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京都旅行記2020Ⅱ~松尾大社編③~ [日本の旅(京都)]

こんなに長く松尾大社のことを書くとは思っていなかったのですが、
巫女さんが素っ気ない割に(笑)敷地が広くて散策に時間がかかって
ついでに写真もたくさん撮っていたのでなんとなく1回で書ききれず。
12月も既に下旬に入って、今京都滞在4日目の序盤を書いているということは
家に帰るまで(そこまでが遠足)の記事を年内に書ききれないだろう、と
既に感じております。(-_-メ)
ご存じの通りある程度写真整理したらまとめて記事を書いて予約投稿、
というブログ生活なのでこれを書いているのが12月中旬。
旅の終盤は来年のアップになりそうで、これまで年内に一つのネタを書ききっていた私も
今回は無理だと思っています。。
既に皆さん読み飽きていると思いますが、年が明けても読んでくださいね。<m(__)m>

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と、松尾大社の庭園も見終わったので次の場所へ移動かな、と思ったら、IMG_8051.JPG巨大酒樽(萌)に
IMG_8052.JPGたんたんたぬき
IMG_8053.JPGの前にお酒の資料館
入場無料という懐の深さです。
IMG_8054.JPG座って記念撮影もできますIMG_8055.JPG入口入ってすぐのところに槽
これでお酒を搾るんですよね。
IMG_8056.JPGお酒の神様 特に好き
IMG_8057.JPGヤマタノオロチを酔い潰す松尾のお酒
神楽というと、昨年のチームSの九州旅で高千穂でみた神楽くらいなのですが、
(先に説明していただいたので見ていてわかりやすくて楽しかった)
松尾のお酒が出てくる備中神楽も見てみたいですね。
IMG_8058.JPG心躍る菰樽
IMG_8060.JPG椅子も樽
IMG_8062.JPGこういうの、ご縁がなくて。(笑)
IMG_8064.JPGお酒ができるまで
色々な酒蔵でもこういう展示はありますが、何度見ても楽しいです。
IMG_8065.JPG洋風なイケメンが仕込んでましたが
IMG_8066.JPG灘かよ。(軽く突っ込み)
伏見のお酒だったらもうちょっとテンション上がったと思いますが、
灘も関西ですからね。
IMG_8067.JPGIMG_8068.JPGIMG_8069.JPGIMG_8070.JPGIMG_8073.JPG重労働です
IMG_8072.JPG力持ちがいないと搾れない
途中から、携帯で話しまくるうるさい爺が入ってきてイラつきましたが
(電話は外でしろジジイ、と心中ドツイタ私です)
さらっとでもお酒と松尾大社について見られてよかったです。
IMG_8075.JPG大鳥居をくぐると
IMG_8076.JPGアサヒビール奉納と裏に書いてありました

当初の計画では、松尾大社の後、桂離宮も訪れるつもりだったのですが、
4日前までの事前予約が必要だということをすっかり失念していた私。
(ガイドブックみて予約しないといけないことは分かっていたのに)
今回は諦めて(というか行っても入れないし)、祇園方面へ移動します。
西から東へ移動するのに市バスにするか嵐山電車にするか、選択肢があったので、
市バスで移動しようとバス停にいってうっかりすぐ来たバスに乗ったら四条烏丸行。
時間あるし、四条烏丸から歩けばいいかとそのまま終点まで乗ることにしました。
バスは結構混んでいて(地元の方が殆ど)、隣に座ってきたおっさんが全身たばこ臭くて
嫌だな(V)o¥o(V)と思いながらも眠気が襲ってきて船を漕ぎ漕ぎ30分で四条烏丸。
祇園の方までバスで行くつもりが、かなり手前の四条烏丸で降りてしまったので、
ここから20分くらい歩いてランチタイムです。(^-^)


(つづく)


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京都旅行記2020Ⅱ~松尾大社編②~ [日本の旅(京都)]

無事お酒の神様に日々の反省と感謝を伝えた後は敷地内を散策。

IMG_8009.JPG本殿横にあったのが
IMG_8010.JPG相生の松
夫婦和合、恋愛成就とあまり私に関係ないような気もしますが(笑)
雌雄根を同じくした相生の松として樹齢350年、昭和31,32年に天寿を全うし、
昭和47年に大しめ縄を巻いて今のような屋根を付けた状態で保存されているそうです。
私にもご縁がありますようにと松に向かっててを合わせた後は、
IMG_8011.JPG右手の社務所?に行って
IMG_8012.JPG庭園に入ろうと声をかけたら、
巫女さんが出てきてくれたのですが、素っ気ない感じ。( 一一)
入場料500円を支払ってパンフレットをいただきました。。。
近江神宮に行ったときにも書いたような気がするのですが、
神社って巫女さんが笑わないような気がします。笑っちゃいけないのかな。
IMG_8013.JPG 竹?
神社の所在地、西京区のキャラクターで、
にしきょう・たけにょん」というらしいです。
西京区のホームページを見たらイベントに着ぐるみが登場するみたい。
この他、なでがめちゃん(松尾大社で神の使いとされている亀がモデル)とか、
かきぽん(西京区特産の柿をモチーフに)とかいるみたいですが、
全国のこういうキャラクターってどのくらいいるんでしょうね。。。
と、パンフレットに見つけたキャラクターに思わず反応した後は、
巫女さんに素っ気なく説明された通りにお庭を見学します。
IMG_8014.JPGいきなり神の使いとご対面IMG_8016.JPG松風苑
昭和50年に完成したというので新しいかと思ったのですがもう令和。(笑)
完成してから45年だから新しくはありませんね。。。
総工費1億円って当時では結構な金額だったのでしょう、
わざわざ説明しているあたり、お金かけて作った感がにじんでいます。。。
IMG_8017.JPG順路の通り進んで
IMG_8018.JPG曲水の庭
IMG_8019.JPG説明を観ると優雅なイメージなのですが、
IMG_8020.JPG近くにマイペットが置いてあり。(^^;
IMG_8021.JPG角度を変えて
曲水の庭というともうちょっと広いところにあって、
周囲を雅な装いの人たちが囲んで歌を詠む。そんなイメージ。(勝手に想像しています)IMG_8022.JPG上古の庭というんですね
古代祭祀をおこなっていたところに作った庭、って、
清らかな場所に作ったということなんでしょうね。
この後、撮影禁止の「神像館」に入ったら神像がいっぱい。
神像2躯・女神像1躯の計3躯が国の重要文化財、その他16躯が京都府指定有形文化財に
指定されているそうですが、館内あまり広くないので15分くらいで見学終了。
と、館内にいた神社の方(おじさん)が
他の庭もあるから見て行ってくださいね、と、
と神像館からの見学ルートを説明してくれました。
これで庭園って終わりなの?そんなに広くないし( 一一)と勘違いしてイラついていた私に
優しく接してくれたおじさん、ありがとう&いらついてごめんなさい。
言われたとおり、神像館の裏手にまわり、
IMG_8023.JPG鳥居を通過(鳥居の先は通行禁止)
IMG_8024.JPG門を出て
IMG_8025.JPG天狗磐の説明 
IMG_8028.JPG鳥居越しに見たものの分からずIMG_8026.JPG霊亀の滝 天狗岩どこ?
IMG_8029.JPG亀の井 お掃除?中
IMG_8030.JPG汲み上げて水質確認していました
よみがえりの水、と言われているそうなのでのんでみたかったのですが残念。
IMG_8031.JPG本殿を右手にみながら左折IMG_8032.JPG手水舎に亀
IMG_8033.JPG存在感大
茶店(この日はお休み)の裏手に進むと庭があるからね、と神像館のおじさんが
言ったとおり茶店の裏手に進み、
IMG_8034.JPG左てに進んで
IMG_8035.JPG中に進むと
IMG_8036.JPG蓬莱の庭
貸切状態です。(滞在時間10分くらいでしたが) 
IMG_8037.JPG鯉のえさ
IMG_8038.JPGIMG_8039.JPG思わず購入
IMG_8043.JPG巨大鯉の大群が餌の取り合い
手をたたいて呼ぶまでもなく、餌を買って近づいてきただけで
雰囲気を察したみたいで物凄い迫力でした。(驚いて写真撮れず)
大量の鯉が餌めがけて口パクパクしている光景はちょっとホラーでした。(T_T)
IMG_8047.JPG置き物ですIMG_8048.JPG静かですIMG_8050.JPG一周
誰もいないお庭を貸切状態で贅沢な気持ちで一周しましたが、
途中歩いていたら頭上に蜘蛛の巣があって思い切り己の頭で巣を破壊。
時節柄あまり人がこないお庭なのかしら、、なんて思いながら庭をあとにして、
もうちょっと敷地内をぶらぶらします。


