SSブログ

京都旅行記2021秋~修学院離宮編①~ [日本の旅(京都)]

急いで熱々のうどんを食べた後は、目の前すぐのところにある修学院離宮へ。
IMG_9039.JPG正門横で身分証明書を提示してから中へ
宮内庁が管理している●●離宮というと、往復はがきで申し込む、か、
インターネットで申し込む、という2択だと思いますが、
今回はインターネットで申し込みました。
コロナ禍でしばらく拝観中止だったようですが、
宣言解除後に拝観再開したとはいえ、人数制限をかけているらしく、
気づいたときには(といっても訪問1週間前)自分の京都滞在中で行ける時間帯が
殆どなくなっていて(´Д`)焦りつつ日程を選んで申込みました。
それで受付完了かと思ったら、数日後に結果通知を送りますという返信で、
申し込んでダメだったらどうしよう、、ドキドキしていたら観覧可能、と
返信があって安堵しました。
今回の旅行でトロッコ列車も保津川下りも空いていたように、
この修学院離宮も事前申し込みで枠が空いていたらしく当日受付も
行っていましたのでそんなにドキドキすることもなかったのですが、
紅葉の頃は競争倍率高そうですね。(^-^;

と、受付番号と身分証明書を提示して中に入って右手の待合室へ行くと、
IMG_9040.JPG京都仙洞御所
紅葉の時期の写真はいいですね。
今回も見学しながら紅葉だったらこんな感じ、のイメージをつかめました。(笑)
IMG_9041.JPG修学院離宮
真ん中に棚田をはさんで左右に上・中・下と離宮がありますが、
今回はすべてを見学します。
歩きやすい服装と靴でお越しください、と拝観受付のメールに書いてあったのも
納得、という広さです。

で、修学院離宮ですが、そうだ 京都、行こうさんから転記しますと、

後水尾上皇が3年をかけて造営した山荘で、総面積は甲子園球場の約10倍。
比叡山裾の高低差を利用して、上・中・下の3つの離宮で構成されている。
最高所からは北山から西山まで壮大な眺め。


上に掲載した写真の景色に加えて隣接する山も入っているので甲子園球場の10倍、
と物凄い広い敷地なんですね。

wikiでは、桂離宮、仙洞御所と並んで王朝文化の美意識の頂点を示すものとなっている、
と書いてありました。
作るのに3年もかかるとは、上皇様はよいとして(出来上ったら楽しめますし)、
作った労働者の方のご苦労、大変だったでしょうね。
(最近こういう目線で観てしまう自分がおります(^-^;)

時間になったところでガイドのTさん(温和そうなおじさん)がご挨拶。
団体のツアーなので勝手な行動はお控えください、
たとえ私の説明がつまらなくても私についてきてください、って。(笑)
日本人で勝手な行動をする人って少なさそうですが、
海外観光客だとあちこち勝手に行ってしまう人もいそうだな、と思いながら出発。
IMG_9045.JPG結構見かけた看板 
皇宮警察本部ですから日本の人なら緊張感ありますよね。(^-^;
IMG_9046.JPG今回は20人弱のグループ
定員は50名らしいのですすが、感染予防対策として人数を減らしているようです。
外国人の拝観者には英語、中国語などの音声ガイドが借りられるみたいですが、
さすがにこの時期なので、拝観者は全員日本人でした。
IMG_9047.JPGお天気がよく暑い日で
参加者の皆さんもなるべく影をみつけて歩いているような、
私も日傘をさしながら、でも汗だくでガイドさんについていく感じ。
IMG_9049.JPG下離宮の御幸門前に立つガイドのTさん
最初は、正門から一番近い下離宮(御茶屋)の
IMG_9050.JPG寿月観
下離宮は後水尾上皇の御座所だったところですが、
蔵六庵(茶屋)と彎曲閣(2階建て楼建築)がなくなってしまったので
現存するのは寿月観(当時の建物ではないらしいです)のみとのこと。
IMG_9053.JPG回遊式庭園に 
IMG_9056.JPGIMG_9057.JPG IMG_9059.JPG意外と簡素です
敷地内に後水尾上皇の第一皇女と第八皇女のお寺もあると説明を聞き、
どれだけ広い敷地なんだろう?と思う一方で、
娘を尼にしてしまうというのは自分の娘を権力闘争の道具にされないよう
(嫁がせないよう)出家させてしまうのかな、若い娘が外の世界を知ることなく
出家するのであれば可気の毒かもしれない、自分が権力者の娘でなくてよかった、
となぜかホッとしてしまうのでありました。(笑)
IMG_9062.JPGIMG_9066.JPG 
下離宮を見学した後は、田んぼ(稲刈りして稲穂が干してありました)を通って
IMG_9067.JPGガイドさんについて中離宮に向かいます

暑い!(10月初旬なのに)


(つづく)




タグ:京都
nice!(7)  コメント(0) 
共通テーマ:旅行