SSブログ

京都旅行記2021秋~割烹中山さんでぐびぐび編~ [日本の旅(京都)]

今回も正伝寺から比叡山を拝むことができて満足した夜の部は中山さんで呑みます。
京都滞在最後の夜ですからやはり〆は大将の作る美味しい料理と女将さんとの楽しい会話、
そうでなくちゃ、という心持で、ホテルからお店まで歩いて向かいます。
IMG_0126.JPG夕暮れ時の鴨川に
IMG_0129.JPG南座 
IMG_0130.JPG一力茶屋が見えてきたら左折
と、今回の旅もなんだかあっという間だったなあと思いながら
40分も歩くともう汗だく、な状態で、 
IMG_0131.JPGニューハーフ動物園を通って 
IMG_0133.JPG到着~ 
IMG_0134.JPG紅葉 また別の機会に
女将さんに聞いたらこの日は貸切。
企業の会食も禁止というところが多い頃だったので、社用で来店される方も
まだ少ないというお話でしたが、今回はこのお店を教えてくれた呑み友も参加、
いつもとは異なる雰囲気での呑みとなりそうです。(^-^)
IMG_0135.JPGビールで乾杯♪ うまい
IMG_0136.JPG先付 
栗の渋皮煮、蟹入り玉子焼き、鯛の昆布〆、たたきごぼう
大将が丁寧に作ってくれたお料理、どれも美味しいです。
IMG_0137.JPG鯖のきずし(事前リクエスト)
ほどよく酢〆された鯖、きれいに切れ目が入っていて、
観た目にもきれいで味は当然美味。
IMG_0139.JPG英勲にスイッチ♪  
IMG_0141.JPGお刺身
鱧にのっている梅は苦手なのですが(^-^;
どれも美味しくてお酒が進みます。 
IMG_0142.JPG土瓶蒸し(事前リクエスト) 
IMG_0143.JPGIMG_0144.JPG
何度も書いていますが、私にとって中山さんの松茸土瓶蒸しは世界一。
優しいお出汁に松茸の香りが堪らない贅沢で美味しいお料理です。 
IMG_0145.JPGそして、鍋登場。
京都滞在初日に中山さんに来たとき、次回は鍋なんてどう?と大将に勧めらて
えー、一人で鍋って食べられるんですか?と恐縮していたら(結局2人でしたが)
大丈夫、おきすき、食べたことないなら作ってあげるから、と言ってくれて
今回、鍋料理をいただくことが出来ました。
IMG_0146.JPG魚介いろいろ
おきすき=沖すき、魚介類をお鍋でしゃぶしゃぶするお鍋のことだそうです。
IMG_0147.JPGIMG_0148.JPG鮟鱇(多分)や海老
大将が火加減を見てくれたり時々出汁を足してくれたり、で、至れり尽くせり。
嬉しいやら恐縮するやら、ですが、呑み友が鍋奉行をやってくれたので、
私は有難くひたすら食べ続けておりました。(^-^)
IMG_0149.JPG当然美味しい雑炊で〆
いつも一人で呑んでいるので大将と女将さんと(お仕事を邪魔しない程度に)
お話するのですが、今回呑み友もいたのでトークが暴走してしまい、
「うつぼ、よくしゃべるね」と言われてしまったのですが、日中ほとんど話を
することなく一人であちこちいってからこういうシチュエーションになれば、
トークも暴走するものです。(笑)

英勲をお代わりして、モリモリ食べて呑んでごちそうさまでした!
貸切状態でたくさん食べて呑んでお話できて大満足の夜となりました。

帰りは歩いて帰る気力なく、呑み友と一緒にタクシーに乗ってあっという間にホテル着。

ああ、明日はもう帰る日なんだ、、、と思いながら爆睡しておりました。


(-。-)y-゜゜゜(-。-)y-゜゜゜(-。-)y-゜゜゜




タグ:京都 英勲
nice!(5)  コメント(0) 
共通テーマ:旅行

京都旅行記2021秋~正伝寺編~ [日本の旅(京都)]

高山寺の特別拝観で充実感にあふれた後は、バスで神光院前までやってきました。
IMG_0067.JPGいつものようにスーパーエムジーの前を通ると 
IMG_0068.JPGトイレットペーパーの在庫も安心レベル
コロナ禍で買い占め問題が発生してから、ここの在庫状態を見るのが
なんだか定点観測のようになってしまいました。(笑)
IMG_0069.JPGお昼は松庵さんで(^-^) 
(食べログ)https://tabelog.com/kyoto/A2601/A260503/26007576/

お店に到着したのが13時ちょっと前くらいだったので、先客は1人。
(後からお客さん2人入ってきたくらいでゆったりした店内でした)
IMG_0070.JPG迷います 
IMG_0071.JPGセットもあるし 
IMG_0073.JPGすだちそば とか 
IMG_0074.JPG松茸そば とか
季節限定メニューも気になるのですが、
焼き鳥丼(ごはん少なめ)とサービスの冷たいお蕎麦(ミニ)と瓶ビールを注文しました。
(天ざると迷いましたが鶏肉が食べたくて焼き鳥丼に)
IMG_0076.JPG瓶ビールはアサヒ 
ほうれん草ときのこのお浸し、サービスしていただきました。(^-^)
お店の方に、ビールは焼き鳥丼が出来てからにしますか?と聞かれて、
いえ、先にいただきたいです、と持ってきてもらったのですが、
結構汗ばんでいたところにビール、やっぱりうまいです。 
IMG_0080.JPG焼き鳥丼
ごはん少なめとお願いしましたが、それでも結構ごはんの量多めです。
見た目より味薄めの焼き鳥ですが、香ばしさとお肉の柔らかさで美味。
お蕎麦はサービスというのが申し訳ないくらい(ミニにしては多い)
美味しくてつるつるっと美味しく完食。 
IMG_0085.JPG蕎麦湯も濃いめで大満足。
久しぶりの松庵さんで美味しい焼き鳥とお蕎麦(とビール)をいただいた後は、   
IMG_0086.JPG定点観測スポット 無人野菜販売
IMG_0087.JPGこの日はなすびとピーマンが販売されていました
途中の畑は夏の野菜が終わった後でお休み中でしたが、いつもの道を歩き、
IMG_0091.JPGここを曲がって
IMG_0092.JPG正伝寺に到着
IMG_0094.JPGIMG_0097.JPG
いつものように木と苔の香りに包まれながら坂道を上り、
IMG_0099.JPG汗出てきたけれどもう一息で
IMG_0100.JPG上り切りました(´Д`)
IMG_0101.JPGアスター(多分)が咲いている先に
IMG_0102.JPGたんたんたぬきさん
IMG_0811.JPG在りし日のたぬきさん
昨年3月に訪れたときに消えてしまったたぬきさん、
今回訪れたときは色白のたぬきさんが置いてありました。
お寺もぽっかり空いたスペースが気になったのでしょうか。
以前と違う趣のたぬきさんではありますが、新しいたぬきさんに会えたのは
ある意味新鮮なサプライズです。(笑)

