映画「カタブイ -沖縄に生きるー」を観る [映画(か行)]
本日もがんばって映画記事です。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
この映画も昨日アップした「ちむぐりさ」と同じく、
田端のシネマChupkiさんで鑑賞しました。
(7月は沖縄をテーマとした映画が毎日公開されていました)
あらすじはYahoo!映画さんより。
スペイン系スイス人のダニエル・ロペス監督は、2003年に沖縄に移住する。
沖縄県立芸術大学の大学院で学ぶ一方、映画製作やカメラマン、
テレビのパーソナリティーなどを担当。
沖縄独自の文化に着目し、彫刻家や琉球舞踊の師範らさまざまな人々との会話から
沖縄の本質に迫る。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
この映画も昨日アップした「ちむぐりさ」と同じく、
田端のシネマChupkiさんで鑑賞しました。
(7月は沖縄をテーマとした映画が毎日公開されていました)
あらすじはYahoo!映画さんより。
スペイン系スイス人のダニエル・ロペス監督は、2003年に沖縄に移住する。
沖縄県立芸術大学の大学院で学ぶ一方、映画製作やカメラマン、
テレビのパーソナリティーなどを担当。
沖縄独自の文化に着目し、彫刻家や琉球舞踊の師範らさまざまな人々との会話から
沖縄の本質に迫る。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
この世に生を受けた限り、生きることに感謝して生きていかないといけない、
という気持ちになりました。
昨日アップした「ちむぐりさ」と同じ沖縄について描いていますので
米軍基地も出てきますが、その中で、沖縄の人々がどう過ごしているのか、
そこに焦点を当てて作られた作品という印象でした。
タイトルのカタブイは、晴れているけれど局地的に雨が降っている様子、
という沖縄の言葉だそうです。
様々な人が登場しては語るスタイルですが、冒頭に出てくる彫刻家の
金城実(きんじょうみのる)さんは、
テロ(米軍基地)は悪であり、それに対する怒りを彫刻作品で表現する、と
100mという長さの作品を見せてくれます。
怒りを大作として表現する、そのエネルギーを感じたのですが、
遅々として良い方向に進まない怒りも含まれてのことかと思いました。
ミュージシャンで居酒屋店主の糸満盛仁(いとまんもりと)さん、
自分の血のルーツを大切にするのが沖縄と語りますが、こういう言葉を聞くと
私なんて自分の血のルーツもよく分からず、こういうことが言えることが
羨ましくなりました。(沖縄という土地だからこその言葉だと思いますが)
糸満出身のシーサー職人、上原新吾さんは、魔除けのシーサーは、
悪いものを口の中に入れて浄化していいものに変えて一緒に暮らす、
それが沖縄らしいと語るのですが、悪いものを退治するのではなくて
口の中に入れて浄化するという考えが私にはとても新鮮に思えました。
琉球舞踊家の宮城茂雄さん、波上宮の宮司、渡慶次馨(とけしかおる)さん、
沖縄少林流空手道協会守武館館長の上間康弘さん、
彼らの沖縄という土地だからなのか、どこか穏やかでありながら力強い、
そんな感じの言葉も印象的でしたたが、栄町市場を盛り立てようと頑張る
おばあラッパー 新城利枝子さんの明るい姿を見ると、厳しい環境の中でも
力強く生きていく姿を少しだけですが見せてもらいました。
(ラップを奏でるおばぁがとてもクール)
100歳のおじいの誕生祝、そして亡くなった後の弔いの様子、
お盆に集まる家族たちの様子など、私が身近で知っているものとは
やはりかなり違うようない印象を受けましたが、家族、血のつながり、
先祖を敬う気持ち、私も見習わないといけないな、とわが身を振り返り
反省することしきり。(^-^;
昨日の作品で無関心でいることはいけない、知ること、そこから感じること、
そんな大切さを教わった気持ちですが、今回は、大変なことが起きても
その中で強く明るく生きていくことの大切さを教わった心持になった
「カタブイー沖縄に生きるー」でありました。