(つづく)



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京都旅行記2020Ⅱ~松尾大社編①~ [日本の旅(京都)]

朝から楽しくて深い鈴虫説法を聞いた後は、松尾大社へ移動します。

お寺から神社、という典型的日本人みたいな行動パターンですが(^-^;
日々穏やかに生活できていること、こうやって京都に来ることができたこと、
婆1号が大変だったところから回復していること、
色々なことへの感謝の気持ちで訪れたところでは手を合わせるようにしていますので、
松尾大社にも行って日々の感謝を伝えないと、という気持ちです。

だって。

「松尾大社はお酒の神様なんだから、
  うつぼもちゃんとお参りしてきなさいよ」


って、仲良しKサンがここのお守りを買ってきてくれたときに言ったのが、
ずっと私の中で忘れられずにいたから。(笑)

です。

そういわれている割にやっと行くのかよ(言われて5年以上経過)と、
Kサンから突っ込まれそうですが、松尾大社のお守り(服酒御守と書いてある)を
ずっとお財布に入れて持ち歩いておりました。
5年以上経つので神様も私の日々の呑みっぷりを観ていて呆れてしまい、
もう守ってくださらないかもしれないけど。(;´∀`)

そんな訳でバスで移動しようと思ったのですが、バスが来るまで時間があるし、
歩いても15分くらいなので歩いて向かうことにしました。
IMG_7991.JPGバス停近くにあった家
IMG_7992.JPGかぐや姫って京都が舞台だったの(・・?
よく分からないのですが扉が閉まっていて中が見えず、、、残念。
開いていて見学できたら寄り道していたかもしれません。
で、Googleマップ先生の言う通り、大通りではなく、細い道を歩いていると、
IMG_7993.JPG新築売り出し中
住宅街の中を歩いている感じで、
IMG_7994.PNGもうちょっとで半分、というところで
IMG_7995.JPG神社がありました
IMG_7996.JPG月読神社
聖徳太子社とか、寄り道してお参りしようかと思ったのですが
IMG_7997.JPG安産祈願って年ではないな、既に。
鳥居の前でお辞儀して手を合わせ、拝殿まで行ってお参りしませんが
どうぞお許しくださいって心の中でいいながら、神社をあとにしました。
IMG_7998.JPGやっぱりお参りすればよかったかな
そんな気持ちなのに戻る気もないわけですが(^^;
歩いていると地元の保育園から、元気な子供たちの歌声が聞こえたり、
1人で歩いているのですがのんびりした雰囲気の中、楽しく歩けました。
IMG_7999.JPG松尾大社に到着。

(松尾大社ホームページ) http://www.matsunoo.or.jp/
(wiki)https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%BE%E5%B0%BE%E5%A4%A7%E7%A4%BE

大宝元年(701年)に創建された神社で、
主祭神は農耕(治水)の神、大山咋神(おおやまくいのかみ)と
水の神、中津島姫命(なかつしまひめのみこと)だそうです。
(中津島姫命は別名が市杵島姫命(いちきしまひめのみこと))

まだ10時ごろなので人もまばらな中、お参りしようと思ったのですが、
IMG_8002.JPG意外と広い
2日目に訪れた三井寺も軽い気持ちで行ったら思いのほか広かったのですが、
松尾大社もこんなに広いとは思わなかった。(汗)
確かに鳥居をくぐってもすぐ拝殿があるわけではなくかなり遠い感じ。
IMG_8003.JPGたまねぎのお漬物の看板
途中にお土産屋さんもあったりして、やっぱり広いなと更に実感。
IMG_8004.JPGやっと拝殿
そのすぐ横にある授与所で御朱印をいただこうと寄ってみると、
IMG_8005.JPG酒樽柄のデザインですと
御朱印帳、お寺と神社で分けて2冊持っているのですが、
持参するのを忘れて2冊買って現在4冊持っていたりして、
酒樽という文字だけ見ても気持ちが揺れまくったのですが、
これ以上買ってどうする、、、自分の気持ちを抑え込みました。
IMG_8006.JPGこんなところにも樽
そして、その先には
IMG_8007.JPG好物
神社で見かける菰樽、見るだけでテンションが上がるのですが、
さすがお酒の神様、菰樽の数が多すぎて心震えます。
IMG_8008.JPG本殿
ここでお参りしようと思ったら先に中年女性がてを合わせていたので待っていたのですが、
手を合わせてぶつぶつぶつぶつ、五回手をたたいてさらに何かつぶやいて、、、
3分くらい待っていたのですが、日が暮れるまで続くのではないかという雰囲気で、
すみませんね、と女性から離れたところで手を合わせてお参りさせていただいました。
前日呑み過ぎたことを反省していることをご報告し、
翌日辛くても反省しながら学習しない己もよくないのでもう少し学習能力を培いたい、
と思っていますので、どうかご支援ください、とお願いしました。
ご支援いただくならもうちょっと自分も呑み過ぎないように気を付けないといけないのに。
お願いするなら自分も努力しないとですね。がんばります。