と、たぬきさんに会って驚きながら拝観料を支払って中に入ると、  
IMG_0103.JPGお天気よし
IMG_0104.JPG比叡山もきれいに見えます 
IMG_0105.JPG庭の端では工事中
IMG_0106.JPG比叡山が見えるとテンション上がります
とはいえ、先にきていた中年夫婦、こんにちは、と声をかけても無視、
2人で大声で話し、おばさんは廊下の真ん中に座って話しながらずっとスマホ。
景色見ないでスマホやってるなら帰ってほしい。(V)o¥o(V)
貸切じゃないんだし、他の人がきたら声を小さくするとかできないのかな。
おばさんからちょっと離れたところで座って比叡山を見続けていたら、
私の怨のオーラに気づいたのか十分滞在したと判断したのか、退散してくれたので
その後は貸切状態で静かな中で落ち着いた気持ちになれました。
 IMG_0109.JPG血天井を眺めた後、
IMG_0113.JPGお参りしてから方丈の中を見学して
(方丈の中、今回は撮影禁止とあったので撮影せず)
IMG_0110.JPG静かで落ち着きます 
IMG_0112.JPG裏手の林を見て(逆光)
今回も訪れることが出来たことに感謝しながら帰ることにします。 
IMG_0117.JPG南天かな
(以前lovin姐さんが記事で書いていた見分け方だとおそらく南天、だと思う)
IMG_0118.JPG IMG_0120.JPG
ボウイ様のお陰でその存在を知って訪れるようになった正伝寺さんですが、
遠くに比叡山を見ると心が落ち着きます。
Googleマップ先生でホテルまでの道のりを検索すると、なぜか西賀茂車庫に行け、と
ルート案内が出たのですが、  
IMG_0121.JPG来た道を戻って神光院前に向かいます
と、途中でビール(中瓶)が効いたのか洗手間に行きたくなり、
バス停近くのカフェアーチさんに寄って
IMG_0122.JPGアイスコーヒー
先客がナポリタンを注文していたせいか時間がかかり、
アイスコーヒーが来る前にエアコンで寒くなってしまった上に、
このお店、薄くて量が多いので、適当に飲んでお会計。
お店に入って洗手間を使わせていただいてアイスコーヒーを飲んでお会計まで15分。
(アイスコーヒーは数分で終了)
IMG_0124.JPGバス停前の自販機
自販機全体が特殊仕様?ペイントされているの、珍しいですね。
1時間弱でホテルに戻り、汗だくをシャワーで流し一休み。 
IMG_0125.JPG高山寺のお土産
お土産というか特別拝観でいただいたものですが、
個人的には欲しければ自分で買うのであまりこういうものをお土産につけていただく
こともないかなー、なんて思い
ながら、翌日(帰宅日)に備えて荷造りをある程度
進めたところで
京都滞在最後の夜の部へまいります!


(つづく)



タグ:京都
nice!(4)  コメント(2) 
共通テーマ:旅行

京都旅行記2021秋~高山寺編②~ [日本の旅(京都)]

ご住職に特別拝観は石水院で、と言われて慌ててご住職を追うように
急いで石水院に向かうと、特別拝観に参加する方々(10名弱くらい)が
既に赤毛氈の上に座っていらっしゃいました。
IMG_9997.JPG私も急いで座ります。
ご住職から、高山寺というと鳥獣戯画が有名という認識の方が多いと思いますが、
高山寺は明恵上人のお寺で、釈迦教で宗派はありません。
現在はあまり有名でないかもしれませんが、当時は親鸞上人などより高名だった方です、
今日それを覚えていってくださいね、という話から始まりました。
昨年、上野の国立博物館で開催された鳥獣戯画展の後半の展示エリアで
明恵上人の木像が展示されていましたが、鳥獣戯画(うさぎが描かれている甲巻)が
目的だった方が多かったのではないかな。
私自身も昨年春に高山寺をお参りしていなければ明恵上人のことを知らないまま、
うさぎだ!と喜んで終わりだったかもしれませんが、幸いというか明恵上人のことを
知っていて鑑賞したので、より深く見ることができたような気がします。

高山寺、私も前回来た時から紅葉の時期はきれいだろうな、と妄想していましたが、
秋は紅葉が綺麗ですがシーズンに数千人来ますからとても混んでいますが、
新緑の季節はとてもきれいで、空いていますからおすすめですよ、と仰っていました。
それを聞き、新緑の時期に訪れる、宿題にします。(これはかなり本気度高め) 

とご住職のお話を暫し聞いた後、石水院から特別拝観で観られる遺香庵へ移動します。
IMG_0016.JPGいこうあん
IMG_0019.JPG京都市指定名勝です
ここは、お寺のスタッフの方(お坊さんではないみたい)が説明してくれました。
明恵上人が入宋した栄西禅師から茶種を贈られ、お寺のある栂尾の地で
茶の栽培を始め、苗木を宇治へ移植してその後、お茶が全国に広まり、
中世以降、栂尾の茶が本茶、それ以外が非茶と呼ばれ、毎年、天皇への
献茶が行われていたそうです。
その茶祖としての明恵上人の恩に報いるため、明恵上人700年遠忌にあたる
昭和6年(1931年)、大久保利武(明治時代の内務官僚)が企画し、
高橋箒庵(日本の実業家で茶人)が総代となって寄進されたのがこの遺香庵。
以前塔頭が12あったのが消失し、その後、この高台に建てられたということです。
IMG_0017.JPG苔が美しい 
IMG_0018.JPG入口の腰掛待合の梵鐘「茶恩鐘」
鐘楼を兼ねた待合で、梵鐘には遺香庵寄進者103名の名前が刻まれています。
IMG_0020.JPGホント、苔が美しい 
IMG_0021.JPG広い茶室(外から見学)
総代の高橋箒庵が設計した茶室で、明恵上人の遠忌の後、
参加者がここに集まるので広くつくってあって、 
IMG_0024.JPG確かに広い 
IMG_0026.JPG何の山かな 
IMG_0028.JPG広間もあります。
当初は茶室と水屋のみだったのが、ご住職と檀信徒の希望から広間が増築されたそうです。
(これで遠忌後に、大勢の人が入れるようになったということかな)

遺香庵は、苔の名所でもあって、絶滅危惧種の糸ゴケが多いという説明で、
参加者でどれかな、と探したのですが、
IMG_0030.JPGこの枝から垂れているのが糸ゴケ 
IMG_0031.JPGこれは違いますが美しい苔ですね 
IMG_0032.JPGこれも糸ゴケ 
IMG_0033.JPGIMG_0034.JPG 
他にも苔がいっぱいあって、参加者みんなできれいですねぇ、と言いながら
遺香庵を出て違うエリアも見学します。
IMG_0035.JPG IMG_0036.JPG
IMG_0038.JPG IMG_0039.JPG
遺香庵から上っていきます。
IMG_0040.JPG収蔵庫
文書の専門家が調査を続けて50年(調査完了していないらしい)、
最近、南方熊楠の書が出てきたそうです。

