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映画「きみの色」を観る [映画(か行)]

アニメ好きの友人に勧められて見た作品です。
きみの色.jpg
あらすじは映画.comより。

全寮制のミッションスクールに通うトツ子は、うれしい色、楽しい色、穏やかな色など、
幼いころから人が「色」として見える。
そんなトツ子は、同じ学校に通っていた美しい色を放つ少女・きみ、
街の片隅にある古書店で出会った音楽好きの少年・ルイの3人でバンドを組むことになる。
離島の古い教会を練習場所に、それぞれ悩みを抱える3人は音楽によって心を通わせていき
いつしか友情とほのかな恋のような感情が芽生え始める。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

どろどろ感ゼロ、爽やかな青春映画。

トツ子の不思議チャンぶりに、学校を自主退学したきみの複雑な心、
離島の病院を継ぐことに責任を感じつつもトツ子やきみとの出会いで
音楽にのめりこんでいくルイ、3人の心の交流を描いているのですが
3人が出会うところは描かれているものの、3人の心のつながりが
強くなっていく経過、途中衝突もなく、ある理由でルイと他の2人が
暫く会えない状況だった後に久しぶりに再会した時の熱い光景、
深堀りして描かないことで敢えて鑑賞者に想像させようとしているのかも、
そんな気分で観続けて、そのまま観終わりました。

とかくこの世は性悪説なことが多いような気がしている初老の私にとって、
全編性善説、人を悪くいったり嘘をついたり衝突することがないこの作品、
ドラマチックな展開とは真逆なのですが、こういう世界の描き方もたまには
いいのかな、と、優しい雰囲気で描かれたキャラクターや背景(キラキラ感)、
己の汚れた気持ちをちょっとだけかもしれませんが洗ってもらったような気持ち
になれました。(^-^;

こんな3人(特にトツ子)を脇からサポートしていたのがトツ子の通っていた
ミッションスクールのシスター日吉子だったのかもしれません。
こういうところに登場するシスターもとかく厳しい(理解はしてくれるものの)、
そんな中で厳しさにも相手の気持ちや考えを尊重する優しい姿勢を持ち合わせる
日吉子の存在がトツ子の不思議チャンぶりが暴走しないようにサポートする存在に
見えました。

自分が高校生の頃、こんなにキラキラしていたかといえば全然なのですが(笑)
当時仲が良かった同級生とは時の流れとともに疎遠になっていってしまい、
どうしているかな、と思いながら、現実的にならざるを得ない世代のちょっと前、
信じられる人たちと何かを創り出そうとすることができる、こういう人間関係を
築けた3人がちょっと羨ましくも思えた「きみの色」でありました。




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銀座「三州屋」で川海老 [呑んだり食べたり(居酒屋)]

無謀な夜行バス往復の京都旅行記を書き終えましたので、
しばらく通常モードの呑み記事と映画記事をアップします。


8月下旬に銀座の三州屋さんで酒友と呑みました。
IMG_9178.JPGブランド店なども並ぶ通りに 
IMG_9179.JPGIMG_9180.JPGひっそり佇むお店です
大衆割烹を謳っていますが、銀座という場所柄もありますので、
お値段は大衆というよりちょっと高めかも。(^-^;
IMG_9181.JPGお通しはひじき煮 
IMG_9183.JPGはい、かんぱい♪ 
IMG_9182.JPG種類豊富なメニュー
以前よりはじわじわ値上げしている印象ですが、物価も上がっていますし
仕方ない(お店は大変)んでしょうね。 
IMG_9184.JPGおひたし
ほうれんそうと三つ葉の2種類を注文しました。
三つ葉は得意ではないのですがここのは匂いがあまり気にならずに
ぱくぱく食べられました。
IMG_9187.JPGお刺身盛合せに  
IMG_9189.JPG鳥豆腐
お魚はいつも新鮮で美味なのですが、今回も綺麗な盛付で
美味しくいただけました。   
IMG_9185.JPG川海老
私の好物。注文からかなり時間がかかりましたが美味でした。 
IMG_9190.JPGIMG_9191.JPG
ウーロンハイに衣サクサク身はふんわりのアジフライをいただいて 
IMG_9194.JPGいか納豆
私の好物ですが食べたのは久しぶり。
ぷりっとしたイカと納豆がぴったり。 
IMG_9192.JPG思わず日本酒を注文してしまいました。(笑) 
IMG_9193.JPGIMG_9195.JPG
もろきゅうといかげそ唐揚げで〆ました。

近くにアジア系の外国人のグループがいてその内の1人が日本語お上手、
酒友が聞いたらインドネシアの方で丸の内でお仕事されていて
インドネシアからやってきた友人を連れてきたとのことでした。
インバウンドがくるわけないというロケーションと雰囲気のお店なので、
なぜここに?と思ったのですが、日本にお住まいの方だったら知っていても
不思議ではありませんね。

と、いつも少々違う雰囲気だったのですが、ベテラン店員さんたちの
手際のよい対応と美味しいお料理にお酒で満足の三州屋さんでありました。

 

タグ:銀座
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京都旅行記2024Ⅱ~あとは夜行バスで帰る編~ [日本の旅(京都)]

