北大路堀川で再び乗り換えて神光院前で下車、
1時間ちょっとで着きました。
立命館大学前から北大路堀川までのバスの運転手が女性だったのですが、
発車~停車、アナウンスまでとても丁寧で好感もてました。
電車の車掌でも最近は女性が増えていますが、かつて男性社会だった職場にも
こうやって女性が増えているのは時代なんでしょうね。

47 (38).jpeg定点観測スポット スーパーエムジーさん
47 (39).jpegトイレットペーパーがない!
47 (40).jpegと思ったら店内に移動していました(安堵)
47 (41).jpeg松庵さん(本当はここで昼酒したかった)
47 (42).jpeg無人野菜スタンドをチェックしましたが
47 (43).jpeg何も販売されていませんでした
47 (45).jpeg畑もこんな感じですから
(夏から秋、冬に向けて様変わり中。上の写真は大根かな)
47 (46).jpegこの表示が見えたらあと少し
47 (48).jpeg47 (50).jpeg
誰もいない参道を歩いていると、隣のゴルフ場でプレーしているおじちゃんたちが
カートで参道付近を通過していきました。
京都ゴルフ倶楽部舟山コースという有名なゴルフ場がお寺をぐるっと取り囲むように
設営されているので(お寺が敷地を貸しているのかも??)時折遭遇します。
47 (51).jpeg47 (52).jpeg
47 (53).jpeg紅葉前です
47 (54).jpeg以前いなかった狸
47 (55).jpeg翁の狸って感じ
ちょうど本堂の入口に着いたところで同年代のおばさんとすれ違ったので挨拶したら
京都市内(植物園近く)にお住まいらしく、意外と近所なのに来たことがなくて、、
初めてきたけれどとても雰囲気が良かったと仰っていました。
近所にあると意外といかないもので(私も東京タワーに上ったのは成人してから)
京都市内に住んでいても観光客がくるようなところに行かないものなんでしょうね。
もう一人、おじさんが帰るところで御住職にこの付近でお勧めがないか聞いていて
(京都北部の出身で現在は大阪在住、ずっと京都にきたかったと熱弁していた)
私が本堂で1人庭を観ている間もずっと御住職と話していました。
47 (56).jpeg
流れる雲と遠くに見える比叡山を暫し眺めて気持ちが落ち着きました。
47 (57).jpeg比叡山もお隠れにならず
47 (58).jpeg47 (59).jpeg
47 (60).jpeg血天井を見て
47 (61).jpeg
今回も訪れることが出来たことに感謝しました。

入口で見かけたおじさんは私が滞在中もずっと御住職と話していて
ボウイ様の話もしていましたが御住職からあのエピソードは本当なのかどうか、
みたいな発言があって聞こえてしまった私自身ショック(;_:)でしたが、
本当でもそうでなくても正伝寺さんに導いてくれたエピソードですから、
真偽のほどはどうでもいい、、、と思いたいです。
47 (62).jpegまたね。
47 (63).jpegバス停まで来た道を戻ります
47 (64).jpeg47 (65).jpeg途中でオクラを発見
この後はまっすぐ四条烏丸に帰らず、四条河原町方面に出て、
47 (66).jpegドンキを見ながら錦市場に移動
47 (69).jpeg津乃弥さんでちりめん2種購入
ホテルに歩いて戻ってしばらくごろごろリラックスした後は、お楽しみの夜の部です♪


(つづく)



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京都旅行記2022Ⅱ~高山寺編②~ [日本の旅(京都)]

やっと穏やかな気持ちになった後は、高山寺の敷地内の奥の方に進みます。
47 (11).jpeg47 (12).jpeg
門を出て佛之石参道の碑を見ながら敷地奥の方へ上り道を歩いていくと、
47 (13).jpeg日差しが強くて結構汗ばみます
47 (14).jpeg4年前の台風の爪痕(倒木は撤去済み)
47 (15).jpeg47 (16).jpeg47 (17).jpeg
明恵上人の御廟(門から先は入れません)を遠くに観ながら手を合わせて、
47 (18).jpeg47 (19).jpeg佛の足石
こういう石、他のお寺でも見る機会がありましたが、見るだけで御利益ありそう。
47 (20).jpeg金堂で手を合わせたら
47 (21).jpeg往路と違う道を下りて帰ります
47 (22).jpeg47 (23).jpeg
大雨よりやっぱり晴れている方がいいな、としみじみ思いながらバス停まで
下りてきて、そのままバスに乗って次の目的地に行こうかと思ったものの、
12時少し前、次の目的地に着いてからお昼ごはんとなると13時過ぎになるので、
夜の部の予約時間(18時)を考えるとここで食べておいたほうがいいかも、
バスの本数はそんなに多くはないのですが、JR西バスが1時間に2本運行しているので、
一本逃しても30分待てば次がくるかな、という安心感もあって、いつもお店の外観を
見ていながら完全スルーしていた「とが乃茶屋」さんに入りました。
平日のお昼時(しかも紅葉ピークよりずっと前)なので口切客で貸切状態。
入口から川の方に歩いていったところの小上り席に案内されて着席すると、
47 (24).jpeg御簾?で仕切られていて
47 (25).jpeg窓の外は当然口切り貸切