また、特別拝観前に観た台風による倒木ですが、2018年の台風で300本の木が倒れて、
クラウドファンディングで資金を集めてヘリコプターで倒木を運んだそうです。
醍醐寺や高山寺の被害は億単位だという説明でしたが、
自然災害も防ぎようがないとはいえ、被害の大きさには驚きました。 
IMG_0042.JPG茶園の中にも入れました 
IMG_0044.JPGお茶の実? 
IMG_0045.JPGIMG_0046.JPGとんぼ  
IMG_0050.JPG新芽をご住職が摘んでくれました
匂いを嗅いでみましたが、葉っぱの匂い。(^-^;
もうちょっと葉が大きくならないと香らないのかな。
それとも摘んでから蒸して揉んで乾燥させる工程で香りが出るのかな。(わからない) 
IMG_0052.JPGこの石垣
鎌倉時代に積まれたもので、以前はこの上に本殿が立っていたそうです。
これで一通り特別拝観の見学が終了し、全員で書院?客殿?に戻ります。
IMG_0057.JPG子犬に会えました(^-^) 
(本物なのか複製なのかはわかりませぬ)
IMG_0058.JPG慎終干始
物事を始めから終わりまで気を引き締めてやりとおすこと、
また、物事をするにははじめと終わりが肝心ということ。
だそうです。(調べました) 
IMG_0060.JPGお茶 
IMG_0059.JPG栂の月
あんこを寒天で固めて丸く形作った(お月様)お菓子、
表面がちょっとガリっとした感じですが小豆の甘さが美味しいお菓子でした。
いtだいたお茶は「栂尾」という名前ですが、ここでとれたものではないと
御住職が仰ってました。(多分、宇治なんでしょうね)
高山寺のクリアファイル、チケットケースと鳥獣戯画のはがきに御朱印を
お土産にいただきましたが、特別拝観は4500円。(入山料含めて5000円)
ちょっと高いかな、と思って迷いながら予約したのですが、
前回の訪問後、鳥獣戯画を鑑賞してからの拝観というのもあって、
自分自身、この手の特別拝観の中では理解度が高いものとなりました。
(普段の拝観がいかに理解できていないかを実感)
御住職とスタッフの方にお礼してお寺を後にします。
IMG_0061.JPG苔も本当に美しいお寺でした 
IMG_0063.JPG5分遅れでやってきたバスに乗り(帰りはJRバス)
地元の方がそこそこ乗ってくる中、龍安寺で下車し、乗り換えて千本北大路で再度下車、
IMG_0066.JPGコックさんに挨拶しながらバスを乗り換えたら、
京都旅のルーティーン、いつも訪れているあの場所へ向かいます。


(つづく)




タグ:京都 栂尾
nice!(6)  コメント(2) 
共通テーマ:旅行

京都旅行記2021秋~高山寺編①~ [日本の旅(京都)]

昨年の初春(というかまだ冬みたいに寒かった)に訪れた高山寺。
今回は初秋、特別拝観で訪れましたが、開始時刻まで敷地内を見学します。
IMG_9989.JPGまずは隣の石水院
前回、写真撮影禁止の張り紙で写真を撮らなかったのですが、
うかがったら撮影してもよいということでしたので今回は写真を撮りました。
IMG_9990.JPG今回は撮影できました
明恵上人時代の唯一の遺構である石水院は、上人が後鳥羽上皇より学問所として
賜った建物とされ、創建当時は金堂の東に位置していたのが、明治時代に
現在の位置に移されたそうです。
金堂は現在の石水院からちょっと離れたもう少し高台にありますが、
今回、歩く根性がなく遠くから見るに留まりました。(これは宿題にします)
建物自体は鎌倉時代の住宅建築で国宝に指定されています。
IMG_9991.JPG紅葉の様子を目を閉じて想像(笑) 
IMG_9992.JPGパンフレットに 
IMG_9993.JPG鳥獣戯画の拝観券
昨年、上野で鳥獣戯画の甲乙丙丁、全て観ることができました。 
IMG_9994.JPGこの子犬にも会えました(^-^)
(写真はのちほど)
IMG_9995.JPG晴天でよかった 
IMG_9998.JPG「日出先照高山之寺」
この額は後鳥羽上皇の勅額だそうです。 
IMG_0001.JPG裏手から見える風景
IMG_0002.JPG石水院への渡り廊下
とパンフレットを見ながら石水院を見ていたのですが、
まだ時間があるからと一旦石水院から外に出ることにしました。
ちょうど靴を履いて出るとき、日経カルチャーの取材の方が来ていました。
(と記事を書きながら調べたら、日経カルチャーは21年12月で営業終了) 
IMG_0003.JPGIMG_0004.JPG
仏足石参道と書いてあるのですが、仏足石、金堂(高台)の手前あたりにあって、
今回は見ておりません。(それはぎっくり腰だったからです(;_:))
次回の宿題にしたいです、いや、します。 
IMG_0005.JPG上り坂
ここを上っていくと金堂や明恵上人御廟などがありますが、
ほどほどのところまで歩いて戻りました。 
IMG_0006.JPGここはのちほど特別拝観で見学します IMG_0008.JPG台風による被害の跡
今回、鞍馬寺や保津川下りで観た台風の爪痕と併せて、
台風の威力(被害)が大きかったことをここでも感じました。 
IMG_0010.JPG石水院に戻る下り  
IMG_0012.JPGシダ類?
石垣の合間から出てくる生命力を感じます。
IMG_0013.JPG茶園 こちらも後で見学します
IMG_0014.JPG柑橘類?
落ちた実が石の上にのっているだけなのですがなんだか落ち着きます。

と、敷地内を見学していたら集合時刻が近づいてきたので客殿の受付に戻り、
待っていたものの何だか始まる雰囲気ではないので、
「特別拝観ってここで待っていればいいんですよね?」と
受付してくれたお姉さんに聞くと「はい」という返事だったので、
そのまま待っていたものの時間になっても周りに誰もいなくて人がいなくて、
特別拝観ってまさか私一人じゃないよね?と思いながら、
「本当にここで待っていればいいんですか?」と再び聞いたらば、
奥からご住職が登場し、「石水院に行ってください、そちらで説明しますから」って
言われちゃった。( 一一) ナンダヨモー

アルバイトだし毎日来ている訳ではないから仕方ないのかもしれませんが、
この時期、毎日行われている特別拝観、それなりの人数が来るのだから、
お姉さん、しっかり案内してね、と思ってしまいました。(V)o¥o(V)

とずっと怒っていても仕方ないし、で、急いで石水院に向かいます!