結局かなり呑んでしまい(反省)京都駅のバス乗り場にやってきて、
バスに乗るまでに洗手間でスッキリしたところで、

IMG_7400.JPG柏行きのバスがやってきました。
往路と同じく大阪から乗客を乗せてやってきたので既に半分くらい埋まっていて
バスの入口で名前を伝えて言われた座席番号に着席しますが、帰りはほぼ同年代、
私よりはちょっと若そうなおばさんがお隣でした。
若い頃ピンクハウスが好きだったのかな?って感じのフリフリフリルがたくさんついた
お洋服をお召しで横目で見ながらちょっと懐かしくなりました。
(バイト先の先輩がピンクハウスが大好きで着ていたのをふと思い出し)
他には同年代ぽいおじさん数人と外国人の男性が1人、あとは若い男子が多め、
大阪から乗っていた男子の複数人が大阪万博のミャクミャクが描かれた袋を
もっていたのが印象的でした。(来年開催でしたっけ、大阪万博)
寝不足&酔っ払いで出発前からうとうとし、気づいたら爆睡してしまったのですが、
1時間くらいで土山SAに到着したらちゃんと目が覚めました。
IMG_7401.JPG帰りの土山SAの洗手間もこんな飾りつけ
IMG_7404.JPG間違えないで乗れました。
往路と同じタイプのバスなので洗手間はついておらず、私の体格も理由ですが、
座席狭め(私がでかい)足元もゆったり、、ではないのですが、
なんとかここで柏までおとなしく過ごしていかねば、と思いながら再び出発、IMG_7405.JPG浜松SA
お隣のおばさん、かなり豪快ないびきをかいていらっしゃったので、
私もこんな感じかな、と我が身を振り返りながらここでも降車して洗手間に入り、
再びバスに乗って眠れないと思っていたら気づけば寝ていて、
IMG_7407.JPG足柄SA 夜が明け始めてきました
あと少しで池袋、と思ったら目が冴えてしまい(笑)、
IMG_7408.JPG車内が明るくなった朝5時40分ごろ
池袋に到着しました。

往路と同じように半分くらいの乗客がぞろぞろ降りていったのですが、
その後出発しないなあと思っていたら、運転手さんが私の座っているところまで
やってきて、隣のおばさんに「お客様、池袋で降車ですよね?」と声掛けし、
それでも起きないおばさんの肩に手をかけてゆさぶりながら、
「池袋に到着しましたが、降車予定ですよね?」イラつきながら声掛けしたら、

ヒィッツ!( ゚Д゚)

おばさん、驚いて飛び起きていました。

あ、すみませんすみませんとバス前方に進んで降りていったのですが、
それから少したって慌てて走って戻ってきて、網棚に載せたお土産?をおろして
再び前方に行って降りていきました。

その後、バスはおおたかの森を経由して無事6時45分に柏k着。
IMG_7409.JPG曇天でした
京都に着いた時より格段に眠いのですがここから家に帰れば眠れるから、
変な安心感でバスを降りると、運転手さん、往路と同じ人でした。
バスの運転手さんも夜勤続けて大変ですよね。
トラックやバスの運転手不足問題が報じられていますがこういう方々のお陰で
夜行バスに乗って遊びに行けることに感謝しないとですね。

とはいえ、こういう強行軍にはもう使う気力はないんですが。(笑)
IMG_7412.JPGお土産いろいろ
IMG_7411.JPG早依子さんデザインの扇子
今年の夏、大活躍してくれました。
蒸し暑いのは嫌いですが、こういう扇子であおぐと涼しさが増すような気がします。

というわけで、今回無茶な日程で夜行バスで行った京都ではありましたが、
高山寺での新緑や正伝寺、早依子さんのアート堪能からの中山さん、
インバウンドにはゲンナリしましたが、やはり京都はいいな(観光には)と思った
今回の京都旅行でありました。


(これにて京都旅行記2024Ⅱ おわり)



タグ:京都
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京都旅行記2024Ⅱ~祇園 割烹中山で燃料補給編~ [日本の旅(京都)]

銭湯に入ってすっきりした後、再び汗が噴き出した状態で1時間歩いて、
IMG_7370.JPG割烹中山さんに到着しました
IMG_7371.JPGIMG_7372.JPG
カウンターに座って経木メニューを眺めますが、事前にお料理はお願いしてあるので
次回ここにきて食べたいものってどれかなあとあれこれ妄想するのですが、
次回来るときは季節が変わってメニューも変わっているので意味なし、です。(^-^;
IMG_7374.JPGはい、かんぱい♪
早依子さんの展示会を一緒に鑑賞した女将さんは和服に着替えて
すっかり女将さんの雰囲気、さすがです。
IMG_7376.JPG八寸
蟹肉の入った玉子焼き、ばい貝、鱧寿司、ともう一品(失念してしまった)。
IMG_7375.JPG大将[黒ハート]
この日は個室とカウンターにも予約が入っていたので大将、忙しそうでした。 IMG_7383.JPG鱧の落とし
予約の際、おススメをお願いしますと女将さんに言うと
「鱧、美味しいわよ!」とお勧めいただいたのでお願いしたのですが、
5月中旬といっても夏が近いんだなあ、そんな気分になりました。
鱧はきれいに骨切りされていて美味、感激。