と、仲良しKサンの住む東京に向かって、「お参りしたよ!」と報告した後は、
広い敷地内を見学します。(^-^)


(つづく)



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京都旅行記2020Ⅱ~鈴虫寺編~ [日本の旅(京都)]

鈴虫寺に行くまでのことをだらだらと書いてしまいましたが、続きです。

8時50分ごろ、お寺の中に入り、拝観料500円と御朱印のお代300円を支払って
御朱印帳を預けたら中のお部屋の最前列に着席。
普段なら50人くらいは軽く入れそうな畳のお部屋ですが9時からの説法は11人。
(始まってから10人くらいばらばらと参加者が入ってきました)
IMG_7981.JPG曇天というか雨

(お寺のホームページ)https://www.suzutera.or.jp/

(wikiも)https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8F%AF%E5%8E%B3%E5%AF%BA_(%E4%BA%AC%E9%83%BD%E5%B8%82)

お部屋の一番前には鈴虫がたくさん入ったガラスケースが7個並んでいます。
ちなみに撮影禁止なのですが、私より先に着いていた女性が知らずに撮影して
思いきり注意されていました。。。。(撮影しなくてよかったと心中ほっとする私)
説法が始まる前にガラスケースに近づいて鈴虫を超久しぶりに間近に見て、
小さい頃、実家で飼っていたのをふと思い出しました。
飼っていたといっても私や兄、婆1号ではなく、父が飼っていたのですが、
玄関の靴箱の上に置いてあった鈴虫のケース、リンリン鳴くのはよいものの、
鈴虫のにおいなのか、エサのナスのにおいなのか、あのケースの独特のにおいって
今でも記憶に残っています。嫌な感じのにおいとして。(笑)
何年かは物置で越冬して孵化して、、なんて感じの繰り返しでしたが、
ある年、孵化できなかったので父もそれで諦めたみたいでそれっきり。
ガラスケースからも記憶に残っていたあのにおいがして(微かにですが)
ああ、これって鈴虫のにおい、、ついついなんども嗅いでしまいました。(笑)

と、実家で飼っていた鈴虫をふと思い出しましたが、
鈴虫寺(正確には妙徳山華厳寺)の鈴虫はボリューム感がまったく実家と桁違い。
エサがナスっっていうのは同じですが。(^-^)
1つのケースに何匹くらいいるんだろう、100匹以上はいそうだけど、なんて
思っていたら、ご住職がフェイスシールドをしたお姿で登場しました。

鈴虫説法、スタート。

説法が初めての方?と聞かれて手を上げると5人が初回。2回目が4人。4回目が1人。
多い人だと80回以上、という方もいらっしゃるそうです。(◎_◎;)

入口のお地蔵様に願掛けして願いが叶ったらお礼参り、また違う願掛けをしてお礼参り、
これを繰り返す人を、仏教用語ではリピーターといいます、とニコニコ語るご住職。(笑)
フェイスシールドについては時節柄仕方がないとはいえ反射するし邪魔だと仰ってました。
また、拝観料には通常お茶とお菓子をお出しする分も含まれているものの、こういう時期で
お茶は飲食提供に該当するため中止しています、お菓子だけお持ち帰りください、
包みは紅白2種類ありますけど、味はお・な・じです、と場を和ませてから鈴虫のお話。

お部屋の中にいる鈴虫は約4000匹。(1ケースあたり600匹弱ってことでしょうかね)
鳴くのはオスだけなので全体の半分くらいが鳴いています。
鳴くのは「求愛行動(きゅうあいこうどう)」をしているからなんですよ、
この前、説法で話していたら、
若い参加者の方が「QRコード」だと勘違いされて。(笑)

このお寺、今では鈴虫寺と呼ばれていますが、華厳宗なので華厳寺。
奈良の東大寺と同じです。今では華厳宗は臨済宗と呼ばれています。

先々代の8代目から(20数年前)、鈴虫の音に悟りを開き、試行錯誤ののち、
時期をずらしながら孵化させることに成功したことで、一年中、鈴虫の音を
聴けるようになりました。
鈴虫の命は1か月。とても儚い命です。


(鈴虫の魅力についてはお寺のホームページにも細かく書いてあります)
  https://www.suzutera.or.jp/introduction/suzumusi/


と、ひとしきり鈴虫について説明されていましたが、
wikiなどを見ると、もともとは近くの西芳寺(苔寺)にお参りに来た人が
ついでに立ち寄るお寺だったそうですが、1977年に西芳寺が参拝を完全予約制に変更し、
参拝者の人数を制限したことから、拝観者が減るのではと考え誘致策として始めたとか。
先々代のご住職が鈴虫の音を聞いて悟りを開いたとはいえ、ご苦労があったのでしょうね。

鈴虫の説明の次に、入口に置かれているお地蔵様についての説明。

わらじを履いたお地蔵様って珍しいですが、お地蔵様がちゃんとみなさんのお家まで行って
祈ってくれるからです。だから、お参りするときは自分の住所をきちんと伝えましょう。
お参りするときは、手と手の間にお守りをはさんで一つだけお願いしてくださいね。
お守りは1つ300円です。

このあたりから積極的な宣伝トークが続き(笑)、
最後に「帆」という漢字を見せながらまとめに入りました。

人生思った通りに進むことより、そうでないことが多いです。
前向きに考えるのが苦手な人は、断絶せず、向きを変えてみることが大事です。
帆のように向きを変えても前を向いている、そうすれば必ず前に進みます。
何事もものの考え方です。それはコロナ
も同じです。
時には向きを考えながら前に進んでいきましょう。


お坊さんってお話がうまいですよね。聞きながら思わずジワジワしてしまいました。
IMG_7982.JPGいただいたお菓子と御朱印の札
説法が終わってから思わずお守りを買って(説法には素直に従う)、
IMG_7984.JPG帰る前にお庭を一周
IMG_7985.JPG苔がきれいです 
IMG_7987.JPGIMG_7989.JPG 
それほど広いお庭ではないのであっという間に一周し、IMG_7990.JPG本堂を通って外へ  
IMG_7976.JPG
(この写真は撮ったのですがお地蔵様の写真はなぜか撮りませんでした)

買ったお守りを両手に挟んでお地蔵様に実家の住所と婆1号の名前をお伝えした後、
婆1号が骨折で大変でしたが術後のリハビリも本人頑張っていますので早く治るように、
見守ってくださいね、とお願いし
ました。(そのお守りはちゃんと婆1号に渡しました)