(つづく)


タグ:栂尾 京都
nice!(5)  コメント(0) 
共通テーマ:旅行

京都旅行記2021秋~高山寺に向かう編~ [日本の旅(京都)]

京都滞在も6日目となりました。
記事を書いていると長かったようなあっという間のような、ですが、
読んでくださる皆さんには「長ぇーよ」かもしれませんね。年跨いでるし。(笑)
6日目と7日目で今回の旅は帰宅の途につきますので、
もうちょっと(あと1週間くらい)よろしければお付き合いくださいませ。(^-^)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
この日は前日の呑みが呑みすぎレベル手前だったせいか夜中に起きることなく、
気づけば朝5時に目が覚めました。
スマホを見ると、千葉県民の呑み友から「地震、大丈夫たった?」というメッセージ。
日付が変わった頃の時間帯に送ってきたみたいですが、全然気づかず寝ておりました。
地震?なに?どこで?と思ってニュースを見ると私の自宅エリアで震度5弱。
今、夏休みで関西に来ているから地震のこと知らずにいたけれど大丈夫?と返信すると、
その後、暗い中、線路を人が歩いている写真がすぐ送られてきました。
呑み友、仕事終わりに都内で呑んで午前様な感じで電車に乗っていて地震、
途中で止まった電車から降りて線路を歩き、スタンドバイミー(本人談)気分で
帰宅したらしく大変だったようですが、その後、婆1号に朝8時ごろに電話したら、
揺れが止んですぐ寝たらしくその大物ぶりにホッとしました。
(地震で家が崩壊して下敷きになっても大往生だからそれで良いという考えの人です)

と、朝起きてすぐ何だか色々ありましたが、ホテルからいただいたパンで朝ごはんの後、IMG_9973.JPG斜め前の織物やさんを見ながら
四条烏丸のバス乗り場から始発のバスに乗って高山寺に向かいます。
バスにはお勤めに向かう方の他におじいちゃん3人組。
帽子にリュック、ステッキを持っていて高山寺方面(栂ノ尾山)へトレッキングなのか、
耳が遠いらしく声が大きくて周りの乗客お構いなしな感じが、
元気で何よりとはいえちょっとうるさかったです。( 一一)
IMG_9974.JPG途中で通りかかったお店
IMG_9975.JPGおはぎに中華そば
こういうお店が近所にあったら中華そばにおはぎ(休みの日にはビールも)、
とか楽しめるのになあ、羨ましい気持ちで車窓の風景をずっと見ていると、
IMG_9976.JPG
このお店、YouTubeでたまにみている「コタツは~~ん!!!」で紹介されていたお店
楊という文字がさかさまに看板に書いてあるお店だ!と気づいてちょっと興奮。
京都のお店紹介のYouTubeも色々見たりしているので、動画で観たお店を実際見かけると
なんだか嬉しくなりますね。(といっても実際自分が行くことは殆どないんですが(笑))

車内では、おじいちゃんたちの大声トークが途切れることなく続き、
(凄いのは3人が誰一人聞き役に回らず好き勝手に喋っている(笑))
途中でリュック姿の爺婆4人が乗ってくると、更に車内が賑やかに。
家に引きこもらず外出してトレッキングする元気があるのが羨ましい限りです。

と、このグループではなく単独で乗っていたおばあちゃんが、ボタンを押したのに
止まってくれなかったと運転手さんにクレームする場面もあったりしながら
(「次、とまります」の表示が点灯しなかったのでお婆ちゃんの勘違いみたいだった)
バスはくねくねした山道に入り、トラックやバスとすれ違うのがとても大変そうでしたが、
運転手さん、こういうカーブだらけの山道で安全運転ですごいなあ、と思っていると、
元気なおじいちゃんおばあちゃんたちが高雄でやっと下車。
車内は急に静かになりました。(^-^; 
高雄の次が終点の栂ノ尾、予定よりちょっと遅れて到着です。
IMG_9978.JPG山に囲まれています
この日、高山寺の特別拝観に申し込んでいたので朝10時までに行かなければ、
と思って少し早めに移動したのですが、バスが遅れたお陰というか、で、
洗手間に行ってから高山寺の受付に行ってちょうどいい感じのタイミングでした。
IMG_9980.JPGIMG_9981.JPGお寺に向かいます
今回、お寺に着く手前に小屋があって中にいた人に500円支払ったのですが、
なにかと思って後で調べたら秋期入山料だったようです。
紅葉がきれいな時期は京都のお寺ってこういう入山料ってかかるのかな、
と調べてみたのですが全てというわけではないのかな、まだ紅葉ではないけれど、
高山寺はこういう入山料もかかるみたいです。
IMG_9987.JPG見えてきました
IMG_9984.JPG汗だくで到着
石水院の隣の客殿に上がって受付すると、10時にこちらに集合してください、
とバイトと思しき大学生のお姉さんに言われたので、それまで(20分弱)の間、
敷地内を巡ります。

(つづく)


タグ:京都 栂尾
nice!(4)  コメント(0) 
共通テーマ:旅行

京都旅行記2021秋~SABAR&亮昌で夜の部編~ [日本の旅(関西&東海)]

ぎっくり腰でよろよろしながら念願の姫路城に上って満足して京都に戻ってきましたが、
昼酒ができなかったので夜の部は美味しいところでぐびっとやりたいな、と思ったのものの、
この日、どこで呑むか特に決めておらず、前日SUINA室町でいまいちだったのを思い出すと
違う方向に行った方がいいかもしれない、とホテル近くの仏光寺通から一本先(南)の
高辻通に出てぶらぶらお店を探します。
IMG_9885.JPG遠くに見える町家
IMG_9886.JPG鯖ですと
鯖といえば銚子。(勝手にそう思ってます(笑))
いや、スーパーでよく見かけるのはノルウェー産。
いやいや、鯖のお店なら絶対日本酒も美味しく呑めるはず!
IMG_9887.JPGレツゴー
IMG_9888.JPG入口に賽銭箱 鯖神社?<゜)))彡

(食べログ)https://tabelog.com/kyoto/A2601/A260202/26024917/
(お店ホームページ)https://sabar-karasuma.owst.jp/

