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映画「アタック・ザ・ブロック」を観る [映画(あ行)]

ニック・フロスト出演作品というだけで借りました。

アタック・ザ・ブロック [DVD]

アタック・ザ・ブロック [DVD]

  • 出版社/メーカー: アミューズソフトエンタテインメント
  • メディア: DVD
あらすじはYahoo!映画さんより。

南ロンドンの公共団地で、不良少年たちが看護師のサム(ジョディ・ウィッテカー)を
恐喝していたところ、突如、いん石の落下とともにエイリアンが出現。
リーダー格のモーゼズ(ジョン・ボイエガ)らは、エイリアンを殺してしまう。
すると、さらに凶暴なエイリアンが次々と飛来。団地を襲撃するエイリアンに、
モーゼズは反撃を決意する。



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怖くも面白くもないんですけどー。

ニックフロストが出ていると笑えるだろうという高い期待があるのですが、
自分で上げた高い期待値を見事に裏切る笑いの少なさに逆に(笑)。

ブロックって団地のことらしいのですが、
低所得者層の住む団地をエイリアンが襲うという設定はまあ面白いかと思いつつ、
最初に不良少年たちが団地に住む看護師を襲って金品を奪う、
うわー、こんな話だったのかよ、とがっかりしたら、
さらに不良少年が悪事。(若いからというのは理由にならないと思ってます)

不良少年の悪事と態度の悪さにすっかり不快になったところで
エイリアンが登場する、そこで不良少年たちがエイリアンに立ち向かって、
実はいい子たちだった、という演出なんだと思います。

ただ、

エイリアンがゴリラに見えるから!(笑)

もう途中からコメディでないそんなところで笑ってしまい、
ミジンコも怖くないじゃん、とホラー映画を避けている私でさえもが
笑いに包まれながらゴリラそっくりのエイリアンと必死に戦う不良少年、
頑張れと少年たちを応援する団地住民たち。

エイリアンに立ち向かう姿を見ていると冒頭の不快な不良行動も少しは
マイルドになってくるのですが、如何せんエイリアンがおかしすぎて、
おまけに最高級レベル粘度のねばねばスライムみたいなものが襲ってきて、
さらに、ニックフロスト(薬物栽培して販売している悪い人)の設定が
面白くなかったりする残念感(一番期待していた人の役柄が面白くない不運)、
意外と次々と少年たちがエイリアンに殺されていくのは驚きましたが
主人公(モーゼスという名前の不良グループリーダー)は最後まで生き残るお約束、
そして、看護師以外が逮捕されるものの、看護師が彼ら(不良少年)は悪くない、
と発言するので不良少年たちも軽い罪で解放されるのかな、と思ったところで
映画は終了します。

実際に、ジョー・コーニッシュ監督が少年の強盗にあった自身の経験をもとに
今作を作ったというのですが、少年たちのおかれた環境も多分に影響していると
言いたいのか、こういう若い人たちに対しても救いとか許しみたいなものを
与えたいと思ったのか、監督優しいね、と思いつつ、やはりエイリアンがゴリラ、
にしか見えなかったなあという印象が色濃く残ってしまった、
「アタック・ザ・ブロック」でありました。



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