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映画「電車を止めるな!のろいの6.4キロ」8往復目鑑賞 [映画(た行)]

本日2つめの記事投稿です。
みなさま、気にしないでください。デジャブではありません!(笑)
銚子電鉄さんが製作した映画「電車を止めるな!」、8往復目の鑑賞記事です。
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先週2往復している内の1往復は竹本社長、赤井監督のトークショーを楽しみましたが、
昨日は、田端のシネマChupkiさんでの上映最終日。
当初はお昼の時間帯での上映でしたが、その後アンコール上映と称して期間延長、
しかも夜の時間帯に設定して上映してくださったのですが、
遂に遂に遂に、、Chupkiさんでの上映も最終日となってしまいました。(;_:)

Chupkiさんに通うようになって5年くらいですが、同じ作品を5回も見に来るの、
初めてです。(笑)

今後も、様々な作品を上映してくれるChupkiさんには通おうと思っていますが、
今回、この映画をこんなにも長い間上映してくださったことには本当に感謝です。(^-^)

電車を止めるな.png今回8往復目
(映画公式サイト) https://www.dentome.net/
(銚子電鉄サイト) https://www.choshi-dentetsu.jp/

(1往復目は池袋のシネマロサで)https://utsubohan.blog.ss-blog.jp/2020-12-29
(2往復目は竹橋のKKR東京で貸切)https://utsubohan.blog.ss-blog.jp/2021-01-18
(3往復目は千葉の京成ローザで舞台挨拶も)https://utsubohan.blog.ss-blog.jp/2021-03-02
(4往復目は田端のChupkiさんで)https://utsubohan.blog.ss-blog.jp/2021-05-16
(5往復目も田端のChupkiさんで)https://utsubohan.blog.ss-blog.jp/2021-05-29
(6往復目も田端のChupkiさんで)https://utsubohan.blog.ss-blog.jp/2021-06-08
(7往復目も田端のChupkiさんで、トークショー付)https://utsubohan.blog.ss-blog.jp/2021-06-09

で、今回も最前列の座席をしたいので上映1時間前には到着。
IMG_5825.JPG 隣は業務スーパーです
(Chupkiさんのホームページ)https://chupki.jpn.org/

IMG_5827.JPG外から見える予告編
モニターの下に書いてありますが、Chupkiさんはユニバーサルシアター、
耳の不自由な方には字幕、目の不自由な方には音声ガイド、バリアフリーで
車いすでも鑑賞できる、小さいけれど思いやりの詰まった温かいシアターです。

で、受付しようと中に入ろうと思ったのですが、
既に外からでも見える入口横にあるソファに座っているおじさん。
私がこれまでの4~7往復目の内、3往復同じ空間にいらしたおじさんです。
おそらくトークショーの後の週末も来て、今日は最終日だから更に、という感じかな、
と思いながら会釈して前を通って受付して、7往復目と同じ最前列を指定。
おじさんとは通路を挟んで隣の席です。(^-^;

座席指定した後は、近くで食事して業務スーパーで買い物して
(なんとなくルーティーンになっている)
開園10分くらい前にChupkiさんに戻って座席に座ると、
「上映前から映画について説明しているので音声ガイドを聞いてみると楽しいですよ」
と、おじさんが話しかけてきました。

びっくりしたなーもー。(◎_◎;)

「トークショーの時にも同じ席にいらっしゃいましたよね、
 私もChupkiさんでは5回目で音声ガイド、聞いてます。」と答えると、

「そうですか!私は52回目なんですけど、そんなに見てくれて助かります」

なぜおじさんが助かるのかよく分かりませんが(助かるのは銚子電鉄かな)、
おじさんにお礼を言われてしまいました。恐縮です。

おじさんと今回で4回お近くで鑑賞しますが、
顔がでかい(しかも表情怖い)メガネかけたおばさん(私)を覚えていなかったことが
逆にびっくりでした。(おじさんは映画以外に興味がないのかもしれない)

それにしても、40回見た後、からの12回、Chupkiさんで鑑賞したおじさん、凄い。

前回と同じく、上映前に、Chupki代表の平塚さんが音声ガイドが好評であることを説明し、
ご希望の方にはイヤホンをお貸ししています、とアナウンス。
結構借りていらっしゃる方が多かったのは私も嬉しかったです。


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うしお君!(;O;)

色々なキャラクターに注目しながら何度も見ておりましたが、
今回はゾンビが池田さん、幽霊が佐々木さんだったのに逆に覚えていたことに気づいて
自分の記憶を修正した以外で大きく反応したのは、うしお君でした。

なんてええ子や、、、先日のトークショーで竹本社長が仰っていた話も併せてみると
うしお君に目が釘付けになってしまう自分がおりました。
心霊電車に現れたうしお君、音声ガイドを聞いていると、うしお君の表情についても
うまく表現してくれるので尚更目が釘付けになるわけですが、
池上恵さん演じる広瀬じゅずさんが、うしお君を優しい表情で見つめる場面も見ると
じゅずさんもいい人なんだなあ、という気持ちになりました。
(映画に出てくる人で悪い人はいないのですが)

