京都旅行記2020Ⅱ~鈴虫寺編~ [日本の旅(京都)]
鈴虫寺に行くまでのことをだらだらと書いてしまいましたが、続きです。
8時50分ごろ、お寺の中に入り、拝観料500円と御朱印のお代300円を支払って
御朱印帳を預けたら中のお部屋の最前列に着席。
普段なら50人くらいは軽く入れそうな畳のお部屋ですが9時からの説法は11人。
(始まってから10人くらいばらばらと参加者が入ってきました)
曇天というか雨
(お寺のホームページ)https://www.suzutera.or.jp/
8時50分ごろ、お寺の中に入り、拝観料500円と御朱印のお代300円を支払って
御朱印帳を預けたら中のお部屋の最前列に着席。
普段なら50人くらいは軽く入れそうな畳のお部屋ですが9時からの説法は11人。
(始まってから10人くらいばらばらと参加者が入ってきました)
曇天というか雨
(お寺のホームページ)https://www.suzutera.or.jp/
(wikiも)https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8F%AF%E5%8E%B3%E5%AF%BA_(%E4%BA%AC%E9%83%BD%E5%B8%82)
お部屋の一番前には鈴虫がたくさん入ったガラスケースが7個並んでいます。
ちなみに撮影禁止なのですが、私より先に着いていた女性が知らずに撮影して
思いきり注意されていました。。。。(撮影しなくてよかったと心中ほっとする私)
説法が始まる前にガラスケースに近づいて鈴虫を超久しぶりに間近に見て、
小さい頃、実家で飼っていたのをふと思い出しました。
飼っていたといっても私や兄、婆1号ではなく、父が飼っていたのですが、
玄関の靴箱の上に置いてあった鈴虫のケース、リンリン鳴くのはよいものの、
鈴虫のにおいなのか、エサのナスのにおいなのか、あのケースの独特のにおいって
今でも記憶に残っています。嫌な感じのにおいとして。(笑)
何年かは物置で越冬して孵化して、、なんて感じの繰り返しでしたが、
ある年、孵化できなかったので父もそれで諦めたみたいでそれっきり。
ガラスケースからも記憶に残っていたあのにおいがして(微かにですが)
ああ、これって鈴虫のにおい、、ついついなんども嗅いでしまいました。(笑)
と、実家で飼っていた鈴虫をふと思い出しましたが、
鈴虫寺(正確には妙徳山華厳寺)の鈴虫はボリューム感がまったく実家と桁違い。
エサがナスっっていうのは同じですが。(^-^)
1つのケースに何匹くらいいるんだろう、100匹以上はいそうだけど、なんて
思っていたら、ご住職がフェイスシールドをしたお姿で登場しました。
鈴虫説法、スタート。
説法が初めての方?と聞かれて手を上げると5人が初回。2回目が4人。4回目が1人。
多い人だと80回以上、という方もいらっしゃるそうです。(◎_◎;)
入口のお地蔵様に願掛けして願いが叶ったらお礼参り、また違う願掛けをしてお礼参り、
これを繰り返す人を、仏教用語ではリピーターといいます、とニコニコ語るご住職。(笑)
フェイスシールドについては時節柄仕方がないとはいえ反射するし邪魔だと仰ってました。
また、拝観料には通常お茶とお菓子をお出しする分も含まれているものの、こういう時期で
お茶は飲食提供に該当するため中止しています、お菓子だけお持ち帰りください、
包みは紅白2種類ありますけど、味はお・な・じです、と場を和ませてから鈴虫のお話。
お部屋の中にいる鈴虫は約4000匹。(1ケースあたり600匹弱ってことでしょうかね)
鳴くのはオスだけなので全体の半分くらいが鳴いています。
鳴くのは「求愛行動(きゅうあいこうどう)」をしているからなんですよ、
この前、説法で話していたら、若い参加者の方が「QRコード」だと勘違いされて。(笑)
このお寺、今では鈴虫寺と呼ばれていますが、華厳宗なので華厳寺。
奈良の東大寺と同じです。今では華厳宗は臨済宗と呼ばれています。
先々代の8代目から(20数年前)、鈴虫の音に悟りを開き、試行錯誤ののち、
時期をずらしながら孵化させることに成功したことで、一年中、鈴虫の音を
聴けるようになりました。鈴虫の命は1か月。とても儚い命です。
(鈴虫の魅力についてはお寺のホームページにも細かく書いてあります)
https://www.suzutera.or.jp/introduction/suzumusi/
お部屋の一番前には鈴虫がたくさん入ったガラスケースが7個並んでいます。
ちなみに撮影禁止なのですが、私より先に着いていた女性が知らずに撮影して
思いきり注意されていました。。。。(撮影しなくてよかったと心中ほっとする私)
説法が始まる前にガラスケースに近づいて鈴虫を超久しぶりに間近に見て、
小さい頃、実家で飼っていたのをふと思い出しました。
飼っていたといっても私や兄、婆1号ではなく、父が飼っていたのですが、
玄関の靴箱の上に置いてあった鈴虫のケース、リンリン鳴くのはよいものの、