とりあえず、婆1号の回復は順調ですので、お礼参りにもいかないといけませんね。

テレビで見たことのあるお寺、混んでいているから行かなくてもいいや、と
ずっと思っていましたが、早起きして(またこういう時節柄なので)説法を聞いて
久しぶりに間近に鈴虫を見て、婆1号のこともお地蔵様にお願いできて、満足。

この後は、西芳寺をスキップして、私が行くべき場所へ向かいます。

(つづく)




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京都旅行記2020Ⅱ~鈴虫寺へ向かう編~ [日本の旅(京都)]

京都滞在4日目となりました。
今回の旅は6泊7日なのでちょうど折り返し地点という感じですが、
意外とあっという間に4日目という感じ。
前日呑み過ぎたため、目覚めは((+_+))でしたが、折角京都に来ているのですから、
できる時はテキパキ行動せねば、の気持ちで、1階フロントへ行ってお弁当を受け取り、
部屋のある階のエレベータ前に置いてある電子レンジでチン。
IMG_7965.JPG和食を選択
赤魚の粕漬け、ひじき煮、切干大根の酢の物、玉子焼きに煮物、とごはん。
若干すかすかした感じで(ごはんは大盛り)で一応無料ということになっているので
感染拡大防止を理由にブッフェを中止している中でも、こうやって朝食を用意して
提供くださるだけでありがたいですね。
この日、私がお弁当を受け取りに行ったとき(7時ごろ)フロントに20個くらいの
お弁当が置いてあったのでそれ以上の人が泊っているということだと思われ、
あまりロビーや同じ階で(大浴場はいかなかった)人に会うことがあまりなかったので
思っていたよりは宿泊者がいるのだな、と思いました。

そうだ、鈴虫寺に行ってみよう♪

テレビで見て説法も聞いてみたいし鈴虫も見てみたいし、と興味はあったのですが、
京都によく出かける仲良しKサンに聞いたらものすごく混んでいるよ、と言われて
並ぶの&待つのが嫌いな私、ずっと行かずにいたお寺です。
オフシーズンでGoToも東京都民は対象外という時期だったので、
朝一なら入れるかなと思って、この日はまず最初に鈴虫寺に向かいます。

食後、少し部屋でごろごろしてから出発。
四条烏丸から29番の市バスに乗車、市バスで初めての女性運転手さん。
始発のバス停なので余裕で座っていたのですが、バスの真ん中よりちょっと前に座り、
窓が開いていて風が気持ちよく吹き込んでくるのは良いのですが、
途中まで混雑していたのにバス一番前に座るおじさんが汗だくだく&マスクなし。( 一一)
ずっと乗っていたのが気になって私が降りるまでずっと乗っていたのでまさか同じところに
行くのでは?と思っていたら私が下車してもまだのっていてホッとしました。(^^;
乗って30分ちょっと、松室北河原町(均一料金区間ギリギリのバス停)で下車します。
IMG_7968.JPG降りて道路の反対側に渡って
歩道橋の近くまで行くと、
IMG_7969.JPG方向間違ってなかった(安堵)
Googleマップを観ても、自分の向かう方向が分からず、
目印がないと逆方向に進むことがよくあるのですが、
ここはさすがにバスの進む方向と逆方向に戻るのが理解できたので、
迷うことなく勧められました。で、左折してまっすぐ進むと、
IMG_7970.JPG途中の木に碑があったので観たら
IMG_7971.JPG西芳寺
苔寺と言われるくらい美しい苔で有名なお寺なので行こうかなって最初思っていたのですが、
拝観料が祈祷料込とはいえ3000円以上(維持費も込みなんだと思います)というので、
今回の旅行ルートには含めませんでした。
この旅行の後、snorita姐、けーすけ兄と一緒に訪れた「こけむしろ」は、維持費100円、と、
まあ個人のお庭(といっても凄すぎた)とお寺では事情が違うのかもしれませんが、
金額みて怯んでしまった自分がおりました。
こうやって記事を書いていて思ったのですが、金額だけで決めるのもよくないような
気がするし、いずれきちんと訪れてきれいな苔を観てお参りしたいですね。(^-^) IMG_7972.JPG途中で見かけたお米屋さん
京都のお米、って食べたことがないと思いますが
(飲食店で食べたお米が京都産ということもあったかもしれませんが)
関東に住んでいると地元か東北、信越、北海道のお米を食べることが殆どで、
西方面のお米って酒米くらいしかご縁がないような気がします。。
今度、京都の地元スーパーに行って小さい袋で京都産のお米を買って食べてみる、
というのも宿題にして、、みます。
IMG_7973.JPGGoogleマップ先生の言う通りに歩き
IMG_7974.JPG入口に到着
バス停からは歩いて10分くらいです。
IMG_7975.JPG8時40分着
IMG_7980.JPGセコム入ってます
先に中年の女性が一人待っていました。
IMG_7979.JPG見下ろすとこんな感じ
説法の初回は9時から。
IMG_7978.JPG説法の時間割
テレビでも紹介されるほど現在では人気のあるお寺で説法も30分おきに
行っていたようですが、訪問時は来訪者(とくに海外観光客)が減っていたせいか
1時間おきに変更されていました。
予約不可、お寺のホームページで説法参加の時間帯による混雑状況も確認できるので
それを観ながらでもよかったのですが、朝一なら入れるかな、と20分前に行ってみたら
先客1人、と少なくてちょっと拍子抜け。
待っていると蚊がぶんぶん飛んでいて扇子で刺されないようにはらっていると、
先にきていた女性は虫ガードをシューシューと全身にスプレーしていました。さすが。
小雨が降ってきたので傘をさすと、その後3人、2人がやってきたところで、
どうぞ、お入りください、とお寺の方がご案内してくれました。
雨がどんどん強くなってきたので一安心。
先にまっていた女性に続いてお寺の中に入らせていただきます。


(つづく)



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京都旅行記2020Ⅱ~「炭焼 みや沢」で夜の部編~ [日本の旅(京都)]

夜の部は以前一度訪れたことがある祇園の「炭焼 みや沢」さんへ。

IMG_7914.JPG路地裏に入ったところにあります
(食べログ) https://tabelog.com/kyoto/A2601/A260301/26017134/

L字カウンターだけのこじんまりしたお店、早めの時間帯は場所柄同伴のお客さんが多め。
今回は私以外は同伴のお客さん2組。
こじんまりした店内ですが座席数を減らしてグループごとにパーテーションを設けて
対策されていました。