IMG_7386.JPGカウンター上の皇室カレンダーを見ながら
IMG_7387.JPG英勲にスイッチ。くぅ~、沁みるぅ。
IMG_7388.JPG次にいただいたのが
IMG_7389.JPG竹の子
鱧の後に竹の子?季節感が戻ったような気がしてしまったのですが、
カウンターの3人組のお客様(関東からやってきたご両親と京都在住の女性)、
季節最後くらいのタイミングで竹の子コースを注文されていたので、
大将が市場で仕入れた竹の子、私も食べることが出来ました。
(鱧と揚げ出し豆腐以外はおまかせと伝えておいてよかったです)
IMG_7391.JPG続いて
IMG_7393.JPG揚げ出し豆腐♪
IMG_7394.JPG剣菱もいただいてしまった。。
IMG_7395.JPGきんき
大将に「きんきあるけど食べる?」と聞かれたので焼いていただきました。
こういうの食べたらお酒が進んでしまいます。(笑)

この日、お客さんが多くて大将もフル回転状態だったのもあって
お料理が出てくる間があったというのも理由で(言い訳です)
お酒を結構呑んでしまいました。

バスでは飲酒厳禁と往路で言われていたので当然呑みませんが、
乗車前に酔っ払いでいいのか、という葛藤もありつつ、
折角中山さんに来たんだから呑みたい、という気持ちが勝ってしまい
結局呑み過ぎました。多分、皆さまご推察の通りです。(^-^;

いつもならここからホテルに歩いて帰ってバタンキュー、ですが、
この日は夜行バスで帰らないと、ハードな旅となりました。

酔っ払い状態で大将と女将さんにお礼を伝えてお店を出たら、
時間があるので京都駅まで40分ちょっとかけて歩き、
22時前には京都駅に到着したのですが、バスの出発は23時。
駅近くのビルやお土産店も軒並み閉店していてお土産を買うこともなく、
駅前をぶらぶらしながらバスを待ちました。

あとは帰るだけです。(;_:)


(つづく)

タグ:京都 英勲 剣菱
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京都旅行記2024Ⅱ~玉の湯でリラックス編~ [日本の旅(京都)]

京都ホテルオークラの老舗感ある建物の中で早依子さんのアートを楽しんだ後は、
早依子さんと一緒に歩いて白竹堂さんに向かいます。
今回の展示会とタイミングを同じくして、老舗の扇子屋さんである白竹堂さん
早依子さんのアート作品とのコラボ扇子を販売されたので旅の記念&応援で
購入しようと思たのですが、「わー、嬉しい!」と作品を描いた早依子さんも
同行してくださるというのでワクワク感倍増です。(^-^)

IMG_7352.JPG高級料亭の前を通って歩く事5分くらいで
IMG_7354.JPG白竹堂さんに到着
扇子は夏場に良く使いますが、こういう老舗のお店は「高い」イメージで
あとは、敷居が高そうで足を踏み入れることがないのですが、
早依子さんと一緒だったので気後れせずに入店できました。
お値段は天井無し、という感じもしましたが、早依子さんの扇子は私でも
手が届くお値段だったので安心して購入できました。(^-^)
その後は、銭湯タイム。
京都、結構銭湯が多いのは知っていたのですがなかなか入る機会がなく
今回夜行バスで汗だく状態だったので帰る前に一度さっぱりしたい、
(その後また汗をかくのは分かっていますが(笑))
という思いで銭湯に向かいました。
といっても案内してくれたのは早依子さん。ここでお別れです。
今回急に決めてやってきた京都ですが、早依子さんには親切丁寧に
ご対応いただき感謝感謝です。
IMG_7359.JPG玉の湯へGO!
(楽しいホームページです)https://kyoto-tamanoyu.com/
小さい頃はよく銭湯に通っていましたが、どんどん減っていく中、
京都市内は意外と多いと聞き今回訪れてみましたが地元密着感たっぷり。
入浴料は490円、ホームページに書いてありましたが入れ墨あっても入浴可、
マナーよく入ればこだわりませんってことなんでしょうね。
タオルは持参していたので、シャンプーとボディソープを購入し、
懐かしい雰囲気の脱衣所で汗臭い服から解放されてお風呂へ。
普通のお風呂にジェットバス、水風呂にサウナ、そんなに広くありませんが
近所にあったら週に何回は通いたくなるような居心地のよい雰囲気。
地元とおぼしきお婆ちゃんと一緒にサウナに入り(さすがに会話なし)
ジェットバスでぶるぶる贅肉を震わせて(笑)、ケロリン桶に心やわらぎ、
いつもは烏の行水レベルの短時間入浴の私が30分以上あれこれとお風呂に
使って(途中寝てしまいそうになった)芯から温まり過ぎて脱衣所へ。

止まらない汗。(笑)

しばらく大きな扇風機のそばでクールダウンしてヘアドライヤー、と
思ったら、3分20円、久しぶり見た有料ドライヤーにも懐かしくなり、
20円を入れてブウォーと髪を乾かしてからも脱衣所で座ってぼんやり。