鈴虫のにおいなのか、エサのナスのにおいなのか、あのケースの独特のにおいって
今でも記憶に残っています。嫌な感じのにおいとして。(笑)
何年かは物置で越冬して孵化して、、なんて感じの繰り返しでしたが、
ある年、孵化できなかったので父もそれで諦めたみたいでそれっきり。
ガラスケースからも記憶に残っていたあのにおいがして(微かにですが)
ああ、これって鈴虫のにおい、、ついついなんども嗅いでしまいました。(笑)
と、実家で飼っていた鈴虫をふと思い出しましたが、
鈴虫寺(正確には妙徳山華厳寺)の鈴虫はボリューム感がまったく実家と桁違い。
エサがナスっっていうのは同じですが。(^-^)
1つのケースに何匹くらいいるんだろう、100匹以上はいそうだけど、なんて
思っていたら、ご住職がフェイスシールドをしたお姿で登場しました。
鈴虫説法、スタート。
説法が初めての方?と聞かれて手を上げると5人が初回。2回目が4人。4回目が1人。
多い人だと80回以上、という方もいらっしゃるそうです。(◎_◎;)
入口のお地蔵様に願掛けして願いが叶ったらお礼参り、また違う願掛けをしてお礼参り、
これを繰り返す人を、仏教用語ではリピーターといいます、とニコニコ語るご住職。(笑)
フェイスシールドについては時節柄仕方がないとはいえ反射するし邪魔だと仰ってました。
また、拝観料には通常お茶とお菓子をお出しする分も含まれているものの、こういう時期で
お茶は飲食提供に該当するため中止しています、お菓子だけお持ち帰りください、
包みは紅白2種類ありますけど、味はお・な・じです、と場を和ませてから鈴虫のお話。
お部屋の中にいる鈴虫は約4000匹。(1ケースあたり600匹弱ってことでしょうかね)
鳴くのはオスだけなので全体の半分くらいが鳴いています。
鳴くのは「求愛行動(きゅうあいこうどう)」をしているからなんですよ、
この前、説法で話していたら、若い参加者の方が「QRコード」だと勘違いされて。(笑)
このお寺、今では鈴虫寺と呼ばれていますが、華厳宗なので華厳寺。
奈良の東大寺と同じです。今では華厳宗は臨済宗と呼ばれています。
先々代の8代目から(20数年前)、鈴虫の音に悟りを開き、試行錯誤ののち、
時期をずらしながら孵化させることに成功したことで、一年中、鈴虫の音を
聴けるようになりました。鈴虫の命は1か月。とても儚い命です。
(鈴虫の魅力についてはお寺のホームページにも細かく書いてあります)
https://www.suzutera.or.jp/introduction/suzumusi/
と、ひとしきり鈴虫について説明されていましたが、
wikiなどを見ると、もともとは近くの西芳寺(苔寺)にお参りに来た人が
ついでに立ち寄るお寺だったそうですが、1977年に西芳寺が参拝を完全予約制に変更し、
参拝者の人数を制限したことから、拝観者が減るのではと考え誘致策として始めたとか。
先々代のご住職が鈴虫の音を聞いて悟りを開いたとはいえ、ご苦労があったのでしょうね。
鈴虫の説明の次に、入口に置かれているお地蔵様についての説明。
わらじを履いたお地蔵様って珍しいですが、お地蔵様がちゃんとみなさんのお家まで行って
祈ってくれるからです。だから、お参りするときは自分の住所をきちんと伝えましょう。
お参りするときは、手と手の間にお守りをはさんで一つだけお願いしてくださいね。
お守りは1つ300円です。
このあたりから積極的な宣伝トークが続き(笑)、
最後に「帆」という漢字を見せながらまとめに入りました。
人生思った通りに進むことより、そうでないことが多いです。
前向きに考えるのが苦手な人は、断絶せず、向きを変えてみることが大事です。
帆のように向きを変えても前を向いている、そうすれば必ず前に進みます。
何事もものの考え方です。それはコロナも同じです。
時には向きを考えながら前に進んでいきましょう。
お坊さんってお話がうまいですよね。聞きながら思わずジワジワしてしまいました。
いただいたお菓子と御朱印の札
説法が終わってから思わずお守りを買って(説法には素直に従う)、
帰る前にお庭を一周
苔がきれいです
それほど広いお庭ではないのであっという間に一周し、本堂を通って外へ
(この写真は撮ったのですがお地蔵様の写真はなぜか撮りませんでした)
買ったお守りを両手に挟んでお地蔵様に実家の住所と婆1号の名前をお伝えした後、
婆1号が骨折で大変でしたが術後のリハビリも本人頑張っていますので早く治るように、
見守ってくださいね、とお願いし
とりあえず、婆1号の回復は順調ですので、お礼参りにもいかないといけませんね。
テレビで見たことのあるお寺、混んでいているから行かなくてもいいや、と
ずっと思っていましたが、早起きして(またこういう時節柄なので)説法を聞いて
久しぶりに間近に鈴虫を見て、婆1号のこともお地蔵様にお願いできて、満足。
この後は、西芳寺をスキップして、私が行くべき場所へ向かいます。
(つづく)
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