映画「ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密」を観る [映画(は行)]
旅行記を始めようと思います。
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1作目を観たからという理由で続編も観たのでここまで来たら、という気持ちで
3作目も鑑賞しました。
あらすじはYahoo!映画さんより。
魔法動物学者のニュート・スキャマンダー(エディ・レッドメイン)は、
魔法学校の教師のアルバス・ダンブルドア(ジュード・ロウ)や魔法使い仲間、
さらには人間(マグル)と共に、史上最悪の魔法使いゲラート・グリンデルバルド
(マッツ・ミケルセン)と戦うことを決意。
魔法使いが人間を支配する世界を作ろうと暗躍するグリンデルバルドに立ち向かう。
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更にハリポタ寄り。(笑)
(1作目の舞台はNY) https://utsubohan.blog.ss-blog.jp/2016-11-23
(2作目の舞台はロンドン)https://utsubohan.blog.ss-blog.jp/2018-12-02
3作目の舞台はベルリンとブータンです。
2作目でハリポタ寄りになったと思ったのですが、3作目は更に寄ってきた感じ、
5部作ということで伏線を色々張っていると思いますが、多少は回収しないと
間延びしそうと思ったのか、ホグワーツ魔法学校やおなじみの曲、
ダンブルドア先生の弟アバーフォースにも焦点を当てた展開など、
ハリポタへのつながりを更に感じる作品でした。
ハリポタやファンタビシリーズを観ていない人には今作だけ観て理解するのは
やはり難しいかとは思いますが、観ている人にはこんれからの展開が更に楽しみ、
と思える作品だったと思います。
1作目のような魔法動物山盛りで楽しいファンタジー!という感じは薄いものの、
途中、ニュートが兄テセウスが捕らえられた刑務所に行ってテセウスを救出、
という場面で登場するサソリのような魔法動物、場内がくすくす笑いに包まれる、
(動物にではなく、遭遇したときのニュートとテセウスの様子に)
また、ホグワーツに到着すると(あの音楽が流れるだけでわくわくする)
目の前をスニッチがぶんぶん飛ぶ様子が映し出され、終盤では、
カバンの中に入っているパンや本が悪い魔法使いたちをやっつける
私のようなおばさんでも子供並みに素直に喜べる場面がちりばめられていて
物語の展開にメリハリが効いていたのでダレることなく見られました。
CGで描かれた麒麟、アジアっぽい雰囲気のバンビ、って感じでしたが、
この麒麟(英語ではチリンって感じで発音されていました)は笑える存在ではなく、
ダンブルドアやグリンデルバルドの運命を左右する存在として描かれていて
CGの力(クレジットされている人の数が尋常でないくらい多かった)で
こんな映像も可能になるんだなと感心しました。技術の進歩ってすごい。
ハリポタに登場したもののどういう存在なのかいまいちよく分からなかったのが
ダンブルドアの弟アバーフォースだったのですが、1作目、2作目に登場し、
グリンデルバルドの闇に落ちてしまったクリーデンス(前作から見た目がすっかり
変わりスネイプのような風貌になっていてちょっと驚き)との関係がわかって
今後の2作品でもアバーフォースの存在がある意味重要になるのかな、と思いました。
今作、一番印象的だったのがグリンデルバルドを演じていたマッツ・ミケルセンですが
前作まで演じていたジョニデが諸々の問題で降板させられ代打で登場したのがマッツ様。
この映画を観てから好きな俳優さんですが、個人的には1作目から演じていたら、、
と思うほど深い狂気と色気を兼ね備えたグリンデルバルドを好演されていました。
ある意味、グリンデルバルドが主役ではないかと思うほど。
素敵なお姿を拝ませていただき私自身は大満足でした。(^-^)
1作目からずっと良い人のジェイコブ(ノーマジ=非魔法属)は今作でも良い人ぶりを
全開しまくっていたのですが(その人の善悪を見透かす麒麟にも好かれていた(笑))
ジェイコブの優しさのお陰で闇落ちしたクイニ―がジェイコブの元に戻ることが出来て
最後はホッとしましたが、グリンデルバルドとダンブルドアの関係を軸に描きながら、
ニュート、ヒックス先生(魔法使う場面がクールで素敵だった)、
テセウス(演じているカラム・ターナー、観たことある?と思ったら観たことあった)
どのキャラクターも愛すべき、なのですが、渋く活躍していたニュートの助手、バンティ、
最後、多分彼女が活躍するんだろうな、と思っていてみていたらその通りになって
個人的には推測が当たって満足というのもありますが、彼女が場面場面でしっかりと
ニュート他を支えていたお陰でハッピーエンドに結びついていったのだろう、と
思うと、こういう脇のキャラクターも注目しながら鑑賞すると更に楽しいですね。
前作から4年空いてしまったので(ジョニデとコロナが原因らしいです)次回は2年後、
そのくらいで公開してほしいと願っていますが、1作目でピンとこなかったものの
ハリポタの前の時代に何があったのか(マクゴナガル先生もまだ若いし)描きながら
ハリポタの頃のファンタジーの世界に浸ることができた、
「ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密」でありました。