疲れは取れたのですが眠気が襲ってきました。
いかんいかん、ここでは寝られないから、とボケっと20分くらい座って
着替えてお化粧したら、外に出ると、
IMG_7358.JPG魅惑の冷たい飲み物
気づかなかったのですがクラフトビールもあるそうです。
持参した麦茶を飲んでいたのでここでは買わず(買えばよかった)
IMG_7357.JPG代わりにこれをお土産に
皆様石鹸、名前だけでもなんだかお風呂が楽しくなるような気分になります。
番台に座るおばちゃんにありがとうございましたーと伝えて外に出て、
夜の部会場の祇園までのんびり歩いて移動します。
IMG_7360.JPGロボット受付クリーニング?
IMG_7361.JPGえ、ポンパ?(笑)
ローソンでポイントがたまる某ポ●タに似ているような気もしますが
きっとオリジナルなんだと思います。(^-^;
祇園までは歩いて1時間、引き始めた汗が再び噴き出してしまい、
銭湯に入った意味があったのかどうか、謎なのですが、本人はすっきり
したので入ってよかった、、、と思っています。 
IMG_7362.JPGIMG_7363.JPG本能寺の前を通り
IMG_7364.JPG訪れた5月は実山椒の季節でした
IMG_7365.JPG定点観測スポットの巨大オムライス前を通過し 
IMG_7366.JPGIMG_7368.JPG
IMG_7369.JPG鴨川を渡って南座を取ったらもうすぐなのですが、
お店に着いたらまだ開いていなかったので暫し近辺をぶらぶらしました。
祇園の細い道沿いにホテル建設中だったり、外国人お断りと掲げるお店だったり、
インバウンドで儲けようと思う人と、インバウンドで迷惑している人と、
同じエリアでも様々だなあ、と思いながら少し歩いていつものお店に向かいます。

(つづく)


タグ:京都
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京都旅行記2024Ⅱ~平野早依子さんアート編~ [日本の旅(京都)]

正伝寺をお参りして美味しいランチもいただいて満腹太郎になったところで、
バスに乗ってホテルオークラに向かいます。
(30分以上乗っていたのでうとうと心地よく眠れました(^-^))
IMG_7313.JPG途中で見つけた市田ひろみさん
一時期CMでもよく見た濃いイメージが強い方でしたが、今回Wikipediaを見たら、
会社勤めの後、女優、その後、和服に携わるお仕事などをされていたんですね。
あのイメージで京都は敷居が高いイメージを持ってしまった私ですが、
実際訪れてみたら敷居が高くないところもあったりして今は気負いせずに通えるように
なりました。勝手な思い込みだったのかもしれませんね。(^-^;
IMG_7314.JPG桂小五郎さんにお会いしました
なぜここに?と思ったら京都のホテルオークラは江戸時代に長州藩邸があった場所、
というのを調べてから知りました。
https://www.kyoto-kawaramachi.or.jp/history/choshuhan_katsurakogorou/
坂本龍馬についても数年前に小学館の漫画で学んだ私にはまだまだ学ぶことがある、
日本史学習の道のりの長さを実感します。(^-^;
IMG_7315.JPG到着~
(今回の展示会について)https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001880.000005118.html
平野早依子さんとはブラジルのお姉さん(ハチドリさん)のおかげで知り合い、
京都の京セラ美術館での展示も鑑賞したのですが、

(生命力を感じる作品でした)https://utsubohan.blog.ss-blog.jp/2021-03-15-2
今回は早依子さんとユリヤ・ボンダレンコさんの二人展。
IMG_7348.JPGRESTART
IMG_7349.JPG説明文
上の写真、見づらいと思いますので文章を書きますと、

2022年から、世界は痛みの洪水に見舞われているようです...
なぜ?何のため?いつ終わる?
これらの問いに答えるのはとても難しいことです。

誰もが命を奪われたとき、どうやって生き続けるか
誰かが泣いているとき、どうやって笑顔をなくさないでいられるか
誰かが家を破壊されたとき、どうやって安心して自己表現し続けられるか

重すぎる荷物を心に抱えることができなくなったとき、人は時として
再出発することが必要になります。やり直すということは、過去の自らを断ち、
目の前にある現実を見ないということではなく、
「自分にとって本当に大切なものは何なのか」を見つめなおす
ということであると思います。
このような考えから、今回の二人展では新しく制作した作品以外にも、
今まで二人が辿ってきた道を表す象徴として、既存作品を展示いたします。

芸術を通して自身を表現することは確固たる出発点でありながら
ゴールではなく、その先にある真の願いは、鑑賞者の皆さまに思いを伝え、
それぞれに感情やアイデアを抱いていただくことです。