お店に着いたのが18時ちょっと前で早かったのか、
IMG_9889.JPG入口横スペースを貸切状態です(^-^)
IMG_9891.JPGとろさばと出会いたいです
IMG_9890.JPGさば専門の日本酒!
(って書いていてこの日飲みませんでした。なぜだろう)
IMG_9892.JPG京都で福島のお酒が飲めます
(って書いていてこの日は呑んでいません。なぜか。)
とりあえずビールをお願いしますと注文してからメニューをチェック。IMG_9893.JPGIMG_9894.JPG
ユッケや盛合せ(4種 カルテット)、
カルテットと聞くと「玉川」というキーワードが浮かぶ昭和世代です。(笑)
IMG_9895.JPG鯖寿司
最近は銚子駅前のNEW DAYSで買う鯖寿司が楽しみな私ですが、
これを食べるとお腹いっぱいになりそうだったので今回はパス。
IMG_9896.JPGIMG_9897.JPG焼き鯖!
かなり大きな鯖、半身でも注文できるというのが親切ですね。
つくねも日本酒が合いそうで注文しようか迷います。
IMG_9898.JPGIMG_9899.JPG
さばメンチなどの揚げ物や、串焼きも美味しそうで迷いますねぇ。
IMG_9900.JPGIMG_9901.JPGへしこ~
へしこ、これで呑みすぎそうです。(笑)
いぶりがっこと燻製さば、クリームチーズが合わさったら白ワインがよさそう。 IMG_9902.JPGナンやさばカツサンド 
IMG_9904.JPG〆のご飯メニューも色々 
IMG_9909.JPGパフェも!(さすがに鯖は入っていないと思いますが)IMG_9910.JPGランチも1000円前後でお手頃 
と、メニューを見ているだけで楽しい気持ちになっていたところに、
IMG_9906.JPG生ビール♪ 
IMG_9907.JPGお通し(ボケ写真なのでちっちゃくご紹介)
鯖寿司(一口サイズ)と鯖の竜田揚げのようなもの。
これで400円くらいだったような記憶ですが、こういうお通しだったら嬉しい。IMG_9913.JPG箸袋にも鯖 
IMG_9920.JPGテーブルにいたおじさん 
InstagramのQRコードを掲げているおじさんと、
IMG_9921.JPG除菌スプレーを抱えるおじさんがいました 
IMG_9922.JPGカルテット
お店のお姉さんにおススメを聞いたらカルテットは食べていただきたいです、
というアドバイスをいただき注文しました。
IMG_9923.JPG
IMG_9925.JPGIMG_9926.JPG京都の神蔵にスイッチ
IMG_9927.JPGとろさば刺身
これがもう驚くくらいのとろけぶり。
銚子でも鯖のお刺身を食べたことがありますがそれ以上の脂。びっくり。
IMG_9928.JPGしっかり〆てある鯖も美味
IMG_9929.JPGづけ鯖 
初めて食べましたがこれはご飯がほしくなる味。
もう一種類が燻製鯖。これはおそらくハイボールが合いそうです。
IMG_9931.JPGブルスケッタ
軽く食べられそうなので注文しましたが、カリっと焼かれたバゲットに
トマトとレモン、燻製鯖がのっていますがこれがめちゃうま。
日本酒も合いますが、白ワインが欲しくなる一品でした。
IMG_9937.JPG箸袋
折り線が書いてあってちゃんと鯖が見えるように作れます。
IMG_9939.JPG深山霞(泊鶴) 上撰ですが美味
IMG_9940.JPG鯖スープ 210円
通りを歩いていてもう1軒行きたいな、と思ったお店があったので、
ここではスープで〆ました。
焼いた鯖が入っていてたっぷりのネギと麩と併せていただくと優しくてほっとする味。
焼き鳥屋さんでいただく鳥スープと同じ感じですが、こちらの方が具沢山で満足。
IMG_9942.JPG美味しかった!
IMG_9945.JPG洗手間もサバでした。(笑)
IMG_9947.JPG釜の中におみくじ?(確認していません)
IMG_9948.JPG鯖街道
前日に訪れた長浜も鯖街道、福井から京都まで鯖が運ばれていく中で、
鯖を食べる食文化が出来ていったということなんでしょうね。
って、鯖街道の説明近くに置いてあった鯖グッズ・食品系の中に、
鯖街道ではない銚子で加工されている鯖缶がありました。
まさか京都で銚子の文字を見るとは思わずびっくり、でも嬉しい。(^-^)
お会計の時にスタッフの方とお話させてもらったのですが(空いていたので)
鯖が大好きなかたには鯖メニューが豊富でおススメなんですが、
そんなに鯖が好きでもないという方には鯖しかないのでどうなんでしょうね、
とのこと。
私は鯖が大好きなのでまた機会があれば寄らせてもらいますと伝えてお店を出て、
IMG_9952.JPGごちそうさまでした
IMG_9953.JPGIMG_9954.JPG次はこちら
(亮昌(すけまさ)さん)https://tabelog.com/kyoto/A2601/A260201/26017170/
京都で有名な餃子のお店らしいです。
IMG_9956.JPG本日のおばんざいもあります
IMG_9959.JPGおばんざい(うずら卵(^^;)でかんぱい♪
うずら卵、大好きなので思わず注文してしまいましたが、ニラ醤油に浸けてあって
ビールによく合います。
IMG_9960.JPG特製ラー油と黒煎り七味
IMG_9968.JPG餃子♪
地産地消の餃子、キャベツ(伏見・中嶋農園)、豚肉(京の都 もち豚)、
九条ネギ、京の料亭御用達「山利」の味噌を使った餃子と説明に書いてありました。
表面カリっと、中ほんわり、説明に書いてあるとおり和の餃子という味わい。
おススメに書いてあるとおり、最初はそのままで、次は餃子タレと一緒に、次は、
IMG_9957.JPG揚げ昆布効かせた自家製ラー油と一緒に。
このラー油、購入できるようですが、昆布の味が効いていて餃子にぴったり。
鯖を食べて餃子で〆、大満足の夜の部となりました。(前日の残念を完全リカバー)
ホテルからぶらぶら歩きで美味しいお店に巡り合えたことに、毎度見立てベタで
失敗している私にも少し美味しい者に対するセンサーが効くようになったかな、
と、時節柄観光客が少なく平日で早い時間だったことで予約なしor並ばずに入れて
ラッキーだったと思いながらホテルに戻って少ししたら爆睡しておりました。

(-。-)y-゜゜゜(-。-)y-゜゜゜(-。-)y-゜゜゜ 美味しかったー



(つづく)


タグ:京都 神蔵
nice!(7)  コメント(2) 
共通テーマ:旅行

京都旅行記2021秋~御座候でジャンボ餃子編~ [日本の旅(関西&東海)]

旅も後半に入ってきたらやはり疲れが出るもので(そんな年頃)
姫路城に続いて訪れた好古園はかなり雑でざっくりな見学で終了してしましたが
次はお楽しみのランチタイム。(^O^)/
事前に調べていた好古園内の活水軒というレストランに行くと、
IMG_9863.JPG営業中 
入口にメニューがあったので念のため確認すると、
IMG_9861.JPG上から紙が貼ってある
IMG_9862.JPG(;゚Д゚)
緊急事態宣言が解除されているとはいえ提供自粛は継続。。
穴子を食べながら日本酒、という気持できていたので、
この紙を見たらすっかりテンションが下降していきました。
汗だくだったのでビールを呑んで、それから日本酒かなー、と
シミュレーションしていたのがなおさらというか。(;_:)
じゃあ、駅に向かう途中で何かよさそうなところがあれば入ろうかな、と
テンションが下がったまま駅に戻ることにしたのですが、
さすがに帰りは歩く気力体力なく、バスでラクチンリターン。
(ただ、時刻表からかなり遅れていたため本当にバスが来るのか暫し不安に)