IMG_7917.JPGビールで乾杯♪
IMG_7918.JPG健康的に キャベツ
これをぽりぽり食べながら呑むと健康的にいられると思っています。(言い訳) IMG_7915.JPGメニューを見るだけでテンション上昇
(でも、獺祭はあまり興味がなくなってしまった私)
IMG_7919.JPG目の前に見える短冊メニュー
短冊メニューがちゃんと読めないといけないので、
眼鏡の度数はちゃんと合わせておかないといけません。(笑)
IMG_7916.JPGおススメ色々 迷います
IMG_7920.JPGリンパなんて部位もあるんですね
こうやって色々なメニューがあるのも新鮮だからなんでしょう。
最近美味しい焼き鳥を食べる機会がなかったのでワクワク。
IMG_7921.JPGなぜか最初に冷しトマト
いつもなら終盤でさっぱりしたくて注文するメニューですが、
今回はなぜか最初に注文してしまいました。。
キャベツにトマトを食べたから心置きなく健康的に呑めます。(*´з`)
IMG_7922.JPG刺し盛2種
ささみとレバーをお願いしました。
ささみは山葵醤油、レバーはゴマ油と塩で。ぷりっぷりで美味。
IMG_7926.JPGポテトサラダ
どちらかと粗めにつぶしたジャガイモの方が好きなのですが、
みや沢さんのポテトサラダ、滑らかな感じでこれも美味。
IMG_7925.JPG日本酒にスイッチ
最初にいただいたのは春鹿。
以前もいただきましたが辛口の純米酒、もhろん美味しいです。
IMG_7927.JPGささみわさび
軽く火を通してあるだけなので中はレア。
IMG_7928.JPG鬼おろしは箸休めにぴったり IMG_7929.JPGレバー
香ばしく焼けた香りにタレばぴったり。中はねっとり。
IMG_7930.JPG皮 かりっかり♪ IMG_7931.JPGえんがわ(多分) 
IMG_7932.JPG原了郭の七味と山椒 
IMG_7933.JPG好物のたたみいわし
メニューにあると注文したくなるのですが、日本酒にっぴったり。
と、ここでメニューにないお酒はありますか?と聞いてみたら、 
IMG_7936.JPG島根のヤマサン正宗 
初めていただくお酒ですが、最初は4年ものの古酒からいただきました。 
IMG_7935.JPG原酒♪
4年古酒なのでもっと寝かせたものよりは癖は少な目ですが、
原酒で濃いめの味が好みです。(佐香錦というお米も呑むのはたぶん初めて) 
IMG_7937.JPGつくね
ふわっとしてタレの香ばしさが美味しいつくねに古酒はぴったりでした。 IMG_7938.JPGトサカポン酢
メニューにあった希少部位。
なかなか食べる機会がないだろうと注文しました。
IMG_7942.JPGリアル。。。
ミミガーみたいなイメージで注文したのですが、食感は柔らかく、
ぷるんぷるんとして歯応えがないのがちょっと意外でした。。
IMG_7939.JPG手羽先
皮カリカリで中のお肉は柔らかくて美味。  
IMG_7940.JPGIMG_7941.JPG
古酒に続いてヤマサン正宗の大吟醸と改良雄町のお酒をいただいましたが、
大吟醸はスッキリしすぎず、雄町はほどよい酸味が美味しかったです。
IMG_7943.JPG心残り(多分) IMG_7944.JPGねぎまに 
IMG_7945.JPG椎茸 
IMG_7947.JPG軽快に呑み進み 
IMG_7948.JPG京都の油揚げ
厚揚げや油揚げがあれば注文しますが、京都の油揚げ、歯ごたえがあるというか、
豆の味も香って終盤ながらモリモリ食べられました。  
IMG_7951.JPGIMG_7952.JPG長野のお酒で〆ます。 IMG_7953.JPGたたき
ごはんではなく鶏肉をさらに頼んでしまいました。。  
IMG_7955.JPG優しい鳥スープで〆
ぐびぐびと飲み続ける私、お店の大将とお姉さん、2人とも覚えていてくれて、
日本酒好きな方ですよね!と言ってくれたのですが、覚えてもらっているポイントが
日本酒って、、恥ずかしいけれど事実だから嬉しいと思わないと、ですね。
同伴のお客さたちは軽く食べて呑んでお店に行くのであまり長居されませんでしたが、
私はゆっくり飲ませていただきました。
感染拡大防止の観点から22時閉店というので、お店が終わってアフター、というお客さんが
来ないので2回転ということも難しそうで、飲食店の厳しさを感じつつ、こじんまりした
空間で美味しいお料理とお酒とで満腹満足な炭焼きみや沢さんでありました。

帰り、酔っ払いは近くをぶらぶら。 
IMG_7956.JPG今回行こうと予定していた鰻のお店 
みや沢さんからほど近い場所にあったので、行くときは迷わず行けそうです。
IMG_7961.JPG食べたー、呑んだー。

(-。-)y-゜゜゜(-。-)y-゜゜゜(-。-)y-゜゜゜(-。-)y-゜゜゜


(つづく)
   

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京都旅行記2020Ⅱ~近江ちゃんぽん&佐川美術館編~ [アート・美術館(国内)]

ちょうどお昼時になったのでランチタイム。

食べたことがなかったので近江ちゃんぽんを食べに、
地元では有名なちゃんぽん亭総本家へ。(外観写真撮り忘れ)

(ホームページ)http://chanpontei.com/

昭和38年「麺類おかべ」として創業した老舗で、近江ちゃんぽんはこのお店が発祥、
滋賀県内だけでなく関西圏ではあちこちに店舗があるそうで、
調べてみたら東京でも銀座INZ内にお店があります。
(旅行後に銀座店に行ってみましたが本場の方がやはり美味しく感じたりして(^^;)
入口の券売機で食券を買ってから空いている席に着席したのですが、
店内結構混んでいてカウンター席に着席。
IMG_7893.JPG人数によって移動できるパーテーション 
IMG_7894.JPGアプリ会員募集中
最近、いろいろな飲食チェーンでこういうアプリがあるのですが、
そんなに頻繁に通うお店がないのでアプリを入れても活用することなく。
今回も銀座店があると知ったもののそんなに行かないだろうなとアプリ入れず。
IMG_7891.JPG麺が選べます 
普通の中華麺で注文しましたが、こってりスープだったらちゃんぽん麺かな。
味噌やチゲ、あんかけなどのちゃんぽんもおありますが、
今回は普通に定番のちゃんぽんを注文しました。
IMG_7892.JPG今はどこでも持ち帰り対応していますね 
ただ、ここは、自分で調理するか、調理済みにするか選べるのが便利。IMG_7898.JPGIMG_7899.JPG澄んだスープ
ちゃんぽんといえば最近まで知っていたのは長崎ちゃんぽん。
というか、主にリンガーハットですが(笑)、snorita姐とけーすけ兄と八幡浜に
いったときに八幡浜ちゃんぽんの存在を知り、今年宇和島ちゃんぽんも食べて、
そして、近江ちゃんぽんをいただきました。
八幡浜ちゃんぽんは、鶏ガラや鰹、昆布でとったスープに炒めた具材がのっていて
上にかまぼこみたいなものを削ったものがぱらぱらとかかっていたのですが、
近江ちゃんぽんは、近江ちゃんぽん協会によれば、中華麺を使い、和風だし、
魚介が入らず野菜たっぷりでお酢を入れて食べるもの、とか。
言われてみて納得、確かに長崎屋八幡浜、宇和島のちゃんぽんみたいに魚介が
入っていなくて野菜たっぷりでさっぱりとした味わい。
IMG_7895.JPG酢のボトルが大きい!
あまりラーメンにお酢を入れるのが好きではないので入れなかったのですが、
銀座店でその後食べたときに入れてみたら味が変わってこれもアリだな、と思いました。
とはいえ、あんかけ焼きそばを食べる時の大量投入ではなくちびちびと入れた感じ。

