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京都旅行記2020Ⅲ~三十三間堂編~ [日本の旅(京都)]

値段の割には残念だったサービスのカレーライスランチの後は、
東山七条エリアのお寺をめぐります。

IMG_1011.JPG最初は向かいの三十三間堂
三十三間堂、、、という名前の居酒屋に入ったことはありますが(笑)
その元になった(のであろう)お寺に来たのは初めてです。
かなり混んではいましたが、ものすごい大量の靴箱も数割程度の使用で
これがインバウンドで凄かったころは満員電車みたいな状態だったのかな、
なんて想像しました。
1164(慶長2)年、後白河上皇の離宮に建てられた仏堂が始まりで、
正式名称は蓮華王院。
拝観料600円を支払って順路に従って本堂に入りましたが写真撮影禁止です。
全長120mの本堂内には鎌倉時代の仏師湛慶作の千手観音坐像を中心に、
1001体の千手観音立像、風神雷神像に二十八部衆立像が安置されています。
歩きながら様々な表情の千手観音様に手を合わせながら、賽銭箱に100円を入れて
献灯していたら、近くにいた小学校低学年くらいの女の子が「私もやりたい!」と
親にねだっていましたが(意味分からないんだろうけど)親、完全無視。(笑)
その女の子、薄暗い中に千手観音だらけという雰囲気が面白くはない様子で、
親の京都旅行に渋々つれてこられた感じが漂っていました。
途中、賽銭箱の中をのぞいて手を入れようとしたり(親、注意せず)、
ずいぶんお行儀悪いなって思いながらガン見してしまいました。
親にしてみれば紅葉の京都を訪れたかったのかもしれませんが、子供にしてみれば
お寺ばかり、仏像だらけで面白くない、USJの方がずっと楽しいのかもしれませんね。
子供も連れて旅するなら、せめて観音様を一緒に見ながら子供と会話するとか、
献灯の意味を教えるとか、子供が少しでも興味を持つようにした方がいいんじゃないかな、
なんて思いました。ま、私の子供じゃないから心中で思っていただけなんですけど。(^-^;

と、本堂をお一周回って御朱印をいただいた後は、外に出て庭園(改修工事中)を散策。
IMG_1014.JPG日本庭園は美しい
一部工事中なので庭園を歩いている人が少なかったのでのんびり歩けました。
IMG_1015.JPGIMG_1016.JPG
一部の木が赤く紅葉していましたが、緑と青空とのコントラストもいいですね。
IMG_1017.JPG本堂IMG_1019.JPG三十三間堂って
本堂内柱間が33本あることに由来しているということを
今更ながらまっぷる先生に教えてもらいました。

このお寺が特別柱間が多いのか、他のお寺と違うから数字の入った名前なのかな。
調べてみて知りましたが、33という数字は観音菩薩が持つ33の変化身に因むそうですが、
本堂は建立後一度焼失し、1266年に再建されたものだそうです。
再建といっても900年近く経っているだけで凄いですね。
IMG_1020.JPG龍?
IMG_1021.JPGありがとうございました
人がたくさんいそうだからとこれまで訪問していなかった場所を
昨年の夏休みと今回訪れているのですが、混んでいたとはいえ、
このくらいの人混みならいいかな、と思いながら、次のお寺に向かいます。


(つづく)





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