と、駅まできちゃったので駅ビルかなにかで探そうと、FESTAという地下街に
行ってお店探し。
IMG_9865.JPG立ち食いそばとかIMG_9866.JPGたこ焼き
たこ焼きのお店、ご年配の方もたくさん食べているのを見て、
地元密着のお店なら間違いないかな、と思いつつ、こういう地下街のお店って
基本的には地元密着だろうし、他も見てみようと更に歩くと、
IMG_9867.JPG色々なお店がずっと並んでいるところで
餃子と担担麺、と書いてあるのを見て吸い込まれていた私、
カウンターに案内されて着席。
(御座候というお店)https://www.gozasoro.co.jp/
IMG_9868.JPG餃子用のタレとラー油が最初に運ばれて
IMG_9870.JPG麺類
IMG_9871.JPG点心系
御座候という名前のお店で、関西の方には回転焼き(今川焼みたいな)で
有名なチェーン店のようですが、調べたら千葉(船橋東武とか)にも
入っているお店でした。
担担麺や餃子を提供しているお店は3店舗しかないみたいで、
その内の1つが駅地下街にあるとなればこれは完全に地元の方に人気のお店、のはず。
(待っている間も餃子や回転焼きをお持ち帰りの方が続いていました)
IMG_9875.JPG担担麺350円
四川の担担麺とは全く異なるというか、胡麻味噌か醤油が選べますが、
味噌にしたらどこか懐かしい味の味噌ラーメンにラー油と胡麻がいっぱい、
といった感じで素朴で美味しい一杯でした。
IMG_9873.JPG餃子280円
IMG_9874.JPGかなり大ぶり
カリっとした焼き目、野菜も多めなのですが、噛んで味わって??と
おもったら、お肉がなんとマトンでした。
マトンは大好きなので私は全く問題なくというか美味しくいただけましたが、
マトンが得意ではない人には厳しいかもしれませんね。
というか、なんでマトンなんだろう?と初めてのマトンの餃子に驚いたのですが、
これだけ地元の人に愛されているお店はいいですね、美味しく完食。
結局ノンアルコールでしたが活水軒よりこちらの方がよかったかも。(^-^)
(ま、ビールがあれば尚良し、でしたが夜の部に呑めればOKですね)

と、なんだか期せずして満足できてラッキーと思いながら、
IMG_9877.JPGIMG_9878.JPG烏丸駅まで戻ってきたら

IMG_9879.JPG錦市場へGO
IMG_9882.JPG平日の夕方はこんな感じでした
お目当ては津乃弥さん。ちりめんを購入します。
IMG_9883.JPG2種類購入
インバウンドで海外からの観光客が溢れていたころと違って人が少ないので、
お店の方もニコニコと丁寧に対応してくださいました。恐縮です。(^^;
この後、コーヒーを買ってホテルに戻りシャワーでさっぱり、ひと眠りして。
夜の部に繰り出します!


(つづく)


タグ:京都 姫路 兵庫
nice!(6)  コメント(0) 
共通テーマ:旅行

京都旅行記2021秋~好古園編~ [日本の旅(関西&東海)]

今日はやたらと写真たくさんですが、ひたすら庭を歩く記事です。
(なんのヒネリも珍事もありません(笑))

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

やっと姫路城の天守閣にのぼることができて宿題のひとつを片づけることができたような、
そんな気分で次に向かったのは、
IMG_9823.JPG好古園
正式には、姫路城西御屋敷跡庭園好古園。
姫路城に隣接したお屋敷跡に出来た庭園ということでしょうかね。
江戸時代に存在していた藩校「好古堂」に因んで好古園と名付けられたそうです。

(ホームページ)https://www.himeji-machishin.jp/ryokka/kokoen/

ホームページのトップに書いてありますが、「世界遺産姫路城を臨む日本庭園」です。
IMG_9824.JPGおじゃまします
姫路城だけだと1000円、好古堂だけだと310円、それがセットにすると1050円。
こういうのを見るとお得だな、と思って行く気力があるか分からないのに
券売機でセット券のボタンを押してしまう私です。(笑)
姫路城も平日で朝早かったせいか人もまばらな感じでしたが、
好古園も同様に殆ど人がいませんでした。 
IMG_9826.JPG最初はひたすら前進
御屋敷の庭というエリアに向かいます。 
IMG_9827.JPGこの小さい桜の木
手柄桜という名前のバラ科の木ですが、説明を読むと、
平成8(1996)年3月、室井綽(ひろし)氏(元 富士竹類植物園長)が、
手柄山中央公園内の手柄山温室植物園登り口斜面に1本だけ発見した桜だそうで、
てっきりお殿様が手柄として家来に渡した桜なのかと思ったら、
結構最近見つかった桜という説明にちょっと拍子抜けしました。
この手柄桜、開花は4月下旬、旗弁ではなく花弁数が7枚から14枚と多く、
花弁先端の切込みが少ない雌ずいが雄ずいより長いことが特徴、
と書いてあったのですがいまいち想像できなかったので画像検索しました。
(淡い色がきれい)https://iimono.town/topic/learn/76600/
雌ずいが雄ずいより長いって書いてあったのですが、
要は、めしべがおしべより長いってことなんですね。写真を見て納得。
IMG_9829.JPG御屋敷の庭 入口 
IMG_9830.JPG入ってからも再び歩きます 
IMG_9831.JPG園内のレストラン 活水軒さん 
IMG_9832.JPG渡り廊下を歩いて 
IMG_9833.JPG流れる水の音を聞いて IMG_9834.JPG池に到着
姫路藩主の下屋敷があったこのお庭、姫山原始林を借景とした池泉回遊式庭園で
園内では一番大きなお庭、とパンフレットに書いてありました。 
IMG_9835.JPG紅葉の時期 きれいなんだろうな IMG_9836.JPG結婚したばかり?
橋の上で記念撮影をしているのを遠巻きに見て
幸せのお裾分けをしてもらった気分になりました。(^-^) 
IMG_9837.JPGIMG_9839.JPG
この池、結構大きかったのですが、瀬戸内海をイメージしているそうです。
海に錦鯉って、、、心の中でツッコミを入れたのは内緒です。(笑)
IMG_9840.JPGIMG_9841.JPG苗の庭を通り 
(苗の庭=江戸時代に栽培された園芸植物を育成する庭園)
IMG_9842.JPGこういう塀沿いに歩いたのですが、
こういう塀って下屋敷の名残なんでしょうかね。 
IMG_9843.JPG双樹庵(茶室)
訪問したころは土日祝日のみ営業していましたが、
昨年11月からは毎日営業しているのでここでお抹茶がいただけます。
IMG_9844.JPGここから入ったお庭は 
IMG_9845.JPG流れの平庭
水の流れがゆったりした岸辺に四阿(あずまや)流翠亭が建つ庭、
という説明でしたが、ここから出入口まで、夏木の庭、松の庭、花の庭、
築山池泉の庭、竹の庭と、色々な庭が続いている(要は広い)上に
日差しが強くて汗だくだく状態で歩いていたので(しかも腰痛い)、
ぼーっとした頭でひたすら出口に向かってあるいていたような記憶です。
IMG_9846.JPGIMG_9848.JPG IMG_9849.JPGIMG_9850.JPG 
IMG_9851.JPG房藤空木(ふさふじうつぎ) 
IMG_9852.JPGIMG_9853.JPG IMG_9854.JPGIMG_9855.JPG 
IMG_9857.JPGあ、門だ!(^O^)/ 
IMG_9858.JPG築山治水の庭 
IMG_9859.JPGここから出口にいくはずが 
IMG_9860.JPG隣の竹の庭で若干迷子(´Д`)
いろいろな庭が続いているのですが、出口にどう向かっていけばよく分からず
竹藪の中でぐるぐる2周してやっと出口が見つかって外に出られました。
こういうお庭、気持ちに余裕のあるとき(そして汗をかかない気候の頃)に
散策すべきだな、と反省した次第ですが、京都からちょッと足を延ばして、
姫路城やこういうお庭を観ることができてよい思い出となりました。
(ブログ記事に書くので読めば思い出せるはず(笑))