人はいつでも、再スタートができます。

ここから共に、再び旅を始めましょう。

という説明を読んだ後お二人の展示を鑑賞します。
IMG_7316.JPGIMG_7341.JPG
最初に目に入ったのはユリヤ・ボンダレンコさんの作品です。
IMG_7346.JPGウクライナのご出身
ウクライナの首都キーウの北にあるチェルニヒウ市出身の
画家・グラフィックアーティスト。10年以上、国内外で活動を続ける。
2015年に開いた東日本大震災の復興活動を伝えるラジオ放送をきっかけに
日本語を勉強。書道や俳句も勉強するなど、日本文化に造詣が深い。
2022年2年の侵攻後、新婚の夫や両親と離れてドイツに避難。
その後6月に来日、8月からは京都に移り避難生活を続けている。
その中で平野早依子氏と知り合い、京都府立府民ホールアルティ、
京都市国際交流会館で二人展を開催したほか、日本各地で展覧会を開催。
核兵器の恐ろしさを伝える水彩画の紙芝居「ケイちゃんの消えない壁」制作など
最近は自由と平和をテーマにした活動が中心となっている。
IMG_7317.JPG穏やかな波
IMG_7319.JPG時間の印
IMG_7333.JPGIMG_7334.JPG
上の2点はタイトル失念ですが上右は海を描いた作品です。
IMG_7342.JPG夢を叶える冒険
IMG_7343.JPG根気
非常に緻密なタッチと不思議な世界観、でもそこに入り込みたい気持ちになる、
惹きつけられる作品たちでした。
IMG_7347.JPG続いて早依子さん
(ホームページ)https://www.sayoko-hirano.com/
美術作家。日本の伝統芸術である木版画に使われる版木に着目し、鮮烈な色使いと
彫刻刀の彫りを組み合わせた独自の木彫作品を展開する。「命のエネルギー」を
一貫したコンセプトとし、北南米、欧州、アジア各国で展覧会出品、
ライブペインティング出演の経歴を重ねる。
IMG_7338.JPG木版です
この作品は一昨年だったか、東京のアメリカン倶楽部で個展を開かれた時に
観た作品ですが、優しい流れの中に強い生命力を感じる印象を受けました。
IMG_7322.JPGIMG_7324.JPGIMG_7326.JPGIMG_7328.JPGIMG_7330.JPG鮮やかで生命力を感じる作品
Som da Vida(生命の音、という意味かな)というシリーズなのですが、
摺った作品も美しく強いのですが、版木に色づけたしたものは、
間近に見るとこれが立体感もあってさらに強い生命力を感じるような作品でした。
早依子さん、お話ししていると、え、この作品を創りだしたのがこの人?と
なんだかギャップを感じるのですが創作にそそぐエネルギーが昇華したような、
そんな印象を受ける作品に見入らせられました。

ちなみにこの日、京都に行く話をしたら、早依子さんご本人と、
祇園の割烹中山の女将さんも展示会場に来てくれて楽しくお話もでき
ああ京都にきてよかった、、、心豊かになる時間となりました。
IMG_7332.JPGえ、渋沢栄一?
と思ったら、西日本で唯一、このホテル(常盤ホテル→京都ホテル→オークラ)を
手がけたことを知りました。
(新札で盛り上がってますね)https://www.hotel.kyoto/okura/event/46314/IMG_7350.JPG当時の様子
渋沢栄一って帝国ホテルも携わってるし、日本経済を盛り上げた人なんだなあ
こんなところでまた違う知識を得るありがたい経験にもなりました。
この後は近辺をぶらぶらしながら祇園の夜の部に向かいます♪



(つづく)



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京都旅行記2024Ⅱ~吉祥山正伝寺お参り編~ [日本の旅(京都)]

バスの揺れでうとうとしたからなのか、眠気が抜けた感じで神光院前に到着し、
IMG_7279.JPG定点観測ポイント スーパーエムジーさん
IMG_7280.JPG在庫あります(5月中旬撮影)
最近、南海トラフ地震が起きるかも、といった予測の中で、
テレビが煽ってお米やトイレットペーパー、水などがスーパーから消えたと
大騒ぎになっていましたが、テレビで煽れば慌てる人がまだいるんだな、と
思ってしまいます。
千葉では既に新米が出回り始めていますし、古米も古古米の備蓄もありますし、
テレビも偏向報道とか煽るのとか、ホント、やめてほしいものです。(V)o¥o(V)
IMG_7281.JPGIMG_7282.JPGカフェアルシェ&松庵
お昼はどちらかで食べようかな、と思いながら次の定点観測スポット、
IMG_7283.JPG野菜無人販売スタンドへ
IMG_7285.JPGIMG_7286.JPGトマトやえんどうなど
トマト、型悪し量多め、と書いてあるのはお値段安めに設定されていましたが、
切って食べたら味は同じなのに見た目で値段が下がるなんてどこか理不尽な気になります。
IMG_7287.JPG近所の畑はおとなしめでした。
夏に向けて育っていく野菜、という感じでしたが、あれから3カ月半、
とっくに収穫されていると思います。
IMG_7289.JPGIMG_7290.JPG
到着して今回気づいたのですが、犬の散歩ご遠慮くださいという注意書き。
犬と暮らす人はいつも一緒にいたいと思うかもしれませんが、
やはり寺社仏閣は一緒にお散歩するところではないような気がしています。
マナーの悪い人もいるかもしれませんし、最近はペット一緒のお参り可、
(近所の散歩風景を観ていても片づけないマナーの悪い人、いますし)
という寺社仏閣もあると思いますが、ルールは守らないと、ですね。
IMG_7291.JPG歴史の長いお寺です
本堂の中は現在撮影禁止ですが(以前はそうでなかったような記憶)、
狩野山楽の襖絵を観ることはできますので狩野派の絵が好きな人にはよいかも。
IMG_7292.JPGIMG_7293.JPG
IMG_7296.JPG汗をかかずに登れましたIMG_7297.JPG晴れててよかったIMG_7298.JPG比叡山もきれいに見えました
いつも先客1人とか2人くらいなのですが、新緑の時期はやはり混んでいるんですね、
過去最多の先客10人、庭を観るところも人がいっぱいで端っこに座って眺めました。
と、真ん中に座るアラサー女子2人組、貸切気分で大声で話していました。(V)o¥o(V)
今回の旅の総括みたいに楽しかったことを話しているのでそれはまあよいのですが
周りに人がいるのを意識していないその感覚はアンビリーバボーでした。
以前、外国人観光客が大声で話していてゲンナリしてしまったのですが、
こういう場所にきたら静かにお庭から見える比叡山をみて心落ち着かせてほしいですね。
私も細かいことを気にし過ぎな性格だというのは自覚していますが、静かなお寺で
大声で話すようなことはしないように気を付けないと、と心引き締まりました。
IMG_7305.JPG血天井を観たら帰ります
IMG_7308.JPG晴れててよかったです
この後、お昼でも、と松庵さんに入ったら残念ながら満席だったので、
カフェアルシェさんに行ってランチをいただきます。
(食べログ)https://tabelog.com/kyoto/A2601/A260503/26031761/