隣に座るおじさんは、いつものように場面場面で手を動かしたりしていましたが、
折々の敬礼からの最後の拍手、私もつられて拍手して見終わりました。

今回もお土産に一日乗車券と竹本社長のお手紙、お菓子(おとうさんのぼうし)、
いただきましたが、一日乗車券、まだ使っておりません。
(といっても8回みたのに手元にあるのは6枚、なぜ)

これは、いずれ銚子電鉄の経営が今より良くなったときに、使わせていただこう、
と思って(期限のない乗車券なので)とりあえず暫くは使わずキープします。

銚子電鉄に限らず全国のローカル線はどこも経営が大変だと思いますが、
銚子電鉄のこういう活動でローカル線の盛り上がりが出来ればいいいな、と
想ったりしています。
まだまだ知らないローカル線があるので銚子電鉄だけでなく、地方のローカル線も
機会があればちょとでも乗ってみる、そういうことで鼻くそレベルでもサポート、
できればと思っています。(私のできることなんて超微力ですが)

IMG_5829.JPGChupkiさんで発見!
終演後、外に出ると、音声ガイドを担当されていた檀鼓太郎さんがいらして、
トークショーでお話を聞いて音声ガイドを更に楽しめました、とお伝えしました。
他の作品もChupkiさんでは音声ガイドを楽しもうと思えたのが今作がきっかけですが、
ユニバーサルシアターと謳うシアターのお気持ちというか目指すものというか、
改めて感じることができました。
Chupkiさんでの上映は終わりましたが、都内で池袋のHUMAXで来月予定されていますので
一往復は必ず行きたいとお思った「電車を止めるな!のろいの6.4キロ」でありました。

(紺野さん、調子電鉄を盛り上げてくれてありがとう)


タグ:銚子電鉄
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映画「逃げた女」を観る [映画(な行)]

予告編を観て気になっていた作品です。
逃げた女.jpg

あらすじはYahoo!映画さんより。

結婚して5年間一度も夫と離れて過ごしたことのないガミ(キム・ミニ)は、
夫の出張中にソウル郊外に暮らす女友達を訪ねる。
バツイチで面倒見のいい先輩ヨンスン、気楽な独身生活を送る先輩スヨン、
旧友ウジンと再会したガミは、「愛する人とは何があっても一緒にいるべき」という
夫の言葉を繰り返し話題にする。
ところが彼女たちとのたわいない会話に隠された本心や、久々の再会をかき乱すように
現れる男たちの存在を通じ、ガミの心に変化が生じていく。


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あれ?(・・?

まだ続くと思っていたところでエンドロールが流れました。

ホン・サンス監督作品を観たのは今作が初めてなのですが、
なんともまあ不思議な感じの映画でした。

意外だったのは周りの観客の半分以上が中年男性。
こういう映画だから女性が多いかと思っていたので拍子抜けしましたが、
ホン・サンス監督ファンが多いのかな(公開初日だったし)と思いました。

自分が勝手に思い描いていた起承転結という感じでもなく、
転、まではかろうじて雰囲気があったとしても結がないというか、
映画レビューでもいくつか見たのですが、
韓国が舞台で韓国の人が出演している韓国映画なのにフランス映画ぽい、
そんなモヤっとした印象が残った映画でした。

お芝居というよりはどこかのお家で見るごく普通の会話、
聞いていてもほほー、とかへへー、とかそういう感じにもならない会話が、
ガミと彼女の知人を通じて展開されていて、ガミが1人になったところでエンドロール、
映画の中に出てくる映画の場面だったので、エンドロールも劇中劇である映画のものかと
思ったら(エンドロールはハングル語オンリーなので全く読めず)、
気づけば映画館内が明るくなっていて、「あれ、映画終わっちゃったの?」って感じ。

タイトルの逃げた女というのは主人公のガミのことだと思うのですが、
何から逃げたのか、見た人それぞれの考え方があってもよさそうな、
全体的にふわっとほわっともやっとした描き方でそういう味わいが好きな方には
(この監督作品をずっと見続けている方は特に)
没入できる映画なのかもしれません。

ガミの言っていることは全て本当にも思えないというか、
(実はダンナとあまりうまくいっていないところから逃げたと私は想像しました)
3人目の友人に会うための助走として、2人の先輩との再会が描かれていた、
3人目の友人に偶然会ったというけれどガミは意図的に会いに行っているように
思えました。

と書いていても、見ていない方にはナンノコッチャな感想ですが、
こういう雰囲気の映画もなかなか見る機会がなかったので、
機会があれば他のホン・サンス監督作品も見てみようかな、と思った、
「逃げる女」でありました。





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