というわけで、この後はランチを食べてから京都に戻ります。


(つづく)





タグ:兵庫 姫路
nice!(5)  コメント(2) 
共通テーマ:旅行

京都旅行記2021秋~姫路城編②~ [日本の旅(関西&東海)]

お城が大きすぎる上に敷地も広すぎて昨日の記事では天守閣の入口にたどり着くのが
やっとでしたが、今回はちゃんとてっぺんまで上ります。(^-^)
IMG_9772.JPG入ったところに 
IMG_9775.JPGジオラマ 
IMG_9776.JPG広いと改めて実感 
IMG_9777.JPG多分2階から見た景色 
IMG_9778.JPG説明書きがあったのですが 
ネットで調べたら施工担当した鹿島建設さんのサイトで分かりやすく
説明してありました。
(より白く生まれ変わった平成大修理)https://www.kajima.co.jp/tech/himeji_castle/finish/index-j.html
IMG_9779.JPG彦根城より広くて歩くの大変 
IMG_9780.JPGソーシャルディスタンス
空いていたので私の前後にも人がぽつぽつ、という感じで
意識せずともディスタンスは十分取れておりました。(^^; 
IMG_9782.JPG007がこの頃に撮影されたんですね 
忍者が修行する日本の秘密情報基地(姫路城)として登場しましたが、
実際は、手裏剣で壁を傷つけたり、長刀の傷もあったとそうで、
折角ロケ地として採用してもらったのに散々だったのだなあ、と思いました。
当時、007が興行的にもヒットして、ブロッコリさんたち(プロデューサー)が
天狗になっていたんでしょうかね。
いずれにしても大事な文化財を傷つけるというのは絶対アカンです。(V)o¥o(V)
IMG_9783.JPGIMG_9784.JPG多分3階 
IMG_9787.JPG何が撮りたかったのか思い出せない写真
柱を撮りたかったのか、釘隠しを撮りたかったのか、、、謎です。
IMG_9789.JPG重労働
ピラミッドとか古墳とかお城を見ると建機がない時代にこうやって働いていた
無数の方々の働きぶりを尊敬します。
(一方、指示ばかりで自分は手を出さない権力者にはイラっとしますけど) 
IMG_9790.JPG天守の役割って権力の象徴かと思ってました(笑) 
説明によれば、
天守内部に多くの武具掛があり、鉄砲や槍などが収納されていたこと、
(その他の武具も武具庫に収納されていた)
天守に池田輝政(ここまで天守を大きくした城主)の遺産の金銀があった、
ということから、天守とは金銀や武器など大事なものを収納する倉庫でもあり、
いざ籠城ともなれば戦争に必要な物資で満たされていたのだろう、とのこと。
これを読んで思い出したのが古今亭今輔(寿輔師匠のお弟子さん)さんの「飽食の城」。
羽柴秀吉に兵糧攻めにされたあるお城、実はお菓子で出来ていた、という新作落語を
思い出して一人笑っておりました。(小枝とかペロティとか知っている人は笑える)
IMG_9791.JPGIMG_9794.JPG4階あたり
IMG_9795.JPG5階(写真なし) 
IMG_9796.JPG中山式コルセットのお陰で上れました 
IMG_9797.JPG遂に6階 
IMG_9800.JPGIMG_9799.JPG
6階は壁面すべてに窓が開けられる予定だったのが築城途中で設計変更、
四隅の窓を塞いだ、という説明がありました。
一番偉い人がいる階で全面窓で攻められないようにってことなんでしょうかね。 IMG_9801.JPGIMG_9798.JPG
長壁(刑部)神社。
姫山の地主神で、元々は姫山に建立され、江戸時代、池田輝政が病に倒れてから敷地内に
八天堂として再建立され、近代になって天守内で祀られるようになったそうですが、
wikiを観ると、松平朝矩が姫路藩から前橋藩に国替えしたときに前橋に奉還された長壁神社が
合祀されているそうで、前橋側はそちらが本体(分社ではなく)と思っているとか。
姫路vs前橋で争っているわけでもないようですが、元祖と本家みたいな感じですね。(^^;IMG_9802.JPGIMG_9803.JPG鯱? 
IMG_9805.JPG無事てっぺんまで上がれて感無量 
IMG_9806.JPGIMG_9807.JPG筋交とか 
IMG_9808.JPG釘隠し
こういうのも建築好きなかたには楽しいんでしょうね。
と、無事上ったあとは、よろよろ階段を下りながら1階まで戻り、 
IMG_9812.JPG外に出ました
007の姫路城、忍者が手裏剣以外、にも印象的だったのが、
ヘリコプターで天守閣が見えるところに到着する場面。
(個人的にはリトル・ネリー(ミニヘリコプター)の方が好き)
このあたりなのかな、もうちょっと下の方かな、と映画を思い出しながら散策し、 IMG_9813.JPGお菊の井戸? 
お菊さんというと、江戸の番長皿屋敷だと思っていたのですが、
播州皿屋敷という言い伝えもあるんですね。(◎_◎;)
IMG_9816.JPGIMG_9814.JPG 
いちま~い、にま~い、、、こういう話は寒い時でないと怖くないですね。(笑)
天守閣に上った達成感と疲れが混在する中、門を通って外に出ようとすると、
スタッフのおばちゃんが、西の丸は行かれないんですか?と声かけてくれたのですが、
西の丸って天守閣から遠いし広いし足痛いからもう無理と思って答えに窮していると、
お時間、ないんでしょうか?と残念そうな表情で聞いてくれたので、
はい、すみません、と嘘をつき、おばちゃんのところから逃げるように歩きました。
おばちゃん、ウソをついてごめんなさい。(;_:)
IMG_9818.JPGIMG_9819.JPG
芝生も桜も弱っていたり疲れていたり、訪れる人たちのモラルというか、
こういう看板がなくても一人一人が大切にする気持ちを持たないといけませんねぇ。 IMG_9820.JPG再びお濠を見たら
お城から近い場所に向かいます。