IMG_7309.JPGゆったりした空間です
IMG_7310.JPGタコライスをいただきました
トマトたっぷり、辛さ控え目のタコライス、美味しくいただいた後、
アイスティーを飲んでいると、「どちらからですか?」と店主さん。
「あ、ちばからです」と答えると、「しが(滋賀)ですか!」と間違えられ、
いやいや千葉ですと答えて互いに笑ったあと、お話盛り上がりました。
このカフェの近くから五山の送り火がよく見えること、店主さんがお住まいの
エリアの見どころ、バス停の名前にもなっている神光院さんは毎月21日に
本殿を開放しているのでタイミングあったら是非みてくださいね、なんて話も。
神光院は東寺、仁和寺とあわせて三大弘法と聞き驚いたのですが、
いずれ21日に来られるように旅を計画したいですね。

松庵さんで日本蕎麦を食べる気満々だったのが満席だったお陰で逆にここで
美味しいランチと楽しい話(情報収集)が出来てよかったかもしれません。

帰りにシフォンケーキもテイクアウトしてお店を出てバスに乗ったら、
今回の旅の一番の目的の場所に向かいます!


(つづく)



タグ:京都
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京都旅行記2024Ⅱ~栂尾山高山寺編~ [日本の旅(京都)]

四条烏丸からバスで揺られること1時間(途中寝てました)で、高山寺着。

高山寺は何度か来ていますが、新緑の時期は初めて。
鎌倉時代、明恵上人が開祖したと言われる真言宗のお寺で、
世界遺産に指定されているのでいつ来ても結構参拝者が多い印象です。
IMG_7259.JPGバス乗り場からは裏参道をのぼります 
細い道をぐねぐねと上がっていって石水院に行くとちょうど修学旅行の中学生?の
団体がわらわら出てくるところだったのですが、団体にありがちなのんびり感で
先生も早く行動するように注意することもなく(先生も楽しそうに生徒と話してた)
狭い門をなかなか通れませんでした。(^-^;
IMG_7260.JPG奥にあるのが石水院(国宝)
鎌倉時代の建築で入母屋造、こけら葺きの石水院は後鳥羽上皇の学問所を下賜され、
明恵上人の住房跡と伝えられている建物だそうですが、元々は東経蔵として金堂の東に
設置されていたのが安貞2年(1228年)に洪水でなくなってしまい、
東経蔵が新たな石水院として整備され、明治22年(1889年)、現在の場所に移築。IMG_7261.JPG廊下を渡って中に入ります 
IMG_7262.JPG見づらいのですが苔がきれいでした
IMG_7263.JPGIMG_7264.JPGIMG_7265.JPG 
自然に入ってくる光と心地よい風、新緑の時期もいいものですね。
IMG_7266.JPG明恵上人の絵に手を合わせて IMG_7268.JPG終わりごろでしたが 
IMG_7271.JPG新緑を楽しめました IMG_7274.JPG鳥獣戯画 
IMG_7275.JPG複製です
(本物は上野と京都の国立博物館に保管されています)
うさぎや猿のイメージが強かったのですが、高山寺に来て知ったのが
甲乙丙丁とあって、有名なのは甲巻、私がいいなと思ったのは丙巻で、
人間の風俗画が描かれていて、
https://kosanji.com/chojujinbutsugiga/
首にひもをかけて引っ張り合ったり、なんだかほんわかした風景が
何とも言えずクスっと笑ってしまいました。
コロナ禍で開催された鳥獣戯画展(上野の国立博物館)で実物を観て
丙巻の人間風俗画にクスクス笑いながら鑑賞したのを思い出しながら、
石水院をひとまわりして見学終了。

3年前の特別拝観で特別公開の場所(茶畑など)を観ましたが、
https://utsubohan.blog.ss-blog.jp/2022-01-10-1
今回は一般の公開日だったので、
IMG_7277.JPGIMG_7278.JPG
石水院を観た後近くをぶらぶらしたら、次の場所に移動します。

