SSブログ

映画「旅するジーンズと19歳の旅立ち」を観る [映画(た行)]

続編があることを知ってAmazonプライムで鑑賞しました。


旅するジーンズと19歳の旅立ち [Blu-ray]

旅するジーンズと19歳の旅立ち [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
  • 発売日: 2010/04/21
  • メディア: Blu-ray

あらすじはYahoo!映画さんより。

生まれたときから一緒だった4人の少女(アンバー・タンブリン、アメリカ・フェレーラ、
ブレイク・ライヴリー、アレクシス・ブレデル)は別々の大学に進み、
心のすれ違いも多くなっていた。
16歳の夏をわかち合った1本のジーンズを、19歳の夏もまた交替で持つことにした4人。
それぞれが未来の夢へと向かい、ジーンズとともにひと夏を過ごすことにするが……。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ちょっと気合入れすぎたような。(笑) 

ギリシャロケとか製作予算が増えたみたいでその分若干冗長な感じもしました。

19歳、高校を卒業して大人に近づく多感な年頃。
16歳の時と19歳の時は違うんだなあって己の昔もふと思い返しながら、
高校を卒業し、それぞれ目指すものも違う4人がそれぞれの道に進む、
いつまでも一緒に過ごせるわけもない中で、それでも互いを思う気持ちが
変わらない、友情の強さが羨ましくも思えたりしました。

リーナは美術の勉強、ブリジットはサッカー、ティビーは映像、カルメンは演劇、
それぞれ大学で学んで迎える最初の夏休み、再びジーンズを履いてから近況を添えて
他のメンバーに送ることにするわけですが、

リーナ(葬儀で訪れたギリシャでコスタスが結婚(デキ婚)していたと知りショック)は、
絵の勉強でNYに残り、ヌードデッサンのモデルをしていたレオと知り合い近づいていって
と思ったらそこにコスタスが現れて結婚(デキ婚が嘘と分かって)は解消したと言われて
心が揺れ、
カルメンは母の再婚、妊娠で家に居づらくなったりして、バーモントのワークショップに
参加、裏方希望だったのがいつの間にか舞台で演じる側に選ばれてしまい、
そこで演者のイアンに惹かれていき、、
ブリジットはトルコの遺跡発掘にボランティアで参加し、ボランティア仲間との生活と
発掘活動を楽しむ一方、母親が幼いころに自ら命を絶った苦しみと向き合うために、
長らく会っていなかった母方の祖母を訪ね、、、
補修でNYに残ったティビーはレンタルビデオ店でバイト、訪ねてきた友人ブライアンと
勢いで××すると○○が破れていたことで不安を抱え、でもそれを3人にはいえない、

それぞれが色々な思いを抱える夏休み。

4人のキャラクターがバラバラなので観ている人はその中で共感しやすい人と
そうでもない人がいると思われますが、私は1作目でちょっと軽薄な感じで
共感しづらかったブリジット(ブレイク・ライブリーが演じていた)が
今作では自ら命を絶った母に対する苦しみ、その後の父親との関係、父が隠していた
祖母からの手紙を見つけて読んで祖母の思いを受け止めたくて会いに行く、
小さい少女が抱えきれないほどの重い経験を明るく振舞うことで隠すというか
それによって自分自身も考えないようにしていたように見えたブリジットの気持ちを
思いながら祖母に会いにいく場面で思わずジワってしまいました。(;_:)

バラバラに過ごす4人の気持ちが一つになってめでたしになるはずだと思いながら
見ているのでそんなにドキドキしませんが(笑)
4人にリーナの妹が絡んできて(結構うざい)、話を面倒な方向にもっていく演出の後、
カルメンは母出産、舞台成功、ティビーは妊娠疑惑が晴れ、ブライアンとも仲直り、
ブリジットは祖母と再会し母の死ときちんと向かうことが出来て、
リーナもコスタスと仲直り、と同時にジーンズが消えてしまう。

ジーンズも役割を終えて消えたのではないか、必要な魔法は4人の友情という結論で
話が終わるのですが、目指すものが異なる4人が互いを思いやりながら更に成長して
その後も友情を大事にしていくのだろうな(フィクションですが)と思うと、
自分自身、若いころの友人たちは彼女たちの結婚、出産と共に距離が離れていったまま
昔の距離感に戻らない人たちが大半という現実ながら、
この映画の4人については、この先、30歳くらいになってから、50歳くらいになってから、
彼女たちの友情がどうなっていくのか(変わらずいてほしいという願望あり)
その後を続編で作ってほしいと思った「旅するジーンズと19歳の旅立ち」でありました。







nice!(3)  コメント(0) 
共通テーマ:映画