(つづく)




タグ:兵庫 姫路
nice!(7)  コメント(4) 
共通テーマ:旅行

京都旅行記2021秋~姫路城編①~ [日本の旅(関西&東海)]

姫路城のお濠近くまでやってきました。(意外と駅から遠かった)

IMG_9727.JPG IMG_9728.JPG 
お濠を見て、姫路城の敷地が思っていた以上に広い(´Д`)ことに気づきました。
彦根城よりは大きいけれどどんなもんかなあ、と甘い気持ちでやってきたことを
この時点で反省しております。(^-^; 世界遺産をなめておりました。

(今更wiki)https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A7%AB%E8%B7%AF%E5%9F%8E

昭和の大修理の頃に007が撮影されて、その45年後、平成の修理が5年にわたって行われて
白鷺の大天守閣がよみがえった世界遺産、姫路城(白鷺城)。
IMG_9730.JPGやっぱり世界遺産は凄いな。  
IMG_9731.JPG緊急事態宣言期間中は公開中止だったのかな
宣言解除から間もない頃だったので、こうやって来ることができて
ラッキーなんだろうな、という気持で、
IMG_9732.JPG橋を渡ります 
IMG_9733.JPGドローン禁止  
wikiにも書いてありましたが、ドローンで大天守閣が破損した事件があったり、
このお城に限らず寺社仏閣でも禁止のところが多いですね。
空から雄大な風景が撮れるのは良い一方で、操作を間違えば大切な文化財を
壊すことにもなりかねないので、禁止にするのも当然でしょうね。
IMG_9734.JPG橋を渡ってもお城に着かない(笑) 
IMG_9735.JPG市立の動物園もありました
地元の方には、憩いの場なんでしょうね。
(桜の季節は美しいんだろうな、と想像しながら歩きます) 
IMG_9736.JPG立派な松  IMG_9737.JPG
お天気もよく(物凄く暑かったのですが)お城が美しく見えてよかった。。 IMG_9738.JPG白鷺の大天守 
左にあるのは西小天守。(多分)
IMG_9740.JPG桜の季節 混んでるだろうな IMG_9741.JPG弱らせた奴は誰だ(V)o¥o(V)
この注意書き、中国語も入れておいた方がいいんじゃないの、と思いました。
(身勝手な日本人もたくさんいるからこんな注意書きがあるんでしょうが) 
IMG_9742.JPGまだたどり着けない。。 IMG_9744.JPG顔出しパネル?
IMG_9745.JPGlovin姐さんゑ 
IMG_9746.JPGやっとゲット
券売機で買いましたがカラーでなくてちょっと残念。 
IMG_9748.JPG菱の門
IMG_9817.JPG現在修理中
養生されていて見えないのが残念ですが、ここから天守閣に向かいます。
IMG_9749.JPGまだこんな距離( 一一) 
IMG_9750.JPGいの門(多分合ってる) 
IMG_9751.JPGろの門(多分合ってる) 
いろはに、と数えるほど門がある大きなお城ってことですね。
IMG_9754.JPGこういうところとか 
IMG_9755.JPG007、歩いたのかな  
IMG_9757.JPG綺麗な蝶を発見♪ 
IMG_9758.JPGにの門(だと思う) 
IMG_9760.JPGやっと近づいてきました 
IMG_9761.JPGIMG_9762.JPGほの門 
IMG_9763.JPG姥ヶ石? 
IMG_9766.JPGネットで囲われた白い石
上の説明に書いてある文章をそのまま転記しますと、

石垣の上方に欠けた石臼が間詰め石として積まれています。
これを「姥ヶ石」と呼んでいます。
羽柴秀吉が姫路城を築くとき石集めに苦労していました。
城下で餅を焼いて売っていた貧しいお婆さんがそのことを聞き、
使っていた石臼を寄付しました。
秀吉は喜んで石臼を石垣に使いました。
この評判はすぐ広まり、国中からたくさんの石が寄付され、
築城工事は急速に進み、立派に完成したというのです。

ここまで読んで、ほほぉ、さすが秀吉、いや、でも、貧しいお婆さんが
商売道具の石臼を差し出すか?無理やり接収されたらあり得るけれど、
と説明を読みながら一人説明に突っ込みを入れて、その続きを読むと。

「姥ヶ石」が積まれている石垣は池田輝政が築いたものなので、
この話は伝説です。
そのほかに、「姥ヶ石」には、お婆さん(姥)は妊娠しない(孕まない)ことに
かけて、石垣も孕まないようにとのお呪いで積まれたという説もあります。

と書いてあって笑ってしまいました。
更に、記事を書く段になってネットで調べて見つかった記事で、
昭和の大修理のときにつくられた話かも、という記述もあって、
あくまでも伝説ですから、という体で作ったのかもしれませんね。

姫路城も最初からこんなに大きなお城ではなく、

1346年に赤松貞範が築城、
1580年に羽柴秀吉が入城して三重天守を築いた後、弟に入封して大阪城へ、
1600年に関ケ原の戦いで池田輝政が城主になって翌年から大改築開始、
1609年に五重7階の連立天守完成。

池田輝政が城主になってからの大改築も、家康の指示によるもので、
大阪城(豊臣秀頼)包囲網として大きく改築したのだという記事も見つけました。

その後、本多忠政が西の丸を築いたり城主が変わっていき1867年大政奉還、
最後の姫路藩主だった酒井忠邦が版籍奉還を申し出た後、姫路城は存城が決定し、

1910年~1911年、明治の大修理、
1934年~昭和の大修理開始(途中第二次世界大戦で中断)、1950年~再開、
1951年国宝に指定、1956年~1964年大天守等の解体修理、
1993年(平成5年)日本初の世界遺産に登録、
2009年~2015年、平成の修理(大天守保存修理工事)

現在に至る、書きながら私もやっとこのお城の歴史が理解できました。(ざっくり)
IMG_9768.JPGIMG_9769.JPG 
IMG_9770.JPG先に済ませたから大丈夫(笑) 
IMG_9771.JPGやっと天守入口
ここまでたどり着くまで結構歩きました。
腰と股関節の痛さがありますがここは気合一発、てっぺんまで上ります!


(つづく)



タグ:兵庫 姫路
nice!(6)  コメント(2) 
共通テーマ:旅行