外国人観光客だけでなく、修学旅行生も結構いたので賑やかな高山寺をあとにして
バスに乗り、「わら天神」というバス停で降りて乗り継ぐバスを待っていると、
白人のお姉さんが時刻表を観てGoogleマップをスマホで確認して困っている様子。
時刻表は日本語表記(行先がアルファベット表記で書いてあったかも不明)、
そりゃ困るよね、と思いながらどこに行くんですか?と聞いたところ、
「TAKAO(高雄)」と答えたので、私は高雄の方からここにやって来たんだけど、
ここから高雄に行くのは市営バスではなくてJR西日本バスだから
時刻表はこっち(JRのは見づらいところに掲示)、と説明したら、
Googleマップに書いてあるバスの時刻と同じことが確認できて
ホッとしていました。(丁重な御礼をいただきました。)
私も海外でGoogleマップで調べてバスに乗ろうとして本当にここでいいの?
と不安になることがあるのでお姉さんの不安なお気持ちは理解できるし、
私が苦手なマナーの悪いインバウンド観光客でない雰囲気だったので、
話しかけてよかった、と一日一善の気持ちになりました。

その後、自分の乗るバスが到着したので、地元のおばあちゃんに続いて乗車すると
メチャクチャ混んでいて、おばあちゃん、杖をついて足が悪そうでしたが、
大混雑で誰も席を譲ってもらえず、住んでいる人には不便だなと思いました。
途中、金閣寺に止まってごっそり観光客が下りていったのですが、
今度は日本人観光客(若め)のおばさんに「降りるんですけど!」と切れられて、
私が通路に立っているのが邪魔で(というか混んでいて右にも左にも除けづらい)
ご迷惑をかけたかもしれませんが、そんなにドスきかせていうことないのにね、
と思いながら、すみません、と座席の方に寄りました。

その後はバスも大混雑というほどではなくなったので私もゆったり乗れましたが、
日常生活がこれだと本当に大変、としみじみ思いながら、いつもの場所に向かいます。


(つづく)




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京都旅行記2024Ⅱ~「京菜味のむら」で朝食編~ [日本の旅(京都)]

思っていた以上のインバウンドぶりにゲンナリし、
早く円高になってほしいと本気で思いながら、四条烏丸でバスを降り、前田珈琲へ、、
と思って歩いていたのに、その手前の
IMG_7255.JPG京菜味のむらさん
以前からこのお店の存在は知っていたのですが、前田珈琲に行っていた私、
YouTubeでも紹介されているのを観ていたので上品におばんざいで朝ごはんも
よいかな(そんなに混んでいなかったし)とお店に入りました。

(食べログ)https://tabelog.com/kyoto/A2601/A260201/26025764/

おばんざい(小鉢)6品に雑穀米とお味噌汁がついて850円、
雑穀米の代わりに湯葉丼をつけると1,100円、
小鉢6品に生ビールか冷酒1杯つけて1,000円、とこのインフレのご時世でも
なんだかお得な気分になれる値段設定です。

入口の券売機で食券を購入してから

IMG_7247.JPGおばんざいを選びますが種類が多いので迷います。
注文したら、お店の方に空いている席まで案内されて(私は奥のカウンター)
IMG_7248.JPGお料理が運ばれてきました 
IMG_7249.JPG湯葉丼
湯葉が好きなので迷わず湯葉丼を選んでしまったのですが、
思い出したのは京都の味つけって甘めだということ、湯葉にかかる餡が甘くて
途中でちょっと飽きてしまい、餡を除けながら食べた私は関東民です。 
IMG_7250.JPG結構多いです 
ほうれんそうのおひたし、ひじき煮、鯖塩焼き、
うの花、わかめと新玉ねぎの酢の物、エンドウ豆の白和え、の6種。
小鉢といっても一つ一つそれなりにボリュームがありました。びっくり。
おばんざいと合わせるなら湯葉丼ではなく雑穀米の方がよかったかもしれません。

近くでは朝からちょいのみしている人もいましたが帰る前に呑むので、
それまではセーブしておこうかな、と思ってこの時は吞みませんでした。(笑)

近くで親子(私と同年代の父と20代ぽい娘)が朝ごはんを食べていたのですが、
京都に住む娘を訪ねてきたとおぼしき父親が娘に会えてテンション高いのか、

「京都って味付け甘いよな」
「おまけに味が薄い」
「こんな味付けじゃご飯進まないよ」

じゃあ、なんでこのお店にしたの?まあ、私も似てるけど。(笑)

周囲の人だけでなく、お店の人にも聞こえそうな大声で喋っていましたが、
それを娘が諫めることもなく無言で食べていたのは恥ずかしかったからなのか、
父親に関心ないのか、なんだか不思議な光景でした。

結局私は完食できず(ごめんなさい)、おばんざい少々と湯葉丼1/3くらいを残して
洗手間ですっきりしてからバス停に向かいました。
IMG_7256.JPG前田珈琲さん
次回はここで朝食をいただきたいと思います。

次に向かうのは高山寺。
以前ここのご住職に新緑と紅葉の時期は景色がとてもきれいなこと、
紅葉の時期は混んでいるけれど新緑の時期は空いていることを聞いて
一度新緑を観たかったというのが訪問の理由です。