と、初めての近江ちゃんぽんでお腹いっぱいになったところで、
今度は佐川美術館を目指します。
IMG_7900.JPG巨大な蟹に遭遇しました
かに道楽もびっくり( ゚Д゚)な大きさでしたが、地元の蟹専門店なのかな。IMG_7903.JPG到着

(佐川美術館ホームページ)https://www.sagawa-artmuseum.or.jp/

1998年(平成10年)佐川急便創立40周年を記念して開館した美術館で、
主な収蔵品は平山郁夫氏と佐藤忠良氏の絵画と彫刻。

入口では手指消毒と検温がありますが、検温の際、37.2度と言われてびっくり。
おでこに当てて測るタイプですがあまり汗もかいていない状態でそんなに対応高くて
(いつも36度くらい)内心びびったのですが、係の人は、どうぞお進みください、と
通してくれたのでホッとしました。
IMG_7905.JPG鹿が浮かぶ人工池
IMG_7906.JPG佐藤忠良氏の彫刻を観たら
IMG_7907.JPG美術館の入口に進みますIMG_7908.JPGさきほどの鹿
向きが変わるとまた印象が変わりますね。
闘っているのか暴れているのか、ちょっと勢いのある鹿です。
IMG_7909.JPG蝦夷鹿です
IMG_7910.JPGさ、入りましょう
IMG_7913.JPG
訪問したときは「生誕90年 平山郁夫展 悠久のシルクロード」展で、
生涯を通してライフワークだったシルクロードの旅の絵画を中心に展示されていました。
40年間に百数十回を超えたシルクロードの旅を通じて描かれた作品として、
上のパネルの作品「オリエントの曙」や「楼蘭の王女」などが展示されていました。
箱根の成川美術館所蔵の作品が多かったので、箱根に行くことがあれば、
この美術館にも行ってみたいですね。(^-^)
平山郁夫氏の展示を観終わったら
IMG_7911.JPG中庭のビオトープを観ながら移動IMG_7912.JPG焼き物の世界

佐川美術館のホームページに作品が紹介されているのですが、
楽焼と斎藤隆さんの不思議な作風の絵のコラボ具合が分かるような分からないような、
こういう組み合わせの展示は観たことがなかったので驚いたのですが、
学芸員さんの企画力でこういう展示も行えるのでしょうね。

と、美術芸術も毎度のことながら直感で感じる性格なので焼き物の美しさに
不思議な絵を楽しみ切れたか謎ですが、こういう空間で過ごす時間は贅沢。

この後は、京都に戻ってホテルでごろごろ一休みしてから夜の部へ繰り出します♪


(つづく)



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京都旅行記2020Ⅱ~満月寺浮御堂編~ [日本の旅(関西&東海)]

比叡山延暦寺を訪れたら山を下りて満月寺浮御堂に行きました。

IMG_7858.JPG到着しました
IMG_7859.JPG臨済宗大徳寺派海門山満月寺

(wiki)https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%BA%80%E6%9C%88%E5%AF%BA%E6%B5%AE%E5%BE%A1%E5%A0%82


今回訪れた横川の恵心僧都が横川から琵琶湖を眺めていたら毎夜光明が見えて
網ですくってみたら黄金の阿弥陀如来。
魚類殺生供養のために阿弥陀仏象を彫ってこの中に黄金の阿弥陀如来をおさめて
千体の阿弥陀像も奉安して浮御堂を創建したそうです。
一休和尚も滞在したというのは大徳寺派だからなのかと思いましたが、
松尾芭蕉、小林一茶、歌川広重、葛飾北斎も訪れたというのは、
この風景の素晴らしさを句だったり絵で表現したいと思ったからなのかもしれませんね。
IMG_7860.JPG日本遺産
「琵琶湖とその水辺景観- 祈りと暮らしの水遺産 」の構成文化財の一つとして
日本遺産に認定されているそうですが、水のある風景というのは、よいものですね。
(時に荒々しくなるときもありますが、穏やかな風景を観るのは心和みます)
IMG_7861.JPG入口に注意書き
観光客が多ければ多いほどマナーの悪い人が多くなるのは残念です。
入口で拝観料300円をお支払い、御朱印帳を預けて浮御堂に向かいます。
IMG_7862.JPG物凄い立派な松
IMG_7863.JPG松の枝が良い雰囲気を醸しだしていますIMG_7866.JPG
橋を渡っているところで強風が吹いてきて驚いたのですが、
ここは海ではなく湖(琵琶湖)。やはり広いですね、日本一琵琶湖。
IMG_7870.JPG真正面IMG_7871.JPG
湖沼というと、実家近所の印旛沼(千葉県)を小さい頃みて、うわー広いなー、と
思ったのですが、比べ物にならないくらいの広さです、当たり前なんだけど。
って、気になって調べてみましたが、琵琶湖は669.23㎢、印旛沼は9.43㎢。
全然違うのに比べた私がおバカでした。(笑)
浮御堂の周囲があまり広くないので、ゆったり見ていると他の観光客の方の
邪魔になってしまい、長居するも、、、とお参りしたら早々に戻ってきました。
IMG_7874.JPG
夜、真っ暗な中で、この浮御堂から湖面と月や星空を観たら心落ち着いて
日中ささくれ立つ機会も減りそうな気がしました。
IMG_7876.JPG
さすがに足組は木ではなく鉄筋というのは現代ですね。
IMG_7877.JPG振り返ると満月寺
預けた御朱印帳を受け取りに行くと、
IMG_7878.JPG麩や漬物も販売
精進料理としてこうやって御朱印帳やお守りなどと同じところで販売されているのかな。
満月寺を出たところに、
IMG_7879.JPG魚富商店さん
IMG_7882.JPG(お店ホームぺージ)https://biwa-uotomi.com/index.html

