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青春18きっぷの旅2021④⑤~まずは高尾へ向かう編~ [日本の旅(甲信越静)]

青春18きっぷの旅③を書き終えましたが、
通常モード(映画記事ストックはそこそこあるけれど呑み記事ストック殆どなし)に
戻れないのでそのまま青春18きっぷの旅④⑤を続けます。

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きっぷも残すところ2回分となりました。
日帰り旅は意外と体力を使うので、今回は1泊しながらのぶらぶら鉄旅にしようと
行先を考えて、今まで殆ど行ったことのない岐阜に行くことにしました。
(大学生の頃、高山に行きましたがたった2時間の滞在なので行ったうちに入らないかも)
隣の長野県は婆1号の故郷なのですが、岐阜から離れた信越本線方面。
群馬が近い方で、小さいころから今もそこそこ行っていますが、
中央本線方面は大学生の頃に訪れた茅野、数回訪れた松本、程度、なので、
同じ中央本線エリアの岐阜県にも行ったことがないまま五十路になってしまいました。

他にも理由があるのですが、それは昨年参加したクラウドファンディング。
https://camp-fire.jp/projects/view/312502

これまで飲んだことのないお酒ですが、日本酒の出荷量が減少する中で
コロナ禍で更にご苦労されている小さい酒蔵が多いのは知っていたので、
FBでポップアップ表示されたこのプロジェクトを見て外呑みが減っている分、
応援したいと思って一口だけですが、参加しました。

リターンとして蔵のお酒「恵那山」4種類の四合瓶を1本ずつと、カヨイステンレスボトルに
しぼりたてのお酒を入れて送っていただきました。
(カヨイステンレスボトル=昔の通い徳利をステンレスで復活させたものだそうです)
1万円の支援でそれだけリターンをいただくのもなんだか悪いな(送料も先方負担だし)と
思っていたら、私がいただいたのが3種類で4本(同じ種類が2本入っていた)。
蔵の岩ケ谷さん(社長で杜氏)からメールで同じ種類が2本入っている方はご連絡を、と
ご連絡いただいたので正直に伝えると(追加発送不要と添えましたが)翌日もう1本、
最初に頂いたときに入っていなかった種類のお酒が送られてきました。

蔵にしてみたら赤字行為でクラウドファンディングの意味ないじゃん、
クラウドファンディングに参加して支援されている側が持ち出しになるって
なんだかおかしいわね、と思って恐縮至極状態になってしまったのですが、
カヨイステンレスボトルを持参いただければ、1年間、無料でしぼりたてのお酒を
入れさせていただきます、とメッセージに書いてあったので、
蔵のある中津川に行って蔵を訪れてクラウドファンディングの時の対応にお礼を
伝えながらお酒を買って、カヨイステンレスボトルにお酒も入れてもらう、
なんとなくwin-winみたいな気がして(自己中ですが)俄然行く気になりました。

で、他にも理由があるのですが、
中津川に行く気になってきたところでふと思い出したのがうつぼ父。
出張すると色々とお菓子などを買ってきてくれたのですが、
(北海道出張時に買ってきたシャケを咥えた熊はまだ実家に飾られています(笑))
栗甘納豆を買ってきてくれるのが私は一番うれしくて、どこに行って買ってきたのか
全然知らずにバクバク食べていたのを思い出し、あれって岐阜?長野?どこだろう?と
婆1号に旅の計画を話しながらあの栗甘納豆はどこのものだったのか聞いてみたら、
あれは中津川のお土産でしょ、どこのお土産か知らないで食べてたの?と呆れられました。
中学生の頃から思春期というか反抗期というか、父の存在が鬱陶しくて嫌いで
そんな反抗的な態度のまま大人になり、その後も父と自ら話すこともなく、
何となくそんな感じのまま父が亡くなってしまったのでそんな態度の自分を未だに反省、
というか、たられば的に思い出すことが今もあったりします。
(そのあたりのことは「父の詫び状」って記事でつらつら書いています)
父にしてみれば出張先でお土産を買って子供たちを喜ばせたいという気持ちだった、
そうなんだろうなと今になれば理解できるのですが、買ってきた父にちゃんと感謝の
気持ちを伝えることなく、栗だけ図々しく食べていた自分は腐っていたな、と
こうやって記事をかきながら父に申し訳ないことをしたと猛省です。

お父さん、ごめんなさい。(:_;)

と栗甘納豆から中津川という地名にたどり着き(婆1号、覚えていてくれてありがとう)
中津川まで電車で行って夜呑んで、泊ったら翌日は朝に中津川を出て帰宅、という
中津川という目的地を定めてひたすら電車に乗る2日間、で予定を立てました。

宿は、最近始めた桃鉄(スマホ版)にも登場し、ずっと気になっていた駅、
中津川駅周辺で探して予約しました。
中津川駅に停まれば(桃鉄の話です)買える物件は馬籠宿グッズ屋、栗おこわ屋、
栗きんとん屋、桃鉄のお陰で意識するようになった駅に行ってみるのもよいだろうと、
思った次第です。

というわけで、長くなりましたが出発~。

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今回は松戸駅からスタートです。
IMG_4426.JPG4月初旬の松戸駅 朝5時台です
駅の外では酔っ払って騒ぐ若者の声が聞こえていますが、
あの24時間営業がウリの磯丸水産(駅前)でさえ閉まっているのに、
どこで呑んであんなに酔っ払っているんだ、という感じの煩さでした。(V)o¥o(V)
IMG_4427.JPG4つ目のスタンプを押してもらって
快速上野行きで日暮里まで行ったら山手線に乗り換えて
IMG_4428.JPG神田駅
IMG_4430.JPG中央特快 高尾行に乗車。
ホームに着いたとき快速の高尾行がきたのですが、そのあとの特快が途中で
追い抜くみたいなのでそれには乗らず、特快を待ちました。
車内は朝帰りと思しき若いカポー(お泊りしたのかな)が目の前にいたりと、
土曜日の朝という感じです。(土曜日でなくてもいそうですが)
高尾行というだけあって、高尾山に登るんだろうなという装いの方が多い印象です。
呑み友でも高尾山に登るのが好きな人が多いのですが、私も一生に一度くらいは
登ってみるのもよいかもしれません。
青春18きっぷの旅③で暖房の効かない千葉県内の電車でぶるぶるしたのに比べて
中央線は微かに暖房がきいていてぶるぶるするほどではなかったものの、
寒いことには変わりなくぷるぷるって感じでした。
電車は新宿駅でシートが埋まり、近くに座っている外国人のおっさんが半袖で驚きつつ、
その話し声のでかさにイラっと。(V)o¥o(V)
イヤホンで音楽聞いている私でさえうるさいと思うくらいの大声で話していたのですが、
一緒に話している日本人のおっさんも注意しろよ、もっと静かに話せって。
マスクしても大声で話したらフィルターを通ってお前の飛沫が飛ぶんだよ、って
心中おっさんをドつきました。

と怒っていたら立川でおっさんは降りていき、高尾に着く前にも、リュック背負って
山登り(ハイキング)みたいな装いの人たちがぱらぱらと降りていくのをぼーっと見ながら
音楽を聴いてうとうとしていたら、神田から1時間弱で高尾駅に到着しました。

ここで甲府行に乗り継ぎますが、乗継時間は5分。
急ぎます!



(つづく)



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