四条烏丸のバス停でバスを待っていると、ハイキング姿の同年代おばさん3人組が
そわそわと待っていたのですが、高雄に行くのかなと思ったら私と同じバスに乗り、
高雄までの1時間、わちゃわちゃとした感じで盛り上がっていました。
1人行動が多い身としてはこういう光景、羨ましかったりします。(笑)
IMG_7258.PNG長い道のりのバス旅です
この日の気温は28℃、湿気がまだ少なめだった頃なので、
バスの窓から入ってくる風が心地よく、うとうとしていると、
高雄でハイキングに行く方々がたくさんおりて、終点の高山寺で私は下車。

この後は楽しみにしてた高山寺での新緑です。(^-^)


(つづく)



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京都旅行記2024Ⅱ~朝の清水寺編~ [日本の旅(京都)]

洗手間がついていない夜行バスでの京都行き、
サービスエリアでの洗手間休憩を逃してはいけないと気を取られて
うとうとしたものの熟睡できないまま京都に到着しました。
IMG_7223.JPG朝6時過ぎの京都タワー 
IMG_7226.JPGニュースでよく見るバス乗り場
日中は大混雑している乗り場ですがさすがに早朝、まだ混んでいません。
Twitter(X)で京都在住の「釜玉うどん」さんという方が
市営バス内での外国人観光客のマナーの悪さをつぶやいているのですが、
大きなスーツケースを持ち込む、無賃乗車、タクシーは高いから乗らない、
バスは安いからという理由で大挙して日本にやってきた外国人が市営バスを
使うために住民の人たちがご苦労されていらっしゃる様子をみると、
インバウンドと声高に叫ぶだけの政府のお偉いさんたち、
現場の苦労を知ってからそういうことは言ってほしいものです。
IMG_7227.JPG駅前の新阪急ホテル
20年ぶりに京都に来た時、どこに泊ってよいか分からず駅前のこのホテルを予約したら
宿泊客の7-8割さんがニイハオさんで朝食会場がカオスだったことを思い出します。
(もうここに泊ることはないだろうなあ)https://utsubohan.blog.ss-blog.jp/2015-03-01-13
やってきたバスに乗ると車内9割くらいが外国人観光客。
後方からは英語圏5人グループが話していたのですが英語って声が大きくなりがちなのか、
朝っぱらからなんでそんなに元気なの、って感じで非常にうるさくて、
車窓から見える道路も歩いているのはほぼほぼ外国人。
五条坂では外国人が降車時に支払い方法が分からず(ICカードも一日乗車券もなく)
ポケットから出した小銭から料金分を運転手さんがつまんで料金箱へ、という光景。
運転手さんも住民の方もこういうのが日常茶飯事なんですよね、
繁忙期なんてカオスでしないだろうな、こうなると日本人が来づらくなるよなあ、
コロナ禍で嵐山観光できましたが、もう無理かもしれないなんて思いました。
IMG_7229.JPG清水道から歩きます(周囲ほぼ全員外国人) IMG_7230.JPG到着~
道の真ん中で写真を撮ってタクシーの運ちゃんに怒られている外国人を観て
イヤーな気持ちになっていると、今度は御手水に腰かけて写真撮ってる白人夫婦、

(V)o¥o(V)(V)o¥o(V)(V)o¥o(V)


郷に入っては郷に従え
日本の文化を知ってから日本に来い

「そこは仏様をお参りする前に手を清めるところであって
 あなたが座って写真を撮るところではありません」

つい言ってしまったのですが、「オォ」という鈍い反応でした。
日本人でもお寺で二礼二拍手一礼、みたいな人を見かけますが、
なんで御手水に腰かけるんだよ、イライラが止まらないままお参り。  
IMG_7231.JPGIMG_7234.JPG
京都に来られたことへの感謝を伝え、イライラする自分を反省しました。
IMG_7235.JPG落ち着かねば、です 
IMG_7236.JPGIMG_7237.JPG音羽の滝を通って

八坂の塔に向かいますが、
IMG_7239.JPGIMG_7240.JPG
道の真ん中で写真撮ってたりするので除けながら歩きました。
たった1度の京都旅行になるかもしれませんから思い出写真を撮ることに
異議を唱えるものではありませんが、他の人の動線を邪魔して時間をかけて
写真を撮るのはあまりよいことではないと思っています。
IMG_7243.JPG
いかんいかん、また心が荒れてしまったと反省しながら八坂の塔に手を合わせ
清水道のバス乗り場に行くと、ドイツ語圏の団体さんがノロノロ降りてきて
(支払でまた運転手さんは大変なんだろうな、と思ってしまった)
そこから地元の小学生の男子が乗車していたのですが、毎日がこれって本当に大変、
見送るお母さんに手を振り返す男子、繁忙期のバスはもっと混んでいて大変、
住民税払っているのに大挙する外国人で大変な思いをするのってなんだか理不尽な、
そんな気持ちになりますね。
IMG_7244.PNG河原町で拾える任天堂のお花 
(注:ピクミンブルームの話です)

この後は、四条烏丸でバスを降り、朝食をいただきます。


(つづく)



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