昭和5年創業、防腐剤・添加物を一切使わない佃煮専門店さんです。
IMG_7880.JPG右の丸いパックを購入
折角琵琶湖に来たので色々詰め合わせを購入したのですが、IMG_7881.JPG見づらいのですが
海老、もろこ、ごりの3つの詰め合わせ。(写真撮らなかった)
帰宅してからいただきましたが、東京の下町の佃煮より味濃いめな感じで
ちょっと食べたらお酒2合くらいけそうな感じでした。
ごはんには細かいごり、お酒には海老ともろこが合う感じ。(^-^)

と、佃煮を買ったらお供にしたい日本酒も買いたくなったところで、
近くに酒蔵があるからと、浪乃音酒造さんにも寄り道を♪
IMG_7884.JPGIMG_7883.JPG
(ホームページ)https://naminooto.com/jp/index.html

明智光秀、、大河ドラマ放送していますから推しまくりなんでしょうね。
酒蔵の見学はできませんが、入口でお酒が買えるので(試飲は行っておらず)
記念に1本買っていくことにします。
IMG_7886.JPG種類がいろいろあって迷う
IMG_7888.JPG時節柄マスクも販売
IMG_7889.JPGフィナンシェもありました
酒粕を使ったりしているのかな。
IMG_7887.JPG季節限定ということばに弱い(笑)
ひやおろしを買おうと思ったのですが、
IMG_7890.JPG無濾過生原酒にはもっと弱い(笑)
日本橋の滋賀県アンテナショップでも浪乃音のお酒は販売されているそうですが
これほどの種類はないと思われるので、ここで買えて嬉しい♪
(大体アンテナショップで販売されているのは大吟醸とか純米大吟醸なので)

と、きれいな景色に佃煮にお酒に、と充実した旅ですが、
お腹が空いたところでランチしたらもうちょっと足を伸ばします。


(つづく)



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京都旅行記2020Ⅱ~比叡山延暦寺編~ [日本の旅(関西&東海)]

京都滞在3日目です。(^-^)
爆睡したものの夜中何度も目が覚めては寝ての繰り返しで6時過ぎに起床。
(年をとるにつれ深夜早朝に目が覚めるようになりました(笑))
前日買っておいたパンとコーヒーをいただいたら出発です。

この日は関西圏に住む友人が休みをとって車を出してくれたので楽ちん。(^-^)
で、最初に向かったのは比叡山延暦寺。
昨年も行った場所ですが、そのときは汗だくだくだったがの車なので汗もかかず快適。IMG_7819.JPG琵琶湖
前日行った大津、ボートレースびわこ(写真だと右の方)も見えました。
そのあと反対側から京都も観たのですが、なぜか写真なし。
京都タワーや平安神宮の大鳥居、御所、遠くの方に山崎方面も見えました。
IMG_7822.JPGロープウェイ乗り場
昨年うっかりケーブルカーの往復チケットを買ったために
乗ることがなかった京都方面へ向かうロープウェイ。
IMG_7823.JPG建物が昭和だった。
IMG_7824.JPG向こうに見える京都
昨年は帰りこちらから帰ろうと思っていたのにどうして坂本のケーブルカーの
往復チケットを買ってしまったのだろう(そして往復とも滋賀県から)。。。
IMG_7826.JPG紅葉の季節はきれいなんでしょうね
って、今年の紅葉の時期はどのくらい混んでいたのでしょう。
テレビでは渡月橋や清水寺に人がたくさんいる光景が映されていましたが、
やはりロープウェイも紅葉を楽しみたい人でいっぱいだったのかな、
なんて想像しました。
IMG_7827.JPG
比叡山延暦寺と呼ばれるエリアってものすごく広いんですよね。

(一応wiki)https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BB%B6%E6%9A%A6%E5%AF%BA#%E6%9D%B1%E5%A1%94

円仁派と円珍派の対立で円珍が山を下りて向かったのが前日訪れた三井寺(園城寺)。
延暦寺が山門、三井寺が寺門として対立、抗争を繰り返したという説明を読むと、
当時の仏教は派によって対立していたというのが今の時代のお寺を観ていると
穏やかに違う宗派(実家の檀家は浄土真宗)でもお参りして手を合わせられるというのは
ありがたいことです。
IMG_7830.JPG最初に訪れたのは東塔
IMG_7831.JPG最初に萬拝堂
平成にできたお堂ですが、日本全国の神社仏閣の諸仏諸菩薩天善神を勧請し、
あわせて世界に遍満する神々もともに迎えて奉安し、日夜平和と人類の平安を
祈願していると、延暦寺のホームページに書いてありましたが、
昔の対立、抗争などから考えると宗派や宗教にかかわらず、ってことなんですね。
当時のお坊さんが見たらどう思うんだろう。。。
ここで一周回っておまいりした後は、
IMG_7832.JPG根本中堂
昨年も大改修中でしたが、今年もまだ改修は続いておりました。
IMG_7834.JPGガラガラでした
昨年は関西弁のおばちゃんおじちゃんの団体がいた( 一一)のですが、
今年はこういう時節だったからか団体の観光客はいなくて、
個人の観光客がぽつぽつと見学していました。
IMG_7836.JPGIMG_7835.JPG
かなり大がかりな改修で、2016年から10年かけての改修なので、
昨年も今年もこの状態だというのはまだまだ完成が先の話ってことですね。
参拝者を入れなければ6年で完成するところを参拝者が見学できるようにしながら
改修する計画にしたため4年延ばして10年かかるらしいです。
中は撮影禁止ですが、一部足場から写真を撮ることができるので
IMG_7838.JPG撮影IMG_7839.JPG屋根の葺き替えIMG_7840.JPG改修の様子は動画でもIMG_7841.JPG費用どのくらいなんだろう
昨年、団体さんでよく見えなかった不滅の法灯も観られました。
信長の焼き討ちで一時途絶えたものの、山形県の立石寺に分灯していたものを戻して
そういう意味では最澄の時代から灯が途絶えないというのは(1200年以上?)
すごいことですよね。遠くに観ながら手を合わせました。
改修が終わるのは2026年。
先の話ですが、外観が見られるようになったら再度訪れてみたいですね。(^-^)
IMG_7842.JPG大講堂
今回も靴を脱いで中に上がってお参りし、ここで修業された僧のお姿に
手を合わせました。
IMG_7843.JPG柱に象 表情ちょっと怖めIMG_7845.JPGこの塚IMG_7846.JPG
信長さんはホトトギスが鳴かないと殺してしまう性格、
比叡山延暦寺の僧侶たちが自分にとって脅威だったから焼き討ちして殺したのだと
思いますが、学僧や子供たちまで殺したというのは残虐過ぎますよね。
これらの被害に遭われた方々の鎮魂として作られた塚、手を合わせました。
IMG_7847.JPG続いて訪れたのは横川
(西塔は今回もスキップしてしまいました)
円仁(慈覚大師)が建立された首楞厳院が発祥のエリア。
IMG_7848.JPG人も少な目の道を歩いているとIMG_7849.JPGえ、野生ザル?
近づかないしえさも与えないけれど、人慣れしたお猿さんがアタックしてきたら
多分パニックになるだろうな、私。
IMG_7851.JPG人もまばらな道を歩いて
IMG_7852.JPG横川中堂
本尊は聖観音立像。
1942年落雷で焼失、1971年鉄筋コンクリート造で再建されたそうで、
新しい建物だなあと思ったのですが確かに新しい建物でした。
IMG_7857.JPGメッカって。。
お寺の説明にメッカと書いているのってどうなんだろう、、、と
個人的には気になってしまいました。