47 (26).jpeg(食べログ) https://tabelog.com/kyoto/A2601/A260403/26006476/
47 (32).jpeg鳥を注文するのがよさそうかな
47 (27).jpegやっぱりビール(中瓶700円は高いけど)
47 (28).jpeg47 (29).jpeg
お値段は観光地ですからね、そんな感じです。
冷たい麺類メニューはないということで(夏は限定であるかも)鳥味噌うどんを注文。
47 (30).jpegその前にビール♪
アサヒスーパードライをサッポロ(昭和ぽい)のグラスで呑む。乙です。
サービスで出してもらったごぼうとこんにゃくの煮物が美味でした。
47 (1).pngお料理を待ちながら高山寺のきのこと戦います(笑)
47 (31).jpeg清滝川を見ながら呑んでいると
ほどなくして鳥みそうどんが運ばれてきました。
47 (33).jpeg想像していた通りのうどん
鶏肉のぶつぎりが4つくらいとしめじ、えのき、油揚げ、長ネギ、白菜、蒲鉾に焼き餅。
(個人的には椎茸が入っていると嬉しかったけれど入っていなくて残念)
うどんはスーパーで売っているような感じであまり煮込んでないのでヤワヤワでもなく
かといってこしがあるわけでもなく、味噌のお汁も薄めでしたが、普通に食べられました。
場所柄、観光地価格で川床代のようなものかなと思いながら風にあたってうどんを食べ、
47 (35).jpeg少し色づいている紅葉を楽しめました
47 (36).jpegお会計は1900円
紅葉ピーク時だったら安く感じるかもしれませんね。
47 (37).jpeg店先の看板(でも出てくるのはアサヒビール)
お会計後、洗手間をお借りしようと思ったら男女共用で水洗ではなかったので、
(しかも個室1つだったので繁忙期とか混みそうだなと思った)
この近くの駐車場にある洗手間(和式、洋式の水洗)に移動してすっきりしたあとは、
バスで次の目的地に向かいます。

(つづく)

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京都旅行記2022Ⅱ~高山寺編①~ [日本の旅(京都)]

亀岡に行ったら、保津川下り運航中止、ミスド定休日、亀岡城址は宗教施設、資料館休館、
天気がよかったものの次々と珍事発生となりぐるぐる歩いて終了となった後は、
翌日予定していた高山寺を訪れることにしました。
円町駅まで戻ってきてここから栂ノ尾行きのバスに乗り換えたのですが、
時間になってもバスが来ないので(色々なバスが頻繁にやってくるバス停)見逃したか、
と思ったら、5分遅れくらいでJRバスがやってきたので無事乗車できました。
乗車時、車内は立命館大学生でギュウギュウでしたが、大学でごっそり降りていったので、
46 (60).jpegその後はガラガラ
やめればいいのにスマホで会社メールをチェックすると同僚からの嫌なメールが大量。(^-^;
(同僚、1週間まるまる休むのを快く思っていない)見なかったことにしました。
46 (61).jpegこういう山の中に入ってきて
栂ノ尾には5分ちょっと遅れで到着しました。
10月に入っていたので高山寺に上がっていく道途中に作られた小屋で入山料500円を支払い46 (62).jpeg石水院に到着しました。
昨年3月に初めて訪れ、昨年10月は特別拝観で普段見られない遺構庵も見学しましたが、
今回は特別拝観もなく普通に見学するためにやってきました。
昨年10月、ご住職から紅葉の時期もきれいですが物凄く混んでいますし、
新緑の時期にくるのが景色もきれいでゆったりしていていいかもしれませんね、と
勧められたので、今年の6月初めに来ようと思っていたのですが、その前に骨折してし
まったので予定をキャンセルして、でもやっぱり訪れたいと紅葉前ですがお参りしました。
来年の新緑の時期は訪れてみたい、、です。(骨折しないように気を付けないと)
石水院の入口で拝観料800円をお支払いしてから、
46 (63).jpeg46 (64).jpeg
46 (65).jpeg中に進みます
46 (66).jpeg46 (67).jpeg
昨年、ご住職も仰っていましたが、鳥獣戯画で有名なお寺ながら、
明恵上人が開山されたお寺であることも知ってほしいお寺です。
お茶を初めて栽培したお坊さんというだけでなく超人的な学僧であったり、
当時は非常に有名だった方だそうです。
46 (1).jpeg47 (2).jpeg47 (3).jpeg鳥獣戯画(当然複製)
昨年、高山寺で複製を観た後、国立博物館でホンモノを見る機会を得ましたが、
ウサギなどが出てくる甲巻よりも、人間を楽しく描いている丙巻が一番好きです。
47 (4).jpeg首引きの場面
市井の人達の活き活きとした様子が描かれていて観ていて飽きません。
47 (5).jpeg明恵上人が大切にしていた犬(の置物)
47 (6).jpeg47 (7).jpeg
晴れていてよかったです。(前日の長浜とは大違い)
47 (8).jpeg甲巻も見て47 (9).jpeg47 (10).jpeg
青い空にたくさんの緑を眺めた後は、朝のモヤモヤ珍事もすっかり吹き飛ばされました。
この後は、石水院を出て敷地内を歩きます。


(つづく)



タグ:京都 栂ノ尾
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