IMG_7854.JPGぼけぼけですが
IMG_7855.JPG恵心堂
恵心僧都源信が籠って修行された場所ですが、現在のお堂は坂本生源寺(大津市)
別當大師堂を移築したものだそうです。
説明書きには、入寂されて1000年を迎え、天台宗では恵心僧都を讃える年として、
御修行を積まれていた横川の恵心堂で御本尊の阿弥陀如来とご縁を結ぶ五色の紐を
用意したと書いてあったのですが、中には入れず。(^^;

少々駆け足ながら昨年の東塔に続いて横川も訪れることができて、
緑をみながら穏やかな気持ちになってお参りすることができました。

この後は、お初の場所へGO♪


(つづく)


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京都旅行記2020Ⅱ~河道屋養老で夜の部編~ [日本の旅(京都)]

夏休み旅行とはいえ、在宅勤務継続中で所属している部署の電話が私の会社スマホに
転送されていたので(転送先が1つしか選択できない)出られるときには出ます、
ってことで旅行中も常に持っていたのですが、外出しっぱなしで
殆ど出ることができず、
留守番電話に設定していました。
で、ホテルに戻ってから受電確認していたらメッセージ一件。
まさかメッセージ入れる人がいるとは、と驚きながら上司に共有してから夜の部へ出発です。

ホテルから北東の聖護院御殿の近くにある老舗の河道屋養老さんにいったのですが、
途中通った熊野神社の近くに八つ橋発祥の地、と書いてあって、ああこの辺なんだ、と
今更乍ら知りました。元祖、本家と名乗るお店があって揉めていたことがあったようですが、
本当に揉めているのか、揉めているように見せて儲ける炎上商法なのか、、、なぞです。
IMG_7784.JPG聖護院御殿 

IMG_7782.JPG油断大敵 はい気を付けます
IMG_7783.JPG見上げると大文字
テレビでしか見たことがない送り火ですが、近くでみたら迫力あるんでしょうね。
と、この近くの細い道を入って 
IMG_7785.JPG看板を見ながらさらに進みます
IMG_7786.JPG外国人観光客も多いんでしょうね(今はいないけれど)IMG_7787.JPGIMG_7788.JPG門をくぐるとIMG_7790.JPG緑が美しいですIMG_7792.JPGお庭
IMG_7793.JPG達筆です

(食べログ)https://tabelog.com/kyoto/A2601/A260302/26001100/
IMG_7796.JPGまずは瓶ビールで乾杯♪
IMG_7801.JPG懐かしい趣の栓抜き
握るところにキリンのロゴが入っていたら萌えそう。
IMG_7794.JPGまずはこちらを注文IMG_7795.JPGシンプルなメニュー
焼酎とワインの値付けが同じというのが面白いですね。IMG_7800.JPG棒にしん
おそばにのせていただくのはあまり得意ではないのですが、
そのまま食べてお酒で流し込む、というのは好き。
かなりたっぷり山椒がふりかけてありましたが美味しゅうございました。
IMG_7802.JPGそば巻
お蕎麦屋さんならではのメニューですがお蕎麦はかなり柔らかめ。(^^;
お鍋を用意するタイミングで呼んでくださいね、と呼びだしブザーみたいなものを
紹介されたので、おつまみを食べ終えそうなタイミングでブザーを押すと、IMG_7799.JPG
お鍋の具材が運ばれてきました。。お店の名物、養老鍋です。
仲居のおばちゃんが、鍋と具材ののったざるを一度に運んできたのですが、
かなりの重量で観ていてハラハラしました。
IMG_7803.JPGキンシ正宗にスイッチ
老舗のお店ってお酒は一択というところが多いような気がしますが
(ビールは2種類あるのにね)
すっきりとしながら味もしっかりしたお酒、するする入ります。
IMG_7804.JPGおばちゃん調理中
具材を入れる順番があるみたいで、おばちゃんがてきぱきと具材を鍋に入れてくれたのですが、
巻いた白菜をほうれん草と言いかけたりとどこかお茶目なおばちゃんでした。

IMG_7806.JPG葱の緑に海老の赤がいい感じIMG_7807.JPG出来上がり
ひろうずだと思って食べたら歯ごたえのある練り物で拍子抜けしたのですが、
甘めのおつゆが具材にしみてどれも美味。生麩に湯葉に青い葱、京都ですねぇ。。

IMG_7805.JPG〆はうどん&蕎麦
両方出てくるのって面白いですね。


IMG_7808.JPG美味しかった!
IMG_7809.JPGお代わりして〆
かつて勝新太郎さんが贔屓にしていたお店と聞いたのでおばちゃんに尋ねると、
入口入ってすぐのお部屋を使っていたということで見せていただきました。
IMG_7812.JPG意外と狭い。。
広いお座敷で芸子さんを呼んで、、という光景を想像していたので、
まさかこんな小さいお部屋だとは、、見てびっくり。
ちなみにと時代の流れで今は掘りごたつというかテーブル席になっていますが、
当時は普通に畳の敷いてあるお部屋だったそうです。 
IMG_7811.JPG小さん師匠の額
こういうお店は落ち着くんだろうな、と思いました。 
入口からお庭までの静かで整えられた雰囲気に、おばちゃんのお茶目な対応まで、
飾らない老舗のお店での時間を楽しむことができました。

IMG_7813.JPGごちそうさまでした
IMG_7814.JPG本家?元祖?
IMG_7815.JPG熊野神社の前で手を合わせてから
ホテルに戻って洗濯して浴室に干したところで眠気が襲ってきて爆睡。

(-。-)y-゜゜゜(-。-)y-゜゜゜(-。-)y-゜゜゜


(つづく)




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